サラリーマンの私は知らなかった。この地球、この空間は曲がっているとのこと。
学校で習った円周の公式は地球円周を求める際、2πrから、わずかに、本質的に、ずれがあるという...非ユークリッド幾何学が初めて身近に感じることになった瞬間。
この本にはこれ以外にも面白い内容があるが、これだけを知っただけでも読む価値はあったと思う。
物理の専門家には常識かもしれない内容で一般の理系の人にはそうでもないというところを分かりやすく書いているところがGOOD。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
数学が解き明かした物理の法則 (読んで楽しむ教科書) 単行本 – 2003/12/25
- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社ベレ出版
- 発売日2003/12/25
- ISBN-104860640438
- ISBN-13978-4860640439
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
出版社からのコメント
物理の歴史は「自然という書物は数学の言葉で書かれている」という名言の繰り返しで成されてきました。この本では物理と物理の発展の歴史を追いながら、代表的な4つの物理理論「運動の法則」「物理法則」「一般相対性理論」「量子力学」の絞り、その物理とそれに関わる数学を解説していきます。難解なためほとんど読まれないニュートンの「プリンキピア」の流れに沿って解説された第一部は他書にはない魅力です。
内容(「MARC」データベースより)
「プリンキピア」に沿って、ニュートン独自の運動法則の解明方法をわかりやすく解説。その他、相対性理論や量子力学など、いずれもとびっきり「美しい」数学の言葉で書かれた物理の理論をとりあげる。
著者について
大上 雅史
1967年生まれ
東京大学理学系大学院卒
現在、大学受験塾講師
専門は重力理論、量子論
理学博士
著書:「単位がわかると物理がわかる」共著(ベレ出版)
和田 純夫
1949年生まれ
東京大学理学系大学院卒
現在、東京大学総合文化研究科専任講師
専門は素粒子論、量子論、科学論
著書:「物理講義のききどころ(全6巻)」(岩波書店)
「一般教養としての物理学入門」(岩波書店)
「現代物理の世界がわかる」(ベレ出版)
「単位がわかると物理がわかる」共著(ベレ出版)
その他
1967年生まれ
東京大学理学系大学院卒
現在、大学受験塾講師
専門は重力理論、量子論
理学博士
著書:「単位がわかると物理がわかる」共著(ベレ出版)
和田 純夫
1949年生まれ
東京大学理学系大学院卒
現在、東京大学総合文化研究科専任講師
専門は素粒子論、量子論、科学論
著書:「物理講義のききどころ(全6巻)」(岩波書店)
「一般教養としての物理学入門」(岩波書店)
「現代物理の世界がわかる」(ベレ出版)
「単位がわかると物理がわかる」共著(ベレ出版)
その他
登録情報
- 出版社 : ベレ出版 (2003/12/25)
- 発売日 : 2003/12/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 255ページ
- ISBN-10 : 4860640438
- ISBN-13 : 978-4860640439
- Amazon 売れ筋ランキング: - 65,012位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
僕は「機械じかけの数学」という本を読んだのですが、それは、物理の概念が数学に貢献しているという内容でした。
それに対し本書は、数学の概念が物理に貢献しているという内容で、その対比が面白かったです。
とくに、「光は四方八方に放出される。最短経路(最短時間)の波だけが強めあう。数学のグラフでいう停留点。それが光の進路と認識できる。」という説明は刺激的でした。
それに対し本書は、数学の概念が物理に貢献しているという内容で、その対比が面白かったです。
とくに、「光は四方八方に放出される。最短経路(最短時間)の波だけが強めあう。数学のグラフでいう停留点。それが光の進路と認識できる。」という説明は刺激的でした。
2016年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
現代の物理の本当の始まりのプリンピキアが分かりやすく解説されています。解析力学や一般相対性理論、量子力学を一般向けに解説した他に例をみない内容で読み進めるのが楽しい一冊です。
2019年2月22日に日本でレビュー済み
色々なトピックスがあり、非常に面白い。紙と鉛筆は基本的に不要、高校程度の数学で何とかなる読みやすい良書。でも決して手抜きはしていないのが良心的。
巻頭はニュートンの「プリンキピア」の原点に従い、幾何学で法則を記述してあるところがユニーク。一読の価値がある。
巻頭はニュートンの「プリンキピア」の原点に従い、幾何学で法則を記述してあるところがユニーク。一読の価値がある。
2004年2月13日に日本でレビュー済み
物理好きの理系の学生なら、1度はあのニュートンの分厚い物理学書
プリンキピアを手にとったことがあるだろう。しかし、物理はわりと
得意なほうだと思っていた人たちは愕然とするはずだ。
な、何だ?この記述の仕方は?
