お金持ちを目指して色々な本を読んでいると、本書と同様の内容の話しはいくつか見ることができる。
例えば
「ケチくさいことをするな」
「財布は長財布にしろ」
「人脈を大切にしろ」
など。
多くの本で言われているからには、何か理由があるのだろうとは思いつつ、具体的な説明はあまり知らなかった。
このオーディオブックでは多くの没落金持ちの例や筆者自身の体験から具体例が上げられている。
お金持ちに関して、古今問わず、現代のIT長者から江戸の大金持ちまで、いくつか例を出して失敗や成功について論じている。
江戸や明治の有名な金持ちの凋落や、華僑や海外の金持ちの成り上がり法則などもあり、聞いていて面白い。
総じて、一般的に言われていることで止めず、筆者自身の見解や具体例を出して解説しているため納得感がある。
本書で書かれていることの幾つかはすぐに実践可能で、試しているが、何となく効果はあるように感じる。
内容量も多め(3時間くらい?)でこの価格なら良い商品だと思います。
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なぜかお金が逃げる人大きくたまる人: 没落金持ち1000人に学ぶ 単行本 – 2005/10/1
立川 昭吾
(著)
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購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ220ページ
- 言語日本語
- 出版社アーク出版
- 発売日2005/10/1
- ISBN-104860590368
- ISBN-13978-4860590369
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登録情報
- 出版社 : アーク出版 (2005/10/1)
- 発売日 : 2005/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 220ページ
- ISBN-10 : 4860590368
- ISBN-13 : 978-4860590369
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,136,872位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,795位株式投資・投資信託
- - 26,100位人生論・教訓
- - 101,554位ビジネス・経済 (本)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2022年8月8日に日本でレビュー済み
「書籍に触れた背景」
Audibleの0円でヒットしたので一気に聞いてみました。
「総評」
全体を通してお金に対する考え方や姿勢について学べることやためになることは散見されますが、ご自身の体験に基づく小さい話で大きな主語を語るので、5分に1回くらいの割合で「?」となります。(お金持ちとはXXXだ!と強めの口調で言い切る割に、反例があったり、曖昧な例示で終わることが多いです。)
話しの素材(自身の経験と知識)は良いのですが、話の組み立て方が悪く、「何かすごいことを言ってそう。」といった雰囲気で押し切っている作品です。
コンサルタントを名乗るのであれば、論点の道筋をきちんとして、ファクトをもってより具体的な話を記載していただかないと、物知りの話し上手のおじさんが居酒屋で話す話と差がないように見受けられました。
また、この部分は推察になりますが、作者はサラリーマン時代が短く、若い間は大きな仕事をしたことがなく、お金に苦労してきたのだと思いました。
そのため、小金持ち(この中でいう1000万円前後の年収)にご自身がなった際のお金の使い方が非常に荒くその経験を踏まえて、”お金持ちはこうである。”といった論法であるため、違和感を覚えました。(詳細は以下に記載)
良い点を挙げるとすると、他の方もレビューに記載していましたが、要は”人脈を大切にして、お金を粗末にするな。”ということでした。
この部分には全面的に賛成できますし、テクノロジーの発展により人間関係が簡単に作れたり壊れたりする現代では特に重要となる点であると再認識しました。
