『黒い肌の狙撃者(後編)』『殺しの紋章五爪竜』『国家秩序維持省』『統計解析射撃』収録。
『黒い肌の狙撃者』では、ターゲットに近付くため、黒人に化ける。全身くまなく(コックの先まで真っ黒に!)日焼けするゴルゴ。どうやって黒くしたのかは、謎だ。日焼けをしているシーンでは、パンツまで穿いているのに……。
『統計解析射撃』では、ターゲットに近付くため、わざと捕まり、数日間におよぶ拷問を受ける。
報酬の多寡に関係なく、目的達成の為には、何でもするゴルゴ。まさにプロフェッショナルだ。『チャンスは………一度で………いい!』
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ゴルゴ13 (Volume20 殺しの紋章五爪竜) (SPコミックスコンパクト) コミック – 2003/8/30
さいとう・たかを
(著)
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- 本の長さ332ページ
- 言語日本語
- 出版社リイド社
- 発売日2003/8/30
- ISBN-104845825589
- ISBN-13978-4845825585
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対象商品: ゴルゴ13 (Volume20 殺しの紋章五爪竜) (SPコミックスコンパクト)
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登録情報
- 出版社 : リイド社 (2003/8/30)
- 発売日 : 2003/8/30
- 言語 : 日本語
- コミック : 332ページ
- ISBN-10 : 4845825589
- ISBN-13 : 978-4845825585
- Amazon 売れ筋ランキング: - 303,260位コミック
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年9月13日に日本でレビュー済み
・黒い肌の狙撃者(後編)(102話)
前解説として,
いつ黒人がゴルゴ13への連絡方法を手に入れたのか不可解な箇所があり,銀行強盗をして簡単に大金を手に入れることもできた.そして,標的は少しのボディーガードに守られているだけの存在に対して,ゴルゴ13を用いようとする.すべてが不可解な状況で,ゴルゴ13は黒人の依頼を引き受けて,黒人に優しくした白人の敵討ちのために,白人絶対主義者の1人を標的として行動に移そうとする.
一方,黒人は銀行強盗をするときに2名の銀行員を殺害しているため警察官に追われているのだが,ゴルゴ13への依頼が完了したため警察官の前に出て射殺された.
以下,今話.
登場人物は情報通なのが面白い.
白人の警察官の価値観は「ゴルゴ13=日本人=アジア系=黄色い肌」そして「ゴルゴ13=東洋人=凶悪犯=即射殺対象者」なのだから発想が貧相というか極端というか・・・白人はみんなこんな価値観なのか!?
黒人も情報通のようで,薬の情報を詳細に解説している.普段そんな薬を扱っていると思えないような人間が薬事情まで把握していることに恐れ入る.
その黒人をゴルゴ13が道ばたで助けた.助けたと言っても車の故障で立ち往生しているところを同乗させただけなのだが,そのおかげで黒人の集まりに潜り込めて白人警官たちの目をごまかせた上,何よりも標的である警察署内にも潜り込めたのだからゴルゴ13の頭の回転力はものすごい計算高いことがうかがえる.最期まで説明するまでもないと思うが,念のため付け加える.標的は,現役の警察を退役した老人だが,なぜか警察署内を我が物顔で出入りするため,ゴルゴ13も警察署内に潜り込んで射殺して,一件落着した.
※黒人の密告により,すでにゴルゴ13は警察官だけでなく白人たちから緊急手配対象者扱いされており,アジア系の人間として警察に追われる身になっている.そんなことを知らないゴルゴ13は,日光浴と薬の服用で肌を真っ黒くして警察の目を欺いた.ゴルゴ13まで情報通なのがうかがえるわけだ(相手の心理を読み行動する).
1974年4月作品
・殺しの紋章五爪竜(103話)
前解説として,第二次世界大戦のドイツ軍は潜水艦に大量の金塊を乗せて移動していたが,沈没してしまった.その沈没艦を3者(要は三つ巴)が自分たちの物だと主張しているところから話が始まる.始まるのだが,三つ巴になっている組織は,ドイツ人・ダイバーグループ・マレーシア政府の3者であり,今話に関係ない.全く関係ない.
