着物流通に携わる私は
とにかく着物美といえば
以前より大女優若尾文子さんを差し置いて
誰がいるかと豪語していたので
この本での若尾さんの着物美は誰も真似られないという名目での
キャッチコピーをとあるサイトで発見したときは
感動だった。
ただ本の内容は私のようなマニア的な人間にはうけると思うが、
遊び心で書かれている文字の表記等は少し???であった。
そしてモデルの方のまとった着物も
お綺麗ではありますが、
何となく物足りなさを感じました。
最後に若尾文子さんの着物についてのお話を
聞けた事はとても貴重だった。
着付けも出来、そして自分でアレンジ出来て
本当の意味での着物を楽しむ事に繋がると
言われているが本当に同感。
リアルに着る事が大事だと思う。
一般に年に数回発刊されている別冊の
着物の本と比べると失礼ながら???
しかも銀幕の女優さんの濃い着こなし例を
お一人だけでこなしているのは
逆に痛々しい気持ちがしました。
ただ若尾文子さんファンとしましては
取り上げていただけた事で星5つです。
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着物女のソコヂカラ 単行本 – 2007/1/19
今、最高にファッショナブルなドレスとして着物を着る女性が
増えています。同時に、日常に着物がない時代だからこそ、<お手本>を求める
声が少なくありません。
そのねがいに応えてくれる最高のお手本は、実は日本映画の中に。女侠伝あり、
芸者あり、お嬢様あり、不倫あり。乱れてなお美しく、品と粋が失われない着物
姿。豪華なスタッフを迎え、その秘訣をさぐる「身震いするほどかっこいい着物
女の艶やかさ」研究&実践書。<スタイリング石田節子・豆千代/インタヴュー
若尾文子ほか>
増えています。同時に、日常に着物がない時代だからこそ、<お手本>を求める
声が少なくありません。
そのねがいに応えてくれる最高のお手本は、実は日本映画の中に。女侠伝あり、
芸者あり、お嬢様あり、不倫あり。乱れてなお美しく、品と粋が失われない着物
姿。豪華なスタッフを迎え、その秘訣をさぐる「身震いするほどかっこいい着物
女の艶やかさ」研究&実践書。<スタイリング石田節子・豆千代/インタヴュー
若尾文子ほか>
- 本の長さ111ページ
- 言語日本語
- 出版社スペースシャワーネットワーク
- 発売日2007/1/19
- ISBN-104860202139
- ISBN-13978-4860202132
商品の説明
出版社からのコメント
きものを美しく着るとは..?正しい着こなし、豪華さ、可愛い色
柄、にとらわれないところにある本来の着物美を見つめ直したい。この本は、そ
んな思いからつくられました。10人の生き方があれば、10人それぞれの着物美が
ある。
「着物が日常着だった時代の映画を、コーディネートの指南シネマとして鑑賞す
るとき、着物と着付け、しぐさに込められたメッセージを読みとこうとすると
き。私たちはいつでも、時間の波にさらされても決して色褪せない日本の伝統や
女子のおしゃれ魂を、スクリーンのなかの女優たちがそっと手渡してくれるよう
な感覚を味わうことができる。(「銀幕きもの手本帖」より)」
柄、にとらわれないところにある本来の着物美を見つめ直したい。この本は、そ
んな思いからつくられました。10人の生き方があれば、10人それぞれの着物美が
ある。
「着物が日常着だった時代の映画を、コーディネートの指南シネマとして鑑賞す
るとき、着物と着付け、しぐさに込められたメッセージを読みとこうとすると
き。私たちはいつでも、時間の波にさらされても決して色褪せない日本の伝統や
女子のおしゃれ魂を、スクリーンのなかの女優たちがそっと手渡してくれるよう
な感覚を味わうことができる。(「銀幕きもの手本帖」より)」
抜粋
「主人公の仕事着で、染めの作業をするときに着ているのは織の着
物。染色家でありながら華やかな染めの着物ではなく地味な色の織の着物を着て
いるのは、お客さんより一歩下がって、という気持ちの表れなのではないかと感
じました。(『夜の河』石田節子・解説より)
「本当に、"着こなす"っていうのはただ着ることじゃない、着て、自由に動ける
ようになってはじめて、"着こなす"っていえると思います。(「女優きもの語り
/若尾文子」より)」
「芸者には芸者の着付があるように、博徒には博徒の着付けがあるだろうという
ことで、衿元を縦長にしました(「フィルムの中の着物/東映京都撮影所衣裳
部」より」
「たとえ同じものを着たとしても、小物のあわせ方や着付けによって、まったく
違ったイメージを作り出すことができるのが、洋服にはない着物ならではのおも
しろさ。(『緋牡丹博徒』豆千代・解説より)」
物。染色家でありながら華やかな染めの着物ではなく地味な色の織の着物を着て
いるのは、お客さんより一歩下がって、という気持ちの表れなのではないかと感
じました。(『夜の河』石田節子・解説より)
「本当に、"着こなす"っていうのはただ着ることじゃない、着て、自由に動ける
ようになってはじめて、"着こなす"っていえると思います。(「女優きもの語り
/若尾文子」より)」
「芸者には芸者の着付があるように、博徒には博徒の着付けがあるだろうという
ことで、衿元を縦長にしました(「フィルムの中の着物/東映京都撮影所衣裳
部」より」
「たとえ同じものを着たとしても、小物のあわせ方や着付けによって、まったく
違ったイメージを作り出すことができるのが、洋服にはない着物ならではのおも
しろさ。(『緋牡丹博徒』豆千代・解説より)」
登録情報
- 出版社 : スペースシャワーネットワーク (2007/1/19)
