個人的に思い入れのある作品が少ないのでどうかなと思ったのですが、これは当たりでした。
聖地巡礼は作品を好きになってからその舞台を訪ねるというのが一般的ですが、自分の知っている場所を舞台にした作品があるということから入るのも、これはアリだと気づかせてくれます。神田古書街、箱根、京王線沿線、秋葉原、どれもよく行く場所だけに、読後には風景が違って見えたりします。
また、飯田線や芸備線、阪堺電気軌道なんかはこの本のおかげで乗りに行きたくなる。作者は鉄分が豊富ななんだろうか。
けいおんやらき☆すた、ハルヒもない。でもエヴァはある。これで大体、この本の出された時期がわかるというもの。
その意味ではなかなか微妙ですが、それぞれの制作元から資料提供を受けているのは力の入った企画といえます。逆に言えば巻末の「その他の聖地」は取材協力を得られなかった作品なんでしょうね。取材・撮影協力に都立神代高校が入っているのは立派。よく高校側が理解を示してくれたものです。まだ、ハルヒの西宮北高のようにファンの暴走がなかったからこそかもしれませんが。あとは中央大学の寛容さも特筆できます。
できることなら、最近の作品をフォローした続編がでればいいのですが、ぜひ、出して欲しいです。
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聖地巡礼 アニメ・マンガ12ヶ所めぐり 単行本 – 2005/3/19
柿崎俊道
(著)
アニメ・マンガの舞台になった実在の場所を、作中画像と現地写真でご紹介!
アニメやマンガの舞台になった、あるいは背景のモデルとなったと思しき実在の場所を、現地の写真と作中の画像とで比較・紹介します。当該地へ行くための交通手段や周辺の名物などの情報も網羅。聖地を巡礼するファンのためのガイドブックとしても実用性あり。
■掲載予定作品(五十音順)
『R.O.D READ OR DIE』『朝霧の巫女』『アベノ橋魔法☆商店街』『究極超人あ~る』『げんしけん』『コメットさん☆』『新世紀エヴァンゲリオン』『天地無用!魎皇鬼』『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』『フルメタル・パニック?ふもっふ』『魔法遣いに大切なこと』『ラーゼフォン』
アニメやマンガの舞台になった、あるいは背景のモデルとなったと思しき実在の場所を、現地の写真と作中の画像とで比較・紹介します。当該地へ行くための交通手段や周辺の名物などの情報も網羅。聖地を巡礼するファンのためのガイドブックとしても実用性あり。
■掲載予定作品(五十音順)
『R.O.D READ OR DIE』『朝霧の巫女』『アベノ橋魔法☆商店街』『究極超人あ~る』『げんしけん』『コメットさん☆』『新世紀エヴァンゲリオン』『天地無用!魎皇鬼』『ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて』『フルメタル・パニック?ふもっふ』『魔法遣いに大切なこと』『ラーゼフォン』
- 本の長さ161ページ
- 言語日本語
- 出版社キルタイムコミュニケーション
- 発売日2005/3/19
- ISBN-10486032143X
- ISBN-13978-4860321437
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商品の説明
著者について
柿崎俊道:
フリーランスの編集兼ライター。2004年12月現在、コミック誌『ガンダムエース』で「はじまっちゃった宇宙世紀」、月刊アニメ誌『アニメージュ』で「アニメじゃない!」を連載中。
フリーランスの編集兼ライター。2004年12月現在、コミック誌『ガンダムエース』で「はじまっちゃった宇宙世紀」、月刊アニメ誌『アニメージュ』で「アニメじゃない!」を連載中。
登録情報
- 出版社 : キルタイムコミュニケーション (2005/3/19)
- 発売日 : 2005/3/19
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 161ページ
- ISBN-10 : 486032143X
- ISBN-13 : 978-4860321437
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,085,489位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,273位コミック・アニメ研究
- - 6,410位漫画・アニメ・BL(イラスト集・オフィシャルブック)
- - 6,415位国内旅行ガイド (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年11月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本が出版された時には、まだ「聖地巡礼」と言う言葉が定着していなかったが、どうやらこの著者が「聖地巡礼(アニメの舞台探法をすると言う意味での聖地巡礼)」の言葉の生みの親らしい。ようやく花開いたと言うべきか。
2014年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もう古い内容なのでなんともですがわたしのような昭和生まれのおじさんには面白かったです。