メインの人物は,華僑で活躍している2名だ.1名は,貿易商のボス.もう1名は殺人部隊(五爪竜)のボス.今回のターゲットは,五爪竜のボスになっている.ボスのことを巡風頭というらしいのだが,個人的にラーメン屋の屋号に見えてならない.
以下,本題.
ゴルゴ13が華僑に足を踏み入れたところ,貿易商のボスから招待を受けた.すでにラーメン屋店長の殺害依頼を受けているため,招待を断ったのだが,どうしてもとお願いされて招待先に足を運んだ.そして,ゴルゴ13は,貿易商のボスからラーメン屋店長がどこにいるのか一方的に情報を与えてもらった.
ゴルゴ13がラーメン屋店長の配下たちを相手に立ち回っていたら,店長自ら足を運んできたので殺害した.しかし,殺害前に貿易商のボスを殺害するように依頼を受けたため,貿易商のボスを殺害して一件落着したわけだ.
ここで重要なのは,二重依頼を好まないこととターゲットを前にした場合,そのターゲットから仕事を引き受けることが可能と言うことの2つの収穫を得た.やられたらやり返すことが可能なわけだ.その頃には本人死んでいるけど...
1974年3月作品
・国家秩序維持省(104話)
ゴルゴ13は,オーストラリアに降り立った.そこの空港の税関員にゴルゴ13を確認させた人たちがいる.しかしその人たちの存在はオーストラリアに危害を加えられないようにするためであり,ゴルゴ13を敵として行動するわけではない.そのため,その人たちは脇役のような感じで扱われる.
一方モスクワの炭鉱で働いていた男は,炭鉱の爆発に巻き込まれて4日間暗闇の中で救出を待っていた.その強靱な精神力を国に買われて,スパイとして働くことになった.しかし,炭鉱夫よりいい働きをしているのに,報酬が少ない.そんなときアメリカに捕まった.当然報復されるはずなのだが,二重スパイとして買収された.
安月給で豚の扱いをするからそうなるのだろう.今の日本の社会情勢と同じだな.過労で自殺する人が,もし自殺をせずに二重スパイ的な扱いで買収されていたら社会は変わっていたのかな!?
話が逸れてしまったので,戻す.
二重スパイの元炭鉱夫は,自国の情報を持ち出して,売りさばき続けた.しかし,持ち出し容疑がばれ始めたため逃げ出そうとした.しかし,祖国からゴルゴ13に仕事を依頼して,元炭鉱夫を殺害したというわけだ.
1974年5月作品
・統計解析射撃ダラスの疑惑(105話)
大統領殺害報告書(!)の引用が最初に載せられている.
ゴルゴ13は,ガソリンスタンドで給油し,車を走らせていたら後ろからトラックでおかまを掘られて車が大破した.一部始終を観察していた野郎どもは,そのまま観察を続ける.
場面が変わり,13巻(978-4845825516)にゴルゴ13の出生の調査に乗り出したジャーナリスト(マンディ・ワシントン)が登場する.刑事との対談で,ゴルゴ13こそがケネディ大統領を殺害した犯人であるような話になった.ここで面白いのは,マンディ氏が刑事の話を事前に把握して,ホテルに宿泊したり,ゴルゴ13の行動記録を調査したり,刑事の調査結果を批判したり・・・結果論での話になっているところが面白い.しかも,マンディ氏は刑事が話し始めるまでそれらのことを説明しないのも面白い.
場面が変わり,ゴルゴ13を車で押しつぶすための観察者の話になり,ケネディ大統領の殺害理由を説明している.大統領殺害者がゴルゴ13であることをほのめかしているが,殺害現場に来たわけではない結論にいたり・・・.
ゴルゴ13は,なぜか警察に連絡されてしまった.
(話がコロコロ変わるので,急がしい)
警察内部で,ゴルゴ13がケネディ大統領殺害者であることを押しつけるような事情聴取をする.
(唐突すぎて理解できないが,きっと話の筋は通っているのだろう)
ゴルゴ13が事情聴取されている途中で,マンディ氏が現れ,ゴルゴ13はケネディ大統領殺害日に地球の裏側にいたことを説明して,話が終わる.
