増刊5話『素晴しきシカゴ(後編)』、第64話『ペガサス計画』、増刊5話『デス・バレイ』、第65話『死角の断面』、第66話『柩に誓いを』、第67話『"Dabbie!"(前編)』収録。
『素晴しきシカゴ』。第14巻で前編を読んで、非常に期待したのですが、ページ数も少なく、あっけなくて、ちょっと肩透かし感が……。
『ペガサス計画』とは、北ベトナム国境にある難攻不落の要塞、“バリゲの僧院”に囚われている、クレティス・H・リッチモンド少佐を救出する、あるいはその生命を絶つ、という計画。計画ナンバー1~4は、すべて失敗。救出はおろか、僧院を破壊することすらできない。残るは計画G、最強のテロリスト、ゴルゴ13に頼むしかない。依頼人の前への登場の仕方、仕事のパートナーの選び方、要塞への侵入と脱出、見どころの多い作品である。
『デス・バレイ』。"DEATH VALLEY"、死の谷とは、カリフォルニアとネバタ州境近くにある、広大な砂漠と岩山の谷。FBIに追われたゴルゴが通りかかった。おかげで命拾いした者と、命を落とした者たち。ゴルゴ通る所死あり、だ。
『死角の断面』。標的はゴルフ場でプレイ中。命を狙われていると知っても、『ここでは逃走経路が確保できないから、逆に安全だ』と、プレイを中断しようとしない。しかしゴルゴは、粛粛と仕事をこなし、悠悠と逃走した。そのトリックは、スキッピング・ショット(跳弾射撃)。そ、そんなばかなっ!
『柩に誓いを』では、いくつかあるといわれている、ゴルゴ13への連絡方法の1つが詳しく紹介されている。ゴルゴに仕事を依頼したい人は、参考になるだろう。今も有効かどうかは甚だ疑問ではあるが……。
『"Dabbie!"』は、人種差別激しいアメリカ南部での、ゴルゴ13と黒人の少女デビィとの物語。(前編)は、2人が出会うまで。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥524¥524 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥524¥524 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥12¥12 税込
配送料 ¥256 6月9日-10日にお届け
発送元: 古本買取本舗 ※通常24時間以内出荷。 販売者: 古本買取本舗 ※通常24時間以内出荷。
¥12¥12 税込
配送料 ¥256 6月9日-10日にお届け
発送元: 古本買取本舗 ※通常24時間以内出荷。
販売者: 古本買取本舗 ※通常24時間以内出荷。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ゴルゴ13 (Volume15 ペガサス計画) (SPコミックスコンパクト) コミック – 2003/3/30
さいとう・たかを
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥524","priceAmount":524.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"524","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"VPVAf92tLMW%2BDeM38IfFTZ%2F1LzDJjbLDZW1BmEdEt1udZhxj4c03BeEvtFtEEjWYz%2FtJtoasq2GMP0lrm5lSCIBiPCw6y9tEaAs6uLMDS%2By%2BOCN19cRECvUZd3NsxdQx","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥12","priceAmount":12.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"12","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"VPVAf92tLMW%2BDeM38IfFTZ%2F1LzDJjbLDWdzYgVK%2FTkJhibWHKbyM0ebRNLPWbLLEPK%2FJ23aeX%2FgtC9BiesJPszvnBzstM4V1gaoK66TsR3zICnZt92eCojNRz38yKsNe4ZW1d0TMUfUttd9DgTboCTMqnVVfbPhw7vHSpwFAoFtTrceSWYr7KA%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
ペガサス計画
- 本の長さ333ページ
- 言語日本語
- 出版社リイド社
- 発売日2003/3/30
- ISBN-104845825538
- ISBN-13978-4845825530
よく一緒に購入されている商品
対象商品: ゴルゴ13 (Volume15 ペガサス計画) (SPコミックスコンパクト)
¥524¥524
最短で6月8日 土曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
¥524¥524
最短で6月8日 土曜日のお届け予定です
残り2点(入荷予定あり)
¥524¥524
最短で6月8日 土曜日のお届け予定です
残り1点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : リイド社 (2003/3/30)
- 発売日 : 2003/3/30
- 言語 : 日本語
- コミック : 333ページ
- ISBN-10 : 4845825538
- ISBN-13 : 978-4845825530
- Amazon 売れ筋ランキング: - 261,590位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
4グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2005年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年4月13日に日本でレビュー済み
・素晴しきシカゴ(後編)(77話)
前解説として,
突然,ゴミ箱が爆発した.
