人が甘いものを求めるとき、それは実は甘いものを欲しがっているのではなく、
古代から人間の本能にすり込まれている果物を欲しがっているのだという。
果物は糖分を摂取するためのものではなく、人間が体内で合成できない
ビタミンCを体が欲しているのだと。確かに最近、朝食として果物1〜2個を
摂るようになってから、おかし系の甘いものを欲しいとは、あまり思わなく
なった。
油もそう。フライドポテト、フライドチキンなどの油ものを欲しがるのは、
必要な種類の油が足りていない渇望感を満たそうとする人間の本能だそうだ。
市販食品やファーストフードに大量に使われているオメガ6の油は過剰な一方で、
オメガ3、オメガ9の油が不足している。それを補う為に身体は油を摂ろうと
するが、外食で得られるのはオメガ6ばかり。
著者の前著を読んでから、亜麻仁油やオリーブオイルといったオメガ3、
オメガ9の油を摂るようになった。油への渇望感が著しく減ったように思う。
ラーメン+半チャーハンとか、マックでフライドポテトとか、たまには
食べるけど、以前よりは欲しいと思わなくなったし、それほど美味しいとは
感じなくなった。
亜麻仁油、オリーブオイルは結構摂っているけれど体重は減少傾向なので、
適切な食事を摂るというのはやはり大事なのだろう。
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じつは体に悪い19の食習慣 (ワニブックスPLUS新書) (ワニブックスPLUS新書 26) 新書 – 2010/6/8
南 清貴
(著)
「一日の始まりだから、食欲がなくても朝食を食べる」「メタボやダイエットが気になるから、油は控える」「野菜不足が気になるので、市販のカット野菜のサラダを食べる」「骨を丈夫にするために牛乳を飲む」etc.、あなたが健康にいいと思っている食習慣、じつは大間違いです! それどころか体に悪影響が……。ナチュラルエイジングを提唱するフードプロデューサー南清貴氏が現代人の食事に警鐘を鳴らし、体が喜ぶ、賢くおいしい食生活のコツを教えます。
発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス
発行:ワニ・プラス
発売:ワニブックス
- 本の長さ221ページ
- 言語日本語
- 出版社ワニブックス
- 発売日2010/6/8
- ISBN-104847060172
- ISBN-13978-4847060175
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登録情報
- 出版社 : ワニブックス (2010/6/8)
- 発売日 : 2010/6/8
- 言語 : 日本語
- 新書 : 221ページ
- ISBN-10 : 4847060172
- ISBN-13 : 978-4847060175
- Amazon 売れ筋ランキング: - 812,668位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 301位ワニブックスPLUS新書
- - 106,729位暮らし・健康・子育て (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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南清貴(みなみ・きよたか)
1952年生まれ。フードプロデューサー。国際食学協会名誉理事長。
演劇の勉強の一環として学んだ整体を通じて、身体と食の関係の重要さに気づく。
自然の摂理に適った食事を提供する場として、1995~2005年、代々木上原にオーガニック・レストラン「キヨズキッチン」を開業。
「オプティマル・ヒューマン・ダイエット」を提唱し、自然食やマクロビオティックとは一線を画した創作料理を考案して各方面から注目される。
現在は「ナチュラルエイジング」という新たなキーワードを打ち立て、レストラン、カフェ等の業態開発、社員食堂やクリニック、ホテルなどのフードメニュー開発にも力を注ぐ。
著書には『究極の食 身体を傷つけない食べ方』(講談社+α文庫)ほか多数。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2010年6月14日に日本でレビュー済み
まんまタイトルにはまって購入。
はじめに「体に悪い食の習慣」が書いてあって、
それがなぜ悪いのか、どうすればいいのかが
南さんの理論に従って小気味よく(ときに強い口調で!)
わかりやすく述べられています。
甘いものが食べたいときには体はビタミンCを欲している、など
体の本来の声を聞いて(でも飽食せずに)食べるというのが面白い。
読後、今まで自分の食べていたもので不安になりましたが、
これからできることからやりたいと思い、砂糖を使わずに料理を試してみたり、
朝食を果物にしたりしています。効果が楽しみであります。
電子レンジやトランス脂肪酸について、もうちょっと詳しい
解説が欲しかったので、★4つに。
はじめに「体に悪い食の習慣」が書いてあって、
それがなぜ悪いのか、どうすればいいのかが
南さんの理論に従って小気味よく(ときに強い口調で!)
わかりやすく述べられています。
甘いものが食べたいときには体はビタミンCを欲している、など
体の本来の声を聞いて(でも飽食せずに)食べるというのが面白い。
読後、今まで自分の食べていたもので不安になりましたが、
これからできることからやりたいと思い、砂糖を使わずに料理を試してみたり、
朝食を果物にしたりしています。効果が楽しみであります。
電子レンジやトランス脂肪酸について、もうちょっと詳しい
解説が欲しかったので、★4つに。
2014年10月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何も考えずにこの本に書いてあることが真実だと信じられる方は、本当に効果があると思います。
人生なんて結果オーライ!と思える、すばらしい本です!!!
ま、
10年後くらいには、科学的根拠を基に完全否定されている気もしますが。。。
人生なんて結果オーライ!と思える、すばらしい本です!!!