1974年?月作品
・統計解析射撃ダラスの極限(106話)
105話から話が続いている.
ゴルゴ13は,警察に車の追突事故に関する事情聴取のために連行されていたが,大統領の殺害に関係ないため釈放された(これだけでは意味不明だな).
釈放された後はホテルに戻った.敵が待ち構えていることも知らず…
またまた連行されて,今度は拷問される.ゴルゴ13と一緒にいた娼婦まで巻き添えになって拷問される.あぁ娼婦が殺された.ゴルゴ13と一緒にいたと言うだけで殺された.
拷問されてもなかなか刑事に何を聞かれたのか,何を話したのかを説明しないため敵のボスが痺れを切らして,ゴルゴ13を連れてくるように命じた.
そこでチャンスが生まれた.
敵ボスのところまで連行するために,下っ端たちがゴルゴ13の拷問のために縛っていた縄を切る.その瞬間に,ゴルゴ13は下っ端の懐から拳銃を抜き取り1人を残して射殺した.この瞬間を得るために,刑事との会話を説明しなかった.この瞬間を得るために,数日間に及ぶ拷問を耐えていた.敵のボスの痺れを切らすために,刑事との会話を説明せず,数日間に及ぶ拷問を耐えていた.
何から何まで計算尽なのに度肝を抜いてしまう.すばらしい精神力だと思う.
1974年?月作品
・統計解析射撃ダラスの閃光(107話)
ゴルゴ13を連行する敵のはず・・・が,あべこべにゴルゴ13をターゲットまで案内することに...
当然ながら適地はゴルゴ13を迎え撃ち,奔走させた.
敵の敷地内で,防衛設備(統計解析装置)を使ってゴルゴ13の位置を割り出し,始末しようとした.しかし,ゴルゴ13が動かなければ,その装置の意味が無く,位置を割り出せない.
夜になってゴルゴ13が動き出したため,敵側もゴルゴ13の位置を把握でき,追い詰めるためやたらめったら撃ちまくった.
そんなことで,やられるゴルゴ13ではない.むしろ装置を逆手にとって,統計解析装置している小屋に侵入した.そして,その装置を使って,椅子に座っているであろう動かない標的の位置を割り出して,射殺した.
1974年6月作品
ゴルゴ13が関与したのではないかと思われる出来事:原子力船むつが放射線もれ事故(9月1日)
どうでもいいが:巨人軍長嶋茂雄の引退試合(10月14日),ハローキティ誕生(12月)
新システム:コンビニ1号店開店⇒セブンイレブンが東京都江東区豊洲に開店(小規模店舗で長時間営業としてコンビニの先駆け)
物価:大卒の初任給8万2629円
※間違っている箇所や突っ込みたい箇所があれば遠慮無くどうぞ...
今回は,実に残念な日本語の表現になってしまった.もっと言い回しを勉強せねばなるまいて...
前解説として,
いつ黒人がゴルゴ13への連絡方法を手に入れたのか不可解な箇所があり,銀行強盗をして簡単に大金を手に入れることもできた.そして,標的は少しのボディーガードに守られているだけの存在に対して,ゴルゴ13を用いようとする.すべてが不可解な状況で,ゴルゴ13は黒人の依頼を引き受けて,黒人に優しくした白人の敵討ちのために,白人絶対主義者の1人を標的として行動に移そうとする.
一方,黒人は銀行強盗をするときに2名の銀行員を殺害しているため警察官に追われているのだが,ゴルゴ13への依頼が完了したため警察官の前に出て射殺された.
以下,今話.
登場人物は情報通なのが面白い.
白人の警察官の価値観は「ゴルゴ13=日本人=アジア系=黄色い肌」そして「ゴルゴ13=東洋人=凶悪犯=即射殺対象者」なのだから発想が貧相というか極端というか・・・白人はみんなこんな価値観なのか!?
黒人も情報通のようで,薬の情報を詳細に解説している.普段そんな薬を扱っていると思えないような人間が薬事情まで把握していることに恐れ入る.
