テンポの良いDJミックスを聴くような読み心地が新鮮だった。ヒップホップの歴史とか、ほとんどがすでに知っている内容だったりするのだが、時々意外なテーマ(モンサントや製薬会社)につながって「うまいな」とおもわせる箇所がいくつかあった(知っている曲が意外な使われ方をしている感じ?)。ここに出てくるアーティストや企業、カルチャーは現代の基礎教養とでも呼べるものとおもうので広く読まれてほしい。
2008年刊行だが、フェイスブックやスマートフォンの時代以降に合わせてリミックスされたアップデート版を期待したい。
また、フィルム・アート社さんはこの本以外にもユースカルチャー系の良書を出しているので頑張ってほしい。この本もレビューがないのでこのテのDJカルチャーを扱った本で引用されることが多い「そしてみんなクレイジーになっていく」が絶版になっているのはさびしいところだ(邦題や装丁がよくなかったか?)。
そして、みんなクレイジーになっていく―DJは世界のエンターテインメントを支配する神になった

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海賊のジレンマ ──ユースカルチャーがいかにして新しい資本主義をつくったか 単行本 – 2012/7/23
既成概念を揺さぶれ!
アイデアを凝らした自由な精神で神出鬼没に跳梁する、
イノベーションの主役=“海賊"たちの物語。
既存のメディア形式を操って、オープン&リミックスさせる海賊の戦略で、社会に変化をつくり出す!
ソフトウェア、音楽、ゲーム、広告、ファッション、映画、デザイン……多くの産業に影響を与え、
常に新しい変化をもたらす海賊たち。著作権侵害や、海賊行為という「違法行為のグレーゾーン」
を拡張して進化し続ける彼らは、戦うべき脅威なのか、それとも学ぶべきイノベーターなのか?
若者文化の新しい価値感と挑戦、DIYの智慧、自由な創造性に焦点をあてた、
新時代のクリエイティヴ啓蒙書。
■「今日の“海賊(パイレート)"は、明日の“開拓者(パイオニア)"だ」
──クリス・アンダーソン推薦! (「ワイアード」誌編集長、『ロングテール』『フリー』著者)
<この物語に登場する主な海賊たち>
ホームブリュー・コンピュータ・クラブ、スティーブ・ジョブズ&スティーブ・ウォズニアック(アップル創業者)、
リーナス・トーバルズ(LINUX開発者)、ジミー・ウェールズ(ウィキペディア創業者)、ショーン・ファニング
(ナップスター創業者)、アンディ・ウォーホール、マルコム・マクラーレン、ヴィヴィアン・ウェストウッド、
リチャード・ヘル、デヴィット・マンキューソ、ジェイ・Z、ラッセル・シモンズ、パブリック・エネミー、
50セント、ファレル・ウィリアムス(ネプチューンズ)、TAKI 183、RAMM:ELL:ZEE、マーク・エコー、NIGO®、
デイモンド・ジョン(FUBU創業者)、ドヴ・チャーニー(アメリカン・アパレル創業者)、リチャード・ラッセル
(XLレコーディングス創業者)、デューク・リード、リー“スクラッチ"ペリー、キング・タビー、トム・モールトン、
クール・ハーク、アフリカ・バンバータ、デンジャー・マウス……
アイデアを凝らした自由な精神で神出鬼没に跳梁する、
イノベーションの主役=“海賊"たちの物語。
既存のメディア形式を操って、オープン&リミックスさせる海賊の戦略で、社会に変化をつくり出す!
ソフトウェア、音楽、ゲーム、広告、ファッション、映画、デザイン……多くの産業に影響を与え、
常に新しい変化をもたらす海賊たち。著作権侵害や、海賊行為という「違法行為のグレーゾーン」
を拡張して進化し続ける彼らは、戦うべき脅威なのか、それとも学ぶべきイノベーターなのか?
