25年位に読んだ。読後、雑誌の広告を読むと、ほんとうに「SEX」の埋め込みがあった。面白かったので数人の友人に勧めたのだけれど、彼ら全員の反応が「これって本当なの?(事実なの?)」というものだった。私は彼らの反応にとても違和感を感じたのだけれど、その違和感は無視した。
随分後(10年あるいは15年位)になって、ブライアンキイが本当に書きたかった事に気付いた。ブライアンキイは、メディアの暴露本、潜在意識云々について書いたのではない。(確かに、この著作の売り方は、メディアの暴露本の様相を呈している。)
ブライアンキイが本当に書きたかった事、言いたかった事は、「この本を読んだヒトは、このように行動する。この視線を持ってメディアを見るようになる。」という事なんだ。ブライアンキイは、マーシャルマクルーハンの後継ではない。ニーチェ、フロイトの後継として読まれるべきだ。フロイトが(精神分析学が)無意識という領域を作ったのと同じように、ブライアンキイは新しい感受性を作った。この本はメデイァ論ではなく哲学書だ。
メディアセックスを読んで、事実かどうかを問題にすると、多くの事を見落とす。
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メディア・セックス 単行本 – 1989/4/1
ウィルソン・ブライアン キイ
(著),
植島 啓司
(翻訳)
- 本の長さ338ページ
- 言語日本語
- 出版社リブロポート
- 発売日1989/4/1
- ISBN-104845703726
- ISBN-13978-4845703722
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登録情報
- 出版社 : リブロポート (1989/4/1)
- 発売日 : 1989/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 338ページ
- ISBN-10 : 4845703726
- ISBN-13 : 978-4845703722
- Amazon 売れ筋ランキング: - 596,211位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年6月28日に日本でレビュー済み
2018年10月21日に日本でレビュー済み
この本は、今となっては問題作である。コカ・コーラの調査は調査者による捏造の疑いがあり(著者本人ではないけれど)、構造的な認知バイアスのせいではないかとも言われている。但し、ビートルズのことについては、一部の著書を除いて、この本の内容に触れることすら全くタブー視されている。なぜか?
クリストファー・チャブリス&ダニエル・シモンズ「 錯覚の科学 」で、この本の内容をこっぴどく批判していた。しかし、なぜ、ビートルズには触れてもいないのか?疑り深い私はここが気になった。私的には「サブリミナルは神話である」、という断言はしない。なぜなら事実「洗脳」そのものは「実在」するからだ。要するに繰り返し、繰り返しに「刷り込み」を行うことで効果高く、強烈な行動に仕向けることが事実可能だからだ。洗脳が無ければ、ナチスドイツや北朝鮮の様な独裁国家は有り得なかったのだから、完全否定するのは変だ。それに洗脳も、継続的に「燃料投下」しないといけないし、冷めた際に罪悪感やトラウマも強烈だ。だからこそ、敗戦が濃厚になり、洗脳する余裕の無くなったナチスドイツの最後は悲惨なものになった。この辺の議論は草森紳一氏の「 宣伝的人間の研究 ゲッベルス (絶対の宣伝 ナチス・プロパガンダ1) 」を読むことをお勧めしたい。
「 錯覚の科学 (文春文庫) 」によれば、注意を他に集中されると、背後にいたゴリラに気づかない位、意識は傍観者に過ぎない(「 あなたの知らない脳──意識は傍観者である 」参照)し、わかったつもりになっている程、人間の認知はいいかげんである(「 知ってるつもり――無知の科学 」)。意識は結構だまされるのだ。
以上のことはから言えるのは、この本は今読んだらさすがに批判に耐えうる著書とは思えない。写真に「SEX」と書かれていたことが「事実」であったからといって効果の程は定かではない。それにポルノ雑誌など、繰り返し読むに耐えるものではなく、とっかえひっかえ「消費」されるものだ。それに、「一回性のサブリミナル」にさほど効果が無いという「間違い」があるからといっても、「メディアによる操作」が無かったということではない。寧ろこれは逆だ。何度も接触した人間や商品に親しみや好意を抱くといく「単純接触効果」は実証されているので、よくよく警戒はすべきなのだ。
ビートルズの歌詞に埋め込まれた、大衆操作まで否定されたとしたら変な話だ。要するに不利な情報は隠したいというメディア側の事情や「政治」が絡んでいるからだ。それに音楽は、繰り返し繰り返し聞かれるものだ。だからこと音楽に関しての方が洗脳性は高い。歌による洗脳の高さまで否定されるわけではないし、寧ろ効果の程は実証されている。昨今ではオウム真理教の歌による、「繰り返し」の洗脳は余りにも有名だ。この本の「サブリミナル・ロック」の章は、行動経済学の走りであり、この章だけなら間違いなく読んだ方がいい。昨今のニコニコ動画から生まれた、「Bad Apple!」のMMD動画の拡散も繰り返し聞くと、恐らく無気力になるだろう。「プライミング効果」抜群である(笑)。だから音楽を売り込もうとする人は、こういう結末を生む「責任」も感じて欲しいものだ!