それもそのはず、今高校までの授業で物理と称されているものは、
主に19世紀のフランスの数学者たちが綺麗にまとめたもので、
ニュートンのオリジナルの記述と違う。それに学校の教科書や
予備校の参考書というのは基本的にわかりやすいよう勤めて
書かれているのに対して、ニュートンは自分の理論の欠点を多くの
人に非難されるのを恐れ、わざとわかり難くプリンキピアを書いて
いるのだ。現存する、ニュートンが友人の宛てた手紙の中で、ニュートン
自身がそう書き残している。
この本は、その冒頭にも記載されているように、物理学を
プリンキピアに沿った形での解説を試みており、ニュートンの
オリジナルの物理学の考え方を理解するための、数少ない
入門書の1つとなっている。現在流通している和書の中で、
このような本はこれ1冊だろう。
ちょうど受験も終わって、ホット一息ついている物理好きの
皆さんにはいい刺激になるのではないかと思う。
お勧めの一冊だ!
プリンキピアを手にとったことがあるだろう。しかし、物理はわりと
得意なほうだと思っていた人たちは愕然とするはずだ。
な、何だ?この記述の仕方は?
それもそのはず、今高校までの授業で物理と称されているものは、
主に19世紀のフランスの数学者たちが綺麗にまとめたもので、
ニュートンのオリジナルの記述と違う。それに学校の教科書や
予備校の参考書というのは基本的にわかりやすいよう勤めて
書かれているのに対して、ニュートンは自分の理論の欠点を多くの
人に非難されるのを恐れ、わざとわかり難くプリンキピアを書いて
いるのだ。現存する、ニュートンが友人の宛てた手紙の中で、ニュートン
自身がそう書き残している。
この本は、その冒頭にも記載されているように、物理学を
プリンキピアに沿った形での解説を試みており、ニュートンの
オリジナルの物理学の考え方を理解するための、数少ない
入門書の1つとなっている。現在流通している和書の中で、
このような本はこれ1冊だろう。
ちょうど受験も終わって、ホット一息ついている物理好きの
皆さんにはいい刺激になるのではないかと思う。
お勧めの一冊だ!
2004年2月17日に日本でレビュー済み
物理の本です。半分ぐらいが、ニュートン力学(落下や惑星の運動など)を、幾何的な手法、微分を利用した方法などで解説してあります。微分のありがたさが、びしばし伝わってきます。
あとは、非ユークリッド幾何のさわりの説明と、それによってわかる、時空の姿の説明、微積分や複素数などを利用した、量子力学のアイディア・基本的な考え方(のさわり?)の説明です。
かなりわかりやすく、書いてあると思います。数学は高校のレベル+αだとおもいます。やさしく説明してあるので、高校レベルのOKだと思います。
数式に興味がなければ、面倒な証明などは、読み飛ばしても、結論は、わかりますが・・。どうでしょう。
特に後半では、副題にある「新しい自然観」が伝わってきます。
ただ、後半、もうちょっと深いところまで読みたかったなぁ、という印象でした。
あとは、非ユークリッド幾何のさわりの説明と、それによってわかる、時空の姿の説明、微積分や複素数などを利用した、量子力学のアイディア・基本的な考え方(のさわり?)の説明です。
かなりわかりやすく、書いてあると思います。数学は高校のレベル+αだとおもいます。やさしく説明してあるので、高校レベルのOKだと思います。
数式に興味がなければ、面倒な証明などは、読み飛ばしても、結論は、わかりますが・・。どうでしょう。
特に後半では、副題にある「新しい自然観」が伝わってきます。
ただ、後半、もうちょっと深いところまで読みたかったなぁ、という印象でした。
2004年2月11日に日本でレビュー済み
数学,特に純粋数学を専門に勉強する人は,得てして抽象的な内容に偏りがちで,何のためにその概念が必要なのかを見失いがちである。
その一つの解答として,本書は物理に数学がどれほど寄与したかを,数学専攻の人が興味深く読める良書である。
個人的には,第3章と第4章が最も興味深く,現代物理には数学が不可欠であり,また,数学専攻の立場からも現代物理に貢献できるのではないかという希望を抱かせてくれます。
数学専攻の学生,数学の教員には特にオススメです。
その一つの解答として,本書は物理に数学がどれほど寄与したかを,数学専攻の人が興味深く読める良書である。
個人的には,第3章と第4章が最も興味深く,現代物理には数学が不可欠であり,また,数学専攻の立場からも現代物理に貢献できるのではないかという希望を抱かせてくれます。
数学専攻の学生,数学の教員には特にオススメです。