以下,今号
ゴルゴ13は,爆発現場を検証する.何か,ピンっとくるものがあったのだろう.そのまま女と一緒に闇の中に消えた.
翌日,銀行強盗4人組の1人が銀行に入った.その後,2人が挙動不審にしながら入店・・・警備員が不思議に思ったのだろう.
銀行強盗の2人は,警備員が近づいてきたことにより,拳銃を取り出して発砲した.過去,その警備員は銀行強盗を射殺していたのだが,今回突然の出来事だったため,いきなり撃たれてしまい,銃弾に倒れてしまった.しかし,そこは老齢の経験で,力尽きる最期まで仕事のために,1人を射殺し,もう1人も相打ちに追い込んで力尽きた.あっぱれな人生だった(これだけで1本の映画ができそうだな).
警備員は命尽きるまで銀行強盗団と対決したが,無念だ.残り1人が銀行強盗に成功した.あぁ警備員哀れ.犬死にじゃないか.
そのまま銀行強盗2人が,高飛びする場所まで移動する.もう少しで,成功すると思いきや・・・そこにゴルゴ13が現れる.
当然ながら,その場所はへんぴな場所なので,銀行強盗2人は,ゴルゴ13を敵と判断して始末しようとする.しかし,反応が遅く,何より相手はゴルゴ13なので,返り討ちに遭った.あぁ無念.もうすぐで,銀行強盗に成功するはずだったのに・・・不当な方法で金を手に入れようとしたからか,ゴルゴ13に目を付けられたからか・・・またもやゴルゴ13の引き立てストーリになってしまった.
もっとも,警備員は,遠回しとは言え,ゴルゴ13に敵討ちをしてもらったようなものなので,笑みを残しながら死んでいったことだろう.ゴルゴ13も警備員のおかげで始末する人数が減ったことにより,Win-Winの関係になったんじゃなかろうか.
警備員の活躍は,代々語り継がれることだろう.
(ゴルゴ13が,仕事完了の報告をしている・・・この報告はあまりにも不自然・・・私は気がつかなかったことにしよう^^)
1972年9月作品
・ペガサス計画(78話)
今巻の副題,になっている.注目の作品だ^^
ストーリは,ゴルゴ13でなければ任務を遂行できなかったと思う.それほどの大作だ.
国家間で,戦争をするつもりなのか,回避するつもりなのか・・・相手が強い力を持てば,こちらも持つ.相手がさらに強い力を持てば,こちらもさらに強い力を持つ…
今回は,相手が強い力を持っているため,こちらはその力を封じようと考えた.それも戦略の一つだろう.しかし,敵の力を封じるための作戦に加わっていた最重要人物が敵の手に渡ってしまった.もし,敵も同じように力を封じる作戦をとったならば,こちらの勝利がなくなるかもしれない.そう考えて,最重要人物の救出・・・または,此の世からの排除の任務が決行された.何が何でもLose-Loseの関係は回避したい.
1回目の任務失敗.
2回目失敗.
3回目・・・4回目・・・次々失敗する.
5回目を最期にして,成功しなければならない.そのため,ゴルゴ13に白羽の矢が立った.
5回目の作戦をペガサス計画のなかの「ペガサス計画G」と呼ぶ.
軍部たちは,ゴルゴ13に会うため,ペガサス計画Gのために,連絡員からアタッシェケースを受け取った.アタッシェケースがペガサス計画G!?物ではなく,者のはず...1人の人間に協力してもらうことがペガサス計画Gなのだが・・・.
その人物とは,当然ながらゴルゴ13.しかし,本人が現れなければ,任務の続行は不可能なので,基地に帰ることにした.しかし,基地に戻る道から外れて,空き地に到着した.驚くことに,車を運転していたのが,ゴルゴ13だったのだ.ゴルゴ13を時間通りに運ぶためのアタッシェケースであり,アタッシェケースの運搬用飛行機に兵士たちと同乗していた.なぜに,兵士たちは,ゴルゴ13の存在に気がつかなかったのか・・・恐るべしゴルゴ13.
