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西荻窪の古本屋さん 音羽館の日々と仕事 単行本(ソフトカバー) – 2013/9/19

4.6 5つ星のうち4.6 4個の評価

誰が行ってもあそこには必ず好きな棚がある(穂村弘)──東京の本好きたちが愛してやまないお店の店主が語る、古本屋のはなし。
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 本の雑誌社 (2013/9/19)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/9/19
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4860112466
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4860112462
  • 寸法 ‏ : ‎ 1.5 x 13 x 19 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 4個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
4グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年12月13日に日本でレビュー済み
店長の広瀬さんの人柄がよくわかる本で何度も読み返しています。
ぜひお店に行くといいでしょう。きっと古本屋さんの世界が理解できるでしょう。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
店舗数の減少が止まらないといわれる古本屋業界において
新世代の古本屋さんの嚆矢といわれる音羽館の舞台裏が
分かる本です。

音羽館といえば、西荻の繁華街から脇に入った
分かりにくい所にあり、決して立地が良いとは
言えないし、店舗面積も10坪ほどしかない
個人店にもかかわらず、平日の午後でも、
店の外にも人だかりがしている、いまどき珍しい
繁盛店である

本書を読んで、この店の特色の一つである、店頭の
均一棚を作るために、古書市場で仕入れをしていると
聞いて、納得がいきました。あれは、意識的に
店頭に人だかりをつくるための、戦略的な意味を
持った棚だったのですね

店内の本も、チェーンの新古書店のような、漫画、
ビジネス書も、個人店のような、エロ本を扱うわけでも
なく、大学の文学部で勉強するような、文学、芸術一般に
絞り込んで、棚を作っている。普通は、古本屋が立地する
地域の住民の持ち込んできた蔵書が、ある程度分別された
だけで、そのまま出てきてしまうのに、この店は、店に
出すものを相当セレクトしてるな!不要な本の処分はどう
やっているのかな?と思っていましたが、閉店後、
明け方まで棚を作り、不要本を市場や古本市で売却し、
必要ならば市場から仕入れて、棚を補充していたのだと
分かりました

他店より微妙に安い値付けで、微妙に高い買取価格なので
薄利多売をめざしているんだろうなとか、スケルトンの
天井からスポットライトで木でできた床を照らすという
カフェもどきの演出で、自分のうちの本棚の延長のように
感じられることを目指しているのかな?とか、表面的な
ことは見えていたのですが、本書を読ませていただいて
色々なことが腑に落ちました。

興味をもたれた方は、実際にお店を訪ねてみることを
お勧めします。まあ、最初はGPS付きのスマホのマップに
頼らないと辿り着けないかも知れませんが‥
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年11月20日に日本でレビュー済み
 行ってみて、その街をぶらつくとともに、のぞいてみたい古本屋。そう感じたのは、十代のころから学生時代、大手古書店の高原書店での勤務時代を経て、西荻窪で古本屋を立ち上げて十数年経つ現在までを、飾らずに語る著者の人柄のようなものがこの本にあるからだろう。
 インターネットで本を買いなれてしまうと、棚の本を手にとりページをめくり、どうしようか迷った末、よし買おうと決めて、レジに本を持っていき、お金を払って本を買っていた行為(もちろん今でも少しはしているのだが)が懐かしくなる。とりわけ古本屋の場合、店内のたたずまいや店の人の顔を覚えていることが新刊書店の場合より多い。
 やはり暖かな気持ちになるのは著者の店が街とともにあることが感じられるためで、その点、神保町のような「本の街」とは違うところがこの店とその周辺にはありそうだ。
 本の街は、本というものが前面にあり、もちろん周辺に食べもの屋があるにしても、目的は本という感じがする。それに古書店が多すぎると少し疲れる。いま「古書店」と書いたのだが、私は本書のタイトルのなかの「古本屋さん」という言い方が好きだ。
 神保町の古書店には「古本屋」と言われたくなさそうなところや、なんとなく傲慢な店主がいる店もある。老舗の店はそれなりに大変なこともあるのだろうが、私はこの本の語り手が営むような雰囲気の店がいい。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート