前巻でのパロディぶりはこちらを始めあちこちで賛否両論ありまして、私も評価に悩みましたが、今回は読む前からそういう作品だと心の準備が出来てましたから、前巻よりは素直に楽しんで読めました。あと挿絵も前巻より大幅に増えていて、陸太郎やサモエド仮面、ワンワン刑事の外見が見られるのも良し。
パロディぶりは相変わらず健在で、更には他のアニメなどの要素もパロディ化して随所に散りばめ、更には更には作者自身の作品「アリソン」までネタにしてしまう辺り、見事と言うべきか呆れるべきか迷います。
今回は新キャラクター、黒島茶子先生も登場し、更にはエルメスと木乃の出会い、サモエド仮面が主役の話などが掲載されてます。ちなみにサモエド仮面が主役の話でサモエド仮面がちゃんと事件を解決してると、「こんなのサモエド仮面じゃない」と思ってしまうのは私だけでしょうか?
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※学園キノ(2) (電撃文庫) 文庫 – 2007/7/6
- 本の長さ314ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2007/7/6
- ISBN-104840239088
- ISBN-13978-4840239080
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2007/7/6)
- 発売日 : 2007/7/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 314ページ
- ISBN-10 : 4840239088
- ISBN-13 : 978-4840239080
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,663,328位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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第6回電撃小説大賞にて『キノの旅―the Beautiful World』が最終選考候補作品に。2000年7月同作品にてデビュー(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『お茶が運ばれてくるまでに―A Book At Cafe』(ISBN-10:4048682865)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年7月31日に日本でレビュー済み
謎の正義の味方に変身する腰にモデルガンを下げてちょっと大喰らいなだけの普通の女子高生木乃と、そのマスコットキャラである人語を喋るストラップのエルメスが繰り広げる魔物退治の物語の2冊目。
「キノの旅」のセルフパロディなのですが、この巻では「無口な少女ティー」が「おしゃべりが得意な美人教師黒島茶子」として登場。
サモエド仮面にまけないテンションで活躍します。
というか、魔物も出ないのに周りを引っ掻き回して大暴れです。
2巻は秋。
頭の中で英雄物語の登場人物となって活躍中、実際は魔物になって大暴れしている中等部2年生の男子生徒を、3人の正義の味方と謎の少女ティーが登場したうえでビックカノンで撃つまでのお話。
茶子先生が顧問になって木乃、静、犬山を巻き込んで無理やり部活を開始し、劇「アリソン」のゲネプロを行うお話。
などが掲載されています。
最終話のサモエド仮面の短編は、静の変態振りと筋のしんみり具合が不思議な印象でした。
どのお話も笑って楽しみました。
「キノの旅」のセルフパロディなのですが、この巻では「無口な少女ティー」が「おしゃべりが得意な美人教師黒島茶子」として登場。
サモエド仮面にまけないテンションで活躍します。
というか、魔物も出ないのに周りを引っ掻き回して大暴れです。
2巻は秋。
頭の中で英雄物語の登場人物となって活躍中、実際は魔物になって大暴れしている中等部2年生の男子生徒を、3人の正義の味方と謎の少女ティーが登場したうえでビックカノンで撃つまでのお話。
茶子先生が顧問になって木乃、静、犬山を巻き込んで無理やり部活を開始し、劇「アリソン」のゲネプロを行うお話。
などが掲載されています。
最終話のサモエド仮面の短編は、静の変態振りと筋のしんみり具合が不思議な印象でした。
どのお話も笑って楽しみました。
2007年7月25日に日本でレビュー済み
「学園キノは、あなたにとって『キノの旅』イメージ崩落の原因の一つになります」
「適当な推計によると、読破者は非読破者に比べ、シズを白い目で見る確立が約2倍から4倍高くなります」
と、帯に書いてあるので、心当たりがある方はやめておきましょう。
今作は『キノの旅』のパロディ的作品の第二弾ですが、
前作よりは『学園キノ』としてちゃんとまとまっている話だと思いました。
もちろん突き抜け方は異常なのですが、単純に作品として面白い。
『キノの旅』『アリソン』を知っていて、この手の作者のギャグを
許せる方なら、買っても損は無いと思います。
また、作者がアニメ好きだということからか、アニメに関するパロディがそこかしこに見られます。
最近話題の、某全力アニメのパロディが出てきた時は大爆笑しました。
探せばもっとあるのかもしれないので、そこも楽しい箇所のひとつ。
予告通り新キャラも登場し、ますますハチャメチャ感が際立ってきています。
例の新キャラが、まさかあんな風に出てくるなんて思ってもみなかったので、
時雨沢先生のアイディアには脱帽しました。ほんと、楽しい作者さんです。
「まじめに読む気がなくなるほど、ばかばかしい作品」
であることに間違い無いのですが、何故か引き込まれてしまう。
なんというか、もう中毒のようなものなのかもしれません。
楽しかったので、星は5つです。
このパロディを許せて、作者に突っ込むことが大好きな方にオススメですよ!