当該書籍が有償で提供されていることを鑑みて☆を2つとさせていただきました。(0円や500円程度であれば☆5を付けるべきだと思います。)
以下では、「?」となった点をいくつか記載しておきます。
「没落金持ちについて」
・お金との付き合い方が悪いお金持ちを”没落金持ち”と呼んでいますが、まず、どのレベルの層のお金持ちの話をしているのかが定義されていない。
・(上記に伴い)事例によっては、”数百万円から数億円の資産や借金”の話が出てくるので話の対象者が変わるため、誰に向けた何の話なのかが不明瞭。
・事業再生コンサルタントを名乗っているが、そもそも自身のクライアントを”没落金持ち”と定義して、こき下ろすような表現も活用している。(クライアントを馬鹿にしているように見える)
「お金の付き合い方について」
・2章の”お金が居つく財布をもつ!”では、”常に財布にお金(30万円)を入れておくと、最初はあっという間になくなるが、常に30万円を補充していくと減る速度が遅くなり、最後には全然減らなくなる。”、”我慢しているわけでもないのに欲望が薄れていく”とありますが、使えばなくなるし、30万円でできることを一通りやれば消費しなくなる。のは至極当然のことと思います。これをもって、お金持ちとは~と語るのは無理筋だと感じました。
2章で記載されていることは、要約すると”ケチケチしてもお金との付き合い方はわかりません。一回数百万円分くらい散財して付き合い方を学びましょう。”という内容だと思いますが、作中で定義している小金持ちに該当する人(年収1000万円程度)であれば、20代のころに一通りの経験をしているかと思います。
ご自身が若い時にお金に苦労した後に小金を手にしてしまったために、こういった論法になってしまったのかと思いましたが、それをお金との付き合い方の指南としてまとめてしまうのはいささか強引な気がしました。
「その他」
・”ご自身の友人(元同僚)が独立して一度は成功したが、結局は失敗して行方知らずになった。彼の失敗は他のところにもあるだろうが、30年前に見た、お金を現ナマのまま胸ポケットに入れてしまうようなお金の扱い方。お金を紙切れとして使ってしまう姿にあると感じた。”(原文一部そのままに要約して抜粋)とありますが、30年前に一度見た一瞬の姿だけでその人がお金を粗末に扱う人と決めつけて、30年越しに失敗をそのせいだ!と決めつけているのはかなり無理筋だと思いました。
・”私が合ってきた成功者はヒト・モノ・金の中で一番ヒトを大事にする。モノやお金は二の次である。”と言い切ったあとに”なぜならば、儲かるという字はにんべん(ヒト)が付くからである”という話はびっくりしました。論拠が薄すぎて胡散臭い金八先生かと思いました。
こういった場合には、なぜならば、の後には成功者がモノやお金よりもヒトを大切にした結果。モノやお金が結局は寄り付いた。といった内容の具体例等が来るものかと思います。
儲かるという字がヒトがつくから。という論拠で成功者を語るのは成功者にも失礼ではないでしょうか。
他にもたくさんありますが、気になる方は0円の間に触れてみると良いかもしれないです。
長文失礼しました。
Audibleの0円でヒットしたので一気に聞いてみました。
「総評」
全体を通してお金に対する考え方や姿勢について学べることやためになることは散見されますが、ご自身の体験に基づく小さい話で大きな主語を語るので、5分に1回くらいの割合で「?」となります。(お金持ちとはXXXだ!と強めの口調で言い切る割に、反例があったり、曖昧な例示で終わることが多いです。)
話しの素材(自身の経験と知識)は良いのですが、話の組み立て方が悪く、「何かすごいことを言ってそう。」といった雰囲気で押し切っている作品です。
コンサルタントを名乗るのであれば、論点の道筋をきちんとして、ファクトをもってより具体的な話を記載していただかないと、物知りの話し上手のおじさんが居酒屋で話す話と差がないように見受けられました。
また、この部分は推察になりますが、作者はサラリーマン時代が短く、若い間は大きな仕事をしたことがなく、お金に苦労してきたのだと思いました。
そのため、小金持ち(この中でいう1000万円前後の年収)にご自身がなった際のお金の使い方が非常に荒くその経験を踏まえて、”お金持ちはこうである。”といった論法であるため、違和感を覚えました。(詳細は以下に記載)
良い点を挙げるとすると、他の方もレビューに記載していましたが、要は”人脈を大切にして、お金を粗末にするな。”ということでした。