ゴルゴ13は,軍部たちから作戦を聞いて,一つの考えを思い浮かべた.それは,空から静かに潜入すること.そのために,敵に悟られない必要がある.ゆえに,短い距離で車をぶっ飛ばしながら,ゴルゴ13をパラシュートで飛ばす必要がある.運転者もゴルゴ13であり,車で引っ張られて空を飛ぶのもゴルゴ13にするわけがない.2人もゴルゴ13はいないため・・・そのため,車の運転を兵士に任すことにした.
車の運転に闌けた人間は,人種差別が強く,黄色人種寄りのゴルゴ13を軽蔑していた.しかし,度胸をそなえていることがわかったため,協力することにした.ゴルゴ13もその気持ちをくみ取ったのか,無言の状態を貫いている.
(ここで,背後から肩を叩かれているのに反撃に転じなかった疑問がところどころで生じている.しかし,私の個人的意見として,ゴルゴ13は,静かに気配を殺しつつ背後から近づかれることを嫌っているだけであり,そうしなければ問題ないと判断している.そうじゃなければ,道も歩けないだろう.)
そうして,ゴルゴ13は,最重要人物が幽閉されている敵地に乗り込んだ.(ページ数の関係からか)敵と遭遇する回数が少なく,そして,すぐに最重要人物に接触することができ,そして,脱出した.
最期は,拍子抜けの感じだが,面白かった.今までのゴルゴ13のなかでも結構上位に食い込むんじゃないかと思われる内容だった.おすすめです.
1972年12月作品
・デス・バレイ(79話)
黄金が隠されている谷がある.1人の青年が,黄金を求めて入り込んだ.
2ヶ月後・・・その親が心配して,青年の弟を谷に行かせた.探して連れ帰るためだ.弟(チャーリー)は,その道中に警察官から呼び止められた(検問).警察の話では,殺人事件が発生し,その犯人が逃走したため,見かけなかったかとのこと.当然ながら,チャーリーは,人が寄りつかないデス・バレイ(死の谷)に移動しているため,人に合うわけがない.そのことを伝えて,デス・バレイに到着する.
一方,ゴルゴ13は,警察たちの追っ手から逃れるため遠回りしたのだろう.デス・バレイに入り込んでしまい,チャーリーに会う.チャーリーはゴルゴ13に関する情報を警察に提供している場合ではない.兄の探索を優先しなければ,いつまでも親が悲しんでしまう.ゆえに,チャーリーは,現地の人に拳銃を預けてデス・バレイに入り込むことにした.
一方,ゴルゴ13は,夜中に現地の女を抱いてから立ち去った.チャーリーは,現地の人から嫌がらせを受けて,デス・バレイをさまよっていた.何とも哀れな…
一方,現地の人たちは,ゴルゴ13が夜中に逃げ出していたため,血なまこになって探していた.当然,ゴルゴ13は,狙われていることを知って,反撃に出た.それが,チャーリーを救う結果になったとしても,気にせずに現地人を根絶やしにした.現地人がゴルゴ13を探し出せない以上,ゴルゴ13がわざわざチャーリーを救うためだけに戻ってくる必要は無いと思うのだが・・・それが,ゴルゴ13に刃向かう者の宿命なのだろう.
そして,ゴルゴ13とチャーリーはデス・バレイを後にした.
1972年10月作品
・死角の断面(80話)
ゴルフ場で遊んでいる人間が,今回の標的だ.ゴルフ場は,だだっ広く,隠れる場所はあるにはあるが,警察官たちに囲まれる確率が高く,その場所から標的を狙うわけにいかない.
ゆえに,ゴルゴ13は,跳弾射撃を難なくこなして,警察官たちの目を欺き,任務を完遂した.さすが,ゴルゴ13.
この任務は,ゴルゴ13でなければ,成し遂げられなかっただろう.実に素晴らしい内容だった.
どうでもいいことかもしれないが,なぜにゴルゴ13は警察官に顔を見られるような登場方法なのだろうか.不思議だ.
