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IT時代の震災と核被害 (インプレス選書) 単行本(ソフトカバー) – 2011/12/8
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マスメディア並の影響力を持つインターネット。IT集団の初動レポートとともに、日本・社会・メディアを問う!
[本文より]
◆東浩紀「原発事故のような危機のときは、国民の怒りが爆発したほうが政府やメディアは情報を出したかもしれない。
行儀のいい文化というのは、危機のときにはマイナスに働くことだってある。」
◆宮台真司「データの評価を政府に依存するような態度は、市民社会にとって自殺行為だと心得るべきです。」
◆津田大介「マスコミがスルーしてしまうことにこそ、ソーシャルメディアの果たすべき大きな役割があります。」
◆西條剛央「ITがあるからできることもありますが、それを使うのは人間なので、入口と出口はアナログの活動が要です。」
◆飯田哲也「独占的な電力市場で、電力需要家は原発事故に関して、いっさい責任を負う必要はありません。」
◆グーグルの72時間(ドキュメント)
グーグルの「発行部数」あるいは「視聴率」はすでに広汎かつ膨大である。
従来のマスコミとはまったく異なる存在ながら、マスのコミュニケーションに多大な影響を与えている。
むしろ、従来のマスコミでは情報が届かない、別の位相にいる大衆にも、大きなインパクトを与えうる存在であることは否定できない。
◆業界を動かした一人の中学生(取材レポート)
地震発生から1時間足らずの15時半頃、Ustreamのあるチャンネルにアクセスが集中していた。
番組内容はNHKが放送中の震災ニュースのリアルタイム再配信で、テレビをiPhone4の内蔵カメラで撮影して配信するという単純な方法だった。
ピーク時には4万人もの人々が、その動画を同時に視聴した。(動画サイトとテレビメディアの相互補完)
- 本の長さ392ページ
- 言語日本語
- 出版社インプレス
- 発売日2011/12/8
- ISBN-104844331140
- ISBN-13978-4844331148
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商品の説明
著者について
◆飯田哲也 1959年生。NPO法人環境エネルギー政策研究所所長。2011年10月より経済産業省資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本問題委員会委員、内閣官房原子力事故再発防止顧問会議委員。
◆飯田豊 1979年生。福山大学人間文化学部メディア情報文化学科専任講師。メディア論、メディア史、文化社会学。
◆池田清彦 1947年生。東京都立大学大学院生物学専攻博士課程修了。早稲田大学教授。著書に『激変する核エネルギー環境』(KKベストセラーズ)など。
◆円堂都司昭 1963年生。文芸・音楽評論家。2009年に『「謎」の解像度 ウェブ時代の本格ミステリ』(光文社)で日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞を受賞。
◆荻上チキ 1981年生。メールマガジン「αアルファシノドス」編集長。著書に『検証 東日本大震災の流言・デマ』(光文社新書)など。
◆加藤典洋 1948年生。東京大学文学部仏文学科卒。文芸評論家。早稲田大学教授。著書に『アメリカの影』(講談社文芸文庫)など。太宰治賞、小林秀雄賞選考委員。
◆萱野稔人 1970年生。哲学者・津田塾大学准教授。2003年パリ第十大学大学院哲学科博士課程修了。朝日ニュースター「ニュースの深層」木曜キャスターとして出演中。
◆西條剛央 1974年生。早稲田大学大学院(MBA)専任講師。ふんばろう東日本支援プロジェクト 代表。専門は心理学や(科学)哲学。
◆酒井信 1977年生。批評家。文教大学情報学部専任講師。専門は社会思想とメディア論。著書に『最後の国民作家 宮崎駿』(文春新書)など。
◆神保哲生 1961年生。コロンビア大学ジャーナリズム大学院修士課程修了。AP通信記者などを経て2000年に『ビデオニュース・ドットコム』を立ち上げる。
◆武田徹 1958年生。ジャーナリスト、評論家。恵泉女学園大学教授。著書に『私たちはこうして「原発大国」を選んだ―増補版「核」論』(中公新書ラクレ)など。
◆津田大介 1973年生。ジャーナリスト。早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース非常勤講師。
◆広瀬弘忠 1942年生。安全・安心研究センターセンター長。東京大学文学部心理学科卒。文学博士。東京女子大学名誉教授。
◆三上洋 1965年生。ITジャーナリスト。Ustream、セキュリティ、携帯電話料金などをテーマに執筆。
◆宮台真司 1959年生。社会学者。映画批評家。首都大学東京教授。東京大学大学院博士課程修了。社会学博士。
◆村上圭子 NHK放送文化研究所メディア研究部専任研究員。報道局で『NHKスペシャル』等の制作を担当、ラジオセンターを経て現職。
登録情報
- 出版社 : インプレス (2011/12/8)
- 発売日 : 2011/12/8
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 392ページ
- ISBN-10 : 4844331140
- ISBN-13 : 978-4844331148
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,145,955位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 136,078位社会・政治 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