この部分には全面的に賛成できますし、テクノロジーの発展により人間関係が簡単に作れたり壊れたりする現代では特に重要となる点であると再認識しました。
当該書籍が有償で提供されていることを鑑みて☆を2つとさせていただきました。(0円や500円程度であれば☆5を付けるべきだと思います。)
以下では、「?」となった点をいくつか記載しておきます。
「没落金持ちについて」
・お金との付き合い方が悪いお金持ちを”没落金持ち”と呼んでいますが、まず、どのレベルの層のお金持ちの話をしているのかが定義されていない。
・(上記に伴い)事例によっては、”数百万円から数億円の資産や借金”の話が出てくるので話の対象者が変わるため、誰に向けた何の話なのかが不明瞭。
・事業再生コンサルタントを名乗っているが、そもそも自身のクライアントを”没落金持ち”と定義して、こき下ろすような表現も活用している。(クライアントを馬鹿にしているように見える)
「お金の付き合い方について」
・2章の”お金が居つく財布をもつ!”では、”常に財布にお金(30万円)を入れておくと、最初はあっという間になくなるが、常に30万円を補充していくと減る速度が遅くなり、最後には全然減らなくなる。”、”我慢しているわけでもないのに欲望が薄れていく”とありますが、使えばなくなるし、30万円でできることを一通りやれば消費しなくなる。のは至極当然のことと思います。これをもって、お金持ちとは~と語るのは無理筋だと感じました。
2章で記載されていることは、要約すると”ケチケチしてもお金との付き合い方はわかりません。一回数百万円分くらい散財して付き合い方を学びましょう。”という内容だと思いますが、作中で定義している小金持ちに該当する人(年収1000万円程度)であれば、20代のころに一通りの経験をしているかと思います。
ご自身が若い時にお金に苦労した後に小金を手にしてしまったために、こういった論法になってしまったのかと思いましたが、それをお金との付き合い方の指南としてまとめてしまうのはいささか強引な気がしました。
「その他」
・”ご自身の友人(元同僚)が独立して一度は成功したが、結局は失敗して行方知らずになった。彼の失敗は他のところにもあるだろうが、30年前に見た、お金を現ナマのまま胸ポケットに入れてしまうようなお金の扱い方。お金を紙切れとして使ってしまう姿にあると感じた。”(原文一部そのままに要約して抜粋)とありますが、30年前に一度見た一瞬の姿だけでその人がお金を粗末に扱う人と決めつけて、30年越しに失敗をそのせいだ!と決めつけているのはかなり無理筋だと思いました。
・”私が合ってきた成功者はヒト・モノ・金の中で一番ヒトを大事にする。モノやお金は二の次である。”と言い切ったあとに”なぜならば、儲かるという字はにんべん(ヒト)が付くからである”という話はびっくりしました。論拠が薄すぎて胡散臭い金八先生かと思いました。
こういった場合には、なぜならば、の後には成功者がモノやお金よりもヒトを大切にした結果。モノやお金が結局は寄り付いた。といった内容の具体例等が来るものかと思います。
儲かるという字がヒトがつくから。という論拠で成功者を語るのは成功者にも失礼ではないでしょうか。
他にもたくさんありますが、気になる方は0円の間に触れてみると良いかもしれないです。
長文失礼しました。
2017年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お金は、大切にされると集まってくる。成る程、自分は今までお金を大切に扱ってきただろうか、と反省しました。なかなか考えさせられる内容でした。
2011年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「お金が集まる人」に関する本は他にも読んだことがある。
他の本と同様の内容もあったので、やはり「お金が集まる」
ことには一般的な原則みたいなものがあると感じた。
この本からは、「地の利」の話が初めて得た内容だった。
風水の本で読んだことがあったので納得した感がある。
筆者が実体験から得た教訓のようなものが多い。
面白みがある内容であった。
他の本と同様の内容もあったので、やはり「お金が集まる」
ことには一般的な原則みたいなものがあると感じた。
この本からは、「地の利」の話が初めて得た内容だった。
