読み終わった直後の一言。
「………凄っ!!」
作者も言っていた通り、とうとう「ラスボス」が表舞台に登場しました!
今までのシリーズ全てを含めて、それでもなお最も「驚愕」な「真実」が明らかに。
いや、まさかこんな展開になろうとは……(呆然)
相変わらず、小説の強みを最大限に生かした作品ですよね。
勿論、今回の船上での事件も一つのストーリーとしてバッカーノ!らしくありましたが、今後への伏線も多数。
あとがき後のラスト数十ページの怒涛のバレは鳥肌物!
2002は、今までのシリーズではどちらかというと異色作っぽかった1705が非常に重要(かつ1705のネタバレあり)
なので、過去シリーズで飛ばしている人は、そちらを読んでからこの2002話を読む事をお勧めします。
いやはや、次は一体どの時代でどんな騒動が起こるのか。
非常に楽しみです!!
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バッカーノ!2002 【B side】Blood Sabbath (電撃文庫 な 9-25) 文庫 – 2007/11/10
私の名前はコピーキャット(模倣犯)。 私は単なる模倣犯(コピーキャット)。 模倣すべきは悪意と偶然。 一つの世界を再現しましょう。 あの時の豪華列車を再現しましょう。 閉じられた世界を再現しましょう──。
双子の豪華客船は未曾有の危機に瀕していた。シージャックされていくチェスの乗る『エントランス』。だが、そこに衝突しようと迫るもう一方の『イグジット』は、狂信者や『仮面職人』などの不死者を狙う輩により壊滅的状況に陥っていた。その船上に存在したモノとは──!? 惨劇のフィーロの新婚旅行の行方は──!? そして、物語は核心へと近づいていく──!!
双子の豪華客船は未曾有の危機に瀕していた。シージャックされていくチェスの乗る『エントランス』。だが、そこに衝突しようと迫るもう一方の『イグジット』は、狂信者や『仮面職人』などの不死者を狙う輩により壊滅的状況に陥っていた。その船上に存在したモノとは──!? 惨劇のフィーロの新婚旅行の行方は──!? そして、物語は核心へと近づいていく──!!
- 本の長さ424ページ
- 言語日本語
- 出版社メディアワークス
- 発売日2007/11/10
- ISBN-104840240698
- ISBN-13978-4840240697
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登録情報
- 出版社 : メディアワークス (2007/11/10)
- 発売日 : 2007/11/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 424ページ
- ISBN-10 : 4840240698
- ISBN-13 : 978-4840240697
- Amazon 売れ筋ランキング: - 976,161位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2007年11月11日に日本でレビュー済み
今回のBsideを読んだ感想は「やってくれた」この一言につきます。
1930年代からずっと伏線を張り続けた謎が、この巻で明かされる事になります。
なので作者も煽っていた通り絶対にあとがきから読まない方が良いですね。
正直ここでこの展開がくるとは思いませんでした。
「驚く」と言う点から見ても、かなりすごい展開だと・・・。
そして忘れてはならない、Asideのキャラ達ももちろん活躍してくれました。
バッカーノはキャラ数が多いにもかかわらずうまくまとめてくれますよね。
このキャラ達が後に、どう言う動きをするのか楽しみな所です。
とにかく、今回の話はまだ【始まり】にすぎない。
余章Bを読んでそう感じました。
バッカーノは読んでいて飽きが来ませんね。今後の展開がますます楽しみです。
1930年代からずっと伏線を張り続けた謎が、この巻で明かされる事になります。
なので作者も煽っていた通り絶対にあとがきから読まない方が良いですね。
正直ここでこの展開がくるとは思いませんでした。
「驚く」と言う点から見ても、かなりすごい展開だと・・・。
そして忘れてはならない、Asideのキャラ達ももちろん活躍してくれました。
バッカーノはキャラ数が多いにもかかわらずうまくまとめてくれますよね。
このキャラ達が後に、どう言う動きをするのか楽しみな所です。
とにかく、今回の話はまだ【始まり】にすぎない。
余章Bを読んでそう感じました。
バッカーノは読んでいて飽きが来ませんね。今後の展開がますます楽しみです。
2008年5月15日に日本でレビュー済み
2002年編完結!でもこの後がものすごい気になるっ!!
どうすんの?どうなるの??
