最高に面白い本でした。仏教や寺と言うよりは天野和公さんのバイタリティ溢れる生き方が面白い。
寺では無く何の職業や商売に置いても必要な心の在り方がとても勉強になる1冊です。
家族があるから幸せを感じる私には楽しい楽しい本でした。
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みんなの寺のつくり方: 檀家ゼロからでもお寺ができた! 単行本 – 2011/10/1
天野 和公
(著)
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- 本の長さ287ページ
- 言語日本語
- 出版社雷鳥社
- 発売日2011/10/1
- ISBN-104844135732
- ISBN-13978-4844135739
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登録情報
- 出版社 : 雷鳥社 (2011/10/1)
- 発売日 : 2011/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 287ページ
- ISBN-10 : 4844135732
- ISBN-13 : 978-4844135739
- Amazon 売れ筋ランキング: - 576,558位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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宗教家。漫画家。精神保健福祉士。修士(仏教学)。お寺の生まれではないものの小さい頃から宗教に心惹かれ、東北大学文学部(宗教学)を卒業した翌2002年、夫と単立寺院「みんなの寺」を開山。ミャンマーで尼僧となった体験談を4コマ漫画『ミャンマーで尼になりました』(イースト・プレス)として出版。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
檀家になるのもやめるのも自由、お布施も「お気持ち」という、菩提寺を持たない自分にとってはとてもありがたいお寺をネットで見つけ、追善供養の相談に伺いました。
2014年に移転したピカピカの本堂でご住職のお話を伺ったらみんなの寺の事がもっと知りたくなって、この本を購入しました。
読みやすくて面白かったです。
「みんなの寺」って何だろう?って思った方にはおススメです。
2014年に移転したピカピカの本堂でご住職のお話を伺ったらみんなの寺の事がもっと知りたくなって、この本を購入しました。
読みやすくて面白かったです。
「みんなの寺」って何だろう?って思った方にはおススメです。
2020年3月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分は、心身両面のサポートができる、それこそ敷居の低い駆け込み寺的場所を作りたいと長年(看護学生の頃から)思っていて、でもどういう形にするのがいいのか今一歩踏み出せずにいる中で、兼ねてより興味を持っていた僧侶の道をめざし、お寺の形でできればと考えていた中でこの本を見つけ、これは参考になるのでは!と思い期待を込めて読ませていただきました。
僧侶の家の出じゃなくても、宗派にとらわれずともお寺を作ることが可能であるということは勇気と自信を貰えました。しかしその一方、この「みんなのお寺」はやはり特殊だったんじゃないかな、これを読んで誰でもできるようなものではない、ということもわかりました。
それは、雅亮さんは、早くから一応仏門に入り、それなりの経験があり、地域に顔もつながりもあったこと、白皮症であることも少なからずプラスに影響しているであろうこと、和公さんというパートナーの明るさと行動力の支えの相乗効果、二人が若いうちに行動を起こせた若さゆえの無謀さ、諸々、、、。なので、お寺を作ることは可能であり、何が必要かということは参考になるが、だからと言って、仏教の基本的な知識や技術、経験などもないまま始めていいことでもなければ、できることでもないだろうということはわかりますが、これを読んだからといって誰でもできることでもなければ、やっていいことでもないかなと思いました。