1972年12月作品
・柩に誓いを(81話)
ゴルゴ13への連絡方法の一つが判明する話だ.
まず,刑務所に終身禁固刑で独房に入っている聾唖者(初登場)に至急便の手紙を出す.
聾唖者が,看守にお願いして,ラジオで音楽を流させる.その後,新聞に一般人では分からない求人広告が出されるので,その連絡先に連絡をして,こちらの連絡先を教える.そうしたら,ゴルゴ13かまたは連絡員が連絡してくると言う寸法だ...何とも時間のかかるやり取りだ.
今回は,連絡員を通じて依頼者をたらい回しにしたため,最後の最後まで訳が分からず話が終わってしまった.
結果的に,ゴルゴ13は用心深いほどの病気持ちだということだろう.病的なほどの用心深さではない.疾病者なのだ.そう表現しなければ,辻褄が合わなくなってしまう.
(ちょいちょい支離滅裂な作品が作られる・・・よっぽどネタに困っているのだろう.依頼者はゴルゴ13が用心深さを持っていることを把握しているのに,安易に待合場所に同行する.ゴルゴ13に目撃されるに決まっているじゃないか.)
ゴルゴ13と聾唖者(マーク・モンゴメリー)の出会いは, 94巻 で明らかになる.
1973年1月作品
・"Dabbie!"(前編)(82話)
今回のゴルゴ13は,人種差別の強い地域での仕事だ.
そこいらにいるようなチンピラがやってのけるようなやり方ではなく,超超超一流のプロでなければ,できないような仕業で,仕事をこなした.
当然警戒網も敷かれ,容易にその地域から脱出できない状態を作り出した.そんな状況のほとぼりが冷めるまで無人の小屋に逃げ込んでいた.そこに,町のごろつきどもが現れ,始末した…
さて,ゴルゴ13は,無事に包囲網から抜け出せるのか!?それとも警察官に捕まるのか?それは次巻のお楽しみ.
1973年?月作品
ところで,1972年11月の作品は,どこにいった!?
10月と12月の順番もおかしいし,12月の作品が2つあるし・・・どうなっている!?
※間違っている箇所や突っ込みたい箇所があれば遠慮無くどうぞ…
前解説として,
突然,ゴミ箱が爆発した.
以下,今号
ゴルゴ13は,爆発現場を検証する.何か,ピンっとくるものがあったのだろう.そのまま女と一緒に闇の中に消えた.
翌日,銀行強盗4人組の1人が銀行に入った.その後,2人が挙動不審にしながら入店・・・警備員が不思議に思ったのだろう.
銀行強盗の2人は,警備員が近づいてきたことにより,拳銃を取り出して発砲した.過去,その警備員は銀行強盗を射殺していたのだが,今回突然の出来事だったため,いきなり撃たれてしまい,銃弾に倒れてしまった.しかし,そこは老齢の経験で,力尽きる最期まで仕事のために,1人を射殺し,もう1人も相打ちに追い込んで力尽きた.あっぱれな人生だった(これだけで1本の映画ができそうだな).
警備員は命尽きるまで銀行強盗団と対決したが,無念だ.残り1人が銀行強盗に成功した.あぁ警備員哀れ.犬死にじゃないか.
そのまま銀行強盗2人が,高飛びする場所まで移動する.もう少しで,成功すると思いきや・・・そこにゴルゴ13が現れる.
当然ながら,その場所はへんぴな場所なので,銀行強盗2人は,ゴルゴ13を敵と判断して始末しようとする.しかし,反応が遅く,何より相手はゴルゴ13なので,返り討ちに遭った.あぁ無念.もうすぐで,銀行強盗に成功するはずだったのに・・・不当な方法で金を手に入れようとしたからか,ゴルゴ13に目を付けられたからか・・・またもやゴルゴ13の引き立てストーリになってしまった.
もっとも,警備員は,遠回しとは言え,ゴルゴ13に敵討ちをしてもらったようなものなので,笑みを残しながら死んでいったことだろう.ゴルゴ13も警備員のおかげで始末する人数が減ったことにより,Win-Winの関係になったんじゃなかろうか.