その黒人をゴルゴ13が道ばたで助けた.助けたと言っても車の故障で立ち往生しているところを同乗させただけなのだが,そのおかげで黒人の集まりに潜り込めて白人警官たちの目をごまかせた上,何よりも標的である警察署内にも潜り込めたのだからゴルゴ13の頭の回転力はものすごい計算高いことがうかがえる.最期まで説明するまでもないと思うが,念のため付け加える.標的は,現役の警察を退役した老人だが,なぜか警察署内を我が物顔で出入りするため,ゴルゴ13も警察署内に潜り込んで射殺して,一件落着した.
※黒人の密告により,すでにゴルゴ13は警察官だけでなく白人たちから緊急手配対象者扱いされており,アジア系の人間として警察に追われる身になっている.そんなことを知らないゴルゴ13は,日光浴と薬の服用で肌を真っ黒くして警察の目を欺いた.ゴルゴ13まで情報通なのがうかがえるわけだ(相手の心理を読み行動する).
1974年4月作品
・殺しの紋章五爪竜(103話)
前解説として,第二次世界大戦のドイツ軍は潜水艦に大量の金塊を乗せて移動していたが,沈没してしまった.その沈没艦を3者(要は三つ巴)が自分たちの物だと主張しているところから話が始まる.始まるのだが,三つ巴になっている組織は,ドイツ人・ダイバーグループ・マレーシア政府の3者であり,今話に関係ない.全く関係ない.
メインの人物は,華僑で活躍している2名だ.1名は,貿易商のボス.もう1名は殺人部隊(五爪竜)のボス.今回のターゲットは,五爪竜のボスになっている.ボスのことを巡風頭というらしいのだが,個人的にラーメン屋の屋号に見えてならない.
以下,本題.
ゴルゴ13が華僑に足を踏み入れたところ,貿易商のボスから招待を受けた.すでにラーメン屋店長の殺害依頼を受けているため,招待を断ったのだが,どうしてもとお願いされて招待先に足を運んだ.そして,ゴルゴ13は,貿易商のボスからラーメン屋店長がどこにいるのか一方的に情報を与えてもらった.
ゴルゴ13がラーメン屋店長の配下たちを相手に立ち回っていたら,店長自ら足を運んできたので殺害した.しかし,殺害前に貿易商のボスを殺害するように依頼を受けたため,貿易商のボスを殺害して一件落着したわけだ.
ここで重要なのは,二重依頼を好まないこととターゲットを前にした場合,そのターゲットから仕事を引き受けることが可能と言うことの2つの収穫を得た.やられたらやり返すことが可能なわけだ.その頃には本人死んでいるけど...
1974年3月作品
・国家秩序維持省(104話)
ゴルゴ13は,オーストラリアに降り立った.そこの空港の税関員にゴルゴ13を確認させた人たちがいる.しかしその人たちの存在はオーストラリアに危害を加えられないようにするためであり,ゴルゴ13を敵として行動するわけではない.そのため,その人たちは脇役のような感じで扱われる.
一方モスクワの炭鉱で働いていた男は,炭鉱の爆発に巻き込まれて4日間暗闇の中で救出を待っていた.その強靱な精神力を国に買われて,スパイとして働くことになった.しかし,炭鉱夫よりいい働きをしているのに,報酬が少ない.そんなときアメリカに捕まった.当然報復されるはずなのだが,二重スパイとして買収された.
安月給で豚の扱いをするからそうなるのだろう.今の日本の社会情勢と同じだな.過労で自殺する人が,もし自殺をせずに二重スパイ的な扱いで買収されていたら社会は変わっていたのかな!?
話が逸れてしまったので,戻す.
二重スパイの元炭鉱夫は,自国の情報を持ち出して,売りさばき続けた.しかし,持ち出し容疑がばれ始めたため逃げ出そうとした.しかし,祖国からゴルゴ13に仕事を依頼して,元炭鉱夫を殺害したというわけだ.
1974年5月作品
・統計解析射撃ダラスの疑惑(105話)
大統領殺害報告書(!)の引用が最初に載せられている.
ゴルゴ13は,ガソリンスタンドで給油し,車を走らせていたら後ろからトラックでおかまを掘られて車が大破した.一部始終を観察していた野郎どもは,そのまま観察を続ける.
