エッセイ集のため,ややワクワク感に欠けるところはあるが,いままでの旅や冒険を別の角度から振り返ったり(一部は既刊書との重複はあるものの),対談をしたりと盛りだくさん。
内澤旬子氏との対談や,「エイジアン」新聞社のこと,宮田珠己氏の本の書評など,好奇心をくすぐってくれる内容になっている。
船戸与一氏との対談では,関係がよくわかり面白く読める。
エンタメノンフというジャンルを提唱した著者の気持ちがこもった本。
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辺境の旅はゾウにかぎる 単行本(ソフトカバー) – 2008/6/12
高野 秀行
(著)
辺境作家・高野秀行、初のバラエティブック誕生。アヘン王国脱出話から、角田光代、井原美紀、内澤旬子、船戸与一、大槻ケンヂとの対談、辺境の視線で読む書評と、辺境作家・高野秀行の魅力をすべて詰め込んだ1冊。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社本の雑誌社
- 発売日2008/6/12
- ISBN-104860110838
- ISBN-13978-4860110833
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登録情報
- 出版社 : 本の雑誌社 (2008/6/12)
- 発売日 : 2008/6/12
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 256ページ
- ISBN-10 : 4860110838
- ISBN-13 : 978-4860110833
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,118,451位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 6,593位紀行文・旅行記
- - 31,116位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1966年、東京都八王子市生まれ。ノンフィクション作家。
早稲田大学探検部在籍時に書いた『幻獣ムベンベを追え』(集英社文庫)をきっかけに文筆活動を開始。
「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」がモットー。アジア、アフリカなどの辺境地をテーマとしたノンフィクションや旅行記のほか、東京を舞台にしたエッセイや小説も多数発表している。
1992-93年にはタイ国立チェンマイ大学日本語科で、2008-09年には上智大学外国語学部で、それぞれ講師を務める。
主な著書に『アヘン王国潜入記』『巨流アマゾンを遡れ』『ミャンマーの柳生一族』『異国トーキョー漂流記』『アジア新聞屋台村』『腰痛探検家』(以上、集英社文庫)、『西南シルクロードは密林に消える』『怪獣記』(講談社文庫)、『イスラム飲酒紀行』(扶桑社)、『未来国家ブータン』(集英社)など。
『ワセダ三畳青春記』(集英社文庫)で第一回酒飲み書店員大賞を受賞。
『謎の独立国家ソマリランド』(本の雑誌社)で第35回講談社ノンフィクション賞を受賞。
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高野さんの著作に漂う優しさが彼の本を手にとる原動力になってます。彼の視線はいつも優しい。だから辺境の旅やUMAを本気になって探しにいけるのであろう。
本作は彼の雑誌等に発表したエッセイや対談をまとめて収録。高野ファン必携の書となっております。あいかわらず高野節は健在で、本書からも優しさが漂ってきます。
本作は彼の雑誌等に発表したエッセイや対談をまとめて収録。高野ファン必携の書となっております。あいかわらず高野節は健在で、本書からも優しさが漂ってきます。
2020年9月24日に日本でレビュー済み
旅のこぼれ話、対談、書評の3つのパートで構成されています。
髙野氏のほかの著作を読んだ後なら、こぼれ話で取り上げられるエピソードや、対談も、他の著作でかかれたことを補完してくれるという意味で面白く読めると思います。ただ、初めて読む方なら、他のまとまったテーマの本を先に読んだほうが、のちのちこの本を楽しめると思います。
髙野氏のほかの著作を読んだ後なら、こぼれ話で取り上げられるエピソードや、対談も、他の著作でかかれたことを補完してくれるという意味で面白く読めると思います。ただ、初めて読む方なら、他のまとまったテーマの本を先に読んだほうが、のちのちこの本を楽しめると思います。