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Mobile2.0 ポストWeb2.0時代のケータイビジネス 単行本(ソフトカバー) – 2006/8/31
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社インプレス
- 発売日2006/8/31
- ISBN-104844322958
- ISBN-13978-4844322955
商品の説明
著者からのコメント
その明解なコンセプトは、いみじくもブログというWeb2.0を代表するメディアによって、またたく間に世界中にセンセーションを巻き起こした。以来、PCインターネットはWeb2.0ブームに沸き、多くのビジネスがそこから生まれつつある。
革新はモバイルインターネットの世界には起こらないのか。
そんなはずはない。PCインターネットをキャッチアップし続けてきたモバイルインターネットにも、変化の波は確実に押し寄せている。
そして2006年、ついにそれは起こる。しかも世界に先がけて、日本で起ころうとしているのである。私たちはこのパラダイムシフトを「Mobile2.0」と呼ぶことにした。
本書はこのMobile2.0について、業界のトップランナーたちのナビゲーションにより、6つのテーマから解明を試みたものだ。
マクロな視点から、ミクロの視点から、あるいは業界の視点から、ユーザーの視点から、Mobile 2.0の意義や方向性、可能性をそれぞれのテーマに沿って、できるかぎり具体的に描き出してある。コンテンツやサービス、広告、テクノロジーといった個々の分野だけでなく、国家の制度や業界の構造までをも巻き込んですでに起こり始めている変化を理解できるだけでなく、いかに質の高いモバイルインターネット文化が日本で生まれようとしているのかを感じることができるはずだ。
Mobile 2.0は、Web 2.0のモバイル版ではない。もっと実際的で、機動性に富み、そして即時的だ。バーチャルな空間だけでなく、私たちの生活を具体的に変える力をもっているのである。何しろ、情報の宝庫たるインターネットを、私たちは肌身離さずもち歩くことができるようになるのだから。
読者にとって本書が、新しい時代の始まりを実感する手がかりとなり、そしてビジネスチャンスをつかみ取るきっかけとなれば、著者として幸いである。(本書「はじめに」より)
出版社からのコメント
背景にはいくつかの要因があげられる。ひとつは業界の構造改革だ。ナンバーポータビリティ制の導入やソフトバンクの参入、「非公式サイト」の躍進、といったできごとは、これまでのキャリア主導型のビジネスモデルに大きな変化をもたらした。
つぎに、PCの世界と同様に「検索」の影響も見落とすことはできない。Googleと提携したauをはじめ、各キャリアはこぞって検索サービスの強化に注力しはじめた。誰もが必要な情報を自由に検索できる時代に、公式サイトと非公式サイトの関係はどうなっていくのか……。そこで生まれる新たな広告の仕組みとは……。
また、「リアルとの結びつき」はモバイルインターネットならではの重要なトピックだ。携帯電話がもつ位置情報・時間情報といった「こちら側」の状況が、ネット上の(「あちら側」の)サービスを活用する際に重要な意味をもつようになった。位置情報連動広告やローカル検索といったサービスの登場で、パーソナライズされた「こちら側」と「あちら側」はますます影響を与えあうようになる。
本書は、より自由で、よりオープンなビジネスの場として進化していくモバイル業界の新たなビジネスチャンスついて、コンテンツ、サービス、メディア、広告、デバイスなど様々な観点から考察を行っていく。業界トップランナー7人が語るケータイ先進国・日本からはじまるモバイルビジネスの新たな波。
9000万人ともいわれるモバイル市場の潜在顧客にリーチできるかどうかは、これからモバイルビジネスにどう取り組むかにかかっている。
著者について
学生発ベンチャー第1号として東京大学エッジキャピタルの出資を受ける。“近くの人に近くの広告を”配信する「AdLocal」など、ネットと街中を結びつけるサービスを多数展開中。
椎葉宏(株式会社アルトビジョン)
アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)、ネットエイジをへて独立。メールマーケティングやモバイルプロモーションの領域を中心に、総合的な支援サービスを行っている。
片岡俊行(株式会社ゆめみ)
大学在学中にチャットのインターネットサービス「ゆめみ亭」をスタート、1年で利用者100万人を突破。携帯電話を使ったインターネットビジネスに特化した事業を展開中。
新上幸二(株式会社インデックス)
日本最大級の携帯電話向けSNSサイト「Gocco」の立ち上げに従事。現在は携帯電話を活用したマーケティングソリューションの提案・導入、携帯電話向けSNSのコンサルティングに取り組んでいる。
横山隆治(ADKインタラクティブ)
DAC代表取締役副社長として黎明期にあったネット広告の普及に努め、体型化や理論化にも積極的に取り組んだ。2006年7月よりADKインタラクティブ代表兼COO。
