『60日間の空白への再会』『芹沢家殺人事件』『ハロウィン ニューヨーク(前編)』収録。
60日間の空白への再会』は、脱獄ものの、人気のある1編。日中は軽く40度はこえるむし風呂以上の暑さ、反対に、夜は寒くて眠れない、普通の人間じゃ1か月と耐えられないように設計してある独房に入れられるも、59日間平然と耐え、そして60日目の朝、脱獄した方法とは?
『芹沢家殺人事件』。ゴルゴ13の生い立ちを探る話は、どれも人気があるが、これはその中でも一番人気のあるという話。150ページ程度の長編であるが、ゴルゴ13は、登場しない。異常なまでの元刑事の執念に、おどろおどろしい世界が繰り広げられる。
発表順に収録されている文庫(SPコミックス コンパクト)版。これからゴルゴ13を揃えようという人に、お勧めです。
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ゴルゴ13 (Volume 25) 芹沢家殺人事件 (SPコミックスコンパクト) コミック – 2003/11/29
さいとう・たかを
(著)
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- 本の長さ309ページ
- 言語日本語
- 出版社リイド社
- 発売日2003/11/29
- ISBN-104845825635
- ISBN-13978-4845825639
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登録情報
- 出版社 : リイド社 (2003/11/29)
- 発売日 : 2003/11/29
- 言語 : 日本語
- コミック : 309ページ
- ISBN-10 : 4845825635
- ISBN-13 : 978-4845825639
- Amazon 売れ筋ランキング: - 308,549位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年6月6日に日本でレビュー済み
この本に収録されているエピソードで一番好きなのは芹沢家殺人事件です。
ゴルゴの生い立ちを探る2つ目の話ですが中々良かったです。
彼の正体で一番有力なのは芹沢五郎ではないかと思っています。
事件と五郎を追い続けた安井修記郎も印象的です。
ゴルゴの生い立ちを探る2つ目の話ですが中々良かったです。
彼の正体で一番有力なのは芹沢五郎ではないかと思っています。
事件と五郎を追い続けた安井修記郎も印象的です。
2015年3月12日に日本でレビュー済み
・60日間の空白への再開(124話)
男は,暴風雨のため飛行機が飛ばないため,仕方なく待合室で待機していた.そのとき10年前に会った男を目にしてしまった.
そこから10年前の回想が始まる.
今回は私の嫌いな解説を参考にする.
10年前の物語は1965年ごろと推測しているようだ.そしてその年か1963年にゴルゴ13が仕事を始め出したときだと考えているようだ.
私はそれよりもっと昔から始めていると考えている.今回の脇役(?)であるボルスは2年間独房に入れられていたと言う.そしてボルスはゴルゴ13の肩に傷を負わせたらしいので,2年以上昔でなければ対決できないことになる.ゆえに,単純に考えても1965年から2年以上前なので1962年以降昔でなければ話が成立しないだろう.
もっと言えば,ボルスは7年以上前(1955年より前?)に独立運動をしていたこともあり,ゴルゴ13に会えなかったんじゃないかと思う.そう考えれば,1955年よりさらに昔になるだろう.しかし,ゴルゴ13の台詞を考慮に入れれば,独立運動後に会ったようなニュアンスを漂わせているが,そのときボルスは終身刑で捕まっているはず...う〜む.
余談だが,ゴルゴ13の囚人番号はXXを割り当てられているのが興味深い.他の囚人は番号なのに...
1975年9月作品
・芹沢家殺人事件(125話)
第二次世界大戦後の昭和21年6月に8歳の子供が家で泣いていた.その回りにいた家族は銃殺されており,幸いにも末っ子と使用人は生き延びているようだった.
刑事は殺人事件を解決するために奔走していたが,解決の糸口が見つからないまま時間だけが過ぎていく.むしろ戦時中に年頃の子供たちは誰一人戦争に召集されず,まわりの生活に反比例して裕福な生活をしているのに財源がわからない状況を掴まされて刑事魂に執念に火をつけて何年も追いかける.しかしそれも徒労に終わり,殺人事件は時効を迎えた.
時効成立後の翌日に末っ子と使用人の所在が判明した.そして,末っ子と当時8歳の子供(五郎)がホテルで5時間ほど二人っきりになった.刑事が突入したときに五郎のみがいて,末っ子どころか猫一匹もいなかった.
その後五郎を引き取ったじいさんと末っ子を育て続けた使用人の2人が銃殺(暗殺?)された.そのとき五郎は1kmほど離れた場所にいた(それが何を意味することかわからない).
その後五郎は海外に飛んだ.1人の刑事も辞職してまで執拗に海外に飛んで追いかけた.
その後,刑事は世界屈指の狙撃手に自身の自殺の手伝いを条件付きで依頼した.
1975年11月作品
・ハロウィン ニューヨーク前編(126話)
走行中の車に搭乗している一人の人間が射殺された.眉間を撃ち抜かれているため,一人の狙撃者が捜査線上に浮上した.しかし,狙撃場所が不可解極まりない(ゴルゴ13の犯行とするならば,トレーラーの中からの狙撃は過去に例がない).
