めんたいビートの特集という事だが、サンハウスとルースターズの特集本と言ってもいいような内容。この2バンドについては、DISCレビューも含め、ほぼコンプリートな形で収録。
一方で、モッズ、山善あたりはキャリアと比較して、ちょっと内容が物足りない気した。シナロケについても、ほとんど記載がない。限られた紙面数の中では、しょうがない部分なのであろう。サンハウスの菊、鮎川、ルースターズの大江、花田、下山、モッズの森山、山善のインタビュー記事が掲載されており、当時の熱い空気が伝わってくるような濃い文面となっている。DISCレビューも各アーティストの主要なアルバムは漏れなく記載されており、非常にバランスの取れた構成となっている。
付録のCDも、サンハウスが4曲、ルースターズが2曲、田舎者(山善の昔のバンド)が1曲、いずれもレアトラックで、これを聞くためだけに購入しても、充分納得できる価値がある。
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ロック画報 17: JAPANESE VINTAGE ROCK’N NOTES 単行本 – 2004/9/1
- 本の長さ172ページ
- 言語日本語
- 出版社ブルースインターアクションズ
- 発売日2004/9/1
- ISBN-104860201035
- ISBN-13978-4860201036
登録情報
- 出版社 : ブルースインターアクションズ (2004/9/1)
- 発売日 : 2004/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 172ページ
- ISBN-10 : 4860201035
- ISBN-13 : 978-4860201036
- Amazon 売れ筋ランキング: - 651,637位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 29,042位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
3グローバルレーティング
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年2月20日に日本でレビュー済み
1980年頃、音楽誌で「めんたいビート」という言葉が盛んに使われ、ルースターズの新譜が出るたびに大きな話題になっていました。しかし、実際に大音量のライブハウスに行ったことがなく、記事やレコードだけではその熱気は完全には伝わりませんでした。
この本で、初めて「めんたいビート」の全貌がわかりました。一番感動したのは、サンハウスの柴山さんが若いころに見て尊敬した九州の伝説的なシンガーたちについての記述です。高橋真梨子にも触れています。これを読んで、柴山さんのライブに行きたくなり、実際に大音量でサンハウスの曲をライブで聞きました。柴山さんのパフォーマンスと鬼平さんのナイフのようなスネアドラムに圧倒されました。
本を読んでいて、ロックが本当に新しかったサンハウスの時代を追体験している気がしました。付録のCDに当時の福岡のお店の貴重なコマーシャルソングが入っていて、それにも音楽の夢が感じられました。
伝説の山善のインタビューも興味深かったです。
ルースターズについても初期のロックンロールからなぜサウンドが変化していったのか、いろいろな謎が解けました。この本がきっかけで、鮎川さん、浦田さんの単行本、鮎川さん、柴山さんを主人公にした動画なども見ました。サンハウスの再結成ライブにも行きました。めんたいビートの魅力を知ることができて、ロック画報のシリーズの中でもこの本には特に感謝しています。
この本で、初めて「めんたいビート」の全貌がわかりました。一番感動したのは、サンハウスの柴山さんが若いころに見て尊敬した九州の伝説的なシンガーたちについての記述です。高橋真梨子にも触れています。これを読んで、柴山さんのライブに行きたくなり、実際に大音量でサンハウスの曲をライブで聞きました。柴山さんのパフォーマンスと鬼平さんのナイフのようなスネアドラムに圧倒されました。
本を読んでいて、ロックが本当に新しかったサンハウスの時代を追体験している気がしました。付録のCDに当時の福岡のお店の貴重なコマーシャルソングが入っていて、それにも音楽の夢が感じられました。
伝説の山善のインタビューも興味深かったです。
ルースターズについても初期のロックンロールからなぜサウンドが変化していったのか、いろいろな謎が解けました。この本がきっかけで、鮎川さん、浦田さんの単行本、鮎川さん、柴山さんを主人公にした動画なども見ました。サンハウスの再結成ライブにも行きました。めんたいビートの魅力を知ることができて、ロック画報のシリーズの中でもこの本には特に感謝しています。