なぜかあまり期待せずに読んだのですが、すっごくおもしろい！現実の厳しさを直視できない弱者（たとえば私）から見ると感じる信長の傲慢や理不尽も、強靭な作者の眼を通すとこうも純粋なものだったと気付かされます。本当の信長もこんなんだったんじゃないかなあ。野生の獣のように健やかな信長がどう本能寺まで生きるのか（黒田三十六計で光秀のドラマを描いた作者だけに）とても観てみたい。でも２巻目は…？ないのですか＾＾；

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辛口でごめんね☆丸

脚色し過ぎかな。

2010年12月18日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

黒田三十六計がとても面白かったので、この本も買ってみた。
読んでびっくり。出だしから凄いことになっている。なんてったって、信長が色情狂だったみたいに書かれている。それに１８歳の信長の顔が、どう見てもオッサンなのはねぇ〜。もう少し若々しく描いてあげてもよかったのではないかと(笑）。
脚色のし過ぎなのは、著者が若いころ悶々としていたせいで(本人がそう言っている）信長もきっとそうだっただろうと描いてしまったとしか思えない。それとも出版社の意向に沿ったせいなのか？
最後までそう描かれているため、しまいには読まされているこちらがげんなりしてしまった。
ただ信長の、多々ある過激で突飛な行動に走った心の内がよく描かれており、そういった点に関してはなるほどと納得できるものがあった。
で、２はどうなるのでしょう？
続きが読みたいのですが、出版されているのかなぁ。

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劇画信長公記 1 (SPコミックス) コミック – 2007/9/26

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