「山賀進 科学の目で見る日本列島の地震・津波・噴火の歴史(BERET SCIENCE)、単行本」。
防災用品をある程度揃えた後になって、御本を読みたくなりました。
今後の富士山も少しは気になるけれど、それより 南海トラフやアウターライズ巨大地震、誘発される可能性が気になる居住地域や隣県の直下型地震、阿蘇カルデラ噴火、南鳥島や小笠原諸島と南大東島辺りの海底火山、よくわからない慶長地震について知りたくなった3月6日に この御本を見付けて、図書室で読む感覚で綺麗な古書を購入しました。
御本には 箇条書き型の年表一覧表は無くて、後に索引が少し載っている。 で、416年から 発生年順に記されている為、何時発生したものなのかが判っていれば、そのページに飛んで読めば良いのでしょうけれども、私には付箋が要ります。
よく、地震は繰り返し起きると言われているだけに、一目瞭然な年表が付いていないと、そもそも何年置き位に&過去に何回位発生していたのかも分からなくて、想像が付かないわ…。
半分以上のページが1900年〜発行年度の2016年に起きた熊本地震迄の分でした。
被害に関しても部分的に記述がある。
図解や写真入りで、各々の発生メカニズムも丁寧に説明されています。
ただ、過去の学者陣や、ジョン万次郎とカモメの話よりも、地震や津波と噴火自体の記述をもっと沢山読みたかった。 又、残念ながら、知りたかったことは殆ど…でした。 海底火山に関しては、特に。
活字が大きいから、ページ数が増えており、御本が大きめなのも難点。
一読してみるのも良いと思う。
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科学の目で見る 日本列島の地震・津波・噴火の歴史 (BERET SCIENCE) 単行本 – 2016/7/23
山賀 進
(著)
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日本列島は、世界的に見ても極めて稀有なところと言えます。4枚ものプレートがひしめき合っていて、そのうち3枚のプレートが一点で接している場所が2つもあるという大変なところなのです。地球上でとりわけ地質活動が活発な、プレートの境界(しかもたくさんの)に位置しているため、日本列島には火山も多く、地震やそれにともなう津波も多いのです。本書では、地震の記録が残っている5世紀から現代までの地震・津波・噴火の歴史をできる範囲において「科学的な目」をもって見つめなおします。
いつどこでどんなことがあったのかを時代を追って俯瞰することで、平穏な日常の大切さについても考えさせられるかもしれません。
いつどこでどんなことがあったのかを時代を追って俯瞰することで、平穏な日常の大切さについても考えさせられるかもしれません。
- 本の長さ303ページ
- 言語日本語
- 出版社ベレ出版
- 発売日2016/7/23
- 寸法15 x 1.7 x 21 cm
- ISBN-10486064476X
- ISBN-13978-4860644765
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商品の説明
著者について
1949 年 新潟生まれ 1968 年 東京都立立川高等学校卒業 1973 年 名古屋大学理学部地球科学科卒業 1973 年~2015 年 麻布中学校・高等学校教諭(理科・地学) ●物理や化学みたいな分析的・個別還元主義的な自然の見方以外に、まず総合的・全体的に対象を捉える方法もあるということを伝えるのを目標に、中高一貫校で40 年以上、理科の“地学” を教える。教えた 生徒数は延べ人数で7000人~8000人くらい。 ●自分の備忘録を作ること、中高生に宇宙と地球と人類について何がわかってきたのかということを伝えるのを目標にホームページを公開している。http://www.s-yamaga.jp/ ●著書『君たちの地球はどうなっているのか そして、どうなっていくのか-かけがえのない地球-』(麻布文庫)、『一冊で読む 地球の歴史としくみ』、『地球について、まだわかっていないこと』(以上、ベレ出版
登録情報
- 出版社 : ベレ出版 (2016/7/23)
- 発売日 : 2016/7/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 303ページ
- ISBN-10 : 486064476X
- ISBN-13 : 978-4860644765
- 寸法 : 15 x 1.7 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 226,785位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年3月14日に日本でレビュー済み
