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エコロジカル・ランドスケープというデザイン手法 単行本 – 2009/5/1
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エコロジカル・ランドスケープというデザイン手法がある。これは、ひとりの技術者がエコシステムとエンジニアリングとデザインを同次元で考えることで初めて解決できる総合的な空間のデザイン手法のひとつだ。デザイン対象は、外部空間そのものだ。(「はじめに」より抜粋)
【著者略歴】
小川 総一郎(おがわ・そういちろう)
ペンシルベニア大学芸術大学院ランドスケープ・アーキテクチャ修了(M.L.A.)1983年5月。登録ランドスケープアーキテクトRLA00100。技術士(建設部門/建設環境)。APECエンジニア(civil)。
エコラン研究所 代表 2017年4月~。信州大学学術研究院農学系 特任教授 2022年4月~。
【目次】
1. エコロジカル・ランドスケープ事例
パルタウン城西の杜/水戸ニュータウン多自然型調整池/Green Avenueあざぶの丘/ヌーヴェルゴルフ倶楽部
2. 理念
01 環境を総合的にデザインする
02 人はエコシステムの一員
03 エコロジカル・ランドスケープの目指すところ
04 エコロジカル・ランドスケープの三要素と三原則
05 原則1:地域環境の潜在能力を見きわめる
06 原則2:人が手をつけてよいところといけないところを正しく認識する
07 原則3:人が1/2造り、残りの1/2を自然に創ってもらう
08 生物多様性を意識して空間を造る
3. デザイン・プロセス
09 VCSP プロセス:10のデザインステップで考える
3-1 ビジョン
10 ステップ1:プログラミング・マトリックスで課題を発見する
11 ステップ2:アイデアの適正さを早期に見定める
3-2 コンセプト
12 ステップ3:フロー作成して考える順番を確認する
13 ステップ4:デザインに必要な情報を収集する
14 ステップ5:ブレイン・ストーミングで将来像を共有する
15 ステップ6:コンセプトをHOWで構築し、情景を設定する
3-3 シナリオ
16 ステップ7:コンテでデザイン・プロセスを分解する
17 ステップ8:画(え)コンテで情報を視覚化する
18 ステップ9:エスキスで空間イメージを表現する
3-4 プレゼンテーション
19 ステップ10:デザインを伝え、信頼を得る
4. デザイン手法
4-1 環境情報をデザインに反映する手法
20 環境情報を3Dで表現する
21 Web 情報を収集して環境テーマ図を作成する
22 環境テーマ図から環境応用図を作成する
23 環境要素を重ね合わせて環境を総合的に理解する
4-2 エンジニアリングをデザインに関連付ける手法
24 地形を自由にコントロールする
25 地形と排水と植栽を同時に操作する
26 群落単位で植生を考える
27 水循環と安全で美しい雨水排水を考える
4-3 デザイン感覚を磨く手法
28 形ではなく情景を伝える
29 文章からスケッチを描く
30 スケッチから文章を書く
31 写真の上にイメージを描く
4-4 スケール感覚を磨く手法
32 スケール感覚は相対的なものと考える
33 どこで風景を切り取るか意識する
34 ものの見え方の仕組みを理解する
35 目の高さを意識してスケッチを描く
36 条件からスケッチを描く
37 スケッチ定規とスケッチシートでスケッチを描く
38 スケッチから平面図に変換する
4-5 デザイン資源をストックする手法
39 見る、描く、コメントする
40 偶然性と必然性に想像力を加える
41 オリジナル・パタンを蓄える
4-6 空間構成を演出する手法
42 風景を分解し再構築する
43 遠景・中景・近景の役割を考える
44 シークエンスとストーリー展開を想定する
45 特定視点場を設定する
46 軸線(Line)のデザイン
47 囲み(Enclosure)と開放性(Openness)のデザイン
48 視距離とテクスチャを意識する
4-7 デザインを表現する手法
49 フリーハンドスケッチに慣れる
50 透明水彩(Watercolor)で情景を表現する
- ISBN-104844607456
- ISBN-13978-4844607458
- 出版社理工図書
- 発売日2009/5/1
- 言語日本語
- 寸法1 x 18.2 x 25.7 cm
- 本の長さ192ページ
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 理工図書 (2009/5/1)