- 発売日 : 2007/1/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 111ページ
- ISBN-10 : 4860202139
- ISBN-13 : 978-4860202132
- Amazon 売れ筋ランキング: - 958,351位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 403位着物 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2007年1月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オモシロい!カッコイイ!とりあげている映画はいまの若い人が見るとぶっ飛ぶほどエロくてかっこ良く、なにしろ美しいものばかり。映画はもちろん本の内容も日本の着物のデザイン性の高さ(柄や色の合わせの絶妙さなど)をあますところなく伝えてくれているのではないでしょうか。実験的なアプローチなところもあるので、好き嫌いは分かれるところかもしれないが…着物や日本の文化を保守的にとらえている人にはムズカシイかも。
2012年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
若尾文子さんの大ファン、
そして若尾文子さんの着物姿を最高のお手本とする私には、
若尾文子さんのインタビュー記事だけで、
素晴らしい価値がありました。
良かったです!
(若尾さんの写真がもっとたくさんあれば尚最高でしたが)
映画の中の着物姿を題材にした本としては、
切り口はすごく良いのですが、
実際の映画のシーンの写真があまりにも少なく、
とても惜しい感じがしました。
モデルさんのコーディネートはそれなりに素敵だけれど、
やはり映画の中のそれとは、正直比較対象にもなりません。
「生きた着物」を学ぶには、
昔の日本映画が最高のお手本、
ということに気づき、
その時代の映画を観るきっかけになったなら、
この本の価値は素晴らしいものになると思います。
すでにそれを知っている方には、
嬉しくも物足りない、という感じです。
そして若尾文子さんの着物姿を最高のお手本とする私には、
若尾文子さんのインタビュー記事だけで、
素晴らしい価値がありました。
良かったです!
(若尾さんの写真がもっとたくさんあれば尚最高でしたが)
映画の中の着物姿を題材にした本としては、
切り口はすごく良いのですが、
実際の映画のシーンの写真があまりにも少なく、
とても惜しい感じがしました。
モデルさんのコーディネートはそれなりに素敵だけれど、
やはり映画の中のそれとは、正直比較対象にもなりません。
「生きた着物」を学ぶには、
昔の日本映画が最高のお手本、
ということに気づき、
その時代の映画を観るきっかけになったなら、
この本の価値は素晴らしいものになると思います。
すでにそれを知っている方には、
嬉しくも物足りない、という感じです。
2007年2月1日に日本でレビュー済み
本屋でなんとなく手にしたら、好きな古い映画がいろいろ出てたので、思わず買ってしまいました。
「流れる」では、芸者役の杉村春子がすぐお座敷に出られるように足袋を折り返してスタンバイしてるとか、「刺青」では、刺青師が若尾文子の着物を脱がせるのは早いのは着物を普通に着てた時代ならではとか、「なるほどねー」と思う着物の話がいろいろのってます。もともと好きだった映画でも、着物を通してこんな見方もできるんだなーって、ドキドキしながら読んでしまいました。着物のことはあんまり詳しくないんですが、たぶん「さっそくマネしてみよう!」って感じじゃないと思う。(こんなの着て、街歩けないでしょ・・) でもKIKIさんがかっこよく着こなしてて、目の保養になります☆ 読んでて、高峰秀子が自分で着物を選んだという「女が階段を上る時」とか、いろいろ見たくなりました。古い映画が好きで、着物にも興味のある人には、理想的な本だと思います。
「流れる」では、芸者役の杉村春子がすぐお座敷に出られるように足袋を折り返してスタンバイしてるとか、「刺青」では、刺青師が若尾文子の着物を脱がせるのは早いのは着物を普通に着てた時代ならではとか、「なるほどねー」と思う着物の話がいろいろのってます。もともと好きだった映画でも、着物を通してこんな見方もできるんだなーって、ドキドキしながら読んでしまいました。着物のことはあんまり詳しくないんですが、たぶん「さっそくマネしてみよう!」って感じじゃないと思う。(こんなの着て、街歩けないでしょ・・) でもKIKIさんがかっこよく着こなしてて、目の保養になります☆ 読んでて、高峰秀子が自分で着物を選んだという「女が階段を上る時」とか、いろいろ見たくなりました。古い映画が好きで、着物にも興味のある人には、理想的な本だと思います。
2007年1月20日に日本でレビュー済み
まず、とても読みにくい本です。なぜならひらがなと漢字の
大きさが太さが違う…それがこれほどまでに読みにくいの原因
ですね。しかもそれで、日本映画の中の台詞をつらつらと多くの
ページを割き、書き連ねてあるのだからたまりません。
本というのは読みやすさも大事な要素で、ヘタに活字で遊んだ
ことで、せっかくの名台詞集が台無しになっていることに
製作者側は気づかなかったのでしょうか。
また着物にしても、これ、そのまんま真似ちゃぁ、お天道さまの
下は、素人さん、歩けないでしょう〜という感じ。みていて
こちらが恥ずかしくなるほどの脱線ぶり。
みられることを商売としている女優さんが、所作を身につけ、
撮影アングル、照明、そしてストーリーがきっちりあって
はじめて「緋牡丹お竜」ならお竜の着物姿が映えるのであって
いきなりこんな格好しちゃ、どうなんでしょう?
