環境保護活動で知られる作家のC・W・ニコル(本名ニコルシーダブリュー)さんが4月3日、直腸がんのため長野市の病院で死去しました。享年79歳。葬儀は親族のみで営んだ。喪主は妻真理子さん。後日、お別れの会を開く予定。
英国ウェールズ生まれ。カナダやエチオピアで海洋哺乳類や野生動物の保護に取り組んだ。62年に空手の修行で初来日、75年の沖縄国際海洋博覧会でカナダ館の海洋哺乳類や野生動物の保護に取り組んだ。62年に空手の修行で初来日、75年の沖縄国際海洋博覧会でカナダ館の副館長を務めた後、80年から長野県信濃町の黒姫に拠点を置いた。荒れ果てた里山を購入し、「アファンの森」と名付けて間伐や除草などによる森の再生活動を始めた。
テレビ出演や全国での講演会などで森づくりの必要性を伝えた。95年に日本国籍を取得、02年に設立した「C・W・ニコル・アファンの森財団」の理事長に就いた。主な小説に、和歌山・太地の鯨捕りを描いた「勇魚」やファンタジー小説「風を見た少年」などがある。05年に英国の名誉大英勲章を受けていました。
ニコルさんの訃報を知ったときには驚きました。テレビなどでお元気な姿をみていたので余計に驚きが大きかったです。
95年には日本国籍を取得されていたニコルさん。
あらためてニコルさんのご冥福をお祈りいたします。
(2020.4.4記)
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誇り高き日本人でいたい 単行本 – 2004/12/1
- 本の長さ332ページ
- 言語日本語
- 出版社アートデイズ
- 発売日2004/12/1
- ISBN-104861190304
- ISBN-13978-4861190308
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登録情報
- 出版社 : アートデイズ (2004/12/1)
- 発売日 : 2004/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 332ページ
- ISBN-10 : 4861190304
- ISBN-13 : 978-4861190308
- Amazon 売れ筋ランキング: - 505,481位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 348位イギリス・アメリカのエッセー・随筆
- - 47,522位ビジネス・経済 (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月13日に日本でレビュー済み
CW・ニコルさんの本が読みたくて、探していました。在庫切れでしたが、試し読みで面白かったので、購入しましたが。いつ届くか未定です。試し読み部分で、彼のアイデンティティとして自分はケルト人であるので、イギリス人と呼ばれるのには腹立たしささえあるというのが分かりました。凄くわかります。パグを飼っていた時に通りがかりの人にブルドックと言われて、憤慨したことがある。ブルドックだって素敵な犬ですが、パグはブルドックじゃないので。森とともに生きるケルト人というひとがどういうひとなのかが感じられる。文章もとても読みやすい作家だったんだなと思いました。
2009年3月31日に日本でレビュー済み
実に変わった経歴の日本人ニコルさん。
なぜニコルさんが日本に来たのか。
若い頃はどんなことを考え、何をしていたのか。
半生のエッセンスがつまったエッセイ集で、
興味深いエピソードがちりばめられています。
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2005年1月29日に日本でレビュー済み
ウェールズに生まれ、カナダに渡り、日本に帰化したケルト系日本人のニコルさん、血気盛んな若かりし頃の武勇伝などは想像もつかない。交遊録ではニコルさんが出会った人々との思い出が書かれている。人は出会いによって影響を受けて自分を形作り生きているんだぁとつくづく思う。