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N女の研究 単行本 – 2016/11/26

4.2 5つ星のうち4.2 44個の評価

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「N女」=「非営利セクター(NPO)で働く女子」たちとは一体何者なのか?
開高健ノンフィクション賞作家が切り取るNPO業界の新しい動きと「N女」たちの生き様。



近年、有力企業に就職する実力がありながら、雇用条件が厳しいと言われるNPO業界を就職先に選ぶ女性が現れ始めています。
NPOで働く女性、略称「N女」です
N女とは何者なのか。N女の出現の背景には何があるのか、また彼女たちの出現によって今、NPO業界では何が起きつつあるのかを探るべく、中村安希さんはインタビューを続けてきました。

そこから浮かび上がってきたのは、職場や家庭、地域社会など、かつての共同体が力を失い、分断が進む社会の中で、失業、病気、災害などをきっかけに、あるいは障害や差別によって、人や社会の「つながり」からはじき出される人々が増えつつあるという現実と、そうした人々を社会につなぎとめようと試行錯誤するN女たちが奮闘する姿でした。

さらにN女たちの出現は、結婚や育児によってキャリア人生が大きく左右される女性特有の問題や、男性型縦社会ではなく横のつながりを求める女性性の潜在力など、働く女性の在り方を問いかけています。

・N女の出現は、現代社会に蔓延する「居場所のない不安」を解消する手立てとなりうるのか?
・行政、民間、NPOの間を自由に行き来するN女の存在は、異セクターのつなぎ役として、経営難を抱えたNPOの運営を立て直すことができるのか?
・NPOというフロンティアは、働く女性たちの新たな活力の受け皿となりえるのか?

N女たちの苦悩と模索、生き様を通して、NPOの存在意義と未来の行方について考察したノンフィクションです。


【本書「まえがき」より】
2014年の春、私は新しいプロジェクトをスタートさせた。取材ターゲットは、高学歴や高職歴などのいわゆるハイスペックなキャリアウーマンで、有名企業などへ就職できる実力を持ちながら、あえてNPO法人や社会的企業などのソーシャルセクターを職場に選んだ女性たち。この女性たちにじっくりと時間をかけてインタビューし、一職業人としてのみならず、一人の働く女性としての「人となり」に近づくことを目的としたプロジェクト、『N女の研究』である。高い社会的地位や安定的な昇給を捨ててまで、なぜ彼女たちはソーシャルセクターを選んだのか? 志が高かったから? 大企業に疲れたから? あるいはただマゾなだけなのか?
彼女たちの視点を通して、現代の職業選択の在り方や女性の働き方を見つめ直し、背景にある社会の実情について考察していくことにした。
(中略)
もしかはしたら『N女』は、と考えた。――崩れゆく日本に現れた最後の切り札になり得るかもしれない、と。
【目次】
はじめに

N女とは一体何なのか?/「N女の研究」プロジェクト、始動/ソーシャルセクターとは何か?/高まるソーシャルセクターの必要性/ N女を選ぶ4つの目安/代表者ではなく、あくまで職員を取材したい

第1章 やりがいのある仕事と半分の給料 ――新しいNPOのかたちとN女のキャリア

NPO法人「難民支援協会」
広報部チームリーダー 田中志穂さん(38)
居場所のなかった留学生活/未練もなく、スパッと会社を辞める/新しいNPOと出会う/「支援したいから」ではない関わり方/やりがいのある仕事なら低賃金でもいいのか?/目に見えない成果、数値化できない価値/究極の目標は「失業すること」

来るN女もいれば、去るN女もいる

NPO法人「難民支援協会」
渉外部・政策アドボカシー担当 小川昴子さん(32)
バレエ、学校……頑張りたくても頑張れない苦しさ/キャリアを持つ女性に憧れて/まずは身近なところから関わりたい/迷走する女のキャリア、最後は寺にこもる/本人の主体性を生かしたい/ダンス・セラピーで難民と向き合う/自分の人生も大切にしたい

同一労働・給料半分のやるせなさ/ N女は階級社会の単なる便利な下請けさん?

第2章 正論で人は動かない ――N女の奮闘とキャリア戦略

NPO法人「NPOサポートセンター」
事業部プロデューサー 杉原志保さん(39)
ジェンダーというテーマに出会う/正論を言うだけでは人を動かすことはできない/金を出す側の手の内を探る/助成金は麻薬である/社会福祉系NPOが抱える三重苦をどうするか/権力闘争は面倒くさい/キャリアパス第三の道となり得るか?