場面が変わり,13巻(978-4845825516)にゴルゴ13の出生の調査に乗り出したジャーナリスト(マンディ・ワシントン)が登場する.刑事との対談で,ゴルゴ13こそがケネディ大統領を殺害した犯人であるような話になった.ここで面白いのは,マンディ氏が刑事の話を事前に把握して,ホテルに宿泊したり,ゴルゴ13の行動記録を調査したり,刑事の調査結果を批判したり・・・結果論での話になっているところが面白い.しかも,マンディ氏は刑事が話し始めるまでそれらのことを説明しないのも面白い.
場面が変わり,ゴルゴ13を車で押しつぶすための観察者の話になり,ケネディ大統領の殺害理由を説明している.大統領殺害者がゴルゴ13であることをほのめかしているが,殺害現場に来たわけではない結論にいたり・・・.
ゴルゴ13は,なぜか警察に連絡されてしまった.
(話がコロコロ変わるので,急がしい)
警察内部で,ゴルゴ13がケネディ大統領殺害者であることを押しつけるような事情聴取をする.
(唐突すぎて理解できないが,きっと話の筋は通っているのだろう)
ゴルゴ13が事情聴取されている途中で,マンディ氏が現れ,ゴルゴ13はケネディ大統領殺害日に地球の裏側にいたことを説明して,話が終わる.
1974年?月作品
・統計解析射撃ダラスの極限(106話)
105話から話が続いている.
ゴルゴ13は,警察に車の追突事故に関する事情聴取のために連行されていたが,大統領の殺害に関係ないため釈放された(これだけでは意味不明だな).
釈放された後はホテルに戻った.敵が待ち構えていることも知らず…
またまた連行されて,今度は拷問される.ゴルゴ13と一緒にいた娼婦まで巻き添えになって拷問される.あぁ娼婦が殺された.ゴルゴ13と一緒にいたと言うだけで殺された.
拷問されてもなかなか刑事に何を聞かれたのか,何を話したのかを説明しないため敵のボスが痺れを切らして,ゴルゴ13を連れてくるように命じた.
そこでチャンスが生まれた.
敵ボスのところまで連行するために,下っ端たちがゴルゴ13の拷問のために縛っていた縄を切る.その瞬間に,ゴルゴ13は下っ端の懐から拳銃を抜き取り1人を残して射殺した.この瞬間を得るために,刑事との会話を説明しなかった.この瞬間を得るために,数日間に及ぶ拷問を耐えていた.敵のボスの痺れを切らすために,刑事との会話を説明せず,数日間に及ぶ拷問を耐えていた.
何から何まで計算尽なのに度肝を抜いてしまう.すばらしい精神力だと思う.
1974年?月作品
・統計解析射撃ダラスの閃光(107話)
ゴルゴ13を連行する敵のはず・・・が,あべこべにゴルゴ13をターゲットまで案内することに...
当然ながら適地はゴルゴ13を迎え撃ち,奔走させた.
敵の敷地内で,防衛設備(統計解析装置)を使ってゴルゴ13の位置を割り出し,始末しようとした.しかし,ゴルゴ13が動かなければ,その装置の意味が無く,位置を割り出せない.
夜になってゴルゴ13が動き出したため,敵側もゴルゴ13の位置を把握でき,追い詰めるためやたらめったら撃ちまくった.
そんなことで,やられるゴルゴ13ではない.むしろ装置を逆手にとって,統計解析装置している小屋に侵入した.そして,その装置を使って,椅子に座っているであろう動かない標的の位置を割り出して,射殺した.
1974年6月作品
ゴルゴ13が関与したのではないかと思われる出来事:原子力船むつが放射線もれ事故(9月1日)
どうでもいいが:巨人軍長嶋茂雄の引退試合(10月14日),ハローキティ誕生(12月)
新システム:コンビニ1号店開店⇒セブンイレブンが東京都江東区豊洲に開店(小規模店舗で長時間営業としてコンビニの先駆け)
物価:大卒の初任給8万2629円
※間違っている箇所や突っ込みたい箇所があれば遠慮無くどうぞ...
今回は,実に残念な日本語の表現になってしまった.もっと言い回しを勉強せねばなるまいて...