今回のお話でも危ないクセ者達が豪華客船エントランス&イグジットに集まって、
何が何だかの殺し合い!!A-side→B-sideとノンストップで読み終えました。
これはもう皆死ぬまで収まりつかないだろ!と思いきや、なるほどやっぱり彼女はキーパーソンだった♪
シージャックは何とか片付いたものの、次の展開がもう待ちきれません(・'ε・')'
どうすんの?どうなるの??
今回のお話でも危ないクセ者達が豪華客船エントランス&イグジットに集まって、
何が何だかの殺し合い!!A-side→B-sideとノンストップで読み終えました。
これはもう皆死ぬまで収まりつかないだろ!と思いきや、なるほどやっぱり彼女はキーパーソンだった♪
シージャックは何とか片付いたものの、次の展開がもう待ちきれません(・'ε・')'
2007年11月9日に日本でレビュー済み
作者には、別の意向もあったようですが、
「2002年編」は、この巻で完結です。「エントランス」
側からのみ描いたA sideに対して、B sideは、「イグ
ジット」側のみならず、両船の間を往復しながら書
かれています。
途中までの展開は、息をもつかせぬ描写が続きます
が、最後のあたりはやや駆け足気味だったと思います。
それだけ、このシージャック事件の後に控えるものが
大きかったということもありますが、もったいないと
思いました。
そして、この事件は、単なるこれから起こる事件の
小さな前振りにすぎないということを気づかされる終わ
り方に、改めて壮大なスケールを感じました。破綻する
ことなく終われば、実に300年近くに渡る遠大な物語に
なるだろうと、今から続きがとても楽しみになりました。
さて、ここまでで、まだ2000年代編で消息が明らか
ではないルネ先生が気になりますが、彼女はこの時代
まで生きているのか、また彼女の実験はその後どういう
顛末を迎えているのかが、今後の話のポイントになるの
ではないかと思います。
また、1700年代から描かれる謎の宗教集団について、1705年編
登場時には一過性の団体だと思っていたのですが、危ない
教義といい、物語とどう今後関わってくるのか注目です。
後は、ヒューイの立ち位置ですね。アルカトラズ脱走
後から、2000年編までの足取りが知りたいです。それと、
余談ですが、シャーネの結婚を承諾しているのでしょうか(笑)?
しかし、今巻は、やや消化不良でした。不死者がらみ
でも物語全体の流れの中でも重要ではないかもしれません
が、船の制圧前後からその後のシージャック事件の顛末に
もう少し紙数を割いても良かったのではないかと思います。
次巻以降の展開にまだまだ期待してます。
「2002年編」は、この巻で完結です。「エントランス」
側からのみ描いたA sideに対して、B sideは、「イグ
ジット」側のみならず、両船の間を往復しながら書
かれています。
途中までの展開は、息をもつかせぬ描写が続きます
が、最後のあたりはやや駆け足気味だったと思います。
それだけ、このシージャック事件の後に控えるものが
大きかったということもありますが、もったいないと
思いました。
そして、この事件は、単なるこれから起こる事件の
小さな前振りにすぎないということを気づかされる終わ
り方に、改めて壮大なスケールを感じました。破綻する
ことなく終われば、実に300年近くに渡る遠大な物語に
なるだろうと、今から続きがとても楽しみになりました。
さて、ここまでで、まだ2000年代編で消息が明らか
ではないルネ先生が気になりますが、彼女はこの時代
まで生きているのか、また彼女の実験はその後どういう
顛末を迎えているのかが、今後の話のポイントになるの
ではないかと思います。
また、1700年代から描かれる謎の宗教集団について、1705年編
登場時には一過性の団体だと思っていたのですが、危ない
教義といい、物語とどう今後関わってくるのか注目です。
後は、ヒューイの立ち位置ですね。アルカトラズ脱走
後から、2000年編までの足取りが知りたいです。それと、
余談ですが、シャーネの結婚を承諾しているのでしょうか(笑)?
