基本的にノホホンとしているものの、太平洋戦争のターニングポイントとなる出来事がいくつか起こり、前線にいない主人公達以外の場所では急激にキナ臭くなってきました。
欧州から思ってもみない援軍が来たりもしていますが、状況が概ね史実に準拠して進んでいる以上、次巻以降は大変な事(『飛龍』とか)になる予感。
正直、この作品をそれほどシリアスな感じで読んでいなかったのですが、この巻での本土空襲による心理戦や軍上層部の描写で見方を変えました。
悲惨な描写こそ皆無なものの、史実を多少なりとも知っている人間としては(兵器が少女なだけに余計に)焦燥感を感じずにはいられない展開となっています。
「初心者の間口を広げる為の萌え×ミリタリー」という見方をすれば、ひょっとしたら今ある物の中で1・2を争う作品かも。
擬人化兵器というテーマ故に評価・好悪が極端に分かれるであろう漫画だと思いますが、フィクションを交えながら史実を丁寧に拾っている作者がこの作品にどのような結末を与えるのか、興味のある人は注目しておいて損はないと思います。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
Battleship Girl -鋼鉄少女- 2巻 (ガムコミックスプラス) コミック – 2011/11/25
第2次大戦で活躍した各国の軍艦、航空機が美少女となって漫画で活躍。
「萌え」ばかりではなく、少女たちの苦悩と戦いを通して尖閣諸島問題など、アジアの海洋秩序をも問い直す異色作。
作画は台湾の超人気作家。
第一巻は発売即増刷!
「萌え」ばかりではなく、少女たちの苦悩と戦いを通して尖閣諸島問題など、アジアの海洋秩序をも問い直す異色作。
作画は台湾の超人気作家。
第一巻は発売即増刷!
- 本の長さ142ページ
- 言語日本語
- 出版社ワニブックス
- 発売日2011/11/25
- ISBN-104847037936
- ISBN-13978-4847037931
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : ワニブックス (2011/11/25)
- 発売日 : 2011/11/25
- 言語 : 日本語
- コミック : 142ページ
- ISBN-10 : 4847037936
- ISBN-13 : 978-4847037931
- Amazon 売れ筋ランキング: - 462,169位コミック
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
7グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年2月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
元ネタが台湾の駆逐艦丹陽こと日本の駆逐艦雪風なので話の結末方向は想像できる…、どこかでオリジナル展開もあるかなと思ってたけど…。
2巻には超弩級と謳われた戦艦や同盟国の艦が出てきましたね。予想外でした。
主人公が単純に命令どおり戦うんじゃなくて、自分がどういう理由で行動しているのか読み取れたストーリー展開はちょっと熱くなりましたね。
個人的には建造年で先輩後輩が決まってない設定がちょこっと気になるんですけど。姉妹艦の一番艦二番艦とか、この先キャラ増えたらどう描くんだろう?
2巻には超弩級と謳われた戦艦や同盟国の艦が出てきましたね。予想外でした。
主人公が単純に命令どおり戦うんじゃなくて、自分がどういう理由で行動しているのか読み取れたストーリー展開はちょっと熱くなりましたね。
個人的には建造年で先輩後輩が決まってない設定がちょこっと気になるんですけど。姉妹艦の一番艦二番艦とか、この先キャラ増えたらどう描くんだろう?
2017年9月29日に日本でレビュー済み
ドゥーリットル空襲だけでも…
・巡視船は逃げずに立ち向かった
・それを撃破したのは巡洋艦
・迎撃に当時最新型の飛燕までも出ていた
まるで調べていない事が丸分かりである
レーダー射撃というが、レーダーの大本は日本が作った八木アンテナ
日本艦艇がレーダーそのものを知らないとはどういうことだろうか?21号電探は…?
数に勝るとは言えあれでいて伊勢級に匹敵する戦艦が重巡以下駆逐にドヤってもみっともない
確かに機動性で言えば日本側のがずっと上、それでいて相手は的も大きいのだから…ってのはあるけど
夜戦ならともかくレーダーの影響が少ない白昼堂々やりあってコレは酷すぎる技量だと
工廠におけるシャルンホルストと雪風の意見の相違は
陸軍国家と海軍国家なら至極当然だからそこは良いとしても
実際日露戦争で大戦果を挙げているような国に駆逐艦相手とは言え
弱小海軍国が口を挟める案件ではないと思うのだが…
そもそもビスマルクは大和完成前に轟沈しているのだが…一体どこから?
まぁフッドが何故か出張ってきてる時点で向こうでは歴史が改変されているのだろう、史実とは一体…
そのくせ空母戦はなんか史実通り進む…うむむ
潔く仮想戦記じゃダメだったのかな?
・巡視船は逃げずに立ち向かった
・それを撃破したのは巡洋艦
・迎撃に当時最新型の飛燕までも出ていた
まるで調べていない事が丸分かりである
レーダー射撃というが、レーダーの大本は日本が作った八木アンテナ
日本艦艇がレーダーそのものを知らないとはどういうことだろうか?21号電探は…?