- 発売日 : 2009/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 192ページ
- ISBN-10 : 4844607456
- ISBN-13 : 978-4844607458
- 寸法 : 1 x 18.2 x 25.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 522,278位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 27,629位アート・建築・デザイン (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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小川総一郎:エコロジカル・ランドスケープ・アーキテクト
http://ecolandscape.blog.fc2.com/
ペンシルベニア大学芸術大学院ランドスケープ・アーキテクチャ修了
【児童書】ふたつの国物語-土木のおはなし-
何不自由なく暮らしていたシブの国にも悩みがありました。若者の土木離れです。
そんな時アトの国からやってきた若者が言いました
「私たちに土木の仕事を手伝わせてください」と。
これは大助かりです。ところが......。
【エコロジカル・ランドスケープ専門書】エコロジカル・ランドスケープというデザイン手法
エコシステムとエンジニアリングとデザインを同次元で解決しようとすれば,地域環境の保全しながら新しい土地利用を提案することができます。情景を込めた空間をデザインしましょう。
【景観の専門書】景観デザイン
目に見える形をデザインすることが景観デザインではありません。
環境の成り立ちを理解して,その場にあるべき姿をスケッチを描きながらデザインしましょう。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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一方で、全体をぱらぱらめくってみると、随所に入れられた水彩画が美しく、ランドスケープデザインの学生にとって、だいぶ刺激になると思われる。デザインを学びながらも、エンジニアリングや自然環境の分析の基礎知識を身につけたい学生さんたちに勧めたい図書である。
図や写真が盛りだくさんで、ちょっと読みにくい感があるが、50に分けられた1つの節ずつを読んでいくと、読みにくさはそれほど気にならない。おそらく、著者が講師として学部生に課している課題が、本書でもひとつの節にまとめられているからだろう。著者による「ランドスケープ・デザイン実習」のノウハウが、惜しみなく紹介されている。
私が本書で一番身につけたいと感じた技術は、「スケッチと平面図の間を自由に行き来しながら情景をデザインする」手法である。ちまたには、いかにも平面図が真っ先に描かれたと感じさせる空間が多い。かっこいい平面図は、必ずしも快適な空間やかっこいいスペースをつくらない。歩行者の目線から見たスケッチにこだわり続ける著者に、敬意を表したい。
そして、それ以上に、風景画を描きたい人にオススメ!
馬を描くとき、その骨格、筋肉等を理解して、はじめて本物が描けるという!
風景を描くとき、森の成り立ち、奥行きの成り立ち等が理解できてこそ、
その成り立ちが分かり、本物の風景が描けるのだということが分かった。
そして、最も大切なことは、景をとおして心を伝えることなのだ!
著者は、風景画のレオナルド・ダ・ヴィンチかもしれない。
現代の景観にルネッサンスを起こそうとしているのかもしれない。
そのために必要となる理念がまず最初に書かれており、事例の紹介などを経て、詳細なデザイン手法が書かれています。また、これらは難しい言葉ではなく、誰にでも理解できるような優しい言葉と印象的な絵で語られています。
私が特に印象的だったのは荒廃した湿原や水辺の再生事例です。人は自然を壊すことも出来るけれど、このエコロジカルランドスケープという技術を使うことで、再生させることも出来るということに感動しました。
この本を、特に建築学科・土木工学科に在籍する学生やこれらの学科を目指す学生に、是非読んでいただきたいです。デザインすること、街を作ることの概念を一新してくれることでしょう。
自分が学生のころに発刊されていれば今の人生がもう少し早い段階で変わっていたのではと思えるほどです。
著者の経験と実績に裏づけされた内容はとてもわかりやすく迫力があります。土木技術者としてのマインドのあり方、自然環境との対話すべてが参考になります。
是非、教科書として学生にも読んでもらい今のビジネス中心のランドスケープ概念が変わることを期待します。