ビートルズの、サイケデリックな麻薬性を潜在的に刷り込もうとした歌詞や、演出に関しては、ダニエル・カーネマンが「 ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? 」の著書で述べる「プライミング効果」が、間違いなく埋め込まれている。ポールが死んだという噂による演出や、「ルーシー・イン・ザ・ウィズ・ダイヤモンド」に埋め込まれたLSDを推奨する隠喩に満ちた歌詞や、当時のヒッピー文化を正当化する「隠喩」が厳然とあるのは否定できない。これに関しても一緒に封殺されるなら逆に「陰謀」だと言われるだろう。これこそ勿体ない話ではないか。
私に言わせると、「この程度」のことは陰謀とかでは断じてない。栗本慎一郎氏も「 パンツを脱いだサル―ヒトは、どうして生きていくのか 」で学生運動真っ盛りの時期に、大衆をヒッピー文化にシフトチェンジさせられ、「操作」されたことを強く嫌悪を持って述べている。この章を栗本氏もしっかり引用している。ならばマスコミはビートルスのこのことを取り上げないのか?
「公式な見解を出さない」方が「宣伝」となって儲かるからだ。
要するに、陰謀論とか噂に関して、正式な見解を出さない方が、余計に「謎めいた存在」を「存在感の魅力」として勘違いさせることが可能だからに過ぎない。恐怖心から生まれるドキドキ感を、人物の魅力的なドキドキ感に置換し得ることは、リチャード・ワイズマンの「 その科学が成功を決める 」でも述べられている。何も無いところに、あたかもあったかの如く噂程度に掻き立てておいた方が、「宣伝」になるからだ。ある意味、非常に高度な宣伝戦略ではないだろうか?当時のメディアはほとんどがユダヤ人ばかりで占められていたし、行動経済学を生んだ、ダニエル・カーネマンにしても、イスラエル出身のユダヤ人だ。ユダヤ人は、ただでさえ差別の対象として大昔からされていたのだから、余計な「陰謀論」とか思われて「炎上」を避ける意味でも無視しているだけのことだろう。事は紐解けばとても単純だ。だから栗本さんの様に「飛躍して」考えることを、私は一応(?)は避けている。
一般の人から見れば、飛躍しすぎて「トンデモ」扱いされた栗本さんも気の毒だ。しかし、行動経済学の分野で活躍している人の多くは、確かにユダヤ人が多い。頭いいよね。そりゃ陰謀論が生まれるわけだ(笑)。
良く考えれば分かるはずだが、人間、誰しも「間違い」はするものだ。だからといって他の内容が当たっていることまで引っくるめて同時に否定しかかるのは、おかしなことである。人は大きな間違いや過ちをすると、その人格や、今後の行動まで「全否定」しようとする存在だ。実はこれが人間の最も危険な「認知バイアス」なのだ。理由はその方が余計なことを考えなくて済むので頭が楽だからだ。
「 ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則 」にしても結果論や、確率論であることくらいは私も「知っている」。だからこそ、アマゾンや、グーグルの様な例外を説明出来ていないことも「知っている」。そういう傾向性が間違いなくあっても「部分の総和は決して全体にはならず、全体は部分の総和を常に超えているのだ」。だから、「論理」でもって探求しても、必ず「理論」は破綻をきたす。ただそれだけのことだ。
つまり全てを「普遍的」な説明をしてしまおうということに無理があるのだ。「理論」は全て例外があり、どこかで「ザル」な面があることを知っておくべきだろう。だから、間違いもある古典の部類のこの著書は素人にはお勧めしない。★3にしたのは、それ以外の論旨をどうしても読んでほしいからだ。