2005年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「木更津ツアー」とかいろいろドラマの撮影現場を見たいという人は多いが、アニメの風景にももちろん元ネタがある。
しかも、実写と違って、アニメだと絶妙にデフォルメされてるから、絵と写真を見比べていると、二次元と三次元を行ったり来たりするかのような不思議な感覚が味わえた。
周辺情報の丁寧な解説や現場の歴史にふれているのもいいな。
「タモリ倶楽部」あたりでやってほしい。
しかも、実写と違って、アニメだと絶妙にデフォルメされてるから、絵と写真を見比べていると、二次元と三次元を行ったり来たりするかのような不思議な感覚が味わえた。
周辺情報の丁寧な解説や現場の歴史にふれているのもいいな。
「タモリ倶楽部」あたりでやってほしい。
2007年5月23日に日本でレビュー済み
かつてアニメだとかマンガに登場する場所というのは全くのフィクションであって、実在しないというのが暗黙の了解であった。
しかし、いつの頃からか、それは実在する場所、建物をモデルとする様になっていった。恐らくは作品を表現する上でリアリティを求めていった結果だと思われる。
そういえば、1992〜放送している「クレヨンしんちゃん」は声高に作品中でここは埼玉県春日部市だと主張していた為に、春日部市の存在が知られる様になったという事からも、その土地の知名度を上げるにはうってつけの広告手段であるとも言える。
この本には巻末に少々しか登場しないが、アニメ「おねがいティーチャー」「おねがいツインズ」の舞台となった長野県大町市などはその最たる例で、2001年頃のWOWOWという限られた放送枠だったにもかかわらず、訪れるファンは後を絶たないし、いまだに初めて訪れるという人も多い。これは作品の出来が良くなければここまでのヒットは望めなかったに違いない。
「萌え」ブームが叫ばれてから久しいが、アニメ・マンガといった日本特有の文化によってここまでの経済効果を成り立たせたのは事実である。こういった貴重な財産を末永く育てていって欲しいものだ。
しかし、いつの頃からか、それは実在する場所、建物をモデルとする様になっていった。恐らくは作品を表現する上でリアリティを求めていった結果だと思われる。
そういえば、1992〜放送している「クレヨンしんちゃん」は声高に作品中でここは埼玉県春日部市だと主張していた為に、春日部市の存在が知られる様になったという事からも、その土地の知名度を上げるにはうってつけの広告手段であるとも言える。
この本には巻末に少々しか登場しないが、アニメ「おねがいティーチャー」「おねがいツインズ」の舞台となった長野県大町市などはその最たる例で、2001年頃のWOWOWという限られた放送枠だったにもかかわらず、訪れるファンは後を絶たないし、いまだに初めて訪れるという人も多い。これは作品の出来が良くなければここまでのヒットは望めなかったに違いない。
「萌え」ブームが叫ばれてから久しいが、アニメ・マンガといった日本特有の文化によってここまでの経済効果を成り立たせたのは事実である。こういった貴重な財産を末永く育てていって欲しいものだ。
2007年3月25日に日本でレビュー済み
アニメや漫画で実際に使用された舞台や風景を中心に、劇中カットを交えた
いわゆる聖地巡礼のための観光案内ガイドブックです。
「エヴァンゲリオン」「フルメタルパニック?ふもっふ」「ナースウッィチ小麦ちゃん」「げんしけん」など
「商品の説明」の12作品以外のファンにはあまりお薦めできないのが残念ですが、
細かい現地調査により、作品世界観を踏まえた周辺地図や交通網、商店街やお店、神社仏閣、
周辺地域や建物の紹介など作品ファンを狙った地方観光ガイドとして非常に重宝します。
作品カットと実際の舞台と比較検討した写真やコメントもフルカラーで161ページたっぷり収録。
緻密な構成力に思わず感嘆させられます。個人的にOVA「究極超人あ〜る」の舞台になった
JR飯田線の紹介などあまりにマニアックすぎる紹介ページに仰天しました。
アニメ好きのアニメマニアのための充実の一冊です。面白半分で購入した私も満足の完成度です。
単発で終わるのはあまりにも勿体無い。ぜひ、シリーズ化して欲しいものです。
いわゆる聖地巡礼のための観光案内ガイドブックです。
「エヴァンゲリオン」「フルメタルパニック?ふもっふ」「ナースウッィチ小麦ちゃん」「げんしけん」など
「商品の説明」の12作品以外のファンにはあまりお薦めできないのが残念ですが、
細かい現地調査により、作品世界観を踏まえた周辺地図や交通網、商店街やお店、神社仏閣、
周辺地域や建物の紹介など作品ファンを狙った地方観光ガイドとして非常に重宝します。
作品カットと実際の舞台と比較検討した写真やコメントもフルカラーで161ページたっぷり収録。
緻密な構成力に思わず感嘆させられます。個人的にOVA「究極超人あ〜る」の舞台になった
JR飯田線の紹介などあまりにマニアックすぎる紹介ページに仰天しました。
アニメ好きのアニメマニアのための充実の一冊です。面白半分で購入した私も満足の完成度です。
単発で終わるのはあまりにも勿体無い。ぜひ、シリーズ化して欲しいものです。