風水の本で読んだことがあったので納得した感がある。
筆者が実体験から得た教訓のようなものが多い。
面白みがある内容であった。
2017年1月25日に日本でレビュー済み
久しぶりに一冊聞くのに費やした時間を返してほしいレベルの駄書でした。まず前置きが長い。「お金は寂しがり屋だから財布にたくさん入れておかないと」みたいな非科学的な話が延々続きます。いや、一見非科学的な話でも著者ならではの論理的考察が添えられているならまだしも、スピリチュアル好きな経営者が好む、説得力のない「本物の金持ちはこうだ」論が列挙されます。2時間ぐらい無駄な前置きを聴いてやっと本題?に入っても前のめりになるような話はなく、結局4時間ほど無駄にしたことに気が付きました。Amazonのレビューもアテにならない。ただ著者のプロフィールを調べて今回気が付いたのですが、講演で名を売っている人の著書は中身が薄いということ。おそらくこういう人は「話がうまい」のでしょう。講演は落語と一緒で聞き手と共有する空気があるため、話の中身はなくとも話術に優れた講演は充実した時間を提供するわけです。ただそれを書籍にしたところで空気まで書籍化することはできないので、論理性に乏しい空虚な一冊が出来上がるのですね。二度と読まないけど、著者本人の講演をライブ収録したAudibleが出たらちょっと聞いてみたいですね。
2005年11月27日に日本でレビュー済み
コンビニでおにぎり一個買うのに一万円札で払ったら、新旧取り混ぜて千円札ばかりのお釣りが返ってきた。そのときアナタはどうします?
そのまま財布につっこむか、札の種類や向きをキチンと揃えるか…。
子どもの頃、母親に「お金は大事に扱いなさい、十円玉、五円玉でも粗末にしてはいけない」とよく言われた、そんなことを思い出しました。
ちょっぴり残念だったのは、かなり前半の部分で、マンション(3階以上)に住む人はお金持ちになれないと書かれていること。その時点で私はアウトです。
そのまま財布につっこむか、札の種類や向きをキチンと揃えるか…。
子どもの頃、母親に「お金は大事に扱いなさい、十円玉、五円玉でも粗末にしてはいけない」とよく言われた、そんなことを思い出しました。
ちょっぴり残念だったのは、かなり前半の部分で、マンション(3階以上)に住む人はお金持ちになれないと書かれていること。その時点で私はアウトです。
2007年5月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
お金は、稼ぐよりも使う方が難しいようです。「ものを買ったりサービスの対価として」の使い方しか知らない人は、「お金に好かれない」とか。
この本を読んで、新しい財布を買いました。洋服も買って。実際試してみて、なるほどそういうことって重要だなぁと実感できました。
お金に関する本は多数ありますが、その中でもこの本は独特の切り口で、実践的です。経済力に少し余裕ができたなと思ったら、読む価値あり!です。
この本を読んで、新しい財布を買いました。洋服も買って。実際試してみて、なるほどそういうことって重要だなぁと実感できました。
お金に関する本は多数ありますが、その中でもこの本は独特の切り口で、実践的です。経済力に少し余裕ができたなと思ったら、読む価値あり!です。
2005年11月6日に日本でレビュー済み
どうすれば金持ちになるかという具体論が書かれているわけではないが、金持ちになる人の心構えはどのようなものかを教えてくれる。書店にある金持ち本を読んで、金持ちになった人の話は聞かない。所詮、それらの成功法則は著者だけのものだからだ。
その点、この本に書かれていた心構えはすぐに実行できる。たしかに、この本を読めば必ず大金持ちになれるかはわからない。けれど、お金をとても大事に扱うこと(それは財布の中身を見ればわかるという)や、人脈をなにより重視すること(たとえば地元の商工会に参加する)で、金持ちへの階段を上り始められることを教えてくれる。
著者人が地獄から這い上がってきた人だけに説得力があった。
その点、この本に書かれていた心構えはすぐに実行できる。たしかに、この本を読めば必ず大金持ちになれるかはわからない。けれど、お金をとても大事に扱うこと(それは財布の中身を見ればわかるという)や、人脈をなにより重視すること(たとえば地元の商工会に参加する)で、金持ちへの階段を上り始められることを教えてくれる。
著者人が地獄から這い上がってきた人だけに説得力があった。