数に勝るとは言えあれでいて伊勢級に匹敵する戦艦が重巡以下駆逐にドヤってもみっともない
確かに機動性で言えば日本側のがずっと上、それでいて相手は的も大きいのだから…ってのはあるけど
夜戦ならともかくレーダーの影響が少ない白昼堂々やりあってコレは酷すぎる技量だと
工廠におけるシャルンホルストと雪風の意見の相違は
陸軍国家と海軍国家なら至極当然だからそこは良いとしても
実際日露戦争で大戦果を挙げているような国に駆逐艦相手とは言え
弱小海軍国が口を挟める案件ではないと思うのだが…
そもそもビスマルクは大和完成前に轟沈しているのだが…一体どこから?
まぁフッドが何故か出張ってきてる時点で向こうでは歴史が改変されているのだろう、史実とは一体…
そのくせ空母戦はなんか史実通り進む…うむむ
潔く仮想戦記じゃダメだったのかな?
2011年11月28日に日本でレビュー済み
台湾人マンガ家による艦船擬人化マンガの第二巻。
大東亜戦争の史実を踏まえて進むストーリー。
本巻は空母『エンタープライズ』による本土空襲から、珊瑚海海戦における大勝利と日本(作中では大東日)に生じた慢心までを描く。
(番外編的にマカオでのバカンスも…この番外は諜報活動のメタになってる)
表紙は『雪風』。
よく考えてみると、幸運艦なのに一巻の表紙を飾れなかったのは、最大級の不幸なのではないか?
前巻では巻頭カラーで書き下ろしの漫画パートがあったが、本巻は折り込みカラーで桜をバックにした一枚絵と、SDキャラクターをあしらったストーリーと陣営の紹介がある。
本編ではついに『大和』がフル装備に。
艤鎧と言うのは”必要に応じて必要な部分が呼び出される”と言う描写がなされた。
もしかしたら装着位置もある程度の融通がきくのかもしれない。
ちなみに『大和』の副砲描写は『陽炎少女 丹陽』を含めても初めてである。
未完成だが姉妹艦『武蔵』も登場。
武蔵なだけに二刀流で、シブヤン海での展開を頭に入れて武蔵坊弁慶もイメージしているのか、妹のイメージは非常に荒々しい。
現実の『大和』と『武蔵』は、乗組員ですら間違ったと言われるくらい似ているが、このコミックでは両艦の艤鎧形状は全く違う。
どの部分がどこに対応しているのか考えるのも楽しみ方の一つだろう。
史実と違う部分としては、ドイツより巡洋戦艦『シャルンホルスト』が回航されてくる。
この『シャルンホルスト』のデザインがまた傑作であって、実艦で特徴的な『記号』はだいたい入ってる。
ツインテールの髪(とバックパック)にあしらわれた射撃指揮装置の処理は「上手い!」の一言(この指揮装置は実艦ではしょっちゅう壊れていたが…)。
珊瑚海海戦で『レキシントン』を撃沈し『ヨークタウン』を大破させ、勝利に酔う「お犬様」たち(一般国民や事務官僚・軍人たちのメタ)と、それに疑問を抱く戦闘艦艇たち(現場の軍人)を対比させてこの巻は幕を閉じる。
最終ページ。
『雪風』の「シャルンに満開の桜を見せられなくて残念だよ!」に、日本の将来が暗示されているようで物悲しい。
大東亜戦争の史実を踏まえて進むストーリー。
本巻は空母『エンタープライズ』による本土空襲から、珊瑚海海戦における大勝利と日本(作中では大東日)に生じた慢心までを描く。
(番外編的にマカオでのバカンスも…この番外は諜報活動のメタになってる)
表紙は『雪風』。
よく考えてみると、幸運艦なのに一巻の表紙を飾れなかったのは、最大級の不幸なのではないか?
前巻では巻頭カラーで書き下ろしの漫画パートがあったが、本巻は折り込みカラーで桜をバックにした一枚絵と、SDキャラクターをあしらったストーリーと陣営の紹介がある。
本編ではついに『大和』がフル装備に。
艤鎧と言うのは”必要に応じて必要な部分が呼び出される”と言う描写がなされた。
もしかしたら装着位置もある程度の融通がきくのかもしれない。
ちなみに『大和』の副砲描写は『陽炎少女 丹陽』を含めても初めてである。
未完成だが姉妹艦『武蔵』も登場。
武蔵なだけに二刀流で、シブヤン海での展開を頭に入れて武蔵坊弁慶もイメージしているのか、妹のイメージは非常に荒々しい。
現実の『大和』と『武蔵』は、乗組員ですら間違ったと言われるくらい似ているが、このコミックでは両艦の艤鎧形状は全く違う。
どの部分がどこに対応しているのか考えるのも楽しみ方の一つだろう。
史実と違う部分としては、ドイツより巡洋戦艦『シャルンホルスト』が回航されてくる。
この『シャルンホルスト』のデザインがまた傑作であって、実艦で特徴的な『記号』はだいたい入ってる。
ツインテールの髪(とバックパック)にあしらわれた射撃指揮装置の処理は「上手い!」の一言(この指揮装置は実艦ではしょっちゅう壊れていたが…)。
珊瑚海海戦で『レキシントン』を撃沈し『ヨークタウン』を大破させ、勝利に酔う「お犬様」たち(一般国民や事務官僚・軍人たちのメタ)と、それに疑問を抱く戦闘艦艇たち(現場の軍人)を対比させてこの巻は幕を閉じる。
最終ページ。
『雪風』の「シャルンに満開の桜を見せられなくて残念だよ!」に、日本の将来が暗示されているようで物悲しい。