若者文化の新しい価値感と挑戦、DIYの智慧、自由な創造性に焦点をあてた、
新時代のクリエイティヴ啓蒙書。
■「今日の“海賊(パイレート)"は、明日の“開拓者(パイオニア)"だ」
──クリス・アンダーソン推薦! (「ワイアード」誌編集長、『ロングテール』『フリー』著者)
<この物語に登場する主な海賊たち>
ホームブリュー・コンピュータ・クラブ、スティーブ・ジョブズ&スティーブ・ウォズニアック(アップル創業者)、
リーナス・トーバルズ(LINUX開発者)、ジミー・ウェールズ(ウィキペディア創業者)、ショーン・ファニング
(ナップスター創業者)、アンディ・ウォーホール、マルコム・マクラーレン、ヴィヴィアン・ウェストウッド、
リチャード・ヘル、デヴィット・マンキューソ、ジェイ・Z、ラッセル・シモンズ、パブリック・エネミー、
50セント、ファレル・ウィリアムス(ネプチューンズ)、TAKI 183、RAMM:ELL:ZEE、マーク・エコー、NIGO®、
デイモンド・ジョン(FUBU創業者)、ドヴ・チャーニー(アメリカン・アパレル創業者)、リチャード・ラッセル
(XLレコーディングス創業者)、デューク・リード、リー“スクラッチ"ペリー、キング・タビー、トム・モールトン、
クール・ハーク、アフリカ・バンバータ、デンジャー・マウス……
- 本の長さ419ページ
- 言語日本語
- 出版社フィルムアート社
- 発売日2012/7/23
- 寸法12.8 x 2.7 x 18.8 cm
- ISBN-104845912880
- ISBN-13978-4845912889
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商品の説明
著者について
[著者]
マット・メイソン(Matt Mason)
ジャーナリスト、ライター、コンサルタント、起業家。ロンドンで海賊ラジオやクラブのDJ としてキャリアをスタート。
その後、先端音楽を扱うインディペンデント雑誌『RWD』を創刊、編集長として活躍する。また、先鋭的カルチャー・
フリーマガジ ン『VICE』にも大きく貢献。クリエイティビティ、破壊的イノベーション、著作権侵害をめぐる諸問題、
P2Pテクノロジーの展望などについて、執筆・講演活動を行なう。『The Guardian』『The Independent』『The
Observer Music Monthly』『Dazed& Confused』『Adweek』『VICE』など、さまざまな媒体に寄稿。サンフランシ
スコ在住。なお2008年に出た本書はベストセラーとなり、 『WIRED』誌では10段階中9という高い評価を得、
『Business Week』等の有力媒体でも取り上げられた。
[訳者]
玉川千絵子(Chieko Tamakawa)
茨城県生まれ。大学卒業後の2001年、アメリカ留学中に911テロ事件に遭遇し海外の情勢を知ることの大切さ
を痛感する。帰国後は、英語講師をしながら、フリーランスの翻訳者としてさまざまな団体に協力。主に、ド
キュメンタリー映画やTEDなどの動画の字幕翻訳、音楽の歌詞などを手がけている。また、音楽を通じて社会問
題を紐解く活動をしている5th-elementのメンバーの一員でもある。
八田真行(Masayuki Hatta)
1979年東京生まれ。東京大学経済学部卒、同大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。財団法人知的財
産研究所特別研究員を経て、2011年4月より駿河台大学経済学部専任講師。専攻は経営組織論、経営情報論。
ハッカー文化にも造形が深い。Debian公式開発者、GNUプロジェクトメンバー、MIAU発起人・幹事会員。
Twitter: @mhatta
鈴木沓子(Toko Suzuki)
東京生まれ。新聞社、雑誌社勤務を経て、現在フリーで書評や映画評などの執筆のほか、編集と翻訳業を行なう。
雑誌『週刊金曜日』書評委員(2012)、オンラインマガジン「webDICE」で連載「オールモストフェイマス
未配給映画探訪」を掲載中で、連載と連動した上映会を主催。
鳴戸麻子(Asako Naruto)
1974年愛知県生まれ。武蔵野美術大学(基礎デザイン学科)を卒業後、名古屋大学文学部(美学美術史学科)に
編入。以来、西洋美術史(スペイン美術史、特にエル・グレコ)を専門とし、同大学の後期博士課程を2008年に
満期終了。マドリッド・アウトノマ大学への留学を機に、2005年からマドリッドに在住。
マット・メイソン(Matt Mason)
ジャーナリスト、ライター、コンサルタント、起業家。ロンドンで海賊ラジオやクラブのDJ としてキャリアをスタート。
その後、先端音楽を扱うインディペンデント雑誌『RWD』を創刊、編集長として活躍する。また、先鋭的カルチャー・
フリーマガジ ン『VICE』にも大きく貢献。クリエイティビティ、破壊的イノベーション、著作権侵害をめぐる諸問題、
P2Pテクノロジーの展望などについて、執筆・講演活動を行なう。『The Guardian』『The Independent』『The
Observer Music Monthly』『Dazed& Confused』『Adweek』『VICE』など、さまざまな媒体に寄稿。サンフランシ
スコ在住。なお2008年に出た本書はベストセラーとなり、 『WIRED』誌では10段階中9という高い評価を得、
『Business Week』等の有力媒体でも取り上げられた。
[訳者]
玉川千絵子(Chieko Tamakawa)
茨城県生まれ。大学卒業後の2001年、アメリカ留学中に911テロ事件に遭遇し海外の情勢を知ることの大切さ
を痛感する。帰国後は、英語講師をしながら、フリーランスの翻訳者としてさまざまな団体に協力。主に、ド
キュメンタリー映画やTEDなどの動画の字幕翻訳、音楽の歌詞などを手がけている。また、音楽を通じて社会問
題を紐解く活動をしている5th-elementのメンバーの一員でもある。
八田真行(Masayuki Hatta)
1979年東京生まれ。東京大学経済学部卒、同大学院経済学研究科博士課程単位取得満期退学。財団法人知的財
産研究所特別研究員を経て、2011年4月より駿河台大学経済学部専任講師。専攻は経営組織論、経営情報論。
ハッカー文化にも造形が深い。Debian公式開発者、GNUプロジェクトメンバー、MIAU発起人・幹事会員。
Twitter: @mhatta
鈴木沓子(Toko Suzuki)
東京生まれ。新聞社、雑誌社勤務を経て、現在フリーで書評や映画評などの執筆のほか、編集と翻訳業を行なう。
雑誌『週刊金曜日』書評委員(2012)、オンラインマガジン「webDICE」で連載「オールモストフェイマス
未配給映画探訪」を掲載中で、連載と連動した上映会を主催。
鳴戸麻子(Asako Naruto)
1974年愛知県生まれ。武蔵野美術大学(基礎デザイン学科)を卒業後、名古屋大学文学部(美学美術史学科)に
編入。以来、西洋美術史(スペイン美術史、特にエル・グレコ)を専門とし、同大学の後期博士課程を2008年に
満期終了。マドリッド・アウトノマ大学への留学を機に、2005年からマドリッドに在住。
登録情報
- 出版社 : フィルムアート社 (2012/7/23)
- 発売日 : 2012/7/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 419ページ
- ISBN-10 : 4845912880
- ISBN-13 : 978-4845912889
- 寸法 : 12.8 x 2.7 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 189,075位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 9,388位音楽 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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執筆、翻訳、編集。 『バンクシー 壁に隠れた男の正体』、『バンクシー・イン・ニューヨーク』、『BANKSY YOU ARE AN ACCEPTABLE LEVEL OF THREAT 日本語版』(パルコ出版)、『海賊のジレンマ』(フィルムアート社)、ユリイカ『バンクシーとは誰か?』雑誌『BRUTUS』、『Casa BRUTUS』、『文藝春秋』、『Hanako』、『美術手帖』、『週刊金曜日』、『週刊朝日』ほか。
Twitter@gingerhoneytea
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