2巻を読んでまず一番に思うことは、画…うめぇぇぇぇ。
ストーリーのそれを差し置いて真っ先にこの事に感銘を受けました。
平時のノーマル顔とコミカルな時のデフォルメ顔の描き分けはもちろんのこと。
そこからもう一段昇華しての「有事の時の一瞬の表情」が素晴らしいです。
(5話の決闘における勇者が見せる打って変わった勇ましい表情(28頁左下コマ)や魔王がクリスティナに疑問を投げかける見開きのシーン(112〜113頁)などには背筋に走るものが…。)
いやぁ、本当に スゴイ としか言い様がない。
さて、ひとしきり作画を褒めちぎったところで中身の方も。
あらすじ:
1巻で魔王の島が団結し一体となりました。
島は更なる安定と絶えない外敵の来訪や外交に備え、準備を始めました。
そんな折、様々な方面に活躍をみせるガレットと比べ、これといったはたらきもできず半ば“お荷物”のクリスティナ。
その事は誰よりも本人が自覚し、気に病む事実でした。
このままではいけないとクリスティナは色々なことに挑戦しては躓き、魔王にも相談をするものの光明は得られず。
そして、そんな憂鬱な日々を過ごすクリスティナに訪れた突然の悲劇(但し伏線は1巻当初から既にあり)。
シャイナ・ダルクの双月はいま、その片方の輝きを失わんとしている…。
なんて感じでしょうか。
要所要所をコミカルな話で押さえつつも裏ではガッチリとシリアス極まりない話が根を張っている釣り合いの良いストーリーは、健在どころか更に磨きがかかっているよう。
そんなこんなでこの2巻はほぼ全編クリスティナがメインとなります。
また、話は島の中だけに留まらずクリスティナの祖国の情勢にも及び、現王やその体制に批判的なクリスティナの義兄などなど様々な人物の思惑が交錯する模様も描かれています。
尚、この一連の話はまだ目途をつけていませんので、恐らくは3巻もクリスティナ周りの話が中心となりそう。
年内は無理でしょうけど、来年のできるだけ早いうちに3巻が出て欲しいですねー。
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シャイナ・ダルク ~黒き月の王と蒼碧の月の姫君~(2) (電撃コミックス) コミック – 2007/8/27
- 本の長さ204ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアワークス
- 発売日2007/8/27
- ISBN-104840240094
- ISBN-13978-4840240093
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登録情報
- 出版社 : メディアワークス (2007/8/27)
- 発売日 : 2007/8/27
- 言語 : 日本語
- コミック : 204ページ
- ISBN-10 : 4840240094
- ISBN-13 : 978-4840240093
- Amazon 売れ筋ランキング: - 629,391位コミック
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年8月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2008年1月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
民主主義なんて概念の無かった時代に、平等な民衆による国を作るなんて
周辺諸国の権力者や教会からしてみれば、魔王や異端者以外のなにものでもない。
そんな歴史的なことを考えるとこれはまさに歴史をパロディ風に表現した
魔王の提案する新世界開拓と革命の物語・・・とみるとまた違った楽しみや興味深い歴史的真実が見え隠れして・・。
と脳みそ腐りそうなことを考えるより、めっちゃかわいい二人の幸薄い姫様が
幸せを掴んで強くかわいく成長し、お色気満載のシーンをたのしみつつ、
関連グッズもバンバンかっちゃったほうが楽しいでしょう。
周辺諸国の権力者や教会からしてみれば、魔王や異端者以外のなにものでもない。
そんな歴史的なことを考えるとこれはまさに歴史をパロディ風に表現した
魔王の提案する新世界開拓と革命の物語・・・とみるとまた違った楽しみや興味深い歴史的真実が見え隠れして・・。
と脳みそ腐りそうなことを考えるより、めっちゃかわいい二人の幸薄い姫様が
幸せを掴んで強くかわいく成長し、お色気満載のシーンをたのしみつつ、
関連グッズもバンバンかっちゃったほうが楽しいでしょう。
2007年9月4日に日本でレビュー済み
作者の手腕に脱帽。1巻も面白かったが、2巻では更に面白くなっていた。
シリアス、ギャグ、お色気の話が、バランス良く自然に挿入されていて、ダレる事なく最後まで一気に読ませてくれる。バトル要素は少な目だが、魔王の島が人々の手で反映している様子も面白い。むしろ近隣諸国より豊かなのではないだろうか。
2巻では特にクリスティナの「ゴバッ!」のシーンの顔が怖くて印象的。エストグロリア国・女王キャスリーンの最低っぷりに読んでいて腹が立つ。どっちが魔王だかわからん。
本編中で頻繁に登場する入浴シーンではB地区全開なのだが、巻頭のカラーページでの温泉シーンでは、湯気のようなもので不自然に修正されていて残念。やはりカラーでB地区はマズイのだろうか?
次の3巻がものすごく楽しみな内容だった。
シリアス、ギャグ、お色気の話が、バランス良く自然に挿入されていて、ダレる事なく最後まで一気に読ませてくれる。バトル要素は少な目だが、魔王の島が人々の手で反映している様子も面白い。むしろ近隣諸国より豊かなのではないだろうか。
2巻では特にクリスティナの「ゴバッ!」のシーンの顔が怖くて印象的。エストグロリア国・女王キャスリーンの最低っぷりに読んでいて腹が立つ。どっちが魔王だかわからん。
本編中で頻繁に登場する入浴シーンではB地区全開なのだが、巻頭のカラーページでの温泉シーンでは、湯気のようなもので不自然に修正されていて残念。やはりカラーでB地区はマズイのだろうか?
次の3巻がものすごく楽しみな内容だった。