きづきあきら先生の初期連載作。ぺんぎん書房が倒産したあと復刻されたものです。
内容紹介や他の方のレビューで作者らしい救いの無い話の重さは判ると思いますが、絵柄も重いです。
とにかく線が太くて濃いため、画面が黒く見えて重く感じられます。
ヨイコノミライ以降の作品しか知らないと面食らうかもしれませんが、
特徴的な画だと思うので十分見る価値はあると思います。
描き下ろしで後日談が収録されていますが、絵柄こそかなりライトになっているものの
中身は止めを刺すかのような内容でした。
一つ気になった点として若干統一感が無い気がします。
旧版では表題作の連載のみでまとめていましたが、恐らく絶版になった他の単行本とまとめて復刻された関係で、
別の単行本に収録されていた作品も一緒に収録しています。
また描き下ろし部分は連載時との絵柄の変化がモロに出てしまっています。
こういった点では旧版の方が統一感がありました。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥638¥638 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥638¥638 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥23¥23 税込
配送料 ¥297 6月16日-18日にお届け
発送元: ブックサプライ北大阪DC 販売者: ブックサプライ北大阪DC
¥23¥23 税込
配送料 ¥297 6月16日-18日にお届け
発送元: ブックサプライ北大阪DC
販売者: ブックサプライ北大阪DC
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
モン・スール (ガムコミックスプラス) コミック – 2006/7/1
きづき あきら
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥638","priceAmount":638.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"638","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"wMUe9aUxpKvvqlvuAK1shN10A%2FGG3NnSUJosnw5gOfVszYdm7SfMcZlyys4fhc%2FjdT2zcp%2FFbnlnoPu5enoqdODZzwfbpaXAaTjlhcwYUWXlE2bgYGUddi0FI19Q15jY","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥23","priceAmount":23.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"23","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"wMUe9aUxpKvvqlvuAK1shN10A%2FGG3NnSrNUm4k0BZeSVKU6j7pndBRoBu9U13XmNzTagtdklcc7YsnAJ9EF%2FFkeKsYlSvaBBBnzJrXi08hTOrMLMMNl32NdnMPbnNS%2B%2FKn2dfS1MdmRAtKYMDuaodmslWrNOO%2Bt9kPPHzwt3WSFCW21NyopOpw%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
両親のいないたった二人きりの池内兄妹。小学生の妹・美波を守りながら逞しく生きる大学生・池内を親友・神田は温かく見守っていた。しかし、ある日その絆は絶たれる。池内は帰宅すると妹のベッドには神田がいたのだ。裏切られた男、愛する者と引き離される男女の思惑は入り乱れて…!? きづきあきら渾身のトライアングル・ストーリー、短編4編+描き下ろし漫画「モン・スール後日談」が付いて登場!!
- 本の長さ220ページ
- 言語日本語
- 出版社ワニブックス
- 発売日2006/7/1
- ISBN-10484703564X
- ISBN-13978-4847035647
この著者の人気タイトル
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : ワニブックス (2006/7/1)
- 発売日 : 2006/7/1
- 言語 : 日本語
- コミック : 220ページ
- ISBN-10 : 484703564X
- ISBN-13 : 978-4847035647