警備員の活躍は,代々語り継がれることだろう.
(ゴルゴ13が,仕事完了の報告をしている・・・この報告はあまりにも不自然・・・私は気がつかなかったことにしよう^^)
1972年9月作品
・ペガサス計画(78話)
今巻の副題,になっている.注目の作品だ^^
ストーリは,ゴルゴ13でなければ任務を遂行できなかったと思う.それほどの大作だ.
国家間で,戦争をするつもりなのか,回避するつもりなのか・・・相手が強い力を持てば,こちらも持つ.相手がさらに強い力を持てば,こちらもさらに強い力を持つ…
今回は,相手が強い力を持っているため,こちらはその力を封じようと考えた.それも戦略の一つだろう.しかし,敵の力を封じるための作戦に加わっていた最重要人物が敵の手に渡ってしまった.もし,敵も同じように力を封じる作戦をとったならば,こちらの勝利がなくなるかもしれない.そう考えて,最重要人物の救出・・・または,此の世からの排除の任務が決行された.何が何でもLose-Loseの関係は回避したい.
1回目の任務失敗.
2回目失敗.
3回目・・・4回目・・・次々失敗する.
5回目を最期にして,成功しなければならない.そのため,ゴルゴ13に白羽の矢が立った.
5回目の作戦をペガサス計画のなかの「ペガサス計画G」と呼ぶ.
軍部たちは,ゴルゴ13に会うため,ペガサス計画Gのために,連絡員からアタッシェケースを受け取った.アタッシェケースがペガサス計画G!?物ではなく,者のはず...1人の人間に協力してもらうことがペガサス計画Gなのだが・・・.
その人物とは,当然ながらゴルゴ13.しかし,本人が現れなければ,任務の続行は不可能なので,基地に帰ることにした.しかし,基地に戻る道から外れて,空き地に到着した.驚くことに,車を運転していたのが,ゴルゴ13だったのだ.ゴルゴ13を時間通りに運ぶためのアタッシェケースであり,アタッシェケースの運搬用飛行機に兵士たちと同乗していた.なぜに,兵士たちは,ゴルゴ13の存在に気がつかなかったのか・・・恐るべしゴルゴ13.
ゴルゴ13は,軍部たちから作戦を聞いて,一つの考えを思い浮かべた.それは,空から静かに潜入すること.そのために,敵に悟られない必要がある.ゆえに,短い距離で車をぶっ飛ばしながら,ゴルゴ13をパラシュートで飛ばす必要がある.運転者もゴルゴ13であり,車で引っ張られて空を飛ぶのもゴルゴ13にするわけがない.2人もゴルゴ13はいないため・・・そのため,車の運転を兵士に任すことにした.
車の運転に闌けた人間は,人種差別が強く,黄色人種寄りのゴルゴ13を軽蔑していた.しかし,度胸をそなえていることがわかったため,協力することにした.ゴルゴ13もその気持ちをくみ取ったのか,無言の状態を貫いている.
(ここで,背後から肩を叩かれているのに反撃に転じなかった疑問がところどころで生じている.しかし,私の個人的意見として,ゴルゴ13は,静かに気配を殺しつつ背後から近づかれることを嫌っているだけであり,そうしなければ問題ないと判断している.そうじゃなければ,道も歩けないだろう.)
そうして,ゴルゴ13は,最重要人物が幽閉されている敵地に乗り込んだ.(ページ数の関係からか)敵と遭遇する回数が少なく,そして,すぐに最重要人物に接触することができ,そして,脱出した.
最期は,拍子抜けの感じだが,面白かった.今までのゴルゴ13のなかでも結構上位に食い込むんじゃないかと思われる内容だった.おすすめです.
1972年12月作品
・デス・バレイ(79話)
黄金が隠されている谷がある.1人の青年が,黄金を求めて入り込んだ.
2ヶ月後・・・その親が心配して,青年の弟を谷に行かせた.探して連れ帰るためだ.弟(チャーリー)は,その道中に警察官から呼び止められた(検問).警察の話では,殺人事件が発生し,その犯人が逃走したため,見かけなかったかとのこと.当然ながら,チャーリーは,人が寄りつかないデス・バレイ(死の谷)に移動しているため,人に合うわけがない.そのことを伝えて,デス・バレイに到着する.
