本著は、セールスフォースのサービス利用者である企業、団体へインタビューすること
によって、セールスフォース社を浮き彫りにしようと試みている。サービス利用者は、そ
れぞれが抱えた問題(用件定義が定まらない、納期が短い、システム専従者不在等)を解
決するため、セールスフォースを利用するに至った。それぞれ、利用するに至るまでの過
程は様々だが、「何故、自前のデータセンターではなくクラウドを選択するのか?」につ
いて考えるヒントを与えてくれる。
サービス利用者へのインタビューが終わり、これからセールスフォース社への取材内容
が書かれているのかと思ったら、肝心要のセールスフォース社へのインタビュー内容は希
薄であり、欲求不満に陥る。セールスフォース社へ取材したのかすら怪しい。
だが、今後のシステム調達・構築について、セールスフォース社の解説を通してまとめ
たのは本著の良いところだ。
「セールスフォース社の概要について知りたいけど、セールスフォース社の営業を呼ぶ
までではない」という管理職にうってつけの本。セールスフォース社の詳細な技術・シス
テムを知りたいというシステム担当者や SIer にはお勧めしない。
¥1,760¥1,760 税込
ポイント: 18pt
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発送元: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店 販売者: 現在発送にお時間を頂戴しております。創業15年の信頼と実績。采文堂書店
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クラウドの象徴 セールスフォース 単行本(ソフトカバー) – 2009/9/18
西田 宗千佳
(著)
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購入オプションとあわせ買い
Amazon、Googleと提携し、マイクロソフトに挑戦するトップランナー企業の正体とは?!
デルやローソンなどの大企業のみならず、日米の公共機関にも続々と導入されるセールスフォース。エコポイントも定額給付金もこれで動いている!
不況を追い風に伸びる、クラウドのトップランナー企業を徹底分析!
デルやローソンなどの大企業のみならず、日米の公共機関にも続々と導入されるセールスフォース。エコポイントも定額給付金もこれで動いている!
不況を追い風に伸びる、クラウドのトップランナー企業を徹底分析!
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社インプレス
- 発売日2009/9/18
- ISBN-104844327690
- ISBN-13978-4844327691
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商品の説明
出版社からのコメント
不況を追い風に伸びる、セールスフォース社の実像を追う!
オバマ大統領の政権移行チームも採用!
オバマ大統領の政権移行チームも採用!
米国ではすでに、同社のクラウド型システムは、スターバックスやデルなどの大企業はもちろん、NASA(アメリカ航空宇宙局)、国務省、財務省、国防総省、米軍などで幅広く採用されている。日本でも、定額給付金システム(自治体)やエコポイントシステム(総務省・経済産業省・環境省)など、企業のほかに公共団体の導入事例が増えてきた。社会貢献を企業目標にかかげ、日米など各国で社会貢献活動を展開する次世代型IT企業の正体に迫る。
巻末には、セールスフォースCRMの無料トライアルを体験するためのマニュアルも掲載!
著者について
西田宗千佳(にしだ・むねちか)
1971年福井県生まれのフリージャーナリスト。得意ジャンルは、デジタルAV・家電・パソコン・ネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主要新聞、週刊誌、ビジネス誌などに寄稿。近著に、『クラウド・コンピューティング』『クラウド・コンピューティング仕事術』(朝日新聞出版)、『美学vs.実利「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史』(講談社)、『最新ケータイを支える技術~超薄型・高性能の裏側をのぞく』(技術評論社)などがある。
1971年福井県生まれのフリージャーナリスト。得意ジャンルは、デジタルAV・家電・パソコン・ネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主要新聞、週刊誌、ビジネス誌などに寄稿。近著に、『クラウド・コンピューティング』『クラウド・コンピューティング仕事術』(朝日新聞出版)、『美学vs.実利「チーム久夛良木」対任天堂の総力戦15年史』(講談社)、『最新ケータイを支える技術~超薄型・高性能の裏側をのぞく』(技術評論社)などがある。
登録情報
- 出版社 : インプレス (2009/9/18)
- 発売日 : 2009/9/18
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 272ページ
- ISBN-10 : 4844327690