- Amazon 売れ筋ランキング: - 514,552位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中3.1つ
5つのうち3.1つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
16グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
メイド諸君!が好きなので、作者つながりで読みました。
感想なのですが、表題の話は掴みは良かったものの、終盤の展開は微妙だと思った。
母親が家を出た原因が「父親が仕事を口実に家族を粗末にしたから」というのが動機として成立してないのでは?と思った。
母親は家庭に無関心な父親に不満があって家を出た、ということだが、
子どもを置いて家を出る=やってることは家庭から背を向けている父親と同じことになる。
家庭に無関心な父親に不満を抱いていたということは、母親は家庭を大切に思っていたはずである(描写が無いので憶測でしかないが)。
そのような母親が子どもを置いて家を出るだろうか。
もう一つ。
妹が父親を逃がす動機が理解できない。
母親がいなくなった痛みを知っているのに、妹が父親に「私たちのこと置いていっていいよ!」というだろうか。
そして、主人公に母親代わりで育てられた妹は、父親の側より、主人公の味方につくはずではないだろうか。妹が父親に愛着を抱けるようなエピソードの描写が無いのに、「お兄ちゃんひどい、お父さん可哀想!」となる妹の気持ちがわからない。
家庭の問題を題材にしているだけに、動機のぎこちなさが気になった。
絵はかわいくて好きです。
感想なのですが、表題の話は掴みは良かったものの、終盤の展開は微妙だと思った。
母親が家を出た原因が「父親が仕事を口実に家族を粗末にしたから」というのが動機として成立してないのでは?と思った。
母親は家庭に無関心な父親に不満があって家を出た、ということだが、
子どもを置いて家を出る=やってることは家庭から背を向けている父親と同じことになる。
家庭に無関心な父親に不満を抱いていたということは、母親は家庭を大切に思っていたはずである(描写が無いので憶測でしかないが)。
そのような母親が子どもを置いて家を出るだろうか。
もう一つ。
妹が父親を逃がす動機が理解できない。
母親がいなくなった痛みを知っているのに、妹が父親に「私たちのこと置いていっていいよ!」というだろうか。
そして、主人公に母親代わりで育てられた妹は、父親の側より、主人公の味方につくはずではないだろうか。妹が父親に愛着を抱けるようなエピソードの描写が無いのに、「お兄ちゃんひどい、お父さん可哀想!」となる妹の気持ちがわからない。
家庭の問題を題材にしているだけに、動機のぎこちなさが気になった。
絵はかわいくて好きです。
2020年10月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
綺麗な梱包で物も新品同様に綺麗でよかったです。
でも漫画の内容は合わなかった。
以前、お気に入りブロガーが面白いと紹介していて購入。
友達と自分の小学生の妹が実は…と複雑な家庭事情という倫理観度外視のドラマチック素材を上手く料理しきれていないと感じた。
絵も演出も未熟で個人的には面白いと感じなかった。
でも漫画の内容は合わなかった。
以前、お気に入りブロガーが面白いと紹介していて購入。
友達と自分の小学生の妹が実は…と複雑な家庭事情という倫理観度外視のドラマチック素材を上手く料理しきれていないと感じた。
絵も演出も未熟で個人的には面白いと感じなかった。
2013年1月26日に日本でレビュー済み
うそつきパラドクスしか読んでいない状態で
数年前初めて この作品に出会いました。
うそつき〜みたく
軽いエロティックな売れセンのマンガだろうと思った先入観、
裏切られた。
理知的な数珠つなぎの作風で
ヒリヒリするような台詞の切れとともに
次々真相が二転三転して浮かび上がる。
版画的な絵も、きわめて特異。
腸詰工場の少女やクレイジーピエロのころの高橋ヨウスケみたい。(このへん大好き!)
小品ながら完璧にまとまった作品で
これ以上、この手の形式を殺人抜きで仕上げるのは
無理といえるくらいの完成度(ビジュアル面はともかく・・)だと思います。
数年前初めて この作品に出会いました。
うそつき〜みたく
軽いエロティックな売れセンのマンガだろうと思った先入観、
裏切られた。
理知的な数珠つなぎの作風で
ヒリヒリするような台詞の切れとともに
次々真相が二転三転して浮かび上がる。
版画的な絵も、きわめて特異。
腸詰工場の少女やクレイジーピエロのころの高橋ヨウスケみたい。(このへん大好き!)
