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狼と香辛料V (電撃文庫 は 8-5) 文庫 – 2007/8/10

4.6 5つ星のうち4.6 214個の評価

この商品には新版があります:

狼と香辛料V (電撃文庫)
¥770
(214)
残り17点(入荷予定あり)

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ メディアワークス (2007/8/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/8/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 360ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4840239339
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4840239332
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 214個の評価

著者について

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支倉 凍砂
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1982年12月27日生まれ。第12回電撃小説大賞“銀賞”受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 狼と香辛料〈14〉 (ISBN-13: 978-4048683265)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
214グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は、経済とロマンスが巧みに織り交ぜられた物語で、読者を中世の商業の世界へと誘う。

著者の絶妙な筆致は、中世の世界をリアルに再現し、経済学の複雑さを理解しやすくしている。

読者は、物語を通じて経済の基本を学びながら、ロレンスとホロの冒険に夢中になる。

この巻は、特に感情的な展開があり、キャラクターたちの心理描写が細かく、読者の心を揺さぶる。

ロレンスとホロの旅は、ただの商取引以上のものを読者に示しており、彼らの関係の成熟が見て取れる。

本書は、経済学とロマンスを融合させたユニークな作品であり、読者を魅了するだけでなく、考えさせる物語。
2020年5月31日に日本でレビュー済み
ローム川沿いの要衝であり、毛皮と材木が主要産業であるレノスに到着する直前、
ロレンスとホロはなぜか街には入らず市壁の外でたむろしたり野営をしたり
している数多の商人たちの姿を目撃する。そんな彼等を尻目に寡黙な老人・アロルドが
営む宿に投宿し、郷土史に詳しいと思われる時代記作家を探していたところ、
同宿の元貴族の商人・エーブの紹介により時代記作家でレノスで大きな権限を持つ
『五十人会議』の書記であるリゴロを紹介される。
一方ロレンスはエーブから、レノスの街は『北の大遠征』中止のあおりを受け、
地元の毛皮加工業や周辺産業の保護を理由に『五十人会議』は地元業者以外による
加工前の毛皮の買い付けは現金のみにする見込みであるという情報を背景に、
一緒に現金で大量の加工前の毛皮を買い付け、すぐさま船で川を下り、
下流の街で高値で売りさばこうと誘われる。生憎大量の現金を持ち合わせて
いないロレンスにエーブが提案したのは、育ちが良く見えるホロを貴族の娘として
地元の人身売買業・デリング商会に担保として預け、現金を調達することだった。
エーブの素性がよく分からないのと、あまりのリスクの高さにロレンスは
自分の足で裏付けを取ろうとする。そしてホロはヨイツに近いこの街で旅を
終わらせようとロレンスに提案する――が序盤のストーリー。

第一幕においてホロとロレンスが何気なく交わした食物連鎖と人身売買の話が
伏線として機能していることもさることながら、エーブの行動原理や教会との
関係性、そして金銭の流れそして『嘘は言っていないが本当のことも言っていない』
エーブの言葉を通じて、『信用』と『信頼』は別物であるという教訓を暗喩している。
また、読み進めていくとこの第5巻が休眠宗教法人を隠れ蓑にした脱税行為
(日本では宗教法人は営利企業と比べ税制上優遇されており、事実上傘下にした
宗教法人との空取引により法人税を脱税した事件が実際に起きている)から
着想を得たことを窺い知ることができる。
そしてすべてが明らかになったエンディングを踏まえ、ロレンスとホロが
どう動くのかは次巻以降で描かれていくのだろう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年11月20日に日本でレビュー済み
本シリーズの主要な登場人物の一人であるエイブ・ボランさんが登場します。シリーズ中でも断トツでキャラ立ちの良い重要人物なんですが、Audible版では声の演出が今一つでした。ハスキーボイスの女傑がイメージだったのだろうけど、正直言って呼吸困難な人のような感じです。声優さん一人で演じ分けているので大変なことはわかりますが、この先もたびたび物語にからんでくる重要キャラなので、もうすこし何とかならなかったかな、というのが正直な感想です。
2007年8月14日に日本でレビュー済み
行商人・ロレンスと狼の化身・ホロの、確かめあうようなやりとりに、心地好さを感じ、あぁ、「狼と香辛料」だと安心する5巻目。

最初の頃の緊張感はなくなって、お互いの気持ちを確認するためにこづきあうみたいなところが、物足りなくもあるが、それは致し方ない。微笑ましいのろけを楽しむだけだ。
ロレンスのいうように、楽しいほど別れた時に思いが巡り、寂しさを感じるほど。

お互いの気持ちを知り合い、すれ違いや行き違いによる緊張感がなくなる一方で、あまったるいのろけが増えてくるが、それが嫌な感じではなく、好ましいものだと感じるのは、この二人が好きだからだろう。