ま、
10年後くらいには、科学的根拠を基に完全否定されている気もしますが。。。
2011年5月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
朝食を食べない人をたまに見かけますが、生理的に排泄の時間帯に食事を取ることに無理があるとの考えに驚きました。私自身は朝食を取らないと動けないのですが、全ての人が朝食を必ず取らなければならないわけではないということを学びました。
2011年7月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み終えた後、具体的な事項に数ヶ所影響された。オメガ3、6、9。これについてはホントこれまで知らなかっただけに、どうもありがとうという感じ。電子レンジ/使わない。これはこれまでうすうす感じていたが明確に意識まで持ち上げれてこなかった事。等等、食事と栄養についてちょっと考えたことがある方であればところどころにヒントつまった内容になっている。細部は数点異論反論あるがそれはそれでいいと思う。大切なことは新たなヒントをくれるのか、くれないのかという点にあると思うし、この書物は実際にくれたんだよね。
2014年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これまでの常識が色々と覆され、とっても勉強になりました。
ただ、『全ての事が真実である』とは本を読んだだけでは判断できないので、出来るところから実践してみて自分の体で正しいことなのかどうかを見極めたいと思いました。
ただ、『全ての事が真実である』とは本を読んだだけでは判断できないので、出来るところから実践してみて自分の体で正しいことなのかどうかを見極めたいと思いました。
2016年9月1日に日本でレビュー済み
確かに、内容紹介である「骨を丈夫にするために牛乳を飲む」なんかはミルク・アルカリ症候群(牛乳の大量摂取による高カルシウム血症)なんかがあって、「健康にいいと思っている食習慣、じつは大間違い」ってのは正しいのですが、根本的な部分での説明が大間違いしている。ようするに「答え」はあってるのに「説明」が間違ってる。終始そんな感じの内容ばかりです。ツッコミを挙げていけばキリがありません。生活科学の基本すら分かってない素人が書いたとしか思えない本です。
2011年3月10日に日本でレビュー済み
良い事もたくさん書いてあるのだが、間違いもたくさん書いてあって、判断に困る本です。
甘い物が欲しくなるのは、ビタミンCを体が要求しているからという記載は、典型的な間違いです。
甘い物は昔、果物だけだった、果物には人間が合成できないビタミンCが含まれている。というのが著者の説。
ビタミンCは果物にしか含まれていないのではなく、野菜にもたっぷり含まれていますので、甘さ=ビタミンCという考え方は成り立ちません。
甘い物が欲しくなるのは、血糖値が低下しているからです。血糖値が上がる物なら甘くなくてもなんでも良いのですが、甘い物だとすぐに血糖値があがるから欲しくなるんですね。果物とか菓子とか。
カロリーに意味がないという理屈も間違い。
それぞれの物品を実際に燃やした時の熱量が、人間の体と関係あるはずがないという理屈は、著者が人間の体内でエネルギーがどう生産されているかという事に、全く無知であることを示しています。
もっとひどい間違いは、クエン酸と果糖を同時に取るのは良くないという話。
根拠のかけらもありません。一般的な果物には、クエン酸と果糖が同時に含まれており、いずれも人間の疲労をすばやく回復させる成分で、同時摂取で問題は起こりません。むしろ同時に取ることをすすめます。
さて、これほど酷い内容でありながら、すすめている食事法はかなり真っ当。
特に、お腹がすかなくても時間がきたら食べるという行動をいましめる、おかずばかりを多く食べる習慣を問題視する、トランス脂肪酸の危険を訴えるという部分では、大変有益です。
この本、良いのか悪いのか、全く困った物だと思います。
甘い物が欲しくなるのは、ビタミンCを体が要求しているからという記載は、典型的な間違いです。
甘い物は昔、果物だけだった、果物には人間が合成できないビタミンCが含まれている。というのが著者の説。
ビタミンCは果物にしか含まれていないのではなく、野菜にもたっぷり含まれていますので、甘さ=ビタミンCという考え方は成り立ちません。
甘い物が欲しくなるのは、血糖値が低下しているからです。血糖値が上がる物なら甘くなくてもなんでも良いのですが、甘い物だとすぐに血糖値があがるから欲しくなるんですね。果物とか菓子とか。
カロリーに意味がないという理屈も間違い。
それぞれの物品を実際に燃やした時の熱量が、人間の体と関係あるはずがないという理屈は、著者が人間の体内でエネルギーがどう生産されているかという事に、全く無知であることを示しています。
もっとひどい間違いは、クエン酸と果糖を同時に取るのは良くないという話。
根拠のかけらもありません。一般的な果物には、クエン酸と果糖が同時に含まれており、いずれも人間の疲労をすばやく回復させる成分で、同時摂取で問題は起こりません。むしろ同時に取ることをすすめます。
さて、これほど酷い内容でありながら、すすめている食事法はかなり真っ当。
特に、お腹がすかなくても時間がきたら食べるという行動をいましめる、おかずばかりを多く食べる習慣を問題視する、トランス脂肪酸の危険を訴えるという部分では、大変有益です。
この本、良いのか悪いのか、全く困った物だと思います。