小品ながら完璧にまとまった作品で
これ以上、この手の形式を殺人抜きで仕上げるのは
無理といえるくらいの完成度(ビジュアル面はともかく・・)だと思います。
2006年7月15日に日本でレビュー済み
家族崩壊、少女との恋愛、その行き着く先をご都合主義を交えずに書ききった筆力、構成力はかなり高いレベルだと思う。
家族から放逐された父親。親友・妹に裏切られた主人公。孤独からの助けを求める妹。少女愛に走った親友。
それぞれの人物の視点からお互いの欠点を指摘したり、自らの事を棚に上げていたり、エゴがかなりストレートに暴かれていて、沈鬱な展開が続く。終わりも大団円とは程遠く、ラストで和解なり救いがあるわけでもない。結局、全員が視野狭窄な状態でオーラスを迎えてしまう。
以上なため読む人間を選ぶコミックだとは思う、しかしそれも写実的あったればこそで、家族制の無視や、少女愛の行き着く先に希望など、まずありえない、といった示唆があるように思えた。
ただ、そうはいっても、やっぱり不満も吹き出る。
あくまでフィクションであるわけだし、ラストぐらいは少しでも救いがあってほしかった。
親友・妹組みは無責任でムジャキな加害者であったわけだし放置でもかまわないと思う。しかし、父親・主人公組みは被害者(主人公は確かに加害責任あるが、基本的に被害者だと思う。妹たちと違って責任も果たしてたしね)には救いがあってもいいように思った。特にほぼ100%の被害者の父親の扱いは、ちょっと酷過ぎる。
加害者二人が好き勝手な事して、被害者二人が一方的に責を追わされただけ、という構図ばかりが気になってしまった。
家族から放逐された父親。親友・妹に裏切られた主人公。孤独からの助けを求める妹。少女愛に走った親友。
それぞれの人物の視点からお互いの欠点を指摘したり、自らの事を棚に上げていたり、エゴがかなりストレートに暴かれていて、沈鬱な展開が続く。終わりも大団円とは程遠く、ラストで和解なり救いがあるわけでもない。結局、全員が視野狭窄な状態でオーラスを迎えてしまう。
以上なため読む人間を選ぶコミックだとは思う、しかしそれも写実的あったればこそで、家族制の無視や、少女愛の行き着く先に希望など、まずありえない、といった示唆があるように思えた。
ただ、そうはいっても、やっぱり不満も吹き出る。
あくまでフィクションであるわけだし、ラストぐらいは少しでも救いがあってほしかった。
親友・妹組みは無責任でムジャキな加害者であったわけだし放置でもかまわないと思う。しかし、父親・主人公組みは被害者(主人公は確かに加害責任あるが、基本的に被害者だと思う。妹たちと違って責任も果たしてたしね)には救いがあってもいいように思った。特にほぼ100%の被害者の父親の扱いは、ちょっと酷過ぎる。
加害者二人が好き勝手な事して、被害者二人が一方的に責を追わされただけ、という構図ばかりが気になってしまった。
2005年6月26日に日本でレビュー済み
大学生の男が友人の妹(小学生)とヤって失踪する話
2010年6月27日に日本でレビュー済み
しっかり者ゆえに孤独感を抱え、大学生の兄の親友と関係をもった小学生の女の子。
それを知ってしまった兄と、本気故に苦悩する親友。
小学生×大学生という過激さを売りした作品かと最初は思いましたが、
3人の、特に女の子の心情の描写はあまりに痛々しく切ない・・・。
どうかどうか幸せになってほしいと願わずにいられない作品。
物語の構成はよく出来ていて引き込まれます。
あえて言うなら大学生の親友が小学生の女の子を好きになる過程の描写がほしかった。
痛さを覚悟で読んでほしい作品です。
それを知ってしまった兄と、本気故に苦悩する親友。
小学生×大学生という過激さを売りした作品かと最初は思いましたが、
3人の、特に女の子の心情の描写はあまりに痛々しく切ない・・・。
どうかどうか幸せになってほしいと願わずにいられない作品。
物語の構成はよく出来ていて引き込まれます。
あえて言うなら大学生の親友が小学生の女の子を好きになる過程の描写がほしかった。
痛さを覚悟で読んでほしい作品です。
2003年10月8日に日本でレビュー済み
心が痛くなる漫画。
「父親は失踪し、小学生の妹が親友と関係を持ったのを知った主人公の兄。
だけど真相は……」
さくっと紹介すれば、この程度。
ただ、これが重く、痛い。とてもとても。
この物語には甘さはなく、優しさもなく、そして救いもない。
家族愛も、親友の裏切りも、少女の恋も描写しきってみせた傑作。
続きが読みたいけど、でもやっぱり読みたくない、と思わせる漫画ではないかと。
「父親は失踪し、小学生の妹が親友と関係を持ったのを知った主人公の兄。
だけど真相は……」
さくっと紹介すれば、この程度。
ただ、これが重く、痛い。とてもとても。
この物語には甘さはなく、優しさもなく、そして救いもない。
家族愛も、親友の裏切りも、少女の恋も描写しきってみせた傑作。
続きが読みたいけど、でもやっぱり読みたくない、と思わせる漫画ではないかと。