一般電磁気学の教科書としては、いまだにこれを超える教科書はないのではないかと思います。
・ファインマンやパノフスキーはまだ数学を使いこなせていない人が使う本
・ランダウや砂川理論電磁気学は古典理論の構造を確認するための本
・ジャクソンは実際に電磁気学を使う人が使う本
であって、学生時代にはジャクソンの教科書を読んでいないと話にならない、とまで言われたものです。
上級コースの教科書としては、これ以外にランダウの「電磁気学」もありますが、ランダウの本は、対象とするテーマが現代の研究者や技術者の興味と大きく異なっています。一方、ジャクソンの本に載っているのは現在でも使われ続けている技術のエッセンスの部分なので、現在、基礎の確認に使うとしたらジャクソンの本以外にありえません。
もちろん、個別のテーマについては個別分野の専門書や総説論文にあたる必要がありますが、物質中の電磁界の定義、電磁波伝搬(界等価定理・回折と散乱)、輻射補正の理論などの説明は、この本を読んだことがあるかないかで理解の速さが変わるはずです。ページ数や前提とする知識の制約を考えると、一般的な電磁気学のtheoretical minimumと言えるのではないかと思います。
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電磁気学 (上) (物理学叢書 90) 単行本 – 2002/7/1
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原書第3版
- ISBN-104842703059
- ISBN-13978-4842703053
- 出版社吉岡書店
- 発売日2002/7/1
- 言語日本語
- 本の長さ608ページ
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登録情報
- 出版社 : 吉岡書店 (2002/7/1)
- 発売日 : 2002/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 608ページ
- ISBN-10 : 4842703059
- ISBN-13 : 978-4842703053
- Amazon 売れ筋ランキング: - 624,072位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 202位電磁気学・プラズマ
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2014年4月12日に日本でレビュー済み
電磁気学を学んだが、もうひとつピンとこない、掘り下げて
もう一度電磁気学をレビューしたい、と思う、大学院に向かう
物理学科学生に最適。
その項目を拾い上げてみるだけでも、
境界面条件、境界値問題、Green関数展開、多極展開、
静電エネルギー、ビオサバールの法則、アンペールの法則、
電磁誘導法則、渦電流、Pointingベクトル、時間反転、
空間反転、分極ポテンシャル、電磁波、プラズマ、導波管、
空洞共振、光ファイバー、 と これだけある。
弱点といえば、磁気と磁場の理論が、もうひとつ不十分ということか。
しかし、これは現存する地上の電磁気の教科書の中で、
最強の教科書。
さらに、これの本当の価値は、その練習問題の豊富さにあることは
言うまでもない。
実は量子力学をやらなければ、このほんの価値がわからない、 という
大変面白い本。これを下巻まで終えれば、電磁気学を一通り頭に入れた、
といえるだろう。そこから、量子力学、量子電磁場の理論に入っていける。
もう一度電磁気学をレビューしたい、と思う、大学院に向かう
物理学科学生に最適。
その項目を拾い上げてみるだけでも、
境界面条件、境界値問題、Green関数展開、多極展開、
静電エネルギー、ビオサバールの法則、アンペールの法則、
電磁誘導法則、渦電流、Pointingベクトル、時間反転、
空間反転、分極ポテンシャル、電磁波、プラズマ、導波管、
空洞共振、光ファイバー、 と これだけある。
弱点といえば、磁気と磁場の理論が、もうひとつ不十分ということか。
しかし、これは現存する地上の電磁気の教科書の中で、
最強の教科書。
さらに、これの本当の価値は、その練習問題の豊富さにあることは
言うまでもない。
実は量子力学をやらなければ、このほんの価値がわからない、 という
大変面白い本。これを下巻まで終えれば、電磁気学を一通り頭に入れた、
といえるだろう。そこから、量子力学、量子電磁場の理論に入っていける。
2013年1月24日に日本でレビュー済み
高校物理、教養程度電磁気学の次の三段階目でこれを使って徹底的に学ぶと良さそうな印象。
ビオ・サバールの法則やらクーロンの法則のようなランダウの場の古典論ではあまり扱っていないような内容から入ってくれる当りは入門者を受け入れやすくしているが、やはり、ベクトル解析などを勉強してからじゃないといきなりは厳しいでしょう。
ただ、この本あまりにも量が多い。
参考書として具体的な問題を考えていた時にもどこを参照すれば良いのか分らない程ページがあったり、用語数も多くて探すのも大変。
それだけ内容の濃い本でもあるが、電磁気をある程度触って、この本で深めていく中でまたこの本をやっていく中で分ってくることが多いのでしょうか。
あと、物質の電磁気はあまりよろしく無いようで、ひたすら参考書を推奨してくる。
ビオ・サバールの法則やらクーロンの法則のようなランダウの場の古典論ではあまり扱っていないような内容から入ってくれる当りは入門者を受け入れやすくしているが、やはり、ベクトル解析などを勉強してからじゃないといきなりは厳しいでしょう。
ただ、この本あまりにも量が多い。
参考書として具体的な問題を考えていた時にもどこを参照すれば良いのか分らない程ページがあったり、用語数も多くて探すのも大変。
それだけ内容の濃い本でもあるが、電磁気をある程度触って、この本で深めていく中でまたこの本をやっていく中で分ってくることが多いのでしょうか。
あと、物質の電磁気はあまりよろしく無いようで、ひたすら参考書を推奨してくる。