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花蝕の淫: 狂おしく夜は満ちて (Rose Key NOVELS 40) 新書 – 2011/9/1
- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社ブライト出版
- 発売日2011/9/1
- 寸法11.5 x 1.8 x 18.3 cm
- ISBN-104861231663
- ISBN-13978-4861231667
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登録情報
- 出版社 : ブライト出版 (2011/9/1)
- 発売日 : 2011/9/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 255ページ
- ISBN-10 : 4861231663
- ISBN-13 : 978-4861231667
- 寸法 : 11.5 x 1.8 x 18.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 784,051位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
ELENA KATOH
作家
1997年デビュー。
京都市出身・在住。
年に数週間海外を放浪。
代表作
BL
「絵画の王子と真夜中のメルヘン」「人魚姫の真珠」(キャラ文庫 徳間書店)
「皇子と仔猫の愛されっこ」「裸のマタドール」「愛のマタドール」(ディアプラス文庫 新書館)
「蒼の王と真珠姫」「余命半年の僕と千年の恋人」「あなたは僕を愛していない」「地下室のワルツ」「神に弄びれた恋」(クロスノベルス 笠倉出版社)
「シナプスの柩」「サウダージ」「アマンテ」「エルミタージュ」(リンクスロマンス 幻冬舎コミックス)
「白夜に青い花」「クリスマスワルツ」(WH文庫 講談社)
「禁じられたアルファの子」「身代わりアルファと奇跡の子」(シャレード文庫 二見書房)
一般
「寺嫁さんのおもてなし」シリーズ(富士見L文庫 KADOKAWA)
「京都はんなり、かりそめ婚」シリーズ(ポプラ文庫ピュアフル ポプラ社)
「京都祇園キモノ恋物語」(富士見L文庫 KADOKAWA)
コミカライズ及びコミック原作
「身代わりアルファと奇跡の子」(シャレードコミックス 二見書房)
「人魚姫の真珠」「密命」(キャラ文庫 徳間書店)
「ミッシングコード」(リンクスコミックス 幻冬舎コミックス)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
読後感想としては、人物の感情の変化があまり感じられない気がします。
清祥は育った家族にもどこか疎遠さを感じている青年。
自分は望まれて生まれてきたわけでも育てられてきたわけでもない。
養母に「両親の業をそそぐために仏門へ」と言われて僧侶目指してしまう主体性のなさです。
そんな清祥が、竜二郎にどうして心惹かれるのかという部分のエピソードが薄い気がします。
彼の言葉に惹かれただけでなく竜二郎自身の行動などから具体的な言動やエピソードが欲しかった。
竜二郎に愛着をあまり持てないまま終わっちゃって残念です。
そのせいか清祥が決断する場面でも読んでいて気持ちが響かない結果になりました。
従姉妹の渉がいいキャラなので、屈折した彼の話は読んでみたいなーと思ってます。
この不完全燃焼な読後感を解消していただくために続編かスピンオフを希望。
多少血生臭いですが、そんなキツくはないです。
後半から盛り上がり、肝の据わった主人公に萌えます。
背中にモンモンを背負った美貌のお坊さん・清・が主人公。
実は、昔気質の任侠道をいく大きな組の組長の私生児。
母親は、美貌の芸妓
清祥は、5歳まで祖母と母が居た置屋で育つ。
ある日、和歌山の養父母に引き取られる、
母がどんな人で、父は誰なのか、母がどのように亡くなったのか、誰も教えてくれない。腫物に触るような養父母の様子から、触れてはいけない事だと理解していた。
清祥が京都の大学に進学して、母が居た置屋を探そうとするがわからない。
やくざ風の美男子・竜二郎と出会い、「清姫の桜と鐘」を一緒に見に行くことになる。
・・という出だしで、実の父、母が亡くなった理由、常に自分の命は狙われている事、自分を愛して守るために手を汚す龍二郎の気持ち、などなど色々な事を知って、竜二郎の気持ちに応える道を選ぶ。
時分の出自を知り、襲名するまでの物語。
物語より、京都の名所案内の場面や、仏門知識入門編が楽しかった。
京都の春爛漫が描かれている作品でした。
こちらを読んで久々に「これぞえれな先生だ!!」と嬉しくなりました。
舞台は京都・・・
北嵯峨のある僧庵で再び竜二郎と再会し、凌辱を受ける場面から始まります。
いきなりの展開にドキドキしましたがそこから過去に繋がるストーリー展開はかなりぐっときました。
桜の舞う妙満寺で、彼から語られたことを胸に大学生活を送る清祥の前に突然現れたのは憧れさえ抱いていた彼・竜二郎。
祖母の死から知る自分の出生の秘密、本当の父親との出会い、6代目を継ぐという現実、そして竜二郎からの凌辱・・・
屈辱と恐怖を感じ、刺青を施されながらも運命を受け入れるしかない清祥の思いが痛々しく感じます。
それは支配を拒みつつも快楽を貪ってしまう矛盾した思いだったり、
自分が自分でなくなってしまうような恐怖だったり・・・
そんな日々の中、ふと感じるのは彼の気づかいとさりげない優しさ。
自分の人生を奪った憎き男なのに受け入れてしまう清祥の戸惑いに思わずキュン(笑)
その後の義理の兄弟からの襲撃によってはっきりと自身の想いの在り処を知る場面ではかなりぐっとくる思いです。
彼が清祥のために犯してきた数々の危険、
様々な角度から分かる竜二郎の想い、
謡曲「道成寺」の刺青を入れた二人の込められた想い、
竜二郎の蛇、清祥の清姫に白いままだった目をいれた時、永遠の伴侶になる・・・という下りもじーんときました。
後半まで焦れ焦れさせられましたがまたそれも魅力だと思います。
雅やかな京の言葉や情景の描写も、一層物語の世界に浸らせてくれるステキな一冊でした。。。
他の方のレビューにもありましたが、過去の話が大半だったので、現在の話がもっと知りたいです。坊主のままでヤクザになって、どうやって組を率いていくのか、渉との争いはどうなるのか…。ぜひ!ぜひ‼︎
ただ、朝南先生のイラストはもうありませんが……(T_T)
二人の出会いにターンバックした辺りから、やけに稚拙さが目立ちだし、回想シーンだけで、8割がたページ数が無くなってきて、あれっいいの?って思っていたのですが、案の定、現在に戻ってからの展開のいい加減な事…
超特急でつじつま合わせで、一気にジ・エンド…
挿絵がとても綺麗なだけに、内容の薄さがもったいないと思いました。
☆は挿絵の分です。