N女が雇えない! という悩み/元祖N女と現代N女の共通点/元祖N女と現代N女の相違点

NPO法人「クロスフィールズ」
アカウントマネージャー 三ツ井稔恵さん(36)
内定をもらった瞬間の「本当にこれでいいんだろうか?」/自分はデキると勘違いしていたらダメになる/それは本当に、お客さんのためになっているのか?/ SFCとバングラデシュでソーシャルビジネスと出会う/力のある名刺を生かす/結婚で可能性が広がった/営利企業と対等に戦う/出産を経て、さらにキャリアに貪欲になる/自分のスタイルで働き方をつくる

NPO法人「ティーチ・フォー・ジャパン(TFJ)」
採用・広報担当 森山円香さん(26)
気のおもむくままに生きていきたい/『流学日記』に突き動かされる/期待してくれる大人がいたら……/ネームバリューにこだわらず挑戦している人/逆ばりの就職、新卒のカードをいかに使うか/20代でも自分の意向で動く/民間と行政の「つなぎ役」として/自分が変えてやろう、ではなく自分を変えていこう、とする人/自分の手の届く範囲、顔の見える範囲を良くする

曖昧な成果基準に翻弄される/成果を出して、目の前の景色を変えたい

第3章 居場所をつくり社会の隙間を埋めていく ――N女的な発想から生まれるコミュニティ

有限会社「ビッグイシュー日本」
販売サポート担当 長崎友絵さん(35)
慶應義塾大学に通い、美容師の免許を取得する/一律に同じものを求められる苦しさ/ありのままの自分、自然体でいられる職場/お互いを守る「仕事」を通じての付き合い/一人の「人」として付き合ってくれるお客さんの存在/若者ホームレスという新しい課題/エントリーシートだけでは伝わらない価値

NPO法人「コモンビート」
事務局員 花宮香織さん(27)
都立国立高校へ、いわゆる青春をしに/何とかなるとしたら、人の縁しかないだろう/大事なのは面白い人と一緒に働くこと/ミッションやビジョンよりも「楽しいから、勝手に広がってきた」/人が変われば、社会は変わる

NPO法人「育て上げネット」
若年支援事業部担当課長 古賀和香子さん(37)
親の敷いてくれたレールの上をそのまま来ただけ/ハローワークに通うも、ことごとく落ちる/家族の反対を押し切って、NPOに転職する/育児と仕事、半立という割り切り感も必要/「若者がかわいそうだから」ではなく「納税者を増やしたいから」/親が子の仕事を選り好みしてしまうのは……/日本の構造的問題と、一人で取り残される孤独感

私たちに「居場所」はあるのか?/人とつながり、社会に包摂されること/小さな居場所を作り出し、ちょっとずつ社会の隙間を埋める

第4章 女の人生は変化していくもの ――N女のライフイベントと柔軟な働き方

NPO法人「ビッグイシュー基金」
チーフコーディネーター 瀬名波雅子さん(33)
慶應になじめず海外へ/何のために働いているのか? という大きな問い/明日死ぬかもしれないなら、やりたいことをやって死にたい/孤立する若者に「つながり」を提供する/家(住所)をなくす前にやるべきこと/ NPOに求められる人材は?/人生の中における大事なこと・優先順位は変わる/出産を経て、キャリアに対する考え方は変化した/「ブランク」ではなく「積極的なリセット」と捉える

なぜ団体を辞めることになったのか?/社会貢献は、N女でなくてもできる

NPO法人「ノーベル」
広報部マネージャー 吉田綾さん(36)
すぐその気になっちゃう吉田さん、広告の世界へ/それは女の逃げなのか、男は逃げちゃいけないの?/まさか育児との両立がこんなにも大変だとは/私たちは、欲張りな女、なのか?/女性が職場をデザインするとこうなる/人々のマインドセットを変えていくのがNPOの仕事N女の転職と経済的リスク/女の敵はやっぱり女?/最も根深い問題は、女性社会が「一枚岩でない」ということ/自己犠牲しない、比較もしない

おわりに

N女の特徴/行政を当てにしない、しかし協働はする/打ち出の小槌がない時代の処世術/きれいごとを言わない、だから響くN女の言葉/〝沈みゆく中産階級の気分〞への取り組み方の違い/腫れ物に触るように目を逸らすこと/圧倒的な当事者性

