「図説女子高制服百科」から制服にはまり、制服関連の本を探していたのですが、これは良い本でした。
丁寧な制服のイラストだけでなく、著者の取材によりその学校の校風やイベントなどが判りやすく取り上げられています。進学雑誌に連載していただけあって最近の萌え系制服本とは一線を画した真面目な作りです。でもそこが良い。
後半に掲載されていた「街角観察編」は古いもので1995年の記事なので、さすがに時代感が出てしまっていますが、「女子高生」という生き物の中で15年前とは変わった部分とそうでない部分を確認できる貴重な資料だと思います。
これだけ堅実な制服本は他にないので是非続編出していただきたいです。
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私学制服手帖 エレガント篇 (進学レーダーBooks) 単行本 – 2006/10/1
森 伸之
(著)
- 本の長さ167ページ
- 言語日本語
- 出版社みくに出版
- 発売日2006/10/1
- ISBN-104840302928
- ISBN-13978-4840302920
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商品の説明
出版社からのコメント
中学受験情報誌『進学レーダー』で好評連載中の「私学
手帖」と、以前『ベッピンスクール』で掲載していた女子高生の街角観察ルポ
を同時に収録! 著者・森伸之が私立中高の制服や行事、校風を学校の内側・外
側の両面から独自の視点で紹介します。
カラーイラストが満載なので、親子で楽しく読みながら私立中高が選べます。合
計87校掲載。
また、プリクラ・携帯・ルーズソックスなど、1995年から2002年までの女子高生
の流行や制服の着こなしなどもしっかり観察・記録しているので、90年代の女子
高生文化史としても貴重な1冊です。
手帖」と、以前『ベッピンスクール』で掲載していた女子高生の街角観察ルポ
を同時に収録! 著者・森伸之が私立中高の制服や行事、校風を学校の内側・外
側の両面から独自の視点で紹介します。
カラーイラストが満載なので、親子で楽しく読みながら私立中高が選べます。合
計87校掲載。
また、プリクラ・携帯・ルーズソックスなど、1995年から2002年までの女子高生
の流行や制服の着こなしなどもしっかり観察・記録しているので、90年代の女子
高生文化史としても貴重な1冊です。
登録情報
- 出版社 : みくに出版 (2006/10/1)
- 発売日 : 2006/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 167ページ
- ISBN-10 : 4840302928
- ISBN-13 : 978-4840302920
- Amazon 売れ筋ランキング: - 808,487位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,549位サブカルチャー一般の本
- - 2,553位幼児教育一般関連書籍
- - 15,165位社会学概論
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
かつて東京女子高制服図鑑で一世を風靡した作者にとってその後の制服ブームは納得のいかないものだったのでしょう。
どこの雑誌に描くにしてもそれなりに節度のある制服少女の描写に徹していたのが、その後のブームでは一歩後ろに引く結果になっていた。それがこの作品としてまとめられたわけだが、結果として貴重なフィールドワークになった。
ただ、男子の制服も収録されているのはバランスの上でも好ましい。硬質な線で描いているので男子女子ともに可愛らしさより凛々しさの方がよっぽど勝っています。
作者の制服ウォッチングの起点を描いたものだけに東京に重心があるのは仕方ありません。ただ、できることなら関西圏にもスポットを当ててほしい。青えりセーラーの清水谷、ハナエモリの四天王寺、歴史と伝統の平安女学院。学習院タイプの詰襟の追手門、明星の7つボタン。
一歩進めば学問になるだろうなあ。
どこの雑誌に描くにしてもそれなりに節度のある制服少女の描写に徹していたのが、その後のブームでは一歩後ろに引く結果になっていた。それがこの作品としてまとめられたわけだが、結果として貴重なフィールドワークになった。