あと、個人的な感想としては、正直あまり好感は持てなかった。それはお二人とも恵まれた環境にあることと、果たしてどれだけ仏教を理解し、どのような実践できているのか(どういう仏教の考えがあるのかなど)が全く伝わってこなかったことです。それなりに法事をこなしたり、インドやミャンマーに行ったりしていることなどは書かれていますが、インドやミャンマーに行ってもそれは観光の一貫でしかなく、みんなのお寺の仏教はそのどちらの教義にも根差してはいないし、浄土真宗からも還俗しているということで、僧籍がない仏教徒であることの意味がどういうものなのかなども全くつかめないこと。宗教法人にはなっているものの、お寺ごっごの状態に思えてしまったこと、など、なにか???な気持ちになってしまったというのが正直なところです。
もともと浄土真宗という宗派が俗世間の延長の感じの宗派であることから、気楽な感じでお寺やってま~すという形でできたのかなとも思えてしまいました。
ただ、そうはいっても、檀家となっている方々も大勢いらっしゃるということなので、成功しているわけでなので、これはこれで一つの形として役に立てているわけなのでいいのかなとは思いはします。お寺でなくても良かったけど、お寺だったから受け入れやすかったのかも?とも。
辛口コメントになりましたが、改めて仏教とは?ということも考えさせられ、自分が目指す形の参考にはなりました。今後のお二人の仏教への学び・目覚めを期待し、普通の評価にさせていただきましたこと悪しからずご理解いただければと思います。
僧侶の家の出じゃなくても、宗派にとらわれずともお寺を作ることが可能であるということは勇気と自信を貰えました。しかしその一方、この「みんなのお寺」はやはり特殊だったんじゃないかな、これを読んで誰でもできるようなものではない、ということもわかりました。
それは、雅亮さんは、早くから一応仏門に入り、それなりの経験があり、地域に顔もつながりもあったこと、白皮症であることも少なからずプラスに影響しているであろうこと、和公さんというパートナーの明るさと行動力の支えの相乗効果、二人が若いうちに行動を起こせた若さゆえの無謀さ、諸々、、、。なので、お寺を作ることは可能であり、何が必要かということは参考になるが、だからと言って、仏教の基本的な知識や技術、経験などもないまま始めていいことでもなければ、できることでもないだろうということはわかりますが、これを読んだからといって誰でもできることでもなければ、やっていいことでもないかなと思いました。
あと、個人的な感想としては、正直あまり好感は持てなかった。それはお二人とも恵まれた環境にあることと、果たしてどれだけ仏教を理解し、どのような実践できているのか(どういう仏教の考えがあるのかなど)が全く伝わってこなかったことです。それなりに法事をこなしたり、インドやミャンマーに行ったりしていることなどは書かれていますが、インドやミャンマーに行ってもそれは観光の一貫でしかなく、みんなのお寺の仏教はそのどちらの教義にも根差してはいないし、浄土真宗からも還俗しているということで、僧籍がない仏教徒であることの意味がどういうものなのかなども全くつかめないこと。宗教法人にはなっているものの、お寺ごっごの状態に思えてしまったこと、など、なにか???な気持ちになってしまったというのが正直なところです。
もともと浄土真宗という宗派が俗世間の延長の感じの宗派であることから、気楽な感じでお寺やってま~すという形でできたのかなとも思えてしまいました。
ただ、そうはいっても、檀家となっている方々も大勢いらっしゃるということなので、成功しているわけでなので、これはこれで一つの形として役に立てているわけなのでいいのかなとは思いはします。お寺でなくても良かったけど、お寺だったから受け入れやすかったのかも?とも。
辛口コメントになりましたが、改めて仏教とは?ということも考えさせられ、自分が目指す形の参考にはなりました。今後のお二人の仏教への学び・目覚めを期待し、普通の評価にさせていただきましたこと悪しからずご理解いただければと思います。
2013年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わたしが在家出身僧侶として
漠然と感じている 新寺開山の問題点を、
理路整然と洗い出し
そして、その艱難をどう乗り越えたか
実践にもとづいて書かれている書籍です。
一般のかたも 楽しく読めます。
いつか、この御住職夫婦にお会いしたいな。
漠然と感じている 新寺開山の問題点を、
理路整然と洗い出し
そして、その艱難をどう乗り越えたか
実践にもとづいて書かれている書籍です。
一般のかたも 楽しく読めます。
いつか、この御住職夫婦にお会いしたいな。
2012年9月6日に日本でレビュー済み
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敬意を抱く共通の知り合いから妻に本書の紹介と推薦があって妻が購入した。さして期待もせず頁をめっくたら手放せなくなって一気に読了した。面白い!! 興味深い!!