「適当な推計によると、読破者は非読破者に比べ、シズを白い目で見る確立が約2倍から4倍高くなります」
と、帯に書いてあるので、心当たりがある方はやめておきましょう。
今作は『キノの旅』のパロディ的作品の第二弾ですが、
前作よりは『学園キノ』としてちゃんとまとまっている話だと思いました。
もちろん突き抜け方は異常なのですが、単純に作品として面白い。
『キノの旅』『アリソン』を知っていて、この手の作者のギャグを
許せる方なら、買っても損は無いと思います。
また、作者がアニメ好きだということからか、アニメに関するパロディがそこかしこに見られます。
最近話題の、某全力アニメのパロディが出てきた時は大爆笑しました。
探せばもっとあるのかもしれないので、そこも楽しい箇所のひとつ。
予告通り新キャラも登場し、ますますハチャメチャ感が際立ってきています。
例の新キャラが、まさかあんな風に出てくるなんて思ってもみなかったので、
時雨沢先生のアイディアには脱帽しました。ほんと、楽しい作者さんです。
「まじめに読む気がなくなるほど、ばかばかしい作品」
であることに間違い無いのですが、何故か引き込まれてしまう。
なんというか、もう中毒のようなものなのかもしれません。
楽しかったので、星は5つです。
このパロディを許せて、作者に突っ込むことが大好きな方にオススメですよ!
2007年7月13日に日本でレビュー済み
うわぁ出たよ続編が。
原作者による公式爆走パロディ第二段。
今回は「キノの旅」関係の新キャラ登場。
作中の演劇では「アリソン」の物語までやりたい放題に「学園キノ」アレンジ。
ありとあらゆる濃い方面のオマージュも1巻以上に盛りだくさん。
1巻ほど不条理展開ではなくちょっとだけ落ち着いた印象。あくまで比較の問題で、ですが。
1巻が割と嫌いじゃなかった人はまぁそれなりに楽しめると思います。
原作者による公式爆走パロディ第二段。
今回は「キノの旅」関係の新キャラ登場。
作中の演劇では「アリソン」の物語までやりたい放題に「学園キノ」アレンジ。
ありとあらゆる濃い方面のオマージュも1巻以上に盛りだくさん。
1巻ほど不条理展開ではなくちょっとだけ落ち着いた印象。あくまで比較の問題で、ですが。
1巻が割と嫌いじゃなかった人はまぁそれなりに楽しめると思います。
2007年7月27日に日本でレビュー済み
なぜ続編を出す?そりゃやっぱパロってるキノを見て楽しみたいからなんでしょうけども、
今作はさらにドン引きします(ホントに欲しい奴いるのかよ?)ってな具合に。
純粋なキノファンは立ち読み程度で結構です。こんなキノは見たくないし、そんなにパロる暇もないでしょうからね。
そういう意味で私も後悔してるんですが・・ああ、何で買っちゃうんだろうなあ。
今作はさらにドン引きします(ホントに欲しい奴いるのかよ?)ってな具合に。
純粋なキノファンは立ち読み程度で結構です。こんなキノは見たくないし、そんなにパロる暇もないでしょうからね。
そういう意味で私も後悔してるんですが・・ああ、何で買っちゃうんだろうなあ。
2008年2月28日に日本でレビュー済み
キノの旅と同じだと思って読むと、キャラ崩壊が激しくかなり驚きます。
だけど、キノの旅を読んでいるからこそ分かるネタもあり、パラレルワールドと思って読めば笑えること間違い無しです。
1巻共々オススメです。
だけど、キノの旅を読んでいるからこそ分かるネタもあり、パラレルワールドと思って読めば笑えること間違い無しです。
1巻共々オススメです。
2007年7月8日に日本でレビュー済み
「好き嫌いが分かれる本である」という事は、一巻のから解かっている事なので置いておきますが、とても面白かったです。
一巻より少しテンポは劣るものの、適度なパロディ具合とギャグで笑わせてもらいました。
あんまり言うとネタバレになりますが、今回は新キャラも登場して(あの子です)賑やかで楽しかったです。
一巻と今回の二巻、一番違う所は書き下ろしが本文の大半を占めている事。
雑誌を買ったりして読んでいた人も楽しめると思います。
あとは、今回は挿絵が多くて黒星さんのファンで読んでいる方も十分に満足できます。
ただちょっと黒星さんの絵柄が変わってきているので複雑ですが・・・・。
一巻より少しテンポは劣るものの、適度なパロディ具合とギャグで笑わせてもらいました。
あんまり言うとネタバレになりますが、今回は新キャラも登場して(あの子です)賑やかで楽しかったです。
一巻と今回の二巻、一番違う所は書き下ろしが本文の大半を占めている事。
雑誌を買ったりして読んでいた人も楽しめると思います。
あとは、今回は挿絵が多くて黒星さんのファンで読んでいる方も十分に満足できます。
ただちょっと黒星さんの絵柄が変わってきているので複雑ですが・・・・。