1971年東京生まれ。批評家・作家。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。株式会社ゲンロン創業者。専門は哲学、表象文化論、情報社会論。著書に『存在論的、郵便的』(新潮社、第21回サントリー学芸賞 思想・歴史部門)、『動物化するポストモダン』(講談社現代新書)、『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、第23回三島由紀夫賞)、『一般意志2.0』(講談社)、『ゲンロン0 観光客の哲学』(ゲンロン、第71回毎日出版文化賞 人文・社会部門)、『ゆるく考える』(河出書房新社)、『ゲンロン戦記』(中公新書ラクレ)ほか多数。
1979年、広島県生まれ。立命館大学産業社会学部教授。専門はメディア論、メディア技術史、文化社会学。東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。
著書に『テレビが見世物だったころ ―初期テレビジョンの考古学』(青弓社、2016年)、『メディア論の地層 ー1970大阪万博から2020東京五輪まで』(勁草書房、2020年)、共著に『新版 メディア論』(放送大学教育振興会、2022年)、『ビデオのメディア論』(青弓社、2022年)、『万国博覧会と「日本」 ―アートとメディアの視点から』(勁草書房、2024年)、編著に『メディア技術史 ―デジタル社会の系譜と行方[改訂版]』(北樹出版、2017年)、共編著に『現代メディア・イベント論 ―パブリック・ビューイングからゲーム実況まで』(勁草書房、2017年)、『新版 現代文化への社会学 ー90年代と「いま」を比較する』(北樹出版、2023年)、『趣味とジェンダー ―〈手づくり〉と〈自作〉の近代』(青弓社、2019年)などがある。
ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。「ポリタス」編集長。1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。大阪経済大学客員教授。京都造形芸術大学客員教授。テレ朝チャンネル2「津田大介 日本にプラス+」キャスター。フジテレビ「みんなのニュース」ネットナビゲーター。 一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)代表理事。株式会社ナターシャCo-Founder。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。ソーシャルメディアを利用した新しいジャーナリズムをさまざまな形で実践。 世界経済フォーラム(ダボス会議)「ヤング・グローバル・リーダーズ2013」選出。主な著書に『ウェブで政治を動かす!』(朝日新書)、『動員の革命』(中公新書ラクレ)、『情報の呼吸法』(朝日出版社)、『Twitter社会論』(洋泉社新書)、『未来型サバイバル音楽論』(中公新書ラクレ)ほか。2011年9月より週刊有料メールマガジン「メディアの現場」を配信中。
1977年長崎市生まれ。明治大学国際日本学部・准教授。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科卒。博士(政策・メディア)。専門は文芸批評・メディア論・社会思想。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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東 浩紀 は 「日本はいま,江戸時代末期のように開国と攘夷に分かれつつある」 という. ここまで劇的な表現はみたことがなかった.
本書の前半では、ヤフー、ツイッター、アマゾン、Ustream、ニコニコ動画などのIT企業が震災の際にどう動いたのかが克明に語られている。
後半では、宮台真司、津田大介、飯田哲也、東浩紀、萱野稔人、神保哲夫、荻上チキなどの面々が、日本の今後についてITを絡めつつ語っている。
前半は、東日本大震災のその瞬間に、IT企業の担当者たちがどう動いたのか、克明に語られているドキュメンタリーとなっている。
グーグルのパーソンファインダーを始めとして、現場の人たちがどのような想いで行動を起こし、いかに判断や決断したのかがよく伝わってくる。
ITが社会に果たした役割と、今後の課題がよく分かる内容となっている。
後半の内容は、各々が別の場所でも語っていることや、ITにあまり関係のない内容もあり、確かにこれからの日本の復興において大事なことが語られているのではあるが、本書に含めるのが妥当かどうかは疑問が残るものもある。
しかし実際問題として、宮台真司や東浩紀など、普段から影響力の大きい人が、震災時にTwitterを通して社会へ与えた影響は大きかった。
今後の社会設計にITは不可欠であり、津田大介など、IT側の方々から社会への提言は多くなされるようになってきた。
IT側からの社会へのアプローチが大きくなってきた一方で、人文科学系の学問からITへのアプローチはまだまだ足りないように思える。
これからの社会学者や思想家、哲学者は、Twitterなどのアプリケーション以外においてもITに詳しくならなければ、社会への提言は行えないだろう。
ヤフーやアマゾンといったIT企業がどういうサービスを提供し、それが社会の中の人々にどういう影響を与えているか、技術的な視点も含めて把握できている人でなければ、将来的な社会設計は難しいであろう。
今こそ、人文科学系の学問はITと融合していく必要性があることを、本書は示唆している。
惜しむらくは、価格が高い点か。
もう少し原稿を絞れば、安くできただろう。
新しい時代を拓くための本としては、価格を抑えて普及を優先すべきだったかもしれない。
しかし、日本の将来のためのITと社会の橋渡し役としては、とても有意義な一冊である。