下端役人(平警官)は引退寸前の警官だが,その息子はニートであるにも関わらず競馬にいそしむほどの体たらくで,親と子供のギャップが現代にも存在する.
当然親はそんな体たらくな息子でもかわいいと思っているのだろう,息子の不祥事を尻拭いするために警察内の極秘情報を横流しする.
息子は競馬での敗けを補うために,車内で射殺された敵討ちの片棒を担ぐことになった.
犯人はゴルゴ13なのか? 息子は自由の身になれるのか!? 次巻で明らかになる.
1975年?月作品
※間違っている箇所や突っ込みたい箇所があれば遠慮無くどうぞ...
男は,暴風雨のため飛行機が飛ばないため,仕方なく待合室で待機していた.そのとき10年前に会った男を目にしてしまった.
そこから10年前の回想が始まる.
今回は私の嫌いな解説を参考にする.
10年前の物語は1965年ごろと推測しているようだ.そしてその年か1963年にゴルゴ13が仕事を始め出したときだと考えているようだ.
私はそれよりもっと昔から始めていると考えている.今回の脇役(?)であるボルスは2年間独房に入れられていたと言う.そしてボルスはゴルゴ13の肩に傷を負わせたらしいので,2年以上昔でなければ対決できないことになる.ゆえに,単純に考えても1965年から2年以上前なので1962年以降昔でなければ話が成立しないだろう.
もっと言えば,ボルスは7年以上前(1955年より前?)に独立運動をしていたこともあり,ゴルゴ13に会えなかったんじゃないかと思う.そう考えれば,1955年よりさらに昔になるだろう.しかし,ゴルゴ13の台詞を考慮に入れれば,独立運動後に会ったようなニュアンスを漂わせているが,そのときボルスは終身刑で捕まっているはず...う〜む.
余談だが,ゴルゴ13の囚人番号はXXを割り当てられているのが興味深い.他の囚人は番号なのに...
1975年9月作品
・芹沢家殺人事件(125話)
第二次世界大戦後の昭和21年6月に8歳の子供が家で泣いていた.その回りにいた家族は銃殺されており,幸いにも末っ子と使用人は生き延びているようだった.
刑事は殺人事件を解決するために奔走していたが,解決の糸口が見つからないまま時間だけが過ぎていく.むしろ戦時中に年頃の子供たちは誰一人戦争に召集されず,まわりの生活に反比例して裕福な生活をしているのに財源がわからない状況を掴まされて刑事魂に執念に火をつけて何年も追いかける.しかしそれも徒労に終わり,殺人事件は時効を迎えた.
時効成立後の翌日に末っ子と使用人の所在が判明した.そして,末っ子と当時8歳の子供(五郎)がホテルで5時間ほど二人っきりになった.刑事が突入したときに五郎のみがいて,末っ子どころか猫一匹もいなかった.
その後五郎を引き取ったじいさんと末っ子を育て続けた使用人の2人が銃殺(暗殺?)された.そのとき五郎は1kmほど離れた場所にいた(それが何を意味することかわからない).
その後五郎は海外に飛んだ.1人の刑事も辞職してまで執拗に海外に飛んで追いかけた.
その後,刑事は世界屈指の狙撃手に自身の自殺の手伝いを条件付きで依頼した.
1975年11月作品
・ハロウィン ニューヨーク前編(126話)
走行中の車に搭乗している一人の人間が射殺された.眉間を撃ち抜かれているため,一人の狙撃者が捜査線上に浮上した.しかし,狙撃場所が不可解極まりない(ゴルゴ13の犯行とするならば,トレーラーの中からの狙撃は過去に例がない).
下端役人(平警官)は引退寸前の警官だが,その息子はニートであるにも関わらず競馬にいそしむほどの体たらくで,親と子供のギャップが現代にも存在する.
当然親はそんな体たらくな息子でもかわいいと思っているのだろう,息子の不祥事を尻拭いするために警察内の極秘情報を横流しする.
息子は競馬での敗けを補うために,車内で射殺された敵討ちの片棒を担ぐことになった.
犯人はゴルゴ13なのか? 息子は自由の身になれるのか!? 次巻で明らかになる.
1975年?月作品
※間違っている箇所や突っ込みたい箇所があれば遠慮無くどうぞ...
2020年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
芹沢家殺人事件に登場する人物が
ゴルゴ13その人だと勝手に思っています
公式には認められているわけでもありませんし
諸説ある中の一つに過ぎません
数ある複線の中の一つに過ぎませんが
読んでいて一番すっきり かつ猟奇的で残酷
恐ろしくも納得のいく展開
これがゴルゴ13その人なんだよ と紹介されれば
信じてしまうほどの内容でした
(あくまで説の一つです悪しからず)
ゴルゴ13その人だと勝手に思っています
公式には認められているわけでもありませんし
諸説ある中の一つに過ぎません
数ある複線の中の一つに過ぎませんが
読んでいて一番すっきり かつ猟奇的で残酷
恐ろしくも納得のいく展開
これがゴルゴ13その人なんだよ と紹介されれば
信じてしまうほどの内容でした
(あくまで説の一つです悪しからず)