しかし、今巻は、やや消化不良でした。不死者がらみ
でも物語全体の流れの中でも重要ではないかもしれません
が、船の制圧前後からその後のシージャック事件の顛末に
もう少し紙数を割いても良かったのではないかと思います。
次巻以降の展開にまだまだ期待してます。
2008年5月31日に日本でレビュー済み
出版社の意向でBサイドで締め括られたのは残念、内容は相変わらずの馬鹿騒ぎ、成田節炸裂でしたが終盤は急ぎ過ぎが否めなかった印象、読んでる途中で本当に終わるのか?と心配した位でした、Aサイドが薄かったので、完結編としてのCサイドは必要だったと思います、出版社の方は、あまり商業の方に走らないで頂きたい、読者あってのバッカーノを忘れるなと言いたいです、今回は沢山の伏線が残されてるのが今後の楽しみ、残念なのは消化不良、この穴埋めをどこかでして下さい、今回は出版社にたいする不満でした、成田先生は最高!
2008年12月29日に日本でレビュー済み
Asideでフィーロとエニスにほんわかさせられたので、Bsideではきっとキャラクターの密度的にもかなりバイオレンスでどえらいことになるだろうと思っていたのですが。確かにどえらいことにはなってましたし、うぎゃーー!!と心の中で声をあげることもたくさんありました。
が、キャラの濃そうなsampleが今回はほとんど目立たなく(あらゆる意味で目立って入るけど主要(幹部?)キャラが顔出し程度だったような)、ブライドさんもあっさり退場でなんだか拍子抜け。
しかもこれだけ盛り上げといて残りのページでどんな風にまとめるの!?いつものどんでん返しはいつくるの!?とヒヤヒヤハラハラしていた訳ですが・・・・・えーーーーなんだか急に解決しちゃったんですけどー!とびっくり。Csideまでいったらきっとものすごく面白い作品になったのに・・・と残念。でも、短いページ数をうまくまとめるのも作家さんの腕なのかな?
大好きな作品だからこそ次回作の長編に期待。年明けに1931年の臨時急行便がでるようなので葡萄酒ファンとしてはかなり楽しみにしています♪
が、キャラの濃そうなsampleが今回はほとんど目立たなく(あらゆる意味で目立って入るけど主要(幹部?)キャラが顔出し程度だったような)、ブライドさんもあっさり退場でなんだか拍子抜け。
しかもこれだけ盛り上げといて残りのページでどんな風にまとめるの!?いつものどんでん返しはいつくるの!?とヒヤヒヤハラハラしていた訳ですが・・・・・えーーーーなんだか急に解決しちゃったんですけどー!とびっくり。Csideまでいったらきっとものすごく面白い作品になったのに・・・と残念。でも、短いページ数をうまくまとめるのも作家さんの腕なのかな?
大好きな作品だからこそ次回作の長編に期待。年明けに1931年の臨時急行便がでるようなので葡萄酒ファンとしてはかなり楽しみにしています♪
2007年11月16日に日本でレビュー済み
新キャラは非常識で魅力的で人間的で成田の本領が発揮されている。
船の中での惨劇は混乱が混乱を招くかのような心躍る展開。
そして、ラスト十数ページで一気に沈下。
何というか、広げた風呂敷のでかさとすごさに比べてたたみ方の雑なこと雑なこと。
読んでいる途中でこの話は今回で決着が付かないんじゃないか、決着が付くとして中途半端になるんじゃないかとどんどん心配になっていったんですが、心配無用です、無理矢理も無理矢理、爽快感も解決感もなにもない力づくで終わってます。
今回の話は、新キャラの紹介と伏線張りと2000年代の目標提示の巻と割り切った方がいいです。
今回の話を楽しもうというのは多分楽しみ方として間違いなんでしょう。
本当に事件の解決だけ、せめてまともだったらバッカーノとしての面白さは十二分にある作品なのに本当に勿体ない作品です。
船の中での惨劇は混乱が混乱を招くかのような心躍る展開。
そして、ラスト十数ページで一気に沈下。
何というか、広げた風呂敷のでかさとすごさに比べてたたみ方の雑なこと雑なこと。
読んでいる途中でこの話は今回で決着が付かないんじゃないか、決着が付くとして中途半端になるんじゃないかとどんどん心配になっていったんですが、心配無用です、無理矢理も無理矢理、爽快感も解決感もなにもない力づくで終わってます。
今回の話は、新キャラの紹介と伏線張りと2000年代の目標提示の巻と割り切った方がいいです。
今回の話を楽しもうというのは多分楽しみ方として間違いなんでしょう。
本当に事件の解決だけ、せめてまともだったらバッカーノとしての面白さは十二分にある作品なのに本当に勿体ない作品です。