手織りの本を探していて、図書館の児童書エリアで見つけました。
漢字には振り仮名ついてます。
・ベルトの織り方の説明ではたて糸を掛ける準備(整経)として発泡スチロールの箱を裏返して箸や棒を立てて糸を掛けて綾をつくっていってます。
整経した糸は足を投げ出してつまさきに棒をかけ筒も取り付けたり。
綜絖(そうこう)は糸そうこう。
もうひとつ簡易機(かんいばた)の説明もあり、たて糸の先を柱やテーブルの脚等に取り付ける方式。
この機のそうこうは工作用の板で手作り。リジットヘドルを自力で作ったような感じ。
上下は長めの板、その間はアイスクリームの棒を長くしたような板の真ん中に穴を開けてる。
このヘドルというか綜絖の作り方を知りたいがために本を借りたようなものです。
なお、穴開けはドリルか熱したキリで、とのことなので、児童書ですが実際この綜絖を作るなら大人同伴がよいでしょう。
この本の後半は染めについて。
染料はマリーゴールド、栗、身近な野草としてカナムグラ、藍。
身近な野草としてヨモギやススキでも。
児童書ですが「糸そうこう」が提案されてるだけでも目から鱗状態。
さらに大人向けの手織り本でも見たことのない、板で自作する記述があって感激した次第です。
復刊望みます。
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はじまりのもの体験シリーズ 1 単行本 – 2003/3/1
古代の布を織ろう・染めよう
- 本の長さ39ページ
- 言語日本語
- 出版社リブリオ出版
- 発売日2003/3/1
- ISBN-10486057110X
- ISBN-13978-4860571108
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
暮らしに欠かせない布。体に織り機をつけて布を織り、草木で布を染めて楽しんだ、古代の人々の知恵と工夫を紹介。体験できる実践学習に適したシリーズ。
登録情報
- 出版社 : リブリオ出版 (2003/3/1)
- 発売日 : 2003/3/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 39ページ
- ISBN-10 : 486057110X
- ISBN-13 : 978-4860571108
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,653,466位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,536位絵本・児童書の理科
- - 37,443位教育学一般関連書籍
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