今回もロレンスの商売話と二人の関係が二本柱で話が進む。
北の港町・レノスでホロの故郷の情報を探しながらも、ロレンスは商売の臭いをかぎつける。3巻に引き続き、教会の北への遠征が中止になったことをきっかけに、毛皮取引にごたごたが起こるのだ。
前半は割りとまったり進むが、後半のホロの戸惑いを巻き込んで一気にテンションをあげていく様はさすが。
幸せであり続ける物語に永遠はないというホロの不安は読者のそれと同じで、言い表せぬ一体感がそこにある。

商売話は今回も一筋縄ではいかない。もちろんそれは当然、そうなのだが、ホロとロレンスとの関係性に強くフォーカスが合わせてあった分、読んでる側も商売話から目がそれていて、なんというか、虚を突かれる感じなのだ。

この辺りはマンネリズムの心地好さとストーリー展開の驚きが両方あっておもしろい。「狼と香辛料」らしさを再認識といった感じだ。

あと、酒場の名もなき娘とのやりとりが小気味良かった。
ロレンスの余裕がこにくらしいぐらいだが、いい女がそばにいる男は魅力的でもてるというのは真実だ。
女商人・ボランももちろんかっこいいのだが、こっちは一癖あってもやもやするものが残るのだが、酒場の娘は無条件に好きになった。

物語はまだしばらく続きそう。
この幸せな物語がずっと続いてほしいと思うのはホロだけでなく、読者も同じだ。
その切なさを押し込めて、ホロと同じ気持ちで次巻を待ちたいと思う。
46人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年2月13日に日本でレビュー済み
今回のテーマは別れです。
ホロとロレンスのひたすら楽しく夢のような旅。
二人はこの夢のような旅の今後についてついに向き合うことになります。
旅には必ず終わりがあるもの、その終わりについて考えまいとして避けてきた二人ですが、
ついにここにきてホロがロレンスに別れについて問いかけます。
それはどんなに楽しいことも終わりがあるということ。
むしろ楽しくすばらしい日々だからこそ、その終わりは確実であるということ。
そんな旅の終わりと二人の将来についてついに真剣に向き合い、
もう一段階二人の関係をレベルアップさせるのがこの巻のテーマです。
・・・・・・・・・なんというノロケ話。
ってこれは恋愛した男女が、一生付き合えるのかの結婚を悩んでるのと同じような悩みじゃん。
人生もまた旅のようなもの。
ホロのいうようにどんなに一緒にいて楽しく幸せな相手でも、
それがずっとつづけば飽きたりマンネリ化したり、さらにはどちらかが先に死んだり
相手も老けていったりする。
二人の旅を通して、恋愛やら人生やらについても考えてしまいますね。
とりあえず言いたいことは今回のラストシーンのホロのかわいさは異常。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年9月5日に日本でレビュー済み
面白かった。
商売よりも二人の関係のあり方のほうに重点が置かれた巻です。
もちろん、商売がらみなのですが、二人の幸せを望む結果として、ロレンスが(そして読者がのけぞって手にした本を思わず落っことしそうになるほどの)仰天ものの提案がホロよりなされます。悲しいまでにも、二人の幸せのために。

……まあ、結局なんとかなるんですが。

読了後、思いましたよ。
お二人さん、結婚しろよと。
そんでガキんちょ沢山作れ。それで万事……とはいい切れんかもしれんけど、今回提示された問題はほぼ解決するんでないかいな、と。

まあ、それはともかく。
このシリーズ、今後もずっと続いてほしい。
すくなくとも、ホロの故郷を突き止め、“月を狩る熊”の謎を明らかにしてくれるまでは、そしてとにかく二人が幸せになってくれるまでは、続けてほしいものです。
期待しています。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
盛り上がり所が本当に分からず、このまま終わってしまうのだろうか、または次巻へ的なペース配分だろうかとドキドキしつつも、主人公とヒロインの間に流れる今までの信頼と、これからへの不安。そんな揺れ動く心に表現を大きく割いているためどうなっていくのだろうと感情移入。最終章辺りではどっぷりとその街の中に身を置いている様な気分を味わえました。このシリーズは読むのに時間が掛かりますが、それ以上に時間を忘れて楽しめます。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年7月19日に日本でレビュー済み
今まで1冊で内容が完結していましたが、今巻はまとまらずに次巻へととなっています。
賢狼といいつつくだぐだと同じようなことを言い続ける多少ボケたわっちさんの水増し文章が無ければ1冊で終わった気がします。このシリーズの読者はマゾか何かなのでしょうか。感性の合わない、わっちさんにウンザリしてきました。。。。。。。。。。。。
話の展開もいつも通り強引でした。アッと驚くような展開にしなければならいという強迫観念でも持っているのでしょうか。そもそもロレンスの交易手段は馬車1台なんですからショボい商売しかないと思うのですが…