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2018年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
購入して読んでみたが、あまり内容的に深い訳ではなく、ただ時系列的に書かれているだけだった。もっと地図を増やしたり写真を増やせば読みやすくなる気がする
2016年9月23日に日本でレビュー済み
著者は麻布中学・高等学校で、40年以上「理科・地学」を教えてきた。「物理や化学みたいな分析的・個別還元主義的な自然の見方以外に、まず総合的・全体的に対象を捉える方法もあるということを伝えるのを目標に」してきたという。本書中、プレートテクトニクスなど「科学」的で難しそうな内容も含まれているが、全体にわかりやすいのは、多分に著者の経歴が関係しているのだろう。
本書について「年表形式で歴史の流れがつかみやすい」とあるのを見て、事実だけを記述した無味乾燥な印象を当初もったが、そうではない。個々の事例を取り上げつつ、興味深い話題が取り上げられる。それゆえに、読み物として楽しむことができる。たとえば、『864年~66年 富士山噴火(貞観の噴火) 富士山最大の噴火記録』では、富士山の北側にあった「せの海」が溶岩流でふさがれて、「かろうじて残ったのが西湖と精進湖」であること。『1586年 畿内・東海・東山・北陸諸道で地震 (天正地震)』に関しては《この地震は謎の多い地震で、また「帰雲城」(かえりくもじょう、きうんじょう)伝説を生んだ地震》と紹介され、「埋蔵金」の話と発見した場合の権利関係について触れられている。また、日米戦争末期に起きた『1944年 南海トラフ東部で巨大地震(東南海地震)M7.9』では、《・・政府・軍が厳しく報道を規制したために、正確な情報は報道されませんでした。しかし、これだけの大地震なので、世界中の地震計で記録され、ただちに日本の中央部で大地震が起きたということは知られてしまっていたのです。また、すでに制空権を握っていたアメリカ軍の偵察で、被害の状況もほぼ正確に把握されていました。つまり、知らないのは日本の一般市民のみということになっていたのです》という記述もある。そのような例を取り上げていくとキリがない。
『第0章 地震と火山が多い日本の基礎知識』(1.プレートテクトニクスと日本/ 2.日本の地震の特徴/ 3.海溝で発生する津波/ 4.日本の火山の特徴/ 5.破局噴火 超巨大噴火/ 6.地震と火山は恩恵ももたらしている)と『参考』(1 断層の種類と断層をつくる力/ 2.火成岩の分類とマグマの分化)では、地震・津波・火山の科学的解説がなされ、第1~第5章ではそれぞれの時代区分のなかで発生した個々の地震・災害について示される。すでに、記したように、その解説に際して、興味深い話題が取り上げられるのはもちろんのこと、第0章、『参考』で取り上げられた地震のメカニズムについて繰りかえし説かれるので理解が増す。その際、仮説は仮説として示されていく。
日本の地震・災害が多い理由として、《日本は4つのプレートがひしめき合っているところに位置していて、3つのプレートが一点で接している場所(三重点、トリプルジャンクション)が、2ヵ所もあるという大変な場所なのです》とある。ジャンクションと聞くと、道路事情を思い浮かべるが、「ダブル・トリプル・ジャンクション」(という言葉は本書中に示されていないが)では、いかにも交通事故が起きそうである。世界にもまれな日本の立地を知るうえで、また、日本で発生する地震・災害の「癖」を知るうえで、本書はたいへん有用に思う。
本書について「年表形式で歴史の流れがつかみやすい」とあるのを見て、事実だけを記述した無味乾燥な印象を当初もったが、そうではない。個々の事例を取り上げつつ、興味深い話題が取り上げられる。それゆえに、読み物として楽しむことができる。たとえば、『864年~66年 富士山噴火(貞観の噴火) 富士山最大の噴火記録』では、富士山の北側にあった「せの海」が溶岩流でふさがれて、「かろうじて残ったのが西湖と精進湖」であること。『1586年 畿内・東海・東山・北陸諸道で地震 (天正地震)』に関しては《この地震は謎の多い地震で、また「帰雲城」(かえりくもじょう、きうんじょう)伝説を生んだ地震》と紹介され、「埋蔵金」の話と発見した場合の権利関係について触れられている。また、日米戦争末期に起きた『1944年 南海トラフ東部で巨大地震(東南海地震)M7.9』では、《・・政府・軍が厳しく報道を規制したために、正確な情報は報道されませんでした。しかし、これだけの大地震なので、世界中の地震計で記録され、ただちに日本の中央部で大地震が起きたということは知られてしまっていたのです。また、すでに制空権を握っていたアメリカ軍の偵察で、被害の状況もほぼ正確に把握されていました。つまり、知らないのは日本の一般市民のみということになっていたのです》という記述もある。そのような例を取り上げていくとキリがない。