手嶋浩己(株式会社インタースパイア)
博報堂でマーケティング業務、DACで米系企業との事業提携業務を経験。現在はモバイル広告領域で、新規事業やサービス開発、効果的活用法の研究、クライアント層拡大のための提案に取り組んでいる。
木暮祐一(合資会社移動体通信研究会)
1000台を超える携帯電話端末コレクションを保有するフリージャーナリスト・携帯電話研究家。2006年6月に創刊した携帯電話情報フリー誌「mobile!」では、編集主幹も務めている。
登録情報
- 出版社 : インプレス (2006/8/31)
- 発売日 : 2006/8/31
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 192ページ
- ISBN-10 : 4844322958
- ISBN-13 : 978-4844322955
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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Mobile2.0では、非公式サイトが主導となり、モバイル広告の需要・サービスが拡大して、以下の潮流がキーとなって、モバイルコマース市場が更に拡大すると提言されており、
モバイル系の特にコンテンツの事情にそれ程精通している訳でなく、今後のモバイルによるサービスがどのように発展して行くのか興味がある方には、少し内容が古いですがお薦めできます。
1.検索機能と広告の更なる融合(PC世界のアフィリエイトサービス等)
2.パーソナライズとレコメンデーションの更なる進化(位置情報や行動履歴に沿った、無駄のないPushマーケティング等)
3.RSSの利用による、モバイルブログ・SNSの使い勝手の更なる向上
mobile2.0の方が我々の生活により大きく
関係します。
現に、パケット定額制や、3G携帯の登場によって
生活の環境が変化してますし、終わりの部分の
2010年の箇所は未来の予測的なお話でした。
ニッチタイムの時間の使い方と携帯電話の関わりの
くだり(3章の部分)気に入っています。
web2.0では検索キーワードとあるページへの入りと出で人々の嗜好を探り、売れるものはより売れるように、売れないものでも探り当てて売るようにしていたんですよね。
けど、モバイル2.0はさらに行動を探るということができるようになりそう。。。
お財布ケータイで決済した情報、モバイルスイカで通った駅の情報、発信した電話先、アクセスしたHP先、送ったメールの先、受けたメールの元、乗り換え案内で検索した情報、グルメ情報で検索した情報等々、これらすべての情報を集めて統計化してしまえばすべての個人の嗜好がわかってしまう。。。なんてことができそうな予感がしてきました、この本を読んで。
居酒屋を検索したとしてもその居酒屋に行ったかどうかはWeb2.0ではわからないんですよね。
けど、お財布ケータイで決済した情報が取れれば検索した結果、その店に行ったという確定情報を入手することができるんですよね。
同じように。
検索したお店で、検索後何日ぐらいで、どれぐらいの確率で、いくらぐらいの買い物をするかを把握することもできるんですよね。
こんな、情報を簡単に入手できればマーケティングなんか本当に簡単にできちゃう時代が来る。。。
ただし、入手できる情報、すなわち入力が非常に多種多様にわたり、その中から統計データを導き出すためには多くの計算能力が必要になるんでしょうね。
けど、入手できる情報は非常に多くなるんですから、生かさない手はないですよね。
いよいよ、マーケティングも科学の時代に入ってくる予感がしてきました。
そんな新しい時代の到来を予感させてもらえる一冊です。
もちろん携帯の特性である位置情報、ユーザー情報を活かしたアプリケーションの可能性も紹介されているがWeb2.0の大きさに比べればMobile2.0とするには変化が少ないように思う。
また、使われている統計データが著者が生成したものではなく、多くは引用になっているため、新たな発見がない。
ということで、モバイルの動向が得られたという点では+1だが、新規性という点で-1となり、それ以外は期待通りだったためにスコアは3とした。
現状のモバイルビジネスの動向をスナップショット的に捉えたいというひとには適切な本だと思う。逆にモバイルビジネスを網羅的に知りたいというひとには物足りない書だと思う。
ではモバイルのほうは?と感じてこの本を読んでみました。
率直の感想は「WEB2.0より面白い」
まだ完璧にWEB2.0を理解したわけでもないが
MOBILE2.0にはリアル感がある。
キャリア、モバイルコンテンツ業界、モバイルコマース業界などの方々は
見たほうがいいかもしれません。
この本によって近いモバイル業界の動向が読めてくるはずです。
そしてなんといっても大変読みやすかった。大満足だ。
特に現役のベンチャー経営者が自分たちが取り組んでいるビジネスフィールドについて書いているため、すごく現実の利用形態をイメージしやすい本になっています。
新しい携帯アプリケーションビジネスを考えている方にはいいのでは?