- ISBN-13 : 978-4844327691
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,241,313位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1971年福井県生まれ。フリージャーナリスト。
得意ジャンルは、パソコン・デジタルAV・家電、そしてネットワーク関連など「電気かデータが流れるもの全般」。主に、取材記事と個人向け解説記事を担当。朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞、アエラ、週刊朝日、週刊現代、週刊東洋経済、GetNavi、DIME、日経トレンディ、 AV Watch、ASCIIi.jp、マイコミジャーナルなどに寄稿する他、テレビ番組・雑誌などの監修も手がける。
小寺信良氏と共同でメールマガジン「小寺・西田の『金曜ランチビュッフェ』」を毎週金曜発刊。同メルマガは、単品版としてKindleでも金曜夕方以降に配信中。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2009年10月13日に日本でレビュー済み
2010年6月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Salesforce.comとビジネスをしている立場で、同社のビジネス理解を深める為に読みました。
Salesforce.comの社員の知り合いからも分かりやすいので読んでみたらと推薦されて読み始めました。
同社の製品特長や、導入のメリット等の概略からはじまり、小規模環境でのSFA及びWebリード管理の手法、
酒造メーカと非常に旧体質の企業での事例、大企業やパブリックで何故Salesforce.comが採用されたのか
等、導入ユーザコメントや”何故SFDCに決めたのか”の生の声が聞ける本でした。
出版が2009年なので、最近のChatter等には触れていませんが、SFA・CRMからPaaSやクラウドコンピューティング
と呼ばれるITシステムの基盤としての採用例も掲載れており、最近のSFDCを象徴する様な事例も含まれており
Over viewを取るのに最適な書籍だと感じました。
”今のSalesforce.comを知る”という点でお勧め出来る書籍です。
Salesforce.comの社員の知り合いからも分かりやすいので読んでみたらと推薦されて読み始めました。
同社の製品特長や、導入のメリット等の概略からはじまり、小規模環境でのSFA及びWebリード管理の手法、
酒造メーカと非常に旧体質の企業での事例、大企業やパブリックで何故Salesforce.comが採用されたのか
等、導入ユーザコメントや”何故SFDCに決めたのか”の生の声が聞ける本でした。
出版が2009年なので、最近のChatter等には触れていませんが、SFA・CRMからPaaSやクラウドコンピューティング
と呼ばれるITシステムの基盤としての採用例も掲載れており、最近のSFDCを象徴する様な事例も含まれており
Over viewを取るのに最適な書籍だと感じました。
”今のSalesforce.comを知る”という点でお勧め出来る書籍です。
2017年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これが宣伝用の本でしょ。
洗脳され、導入してしまい、苦労しています。
これを見て導入しますたら、絶対後悔します。
日本会社のニーズに全然対応できません。
2回目の契約更新で15%値上げに強制されました。
あれこれのオプションが勧められ、導入したが、操作画面が英語だらけだし、またうちの要望に対応できないところがたくさんあります。悪循環が繰り返してもううんざりです。
こんな理不尽の会社が、初めてです。やばりアメリカの会社ですから、完全にセールス会社です。ものを売ればいい、お客様にどこまでお役を立つのが重視されません。
洗脳され、導入してしまい、苦労しています。
これを見て導入しますたら、絶対後悔します。
日本会社のニーズに全然対応できません。
2回目の契約更新で15%値上げに強制されました。
あれこれのオプションが勧められ、導入したが、操作画面が英語だらけだし、またうちの要望に対応できないところがたくさんあります。悪循環が繰り返してもううんざりです。
こんな理不尽の会社が、初めてです。やばりアメリカの会社ですから、完全にセールス会社です。ものを売ればいい、お客様にどこまでお役を立つのが重視されません。
2016年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直、驚きの連続です!!日本にはまだSalesforceがあまり浸透していませんが、業務用クラウドとして、これから加速的に広がっていくことでしょう。カスタマイズ性が高いので、できあがったシステムを使うのではなく、0から創り上げていくイメージでしょうか。これは日本の学校教育(詰め込み)とはまったく違い、必要なかたちに柔軟にカスタマイズしていくことができます。今知っておくことでチャンスが広がります。
2009年9月24日に日本でレビュー済み
クラウド・コンピューティングとは何か?!