『第0章 地震と火山が多い日本の基礎知識』(1.プレートテクトニクスと日本/ 2.日本の地震の特徴/ 3.海溝で発生する津波/ 4.日本の火山の特徴/ 5.破局噴火 超巨大噴火/ 6.地震と火山は恩恵ももたらしている)と『参考』(1 断層の種類と断層をつくる力/ 2.火成岩の分類とマグマの分化)では、地震・津波・火山の科学的解説がなされ、第1~第5章ではそれぞれの時代区分のなかで発生した個々の地震・災害について示される。すでに、記したように、その解説に際して、興味深い話題が取り上げられるのはもちろんのこと、第0章、『参考』で取り上げられた地震のメカニズムについて繰りかえし説かれるので理解が増す。その際、仮説は仮説として示されていく。
日本の地震・災害が多い理由として、《日本は4つのプレートがひしめき合っているところに位置していて、3つのプレートが一点で接している場所(三重点、トリプルジャンクション)が、2ヵ所もあるという大変な場所なのです》とある。ジャンクションと聞くと、道路事情を思い浮かべるが、「ダブル・トリプル・ジャンクション」(という言葉は本書中に示されていないが)では、いかにも交通事故が起きそうである。世界にもまれな日本の立地を知るうえで、また、日本で発生する地震・災害の「癖」を知るうえで、本書はたいへん有用に思う。
2018年3月21日に日本でレビュー済み
本書は図表や地図、写真が(モノクロだが)ふんだんに載っていてそれが本文の理解を助けている。中高生を相手に長年指導されたこともあって、著者の山賀先生は難しいことを分かりやすく伝える技術をお持ちである。
のみならず、読んでいて飽きが来ないよう、興味深いエピソードも織り混ぜてある。例えば関東大震災のところでは、大森房吉さんと今村明恒さんという日本地震学黎明期の二人のスターの対立が紹介されている。
当時、東京帝大の助手であった今村さんは1905年(大震災の18年前)、「関東地方にそう遠くない将来大地震が来る可能性がある。怠りなくこれに備えよ。」と一般雑誌に寄稿した。これをある新聞が「近々関東に大地震があると帝大の先生が言っている」とセンセーショナルに取り上げたことから大騒ぎになってしまった。そのため当時、東京帝大の教授だった大森さんはその沈静化に向けて奔走し、「科学者というものは、一般人に対しては確実なことしか言ってはならない」とたしなめたものの、今村さんはこれに承服しなかった。
この話は、現代の他の学問分野(例えば原子物理学とか)でもありそうな話で、考えさせられるものがある。安易に一般化すべきではなかろうが、自分は、国民に不利益が生じる可能性がある場合は、たとえ確実とはいえない情報であっても、その論拠と共に包み隠さず伝えるべきと思う。
ことほどさように、良い勉強になると共に、色々考えさせられる本だ。
なお、近未来に必ず起こるとされる南海トラフ巨大地震に如何に備えるか、という観点から、岩波新書の「南海トラフ地震」(山岡耕春)も合わせて読むことをお勧めする。
のみならず、読んでいて飽きが来ないよう、興味深いエピソードも織り混ぜてある。例えば関東大震災のところでは、大森房吉さんと今村明恒さんという日本地震学黎明期の二人のスターの対立が紹介されている。
当時、東京帝大の助手であった今村さんは1905年(大震災の18年前)、「関東地方にそう遠くない将来大地震が来る可能性がある。怠りなくこれに備えよ。」と一般雑誌に寄稿した。これをある新聞が「近々関東に大地震があると帝大の先生が言っている」とセンセーショナルに取り上げたことから大騒ぎになってしまった。そのため当時、東京帝大の教授だった大森さんはその沈静化に向けて奔走し、「科学者というものは、一般人に対しては確実なことしか言ってはならない」とたしなめたものの、今村さんはこれに承服しなかった。
この話は、現代の他の学問分野(例えば原子物理学とか)でもありそうな話で、考えさせられるものがある。安易に一般化すべきではなかろうが、自分は、国民に不利益が生じる可能性がある場合は、たとえ確実とはいえない情報であっても、その論拠と共に包み隠さず伝えるべきと思う。
ことほどさように、良い勉強になると共に、色々考えさせられる本だ。
なお、近未来に必ず起こるとされる南海トラフ巨大地震に如何に備えるか、という観点から、岩波新書の「南海トラフ地震」(山岡耕春)も合わせて読むことをお勧めする。
2019年7月3日に日本でレビュー済み
地震・津波・噴火の歴史が良くわかる「読む年表」です。もちろん、歴史だけではなく地学の基礎も学べます。この本を読むと、いかに日本が災害の多い国かを思い知らされます。