本書は、一般的な読み物の形式を取っているため、難しい数式は出てこないが、立派な技術史、特に日本の産業発展史の解説書である。人間が文明を起こして以降、現代までの産業構造や需要の変化を捕らえて、産業技術力はいかに発展してきたかを的確に解説している。また、日本で生み出された技術を100例以上紹介し、日本発の技術が世界に貢献していることをまとめて紹介している。“海外での発明を真似することで日本が発展した”と思われている方々の誤解が解かれたのでは・・・と考える。日本の産業技術力は世界に誇れることを再確認できた。
私も角田先生氏と同じ経歴を持ち、企業から大学へ移った人間である。“科学と技術”、“研究と開発”の違いや立場による“分析と総合”の考え方等共感できる内容も多々あり、楽しんで読むことができた。お薦めの読者層としては、若手技術者であるが、ベテランが読んでも温故知新的に新鮮みを感じることができると思う。
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産業技術力はいかにして創られるか 単行本(ソフトカバー) – 2009/4/22
角田 和雄
(著)
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- 本の長さ201ページ
- 言語日本語
- 出版社養賢堂
- 発売日2009/4/22
- ISBN-10484250451X
- ISBN-13978-4842504513
登録情報
- 出版社 : 養賢堂 (2009/4/22)
- 発売日 : 2009/4/22
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 201ページ
- ISBN-10 : 484250451X
- ISBN-13 : 978-4842504513
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,596,105位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 137,612位科学・テクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
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