ただ、男子の制服も収録されているのはバランスの上でも好ましい。硬質な線で描いているので男子女子ともに可愛らしさより凛々しさの方がよっぽど勝っています。
作者の制服ウォッチングの起点を描いたものだけに東京に重心があるのは仕方ありません。ただ、できることなら関西圏にもスポットを当ててほしい。青えりセーラーの清水谷、ハナエモリの四天王寺、歴史と伝統の平安女学院。学習院タイプの詰襟の追手門、明星の7つボタン。
一歩進めば学問になるだろうなあ。
2008年5月5日に日本でレビュー済み
森伸之さんの本は、昔から可愛いイラストで制服マニアに人気があるようですが、
制服マニア目線ではなく、女子中高生の事を文化人類学的に、社会現象として冷静に描いているのが素晴らしいです。
「この学校、うちの近所でいうと●●高校っぽい」などど想像しながら、制服好きな人でなくても十分楽しめる内容です。
せっかく本物の制服を使って、アイドルをモデルに立てて撮影しているのに…
竹書房やぶんか社から出ている制服写真集の情報量の浅さには呆れてしまうほどです。
そして今、中学や高校について取り上げている本といえば
「学力が伸びる中高一貫私立」「国公立大学合格者数」など、勉強に関する事ばかり。
3年や6年その学校に通う子どもたちが本当に知りたいのは
「この学校はどんな雰囲気なのか?」という事なのではないでしょうか?学校が提示する文化的行事の情報以外にも…。
いくら進学実績のよい学校に入れたとしても、自分に合う学校でなければ「精神的にダメになって退学…大学進学どころじゃない」となりかねません。
だから、これは子どもたちが知りたいリアルな学校の雰囲気が描かれている本当に希少な本です。
受験の参考にも、雑学本としても楽しめるので多くの人にオススメです。
学校選びは実際に学校に足を運んでみるのが一番ですが、見学したい学校を絞る際にも本当に参考になるでしょう。
制服マニア目線ではなく、女子中高生の事を文化人類学的に、社会現象として冷静に描いているのが素晴らしいです。
「この学校、うちの近所でいうと●●高校っぽい」などど想像しながら、制服好きな人でなくても十分楽しめる内容です。
せっかく本物の制服を使って、アイドルをモデルに立てて撮影しているのに…
竹書房やぶんか社から出ている制服写真集の情報量の浅さには呆れてしまうほどです。
そして今、中学や高校について取り上げている本といえば
「学力が伸びる中高一貫私立」「国公立大学合格者数」など、勉強に関する事ばかり。
3年や6年その学校に通う子どもたちが本当に知りたいのは
「この学校はどんな雰囲気なのか?」という事なのではないでしょうか?学校が提示する文化的行事の情報以外にも…。
いくら進学実績のよい学校に入れたとしても、自分に合う学校でなければ「精神的にダメになって退学…大学進学どころじゃない」となりかねません。
だから、これは子どもたちが知りたいリアルな学校の雰囲気が描かれている本当に希少な本です。
受験の参考にも、雑学本としても楽しめるので多くの人にオススメです。
学校選びは実際に学校に足を運んでみるのが一番ですが、見学したい学校を絞る際にも本当に参考になるでしょう。
2006年12月3日に日本でレビュー済み
中学受験の「進学レーダー」に連載中のものと過去に雑誌に連載されていたものが、
一冊に纏まったもの。前半と後半では違う形式になっている。
サブタイトルが「エレガント篇」となっているので、おそらく続編も出るのだろう。
首都圏の私立学校の生活や風俗が”制服”という視点を絡めて独自に語られていて面白い。
”学校説明会”などでは得られない”素顔”の彼女たちが旨くとらえられている。
学校の公式発表に飽き足らないヒトや気になる他校の様子を知りたいヒトににおすすめ!
一冊に纏まったもの。前半と後半では違う形式になっている。
サブタイトルが「エレガント篇」となっているので、おそらく続編も出るのだろう。
首都圏の私立学校の生活や風俗が”制服”という視点を絡めて独自に語られていて面白い。
”学校説明会”などでは得られない”素顔”の彼女たちが旨くとらえられている。
学校の公式発表に飽き足らないヒトや気になる他校の様子を知りたいヒトににおすすめ!