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町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう (立東舎) 単行本(ソフトカバー) – 2016/8/19
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昭和の古きよき食文化を記録するため、男たちが立ち上がった!
『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』の北尾トロを中心に結成された「町中華探検隊」。彼らの使命は、高齢化の荒波にさらされて滅亡の危機にある個人経営の大衆的中華料理店の研究・記録だ。半チャンラーメン発祥の店に行ってみたり、早稲田・神保町など中華料理店密集地帯でハシゴしてみたり、化学調味料に思いを馳せてみたり。登場する店も超個性的。夫婦で出前をする店、チャンポンを食べたことがないのに作る店、未亡人が経営する店……。大量の中華料理の向こう側に見えてきたのは、戦後日本の食文化の歴史だった——。人気ライターたちによる、異色の食べ歩きエッセイ。
カバーイラストは、『東京都北区赤羽』でおなじみの清野とおるが担当。
※町中華とは?
昭和以前から営業し、気楽に入れて1000円以内で満腹になれる庶民的な中華店。単品料理主体や、ラーメンなどに特化した専門店と異なり、麺類、飯類、定食など多彩な味を提供する。カレーやカツ丼、オムライスを備える店も。大規模チェーン店と違ってマニュアルは存在せず、店主の人柄や味の傾向もはっきりあらわれる。(本文より)
【目次】
プロローグ/下関マグロ
1 われら町中華探検隊
町中華用語集1
2 飛び出せ! 町中華探検隊
町中華用語集2
3 これが町中華だ
町中華用語集3
4 炎の町中華
町中華用語集4
5 鼎談 改めて、町中華ってなんだろう
エピローグ/北尾トロ
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社立東舎
- 発売日2016/8/19
- 寸法13.2 x 1.7 x 19 cm
- ISBN-104845628236
- ISBN-13978-4845628230
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
町中華とはなんだ―昭和の味を食べに行こう [著]町中華探検隊(北尾トロ、下関マグロ、竜超)
うまいわけではない。安いわけでもない。中華料理屋のたたずまいだが、カレーやオムライスも提供する。何に惹きつけられるのかと問われれば説明が難しい大衆中華食堂。本書では「町中華」と呼び、北尾トロらが探訪する。
町中華の定義が曖昧なように、楽しみ方も多様だ。店主の厨房での鍋や化学調味料を振る手際の良さに驚嘆したり、美味しくないと評判の店にあえて入り、スリルを味わったり。メンバーたちはグルメサイトの星の数では表せない店の魅力を切り取る。
とはいえ、町中華は存亡の危機だ。「味はそこそこで安い」が売りだったが、チェーン店の台頭で競争力は失われた。経済合理性の土俵から下り、雰囲気や店主の個性を武器に営業している光景は郷愁にかられる。読み終えれば、町中華が恋しくなるはずだ。
評者:栗下直也
(週刊朝日 掲載)著者について
超高齢化の荒波にさらされて滅亡の危機にある町中華(個人経営の大衆的中華料理店)の研究・記録を行なうグループ。これまでのメンバーは隊長・北尾トロ周辺の出版業界人が多かったが、本書刊行を機に全国津々浦々の同志が名乗りを上げてくれることに期待している。最終目標は「1億総町中華探検隊」である。
北尾トロ
1958年、福岡県生まれ。ライター。本やマニア、裁判傍聴、狩猟など、好奇心のおもむくまま、さまざまな分野で執筆。町中華探検隊では隊長を務めるものの、好きな割に食べっぷりは力弱く、隊員の助けを借りて完食にこぎつけている。『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』(文春文庫)『沈黙のオヤヂ食堂』(KADOKAWA)など著書多数。
下関マグロ
1958年、山口県生まれ。街歩きをしながら、ネタを探して原稿を書いている。町中華探検隊では二号。店舗ファサード、店の歴史などに興味あり。主な著書は『歩考力』(ナショナル出版)。「メシ通」にて『美人ママさんハシゴ酒』を連載中!
竜超
1964年、静岡県生まれ。ゲイマガジン『薔薇族』の二代目編集長という異色の肩書きを掲げつつ町中華探検を続ける隊一番の変わり種。肉使いのよい店をこよなく愛する野獣系隊員。『オトコに恋するオトコたち』(立東舎)、『消える「新宿二丁目」』(彩流社)などの著書があるが、LGBT系以外の本はこれが初である。
登録情報
- 出版社 : 立東舎; 四六版 (2016/8/19)
- 発売日 : 2016/8/19
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 224ページ
- ISBN-10 : 4845628236
- ISBN-13 : 978-4845628230
- 寸法 : 13.2 x 1.7 x 19 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 711,834位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 461位グルメエッセー
- - 715位エスニック・アジア料理本
- - 1,250位ワールドミュージック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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「おお、あるある、オムライスもあった!町中華っていうのか!」と
いたく共感しまして、検索したらこちらの書籍に遭遇してポチり。
町中華とはなんぞや、という軽い読みものとして楽しむもよし、
町中華のガイドブックとして使うもよし。
おもしろおかしく、「あるある!」と共感し、ときには寂しくもなる、
とてもいい本でした。
書籍内でも店名の呼び方が判らないということもあるのだから固有名詞である店名にはルビを振ったほうが良いとは思った
…けれども、ハズれ~の感。
これぞ!と言える定理も基準も定まることなく、
タダ漫然とぶらぶら食べ歩き"するだけ"!
そもそも"昭和の味"ったって、〈平成〉30年も間に挟んでりゃ
いつの間にやらマイナーチェンジされて、なお垢抜けない
"平成の味"を有り難がってるンじゃない?
方向性の差こそあれ結局は
実話系雑誌が定番にしている
《××の××全部不味い!!》ってのと同じじゃないか!?
好意的な面構えを装ってる分、コッチの方がよっぽど悪質!
思い返してみると昔は中華屋さんといえば個人経営の〝町中華〟しかなく、大型チェーン店が幅を効かせるのは80年代後半〜90年代初頭あたりからでしょうか。そんな大型チェーン店が台頭する中で今だに町の片隅で頑張ってる町中華、その魅力に満ちた本です。
お店に入ると、まるで昭和の子供時代にタイムスリップしたみたいで思い出に浸ってしまいます(本編で紹介されている《小上がり》のエピソードも素敵です)。夕暮れどきにふらりと町中華に入りギョーザとメンマをつまみに瓶ビールで一杯やるのは最高です。
この本はグルメガイドブックでありながら、昭和の時代に額に汗し、がむしゃらに働き今の豊かな日本を築いた庶民を食から支えた大衆食堂文化を、実際にお店に足をはこんで食べて飲んで、フィールドワークした上で書き上げられている、民俗学的見地から読んでも様々な想いを馳せられる奥深い本でした。
まあ、小難しいかしいことは置いといて、この本で知った町中華に行くのは楽しいよ!
読めば読むほど、町中華とは何か?本質から遠ざかっていく得体の知れないものなのか?
町中華とは、読んだ人の感じるもの、そのものなのかな…