しかし、歌詞に埋め込まれた内容の「隠喩」が「無意識」的欲求を刺激することは、十分当たっている。
例えば、日本でも「およげ!たいやきくん」をヒットさせた子門真人は、もしかしたら、徹底的にメディアに利用されたことや、自分のしでかしたことの重さに気づいたのかもしれない。「脱サラ」し、「自分探しの旅」に出た人を産み出してしまった「罪」に。人間嫌いになっても無理はないだろう。ヒット時には非常に安い収入でこき使われたことは今では結構知られている。けれどインターネットも無かったその頃は、それを情報封殺するために、今後は「多額な印税を渡す」と引き換えに、引退を強いられたのかもしれない。あくまで私個人の推理であって、真相は私も知らない。けれど、メディアに「思いやり」なんて存在しないことは断言していい。
クリストファー・チャブリス&ダニエル・シモンズ「 錯覚の科学 」で、この本の内容をこっぴどく批判していた。しかし、なぜ、ビートルズには触れてもいないのか?疑り深い私はここが気になった。私的には「サブリミナルは神話である」、という断言はしない。なぜなら事実「洗脳」そのものは「実在」するからだ。要するに繰り返し、繰り返しに「刷り込み」を行うことで効果高く、強烈な行動に仕向けることが事実可能だからだ。洗脳が無ければ、ナチスドイツや北朝鮮の様な独裁国家は有り得なかったのだから、完全否定するのは変だ。それに洗脳も、継続的に「燃料投下」しないといけないし、冷めた際に罪悪感やトラウマも強烈だ。だからこそ、敗戦が濃厚になり、洗脳する余裕の無くなったナチスドイツの最後は悲惨なものになった。この辺の議論は草森紳一氏の「 宣伝的人間の研究 ゲッベルス (絶対の宣伝 ナチス・プロパガンダ1) 」を読むことをお勧めしたい。
「 錯覚の科学 (文春文庫) 」によれば、注意を他に集中されると、背後にいたゴリラに気づかない位、意識は傍観者に過ぎない(「 あなたの知らない脳──意識は傍観者である 」参照)し、わかったつもりになっている程、人間の認知はいいかげんである(「 知ってるつもり――無知の科学 」)。意識は結構だまされるのだ。
以上のことはから言えるのは、この本は今読んだらさすがに批判に耐えうる著書とは思えない。写真に「SEX」と書かれていたことが「事実」であったからといって効果の程は定かではない。それにポルノ雑誌など、繰り返し読むに耐えるものではなく、とっかえひっかえ「消費」されるものだ。それに、「一回性のサブリミナル」にさほど効果が無いという「間違い」があるからといっても、「メディアによる操作」が無かったということではない。寧ろこれは逆だ。何度も接触した人間や商品に親しみや好意を抱くといく「単純接触効果」は実証されているので、よくよく警戒はすべきなのだ。
ビートルズの歌詞に埋め込まれた、大衆操作まで否定されたとしたら変な話だ。要するに不利な情報は隠したいというメディア側の事情や「政治」が絡んでいるからだ。それに音楽は、繰り返し繰り返し聞かれるものだ。だからこと音楽に関しての方が洗脳性は高い。歌による洗脳の高さまで否定されるわけではないし、寧ろ効果の程は実証されている。昨今ではオウム真理教の歌による、「繰り返し」の洗脳は余りにも有名だ。この本の「サブリミナル・ロック」の章は、行動経済学の走りであり、この章だけなら間違いなく読んだ方がいい。昨今のニコニコ動画から生まれた、「Bad Apple!」のMMD動画の拡散も繰り返し聞くと、恐らく無気力になるだろう。「プライミング効果」抜群である(笑)。だから音楽を売り込もうとする人は、こういう結末を生む「責任」も感じて欲しいものだ!
ビートルズの、サイケデリックな麻薬性を潜在的に刷り込もうとした歌詞や、演出に関しては、ダニエル・カーネマンが「 ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? 」の著書で述べる「プライミング効果」が、間違いなく埋め込まれている。ポールが死んだという噂による演出や、「ルーシー・イン・ザ・ウィズ・ダイヤモンド」に埋め込まれたLSDを推奨する隠喩に満ちた歌詞や、当時のヒッピー文化を正当化する「隠喩」が厳然とあるのは否定できない。これに関しても一緒に封殺されるなら逆に「陰謀」だと言われるだろう。これこそ勿体ない話ではないか。
私に言わせると、「この程度」のことは陰謀とかでは断じてない。栗本慎一郎氏も「 パンツを脱いだサル―ヒトは、どうして生きていくのか 」で学生運動真っ盛りの時期に、大衆をヒッピー文化にシフトチェンジさせられ、「操作」されたことを強く嫌悪を持って述べている。この章を栗本氏もしっかり引用している。ならばマスコミはビートルスのこのことを取り上げないのか?
「公式な見解を出さない」方が「宣伝」となって儲かるからだ。
要するに、陰謀論とか噂に関して、正式な見解を出さない方が、余計に「謎めいた存在」を「存在感の魅力」として勘違いさせることが可能だからに過ぎない。恐怖心から生まれるドキドキ感を、人物の魅力的なドキドキ感に置換し得ることは、リチャード・ワイズマンの「 その科学が成功を決める 」でも述べられている。何も無いところに、あたかもあったかの如く噂程度に掻き立てておいた方が、「宣伝」になるからだ。ある意味、非常に高度な宣伝戦略ではないだろうか?当時のメディアはほとんどがユダヤ人ばかりで占められていたし、行動経済学を生んだ、ダニエル・カーネマンにしても、イスラエル出身のユダヤ人だ。ユダヤ人は、ただでさえ差別の対象として大昔からされていたのだから、余計な「陰謀論」とか思われて「炎上」を避ける意味でも無視しているだけのことだろう。事は紐解けばとても単純だ。だから栗本さんの様に「飛躍して」考えることを、私は一応(?)は避けている。
一般の人から見れば、飛躍しすぎて「トンデモ」扱いされた栗本さんも気の毒だ。しかし、行動経済学の分野で活躍している人の多くは、確かにユダヤ人が多い。頭いいよね。そりゃ陰謀論が生まれるわけだ(笑)。
良く考えれば分かるはずだが、人間、誰しも「間違い」はするものだ。だからといって他の内容が当たっていることまで引っくるめて同時に否定しかかるのは、おかしなことである。人は大きな間違いや過ちをすると、その人格や、今後の行動まで「全否定」しようとする存在だ。実はこれが人間の最も危険な「認知バイアス」なのだ。理由はその方が余計なことを考えなくて済むので頭が楽だからだ。
「 ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則 」にしても結果論や、確率論であることくらいは私も「知っている」。だからこそ、アマゾンや、グーグルの様な例外を説明出来ていないことも「知っている」。そういう傾向性が間違いなくあっても「部分の総和は決して全体にはならず、全体は部分の総和を常に超えているのだ」。だから、「論理」でもって探求しても、必ず「理論」は破綻をきたす。ただそれだけのことだ。
つまり全てを「普遍的」な説明をしてしまおうということに無理があるのだ。「理論」は全て例外があり、どこかで「ザル」な面があることを知っておくべきだろう。だから、間違いもある古典の部類のこの著書は素人にはお勧めしない。★3にしたのは、それ以外の論旨をどうしても読んでほしいからだ。
しかし、歌詞に埋め込まれた内容の「隠喩」が「無意識」的欲求を刺激することは、十分当たっている。
例えば、日本でも「およげ!たいやきくん」をヒットさせた子門真人は、もしかしたら、徹底的にメディアに利用されたことや、自分のしでかしたことの重さに気づいたのかもしれない。「脱サラ」し、「自分探しの旅」に出た人を産み出してしまった「罪」に。人間嫌いになっても無理はないだろう。ヒット時には非常に安い収入でこき使われたことは今では結構知られている。けれどインターネットも無かったその頃は、それを情報封殺するために、今後は「多額な印税を渡す」と引き換えに、引退を強いられたのかもしれない。あくまで私個人の推理であって、真相は私も知らない。けれど、メディアに「思いやり」なんて存在しないことは断言していい。
2007年12月3日に日本でレビュー済み
セックスの文字を広告の中に見つけたり、性器を見
つけたりと、作者は、ちょっと偏執狂気味?中には
くるし紛れのものもあるので、笑わさせてくれる。
すでに、サブリミナル広告の効果自体も否定されており、
せっかくですがちょっと時代おくれ? だいたい、セ
ックスの文字で反応するのって、中学生
くらい(いや、中学生でもそうじゃないか?)
