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読むのが怖い! 2000年代のエンタメ本200冊徹底ガイド 単行本 – 2005/3/31
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- 本の長さ327ページ
- 言語日本語
- 出版社ロッキング・オン
- 発売日2005/3/31
- ISBN-104860520505
- ISBN-13978-4860520502
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登録情報
- 出版社 : ロッキング・オン (2005/3/31)
- 発売日 : 2005/3/31
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 327ページ
- ISBN-10 : 4860520505
- ISBN-13 : 978-4860520502
- Amazon 売れ筋ランキング: - 489,948位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 256位図書館情報学
- - 496位読書法
- - 20,330位評論・文学研究 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
SF翻訳家、書評家、アンソロジスト。
1961年2月2日、高知県高知市生まれ。高知市立追手前小学校、土佐中・高等学校を経て、京都大学文学部文学研究科卒(英語アメリカ文学専攻)。
1986年、マリオン・ジマー・ブラッドリー『惑星救出計画』でSF翻訳者デビュー。訳書は、バリントン・J・ベイリー『時間衝突』『ロボットの魂』(以上、創元SF文庫)、P・K・ディック『ザップ・ガン』、コニー・ウィリス『ドゥームズデイ・ブック』『航路』など約100冊。共訳書に劉慈欣『三体』三部作、『円』『球状閃電』『超新星紀元』、『カート・ヴォネガット全短篇』全4巻(以上、早川書房)など。
編訳書に、シオドア・スタージョン『不思議のひと触れ』『輝く断片』(河出文庫)、コニー・ウィリス『最後のウィネベーゴ』(河出書房新社)、『マーブル・アーチの風』、(早川書房)など。
スタージョン「ニュースの時間です」、テッド・チャン「商人と錬金術師の門」、劉慈欣「流浪地球」(共訳)の翻訳により、第36回、第40回、第54回星雲賞海外短編部門を受賞。ベイリー『時間衝突』、劉慈欣『三体』『三体Ⅱ 黒暗森林』で星雲賞海外長編部門受賞。
〈小説奇想天外〉の翻訳SF時評「海外SF問題相談室」を皮切りに、各紙誌にコラム・書評を連載。〈本の雑誌〉新刊SF時評は1990年から(二度の中断をはさみ)継続中。
2004年3月に豊崎由美との共著『文学賞メッタ斬り!』を刊行。
2008年からアンソロジストとしても活動。創元SF文庫『年刊日本SF傑作選』(日下三蔵と共編)とその後継の『ベストSF』(竹書房文庫)、『不思議の扉』(角川文庫)の各シリーズや、『ゼロ年代日本SFベスト集成』全2巻、『時間SF傑作選 ここがウィネトカなら、きみはジュディ』などのSFアンソロジーを編纂。責任編集の河出文庫『NOVA 書き下ろし日本SFコレクション』全10巻で、第34回日本SF大賞特別賞、第45回星雲賞自由部門受賞。
著書に『20世紀SF1000』、『新編 SF翻訳講座』、『50代からのアイドル入門』、『現代SF観光局』など。
1995年4月に開設したウェブサイト(http://www.asahi-net.or.jp/~KX3M-AB/)の日記は、その一部が、『狂乱西葛西日記20世紀remix SF&ミステリ業界ワルモノ交遊録』にまとめられている。
ツイッターのアカウント(@nzm)は、http://twitter.com/nzm/
日本推理作家協会、本格ミステリ作家クラブ、日本SF作家クラブ会員。「ゲンロン 大森望 SF創作講座」主任講師。
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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クールな視点で批評する大森望氏が、もうベタに斬りまくりw
「今まで読んできたあらゆる小説の中でこれが最低」
「途中で本を破り捨てたくなる衝動をこらえるのに苦労しました」
「 『Deep Love』 はたんに頭が悪い(笑)」などなど、嫌悪感丸出しです。
そして、売れた理由を〈小説は読みたくないけど物語を求めている人がたくさんいる〉
と分析した後、この小説は〈若者版 『一杯のかけそば』 (栗良平)〉だと剔抉していますw
私自身、ケータイ小説そのものには何の関心もありませんが、莫大なセールスを上げ、
小なりとはいえ、一時代を築いた現象に関しては、非常に興味深く思っています。
ヒットのメカニズムを分析した本があれば、読んでみたいですね。
編集部のセレクションは普通に話題になった作品なんですが、2人は自分の趣味に忠実に作品を選ぶので、筆者のどちらかのファンだと(僕の場合は大森望のファンなんですが)もう一方のセレクトは結構知らない本が多くなると思います。
大森望は「文学賞メッタ斬り!」「ライトノベル☆めった斬り! 」と対談本の雄となってきていますが、この人は語る内容も好きなんですが、それ以上に語り方というか話芸が上手な人で「対談」という形はその良さが一番生きるのかもとなんて思ってみたり。
ただ今回は相手が北上次郎なので一味違った雰囲気になっています。「本の雑誌」ではおなじみですけどこの2人の小説観は相当ちがうので意見はかなり合いません、というかその食い違いが一番の読みどころでしょう。また2人ともかなり率直に評価を下していますが、意外とタイトルや広告で受けるイメージほど「貶し本」という印象は受けません。それは褒めるときには作品への愛情があるからというのもありますが、北上次郎の飄々としたキャラクターによるものも大きいと感じます、
毎回編集部と北上氏、大森氏の選んだ本計9冊をA~Cまでのランクをつけて評価します。
出版されて日が浅いものが中心で、普通に手に入れられるもが大半ですから、何を読んでいいか分からない人には特におすすめします。