全編に流れる品のなさ、安っぽさは如何ともしがたいもの
でした。着物界の錚々たる方々が著者として名を連ねている
のに何故なのでしょう?個性の潰しあいのような印象です。
中に述べられている薀蓄も、薄っぺらな印象で、似た内容なら
「色っぽいキモノ」(井嶋ナギ著)の方が、読み物としても格段に
面白く勉強になりました。
コスプレ大会やかくし芸用として買うにしてもこの値段は
あまりに高いように思います。
怖いものみたさ、よくぞここまで…というところでの☆2個です
大きさが太さが違う…それがこれほどまでに読みにくいの原因
ですね。しかもそれで、日本映画の中の台詞をつらつらと多くの
ページを割き、書き連ねてあるのだからたまりません。
本というのは読みやすさも大事な要素で、ヘタに活字で遊んだ
ことで、せっかくの名台詞集が台無しになっていることに
製作者側は気づかなかったのでしょうか。
また着物にしても、これ、そのまんま真似ちゃぁ、お天道さまの
下は、素人さん、歩けないでしょう〜という感じ。みていて
こちらが恥ずかしくなるほどの脱線ぶり。
みられることを商売としている女優さんが、所作を身につけ、
撮影アングル、照明、そしてストーリーがきっちりあって
はじめて「緋牡丹お竜」ならお竜の着物姿が映えるのであって
いきなりこんな格好しちゃ、どうなんでしょう?
全編に流れる品のなさ、安っぽさは如何ともしがたいもの
でした。着物界の錚々たる方々が著者として名を連ねている
のに何故なのでしょう?個性の潰しあいのような印象です。
中に述べられている薀蓄も、薄っぺらな印象で、似た内容なら
「色っぽいキモノ」(井嶋ナギ著)の方が、読み物としても格段に
面白く勉強になりました。
コスプレ大会やかくし芸用として買うにしてもこの値段は
あまりに高いように思います。
怖いものみたさ、よくぞここまで…というところでの☆2個です
2007年2月1日に日本でレビュー済み
最初はモデルさんが奇麗だったし、映画における服飾にちょうど興味が有ったので買ったのですが、
一つの「見方」を提示しているという意味では結構スジの通った本と見ました。
活字を変形した(漢字とひらかなでフォントを使い分けてる)部分もオシャレだし、
写真の使い方もオシャレ。どちらかというと、読み物としての「本」というより
映画と着物を扱った、オシャレ出版物。
洋書なんかでは時々こんな「オシャレやな〜、よくこんなもの出版できたな〜」
という奇形書を見かけますが、この本もその一種なのではと思います。
キワもの好きにはおすすめです!着物か映画好きの書棚にコレがあればとりあえず自慢出来ます。
欲を言えば写真があと10倍欲しかった。
一つの「見方」を提示しているという意味では結構スジの通った本と見ました。
活字を変形した(漢字とひらかなでフォントを使い分けてる)部分もオシャレだし、
写真の使い方もオシャレ。どちらかというと、読み物としての「本」というより
映画と着物を扱った、オシャレ出版物。
洋書なんかでは時々こんな「オシャレやな〜、よくこんなもの出版できたな〜」
という奇形書を見かけますが、この本もその一種なのではと思います。
キワもの好きにはおすすめです!着物か映画好きの書棚にコレがあればとりあえず自慢出来ます。
欲を言えば写真があと10倍欲しかった。