商品の説明

著者について

【著者】
中村安希(なかむら・あき)
ノンフィクション作家。1979年京都府生まれ、三重県育ち。カリフォルニア大学アーバイン校芸術学部演劇科卒。日米での3年間の社会人生活を経て、684日(47カ国)に及ぶ取材旅行を敢行する。2009年その旅をもとに書いた『インパラの朝』(集英社)で開高健ノンフィクション賞を受賞。
その後も世界各地の生活を取材し、現在までに訪れた国は約90カ国。 著書に、若き政治家たちへのインタビューを試みた『Beフラット』(亜紀書房)、世界の食と文化を取材した『食べる。』『愛と憎しみの豚』(共に集英社)、またLGBTをテーマに執筆した『リオとタケル』(集英社インターナショナル)がある。
(公式ブログ: akinakamura.net)

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ フィルムアート社 (2016/11/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/11/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 296ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4845916150
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4845916153
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.5 x 2.4 x 19.5 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 44個の評価

著者について

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中村 安希
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2018年8月12日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    もともとNPOに興味があって読み始めた本ですが、N女の視点から、現代社会の有り様がよく見え、また、今後への取り組みのキーポイントも示されています。
    「働き改革」をするなら、この本を参考にすべきでは…と、思いました。
    他の立場が分かち合えるようにいろんな人に読んで欲しいです。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年4月5日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    買って読んでみました。自分が知っている人たちのことを詳しく書いてある、という印象。NPOの職員は仕事の割に給与が低いので離職率が高いということがはっきり分かりました。
    本を買ってまで読まなくても良かったかなと思ったので、★4つ(地域の男女平等センターの新刊コーナーに置いてあったので)
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年1月16日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    注文してすぐ届きました。
    前から気になっていた作家さんで、とても読んでいて次読みたくなる内容です。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年8月17日に日本でレビュー済み
    Amazon Vine先取りプログラムカスタマーによる無料商品のレビュー( 詳細 )
    「知られざる業界」なんて書くと
    少し大袈裟になるかもしれないが
    結構身近にあっても
    身内にその職員でも居ない限りは
    ほぼ実態や細かい部分が知られてないNPOなどの非営利団体
    そこにフォーカスが当たっているので
    興味があるのなら、読む価値のある本と言える。

    将来はそちらの方面での就職や活動したいと思っている人には
    興味深い面や参考になる部分も多いとは思う
    内容的にもあまり難しくないので
    高校生や大学生でも理解できるような文章
    でも、就職や働き方、結婚や家庭、生き方や在り方を問う部分も少なからずあるので
    あまりそのへんは学生だと実感としてはピンとこない可能性もある。

    それと、読んでて少し違和感を覚えたのはタイトル
    一般受けやタイトルで興味を持って手に取って欲しいといった意図もあるとは理解しつつも
    「N女の研究」なんて奇をてらわずに
    例え在り来たりであったとしても
    「NPOで働く女性たち」ぐらいのシンプルで分かりやすいものの方が良かったようにも
    N女の部分も引っかかるが
    研究と呼べるほどの深く掘り下げる部分もあまり無かったので
    読者にとって必要以上に重くなりすぎないように
    ライトに簡潔に読みやすく書こうとする著者の文章スタイルと
    表題のタイトルが上手く噛み合っていない印象もある。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2020年9月11日に日本でレビュー済み
    Amazon Vine先取りプログラムカスタマーによる無料商品のレビュー( 詳細 )
    「N女」=「非営利セクター(NPO)で働く女子」を表しています。
    女性ならではの視点というか結構目からうろこな表現があり
    個人的には心に残ってる本です。
    NPOとは「Non-Profit Organization」の略で非営利組織。
    ボランティアとは厳密には全く違うのですが、人助けと言う
    観点では同じです。
    著作権があり、ネタバレもしたくないので、内容は書きませんが
    女性労働者・NPOに興味がある方にはお勧めの本です。
    文量も多くなく文字も大きいので読書が苦手な方でも読みやすいと思います。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2022年8月23日に日本でレビュー済み
    "彼女たちはNPOに行きたかったのではなく、あくまで問題解決の一手段として非営利セクターを選んだ(中略)N女が出現した背景を辿っていけば、現代社会に潜むいくつかの問題が浮かび上がってくるかもしれない"2016年発刊の本書はNPO女性職員たち10名を丁寧に取材、考察したノンフィクション。