言葉の意味ではなく具体的な九つの事例から解きほぐしている。
各企業や団体の導入に至る経緯や導入後の”生”の声を読み進むうち
クラウドの位置づけが見えてくる。
1999年にアメリカで創業し2000年に日本進出を果たしたセールスフォース社。
すでに世界で6万社の顧客を持つという。
筆者はこのセールスフォース社をクラウドの分野で最も成功した企業のひとつとしてとらえ
後半は同社の生い立ちから未来の戦略にいたるまで解説している。
筆者いわく
”クラウドとは何かの技術を示したものではなく、様々なビジネスが立ち上がりつつある「現象」を示す言葉である。”
重要なのは「技術」が「ビジネス」というステージに上がり評価されるということだ。
この書籍はクラウドを絶賛するものではない。
現象として客観的にとらえ同時に課題も明確に指摘している。
何のためにクラウドを利用するのか、その指針となる一冊である。
言葉の意味ではなく具体的な九つの事例から解きほぐしている。
各企業や団体の導入に至る経緯や導入後の”生”の声を読み進むうち
クラウドの位置づけが見えてくる。
1999年にアメリカで創業し2000年に日本進出を果たしたセールスフォース社。
すでに世界で6万社の顧客を持つという。
筆者はこのセールスフォース社をクラウドの分野で最も成功した企業のひとつとしてとらえ
後半は同社の生い立ちから未来の戦略にいたるまで解説している。
筆者いわく
”クラウドとは何かの技術を示したものではなく、様々なビジネスが立ち上がりつつある「現象」を示す言葉である。”
重要なのは「技術」が「ビジネス」というステージに上がり評価されるということだ。
この書籍はクラウドを絶賛するものではない。
現象として客観的にとらえ同時に課題も明確に指摘している。
何のためにクラウドを利用するのか、その指針となる一冊である。
2011年9月5日に日本でレビュー済み
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クラウドコンピューティングといえば、アマゾン、グーグルなどがありますが、10年間クラウドコンピューティングによるSaaS(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)を続けている老舗のセールスフォースを書いた本です。
甲府市の定額給付金の管理システムに採用されたり、郵政民有化の際の、各(独立分離された)会社のサービスを統合するサービスに採用されたり、エコポイントにシステムに使われたりしたことで名前が広まった会社(もしくはサービス)です。
まず、クラウドコンピューティングというものの説明があるかと思いきや、実際にセールスフォースを使うことで業績をあげた企業や、他の同程度の人口を持つ自治体に比べて3分の1から10分の1の設備費でシステムを作り上げた甲府市が取材対象になり、その後、セールスフォース社の歴史や理念、さらに最終章で、同社の人に実際にインタビューして問題点や長所、今後のことなどが描かれています。
結局、圧倒的な物流で仕事を行うっていうのはアメリカ人にしか考え付かないのでしょうかねえ?
すでに、これだけのデータセンターをつくられると(世界規模です)、日本の企業はどんなに頑張っても、隙間仕事みたいのしかできないでしょうね。
甲府市の定額給付金の管理システムに採用されたり、郵政民有化の際の、各(独立分離された)会社のサービスを統合するサービスに採用されたり、エコポイントにシステムに使われたりしたことで名前が広まった会社(もしくはサービス)です。
まず、クラウドコンピューティングというものの説明があるかと思いきや、実際にセールスフォースを使うことで業績をあげた企業や、他の同程度の人口を持つ自治体に比べて3分の1から10分の1の設備費でシステムを作り上げた甲府市が取材対象になり、その後、セールスフォース社の歴史や理念、さらに最終章で、同社の人に実際にインタビューして問題点や長所、今後のことなどが描かれています。
結局、圧倒的な物流で仕事を行うっていうのはアメリカ人にしか考え付かないのでしょうかねえ?
すでに、これだけのデータセンターをつくられると(世界規模です)、日本の企業はどんなに頑張っても、隙間仕事みたいのしかできないでしょうね。
2010年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
顧客に対するインタビューに基づいて執筆されているが、掘り下げに乏しく、一般的なCRMのメリットと変わらない部分が延々と続き、読んでいて苦痛だった。実際のところセールスフォースが何なのか、何がどう良いのかはカスタマイズ性、提供開始スピードなどに限定されており、セキュリティや可用性に到っては、既に大手企業が採用しているから大丈夫と思われる、レベルの記述で終わる。技術的な掘り下げを期待する読者には勧められない。
2018年5月20日に日本でレビュー済み
会社宣伝用の本、客観性に乏しい。得られるものが少ない。本の構成も分かりにくい