一見本書は、一組の夫婦がゼロから徒手空拳でお寺を立ち上げた苦労を綴った成功物語である。筆者はその坊守さん(奥さん)である。さしたる志もなくお寺を持ちたいという妄想を抱く人々(意外に多いという)への警告書でもあり、志を同じくする人々への参考書でもある。但しそれらの面での書評は私の成し得るところではない。
本書の素晴らしい所は、僧門に縁遠い俗人にも、いや俗人にこそ、大いに訴求するものがあることだ。まず読者は、住職と坊守の並々ならぬ志の高さとくじけぬ行動力と人柄に感じ入る。またお寺の経営という一般にはあまり馴染みの無い分野の情報に興味をそそられる。
筆者は経営的な視点と筆力を持つ異才である。従って本書は楽しく読めるだけでなく、経営的な参考書になる。一気に読み上げて楽しく爽快な書である。
一見本書は、一組の夫婦がゼロから徒手空拳でお寺を立ち上げた苦労を綴った成功物語である。筆者はその坊守さん(奥さん)である。さしたる志もなくお寺を持ちたいという妄想を抱く人々(意外に多いという)への警告書でもあり、志を同じくする人々への参考書でもある。但しそれらの面での書評は私の成し得るところではない。
本書の素晴らしい所は、僧門に縁遠い俗人にも、いや俗人にこそ、大いに訴求するものがあることだ。まず読者は、住職と坊守の並々ならぬ志の高さとくじけぬ行動力と人柄に感じ入る。またお寺の経営という一般にはあまり馴染みの無い分野の情報に興味をそそられる。
筆者は経営的な視点と筆力を持つ異才である。従って本書は楽しく読めるだけでなく、経営的な参考書になる。一気に読み上げて楽しく爽快な書である。
2013年9月19日に日本でレビュー済み
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筆者の天野さんのとてもわかりやすい文章が良かったです。お寺を作り、運営していく覚悟ややりがい、家庭の母との両立の難しさなど坊守の視点から生の声が沢山詰まってます。これからお寺を守っていく僧侶の皆さんや檀家さんに是非よんで頂きたい一冊です。
2011年11月17日に日本でレビュー済み
この本は、題名の通り、お寺の作り方をメインルートとして書かれている。
だからと言って、お寺を作る気がない人は読む必要が無いかというとそうでもない。
そもそも、日本にお寺は山のように建っている。なのに、何故、お寺を作る必要があるのか、また、それが軌道に乗るというのは、社会とお寺の関係について、どのような意味があるのか。
現代の社会と寺社との関係性について、ある程度、論考している人間ならば読む価値はあると思った。
この本ではお寺を単立宗派として宗教法人格にしている。何故、そのような選択が必要だったのか。元々所属していた宗派の中で実行することが難しいと考えたからだ。
何故、難しいのか。伝統仏教の構造と、現代の社会が求めるお寺の姿の違いが根底にあることが伝わってくる。
そのような視点で、色々なエピソードを読んでいくと、現代の伝統仏教のあり方と、これからの時代にあるべき、お寺のあり方について、色々示唆を得ることができる。
このようなことに興味がある方は、一読する価値があると思う。
だからと言って、お寺を作る気がない人は読む必要が無いかというとそうでもない。
そもそも、日本にお寺は山のように建っている。なのに、何故、お寺を作る必要があるのか、また、それが軌道に乗るというのは、社会とお寺の関係について、どのような意味があるのか。
現代の社会と寺社との関係性について、ある程度、論考している人間ならば読む価値はあると思った。
この本ではお寺を単立宗派として宗教法人格にしている。何故、そのような選択が必要だったのか。元々所属していた宗派の中で実行することが難しいと考えたからだ。
何故、難しいのか。伝統仏教の構造と、現代の社会が求めるお寺の姿の違いが根底にあることが伝わってくる。
そのような視点で、色々なエピソードを読んでいくと、現代の伝統仏教のあり方と、これからの時代にあるべき、お寺のあり方について、色々示唆を得ることができる。
このようなことに興味がある方は、一読する価値があると思う。
2014年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
テクニカルな話はほとんどなし、結局既存の寺院のシステムと変わらない。