    個人的にはNPO界隈に長く関わっていることから本書についても手にとりました。

    さて、そんな本書はNPOサポートセンターの職員が高学歴や高い職業スキルなど有名企業に就職できる実力持ちながらNPO法人や社会的企業などの【給与の安いソーシャルセクターをあえて職場に選んだ女性】を総称して『N女』と読んでいる事を知り、また実際に友人が外資系IT企業から東北の復興支援をおこなうNPOに転職したのをキッカケに興味をもった著者が、団体の代表ではなく、あくまで労働者としての女性職員『N女』の働き方、生き方を人柄を重視して取材。所属組織に関係なく共通して『行政を当てにしない』『きれいごとを言わない』現実主義者の彼女たちこそが【社会問題溢れる現代日本の希望の芽ではないか】と結んでいるのですが。

    まあ、読む前はNPO界隈のカリスマ的人物の宣伝本、割と【意図や結論ありきの本かなあ】と穿った先入観をもっていたのですが。流石はこれまでにも様々な取材をしてきた関高健ノンフィクション受賞作家というべきか。読み始めると【とてもフラットな視線で本音取材している】のが伝わってきて好印象でした。

    また『NPOで働く女性』といっても本書に登場するのは実質ボランティアな零細団体ではなく『クロスフィールズ』や『ティーチ・フォー・ジャパン』『ビッグイシュー日本』など、メディア露出も多い有名事業性NPO所属職員の方々なので、流石に大多数のソーシャルセクターで働く中でも【一握りのトップクラスに優秀な方々ばかり】といった印象もありましたが。それでも『キャリアのロールモデル』として、代表や創設メンバーに較べて、あまり【知られていない労働者、職員にスポットを当てた】本書の意義は大きいように感じました。

    就職先、キャリアの一つとしてソーシャルセクターに興味がある全ての方々にオススメ。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年7月20日に日本でレビュー済み
    Amazon Vine先取りプログラムカスタマーによる無料商品のレビュー( 詳細 )
    高学歴でIT企業などの高収入職に就いていた女性たちが非営利業界に転職している。なぜ?
    その社会変化に着目した著者がNPOで働く女性たち=N女10人にインタビュー取材したノンフィクション本です。
    女性たちの受け答えは、包み隠さず、真摯です。生い立ち、学歴(出身大学と専攻)、そしてなぜNPOに転職したか? 自分の力を非営利世界で試したかったから。あるいは魅力を感じたから。しかしその理想と現実があるはずです。(低収入で生活は大丈夫なのか?=大丈夫ではない。「現在の仕事をつづけていられる理由に「夫の安定した収入」があることを認めている」という現実!!)

    この本を読むことでNPOで働く女性たちの現実(本音)を知ることができます。
    本音を知りたいからこそ、理想論や創立理念を語る代表者ではなく、その業界に飛び込んだ女性たちのみに取材している。代表者ではなく職員。理想ではなく現実を語って欲しい。インタビューされる側は著者の狙いに応えてくれています。
    NPOの仕事の現実。生活の現実。そしてもちろんそれぞれのNPOの活動ぶりも。

    夢と希望をいだき、才能を活かして仕事をしている彼女たちを「都合よく安く買い叩いているんじゃないのか?」という著者の指摘。その日本のいまの社会構造の歪み。
    彼女たちの自己犠牲で成立させるのではなく、NPOはプロフェッショナルな場として理不尽さ無く運営されるべきであり、この本の著者もそう指摘していますが、組織づくり、官民の連携、情報不足の是正、世間の認識……その一助になろうとしてこの本が成立しているし、そのつもりで10人の女性がインタビューを受けています。
    N女10人分のボリュームと現実が確かにあります。
    厳しい現実。辞めてしまう現実。成果や実績が見えにくい職に就くことの難しさ。そして生き甲斐。生き甲斐を見出していまも仕事をつづけている人。離れてしまった人。その両方が登場します。(挫折して辞めてしまうのとは少しちがう、さらなる現状打破のための離職・転職・再進学が多い)

    これからNPOで働こうと思っている、あるいはNPOを離れようと思っている人(それは男女を問わず)は一読の価値があります。業界の変化の激しさ・厳しさ・現状を知ることができます。
    (※この著者の視点・スタンスに対する好き嫌いはあると思いますが、インタビュー内容には真摯さがあります)
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年5月2日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    女性中心の、女性のみの視点と感覚で、男が読むと、気が滅入る。
    著者が女性なら、対象者も女性。
    男が読むと女性の威圧で苦しくなる。
    期待して購入したが、こうも女性の活きた感覚のみで伝統的な男性の感覚を蹴飛ばされると
    読んでいて苦痛以外のなにものでもない。
    ただ、現代社会に問題意識を持っている女性が読むには良本でしょう。
    7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート