![ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集[小学生版ベーシック]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/81C5Jp58FKL._AC_UL165_SR165,165_.jpg)
小学生の父親です。
自分の学生時代は理系で高校入試でもどうしても国語だけが点数が取れず、それ以外の科目をほぼ満点で揃える必要ありました。高校に入っても国語の苦手意識は変わらず。これはどうしようもないことだと諦めていました。
高二の終わりにあるきっかけで国語が得意になり、共通一次の得点源となりました。それによって、東京の国立大学を受験して入学することが出来ました。国語が苦手なままだと私立か地元の国立しか選択出来なかったと思うので、国語を得点源にすることで選択肢が広がりました。
やったことは、近代フランス文学の小説を1冊読んだだけ。理系の自分は、高二になるまでまともに小説なんか読んだことがありませんでした。どうしても興味を持てず。。そんな自分がたったそれだけで国語が得点源になるほど得意に変わったのです。（古文は苦手なままでしたが。）
ただし、普通に読んだだけで国語が得意になるほどの効果が出るはずありません。その読み方に秘密があったのだろうと思うのですが、自分でも、なんでこんなに国語の点数が取れるように変わったのか、説明が出来ませんでした。
その答えを探しに、この本を手に取りました。
前半の、音読の必要性については、本当に声に出すことが重要かはさておき、ゆっくりしっかりと読み込むことが大切だという訴えは、その通りだと感じました。
後半は、国語こそ公式だと言わんばかりのテクニック集です。そんなテクニックを駆使せずとも、文章を深く腹落ちするまで読めて理解していれば、国語の問題というのは解けるはずで、それが国語の真髄だと思いますが、結局は受験テクニックが必要なのか・・・と思わされたのは少々残念なポイントです。ただ、子供に国語を教える側がそのテクニックもしっかりと理解することで、小学生に文章の読み方を伝授する際の助けにはなりそうだと思いました。これを応用して、息子に国語という科目を教えていきたいと思いました。
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