他の諸氏も挙げられているが、モノクロなのが致命的なネックである。
文章等はとてもに読みやすくて好感がもて、知識が広がるという意味でもお薦め度は最高なので、たとえ価格が高くてもオールカラーであれば、評価は間違いなく★5つだっただろう。
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隠れ名画の散歩道 単行本 – 2013/5/1
千足 伸行
(著)
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- 本の長さ182ページ
- 言語日本語
- 出版社論創社
- 発売日2013/5/1
- 寸法15 x 1.3 x 21 cm
- ISBN-104846012395
- ISBN-13978-4846012397
登録情報
- 出版社 : 論創社 (2013/5/1)
- 発売日 : 2013/5/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 182ページ
- ISBN-10 : 4846012395
- ISBN-13 : 978-4846012397
- 寸法 : 15 x 1.3 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 745,309位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,274位西洋画
- - 99,751位ノンフィクション (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年7月13日に日本でレビュー済み
ただ、全ページの図版がモノクロって、美術書としてどうかなと思ってしまいました。
知られざる作品を紹介するというコンセプトですので、作品自体をほとんど知らないわけです。カラーで見たいというのは、美術好きなら普通だと思うのですが・・・・。
モノクロは確かに経費的な削減は見込まれますが、本書の価値もまた下げますので、心底惜しいと思いました。
そんな不満はありますが、本書の価値は、美術史家で成城大学名誉教授の千足伸行氏の博識に満ちた解説にあります。
見開き2ページで1つの作品を紹介し、解説に1ページをあて、もう1ページは、作品・制作年・大きさ・所蔵美術館などが記されていました。
「かなりの作品は、作者も含めて、印刷媒体としては本邦初公開というものも少なくないはずである。」と語っていました。
確かに、他の美術書では見たことのない作品でしたし、知らない画家との遭遇は、美術好きには知的好奇心を満たすものでした。
本書は、岩浪書店刊の「図書」の1990年1月号から1996年12月号連載の表紙絵とエッセイを加筆・編集されたもの、とのこと。
なお、掲載順ではなく、下記のジャンル分けで作品は並べ替えられていました。
1 眠けざましの絵、2 風刺の潜む絵、3 ちょっと気になる絵、4 信仰の礎としての絵、5 ストーリーのある絵、6 季節と人と風物の絵、7 遊びと愉しみの絵、8 思索する絵、という分類に分けられていました。
どの作品も興味深いものですが、一例を挙げます。
132ページの「アメリカ人画家の目に映った『東京』」と題で、ロバート・フレデリック・ブラムが描いた『花市場、東京』は興味を覚えました。制作年が1892年ですので、日清戦争前の日本の姿のはずですが、ちょんまげ姿の花売りの町人と同じく日本髪(結い方で年代が分かるはずなのですが・・)の女性が、売り物の花に囲まれていました。「ジャポニスム」ブームならではの構図です。実際にブラムは1890年から2年間滞在したようで、「古き良き明治の東京の面影」と筆者は書かれていますが、「江戸の面影」のように捉えてしまいます。画家がイメージする「日本」の心象風景の様なモデルだと思いました。
なお、表紙の愛らしい作品はメトロポリタン美術館蔵の「シャルロッテ・デュ・ヴァルドーニ嬢の肖像」で、モデル名まで判明しているのに、作者不詳とのこと。まだまだ絵画芸術は奥深いものを秘めています。
知られざる作品を紹介するというコンセプトですので、作品自体をほとんど知らないわけです。カラーで見たいというのは、美術好きなら普通だと思うのですが・・・・。
モノクロは確かに経費的な削減は見込まれますが、本書の価値もまた下げますので、心底惜しいと思いました。
そんな不満はありますが、本書の価値は、美術史家で成城大学名誉教授の千足伸行氏の博識に満ちた解説にあります。
見開き2ページで1つの作品を紹介し、解説に1ページをあて、もう1ページは、作品・制作年・大きさ・所蔵美術館などが記されていました。
「かなりの作品は、作者も含めて、印刷媒体としては本邦初公開というものも少なくないはずである。」と語っていました。
確かに、他の美術書では見たことのない作品でしたし、知らない画家との遭遇は、美術好きには知的好奇心を満たすものでした。
本書は、岩浪書店刊の「図書」の1990年1月号から1996年12月号連載の表紙絵とエッセイを加筆・編集されたもの、とのこと。
なお、掲載順ではなく、下記のジャンル分けで作品は並べ替えられていました。
1 眠けざましの絵、2 風刺の潜む絵、3 ちょっと気になる絵、4 信仰の礎としての絵、5 ストーリーのある絵、6 季節と人と風物の絵、7 遊びと愉しみの絵、8 思索する絵、という分類に分けられていました。
どの作品も興味深いものですが、一例を挙げます。
132ページの「アメリカ人画家の目に映った『東京』」と題で、ロバート・フレデリック・ブラムが描いた『花市場、東京』は興味を覚えました。制作年が1892年ですので、日清戦争前の日本の姿のはずですが、ちょんまげ姿の花売りの町人と同じく日本髪(結い方で年代が分かるはずなのですが・・)の女性が、売り物の花に囲まれていました。「ジャポニスム」ブームならではの構図です。実際にブラムは1890年から2年間滞在したようで、「古き良き明治の東京の面影」と筆者は書かれていますが、「江戸の面影」のように捉えてしまいます。画家がイメージする「日本」の心象風景の様なモデルだと思いました。
なお、表紙の愛らしい作品はメトロポリタン美術館蔵の「シャルロッテ・デュ・ヴァルドーニ嬢の肖像」で、モデル名まで判明しているのに、作者不詳とのこと。まだまだ絵画芸術は奥深いものを秘めています。
2021年8月20日に日本でレビュー済み
この本で著者は「自分の愛すべき名画を集めたもので、極めて私的な名画のプロムナードである」と語っていて、収録された70点あまりの隠れた名画はそのほとんどが知られていなくて、世界的な名画もいいが、自分だけの名画もあってもいいのではないか、という考えから著者は、「絵は人に見られ、人に語りかけて初めて絵となる」というように、とても小さな発見からその絵が心の友となり、伴侶となりうるとも述べている。
ここに収録された絵は渋い脇役的存在かも知れないが、名脇役としてもキラリと光る存在でもある。
すべてがモノクロ印刷で、著者はこの本を鑑賞用の画集としてではなく、読み物として出版するという編集者の意向も汲んで、あえてモノクロにしたそうだが、私もその考えには賛成で、モノクロで見えにくい、わかりにくい部分があることで不自然なもの、不可解なものを見つけたときの喜びはさらに大きなものとなるのではないかと思うわけです。
それらは神秘のベールに少しばかり覆われているのがその本質であり、本領とするところなのではないかと感じる。収録された作品はそのいずれもが、「おや?」と思わされるものばかりで、飽きることなく最後のページまで楽しめると思います。
ここに収録された絵は渋い脇役的存在かも知れないが、名脇役としてもキラリと光る存在でもある。
すべてがモノクロ印刷で、著者はこの本を鑑賞用の画集としてではなく、読み物として出版するという編集者の意向も汲んで、あえてモノクロにしたそうだが、私もその考えには賛成で、モノクロで見えにくい、わかりにくい部分があることで不自然なもの、不可解なものを見つけたときの喜びはさらに大きなものとなるのではないかと思うわけです。
それらは神秘のベールに少しばかり覆われているのがその本質であり、本領とするところなのではないかと感じる。収録された作品はそのいずれもが、「おや?」と思わされるものばかりで、飽きることなく最後のページまで楽しめると思います。