ニコンのホームページを見て、NXとNX2の補正ツールの差が
それ程多く無いと思い、相場が高騰しているNX2のガイド本の
購入をあきらめて、こちらを購入しました。
現在、Capture 4とCapture NX2を利用しています。
「4」のガイド本は持っていましたが、NX2は補正ツールが
増えていますので、適切な使い方を掴みかねていました。
4とNX2を比べると、補正ツールの種類は当然NX2が勝っています。
代表的な物としては、現像メニューの有無とカラーコントロールポイントの
機能である事が確認できました。
調整メニューでは、「4」「NX」に対して、NX2には明るさの自動調整が
加わっている事が判りました。これは「4」にも搭載されているD-Lightingと
共に、RAW画像の現像時に全体の明るさ調整を1クリックで出来るので、
便利な物です。
「NX」からNX2の比較で、一番の違いは「ピクチャーコントロール」の機能
でした。これはニコンのデジタルカメラで撮影したデータに対して、一定の
プリセットに基づいて画質・色調のコントロールを行う物で、撮影時の
露出条件などが良かった場合は、適用後の追加調整が不要に思える程の
機能ですが、使い方が難しい物ではありませんし、新しいカメラだと、本体に
搭載されている機能なので、難しい機能では有りません。
「NX」とNX2のツールバーで違いが有るのは、自動レタッチブラシです。
これは、写り込んでしまったイメージセンサー上のダストを1クリックで
目立たなく出来る機能です。ボタンをクリックすると範囲を増減するスライダーが
出てくるので、これでブラシの円のサイズを変化させる事が出来ます。
「NX」のガイド本と自分が使っているNX2を比較して、機能が細分化されていると
感じたのはレンズの補正機能でした。
(1)自動倍率色収差補正
(2)軸上色収差補正
これが、どのような効果が有るのかは、ウェブのヘルプを見れば理解できるでしょう。
カメラ設定にある「アストロノイズリダクション」と言うのは、天体撮影等で有利になる
機能でしょうね。
今回、この本を購入した事で、NX2で使う機能の大半を把握する事が出来ました。
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