一方,ゴルゴ13は,警察たちの追っ手から逃れるため遠回りしたのだろう.デス・バレイに入り込んでしまい,チャーリーに会う.チャーリーはゴルゴ13に関する情報を警察に提供している場合ではない.兄の探索を優先しなければ,いつまでも親が悲しんでしまう.ゆえに,チャーリーは,現地の人に拳銃を預けてデス・バレイに入り込むことにした.
一方,ゴルゴ13は,夜中に現地の女を抱いてから立ち去った.チャーリーは,現地の人から嫌がらせを受けて,デス・バレイをさまよっていた.何とも哀れな…
一方,現地の人たちは,ゴルゴ13が夜中に逃げ出していたため,血なまこになって探していた.当然,ゴルゴ13は,狙われていることを知って,反撃に出た.それが,チャーリーを救う結果になったとしても,気にせずに現地人を根絶やしにした.現地人がゴルゴ13を探し出せない以上,ゴルゴ13がわざわざチャーリーを救うためだけに戻ってくる必要は無いと思うのだが・・・それが,ゴルゴ13に刃向かう者の宿命なのだろう.
そして,ゴルゴ13とチャーリーはデス・バレイを後にした.
1972年10月作品
・死角の断面(80話)
ゴルフ場で遊んでいる人間が,今回の標的だ.ゴルフ場は,だだっ広く,隠れる場所はあるにはあるが,警察官たちに囲まれる確率が高く,その場所から標的を狙うわけにいかない.
ゆえに,ゴルゴ13は,跳弾射撃を難なくこなして,警察官たちの目を欺き,任務を完遂した.さすが,ゴルゴ13.
この任務は,ゴルゴ13でなければ,成し遂げられなかっただろう.実に素晴らしい内容だった.
どうでもいいことかもしれないが,なぜにゴルゴ13は警察官に顔を見られるような登場方法なのだろうか.不思議だ.
1972年12月作品
・柩に誓いを(81話)
ゴルゴ13への連絡方法の一つが判明する話だ.
まず,刑務所に終身禁固刑で独房に入っている聾唖者(初登場)に至急便の手紙を出す.
聾唖者が,看守にお願いして,ラジオで音楽を流させる.その後,新聞に一般人では分からない求人広告が出されるので,その連絡先に連絡をして,こちらの連絡先を教える.そうしたら,ゴルゴ13かまたは連絡員が連絡してくると言う寸法だ...何とも時間のかかるやり取りだ.
今回は,連絡員を通じて依頼者をたらい回しにしたため,最後の最後まで訳が分からず話が終わってしまった.
結果的に,ゴルゴ13は用心深いほどの病気持ちだということだろう.病的なほどの用心深さではない.疾病者なのだ.そう表現しなければ,辻褄が合わなくなってしまう.
(ちょいちょい支離滅裂な作品が作られる・・・よっぽどネタに困っているのだろう.依頼者はゴルゴ13が用心深さを持っていることを把握しているのに,安易に待合場所に同行する.ゴルゴ13に目撃されるに決まっているじゃないか.)
ゴルゴ13と聾唖者(マーク・モンゴメリー)の出会いは, 94巻 で明らかになる.
1973年1月作品
・"Dabbie!"(前編)(82話)
今回のゴルゴ13は,人種差別の強い地域での仕事だ.
そこいらにいるようなチンピラがやってのけるようなやり方ではなく,超超超一流のプロでなければ,できないような仕業で,仕事をこなした.
当然警戒網も敷かれ,容易にその地域から脱出できない状態を作り出した.そんな状況のほとぼりが冷めるまで無人の小屋に逃げ込んでいた.そこに,町のごろつきどもが現れ,始末した…
さて,ゴルゴ13は,無事に包囲網から抜け出せるのか!?それとも警察官に捕まるのか?それは次巻のお楽しみ.
1973年?月作品
ところで,1972年11月の作品は,どこにいった!?
10月と12月の順番もおかしいし,12月の作品が2つあるし・・・どうなっている!?
※間違っている箇所や突っ込みたい箇所があれば遠慮無くどうぞ…