す・・・・、あ、もうやめます。
ジョン・カーペンターの「ゼイリブ」は、この本の影響??
つけたりと、作者は、ちょっと偏執狂気味?中には
くるし紛れのものもあるので、笑わさせてくれる。
すでに、サブリミナル広告の効果自体も否定されており、
せっかくですがちょっと時代おくれ? だいたい、セ
ックスの文字で反応するのって、中学生
くらい(いや、中学生でもそうじゃないか?)
す・・・・、あ、もうやめます。
ジョン・カーペンターの「ゼイリブ」は、この本の影響??
2009年2月28日に日本でレビュー済み
単行本で発刊された頃に読みました。
最初はこんなことがあるのかと単純に感心しましたが、その後サブリミナルが如何に効果がないかということがしっかりと実証されていることを知り、日常に潜む恐怖、のような一種のエンターテイメント以上のものではないことを知りました。
トンデモ本の一種です。
最初はこんなことがあるのかと単純に感心しましたが、その後サブリミナルが如何に効果がないかということがしっかりと実証されていることを知り、日常に潜む恐怖、のような一種のエンターテイメント以上のものではないことを知りました。
トンデモ本の一種です。
2005年3月12日に日本でレビュー済み
1990年ごろ単行本で読んだ本である。
まず 話としては 「神々の指紋」的な面白さで読ませることは確かである。広告、映画などに「埋め込まれた」サブリミナル効果という筋立ては いかにもさもありなんという気がするし そもそもサブリミナルという概念に初めて触れて非常に興奮した記憶がある。これを見て 映画「エクソシスト」を怖い思いをしながら VIDEOでゆっくり見たことも懐かしい。
確かに一部の写真の解説には強引なものもあり にわかに信じがたい部分もある。大体 本当に広告写真に「SEX」という文字を埋め込むだけで 人が無意識にその商品を買ってしまうなどということは有り得るのだろうかと考えてしまう。但し そうかなと思って 広告を見ること自体には 探偵小説的に面白いという気もする。
まず 話としては 「神々の指紋」的な面白さで読ませることは確かである。広告、映画などに「埋め込まれた」サブリミナル効果という筋立ては いかにもさもありなんという気がするし そもそもサブリミナルという概念に初めて触れて非常に興奮した記憶がある。これを見て 映画「エクソシスト」を怖い思いをしながら VIDEOでゆっくり見たことも懐かしい。
確かに一部の写真の解説には強引なものもあり にわかに信じがたい部分もある。大体 本当に広告写真に「SEX」という文字を埋め込むだけで 人が無意識にその商品を買ってしまうなどということは有り得るのだろうかと考えてしまう。但し そうかなと思って 広告を見ること自体には 探偵小説的に面白いという気もする。
2005年3月9日に日本でレビュー済み
この本は『潜在意識の誘惑』などの著作に続くもので、キイによるサブリミナルな影響への警告がなされているものである。
サブリミナルに関して全く知識がない人にとっては、おそらく「目から鱗」と思われるような内容ではあるが、冷静に読んでみればおかしな点が見えてくる。まず始めに、サブリミナルな操作が施されたという写真だが、どうみても著者の言うような埋め込みがあるとは思えないものが多々ある。さらに、サブリミナルな影響の科学的根拠だが、一見すると正しそうな根拠でも、厳密にいうとあやしい。
以上の点からみて、この本による警告は我々にそれほどの影響を与えはしないと思われる。
しかしながら、キイによって明らかにされるメディアの特徴などに関していてば、時を経た今でもその内容は興味深く、その意味で読んでみる価値はあるだろう。
サブリミナルに関して全く知識がない人にとっては、おそらく「目から鱗」と思われるような内容ではあるが、冷静に読んでみればおかしな点が見えてくる。まず始めに、サブリミナルな操作が施されたという写真だが、どうみても著者の言うような埋め込みがあるとは思えないものが多々ある。さらに、サブリミナルな影響の科学的根拠だが、一見すると正しそうな根拠でも、厳密にいうとあやしい。
以上の点からみて、この本による警告は我々にそれほどの影響を与えはしないと思われる。
しかしながら、キイによって明らかにされるメディアの特徴などに関していてば、時を経た今でもその内容は興味深く、その意味で読んでみる価値はあるだろう。