BL漫画・・・ということでしたが表紙に誘われて購入しました。
風変わりな独自な世界観を繊細な画面、ゆっくりと過ぎていく時間描写のなかで話が作られています。
はっきり言って素晴らしいの一言です。
BL作品が好きな方ではきっと物足りない程度の描写しかないと思いますが、これはその種類分けを抜きにして楽しんでも問題ないので読んでほしいと進めるほど良いお話ばかりです。
ぜひこの作者さんの一般誌の作品を読んでみたいと思いました。
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ロマンスの箱庭 (F-BOOK comics) コミック – 2012/1/17
伊東 七つ生
(著)
- 言語日本語
- 出版社ブライト出版
- 発売日2012/1/17
- 寸法12.8 x 1.6 x 18.2 cm
- ISBN-104861231906
- ISBN-13978-4861231902
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登録情報
- 出版社 : ブライト出版 (2012/1/17)
- 発売日 : 2012/1/17
- 言語 : 日本語
- ISBN-10 : 4861231906
- ISBN-13 : 978-4861231902
- 寸法 : 12.8 x 1.6 x 18.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 466,473位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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漫画家・イラストレーター
岡山県在住
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『ゼロ式』文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査員推薦作品選出
既刊(BL)『すずろ古書譚』『ロマンスの箱庭』『近距離恋愛』『花とスーツ』
2016~『少年陰陽師』シリーズ装画担当
-------------------------
Twitter:https://twitter.com/720110
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今回この作家さん初読。
どの作品も表紙が綺麗なので前からとても気になっていました。
初めて画面を見た時は、綺麗な絵本・ジブリみたいだなぁ。と思いました。
お話にとてもあっていると思います。
カラー、もしくは動画・アニメで見たいな~と思ってしまいました。
ストーリーはファンタジー、もしくはファンタジーっぽい要素を含んでいるものが中心。
世界観や空気感はとても綺麗なのですが、
正直BLとして読むには物足りないかな…と言う印象を受けました。
♂×♂じゃなくても成り立ちそう……。
なので世界観を理解しようとしなければならない所為もあってか
あまりキャラの心情に感情移入に集中出来ませんでした。
ストーリーにもそれほど起伏もありませんでした。
あとキャラデザがちょこっとだけ個性的…だったかな……?
ですがこのなんともいえない空気感が
読み終わった後気持ちよかったです。
他の単行本も是非購入してみたいと思います。
どの作品も表紙が綺麗なので前からとても気になっていました。
初めて画面を見た時は、綺麗な絵本・ジブリみたいだなぁ。と思いました。
お話にとてもあっていると思います。
カラー、もしくは動画・アニメで見たいな~と思ってしまいました。
ストーリーはファンタジー、もしくはファンタジーっぽい要素を含んでいるものが中心。
世界観や空気感はとても綺麗なのですが、
正直BLとして読むには物足りないかな…と言う印象を受けました。
♂×♂じゃなくても成り立ちそう……。
なので世界観を理解しようとしなければならない所為もあってか
あまりキャラの心情に感情移入に集中出来ませんでした。
ストーリーにもそれほど起伏もありませんでした。
あとキャラデザがちょこっとだけ個性的…だったかな……?
ですがこのなんともいえない空気感が
読み終わった後気持ちよかったです。
他の単行本も是非購入してみたいと思います。
2013年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
それぞれのお話が童話みたいで素敵です。
ただ、それぞれに続編ほしいかな。
余韻が残るとこが宮沢賢治やアタゴオルのよう。
一話目が好きです。
ただ、それぞれに続編ほしいかな。
余韻が残るとこが宮沢賢治やアタゴオルのよう。
一話目が好きです。
2019年12月31日に日本でレビュー済み
これはBLというより普通の少女漫画で発刊されても良かったのではないかと思います。ファンタジー的と評されている方が多いようですが、それも含めて一言で表すと、良い意味で“浮世離れした話”だと思いました。
私が最初に思ったのは、萩尾望都先生の雰囲気に少しだけ似ているかも? ということでした。
絵が非常に上手で線が柔らかく、基礎のしっかりした画力のある方ですので、まずは画面にうっとりします。話に関してはこの本は短編集なのですが、全ての話がそれぞれ独立した世界観を持っていて、短編小説を一つずつ読み終えたような気持ちになります。
この本がBLレーベルで出ていることで無理にそちらへ寄せている感は否めませんが(特に描き下ろしの辺りに)、ストーリーの構成力や画力や話の雰囲気や世界観を鑑みると、私は今後この著者の話をBLでなくても全く構わないので読みたいなと思うだけの魅力は十分に感じました。
雰囲気のある優しい話ばかりです。独特の世界観に癒やされる方も多いのではないでしょうか。
私が最初に思ったのは、萩尾望都先生の雰囲気に少しだけ似ているかも? ということでした。
絵が非常に上手で線が柔らかく、基礎のしっかりした画力のある方ですので、まずは画面にうっとりします。話に関してはこの本は短編集なのですが、全ての話がそれぞれ独立した世界観を持っていて、短編小説を一つずつ読み終えたような気持ちになります。
この本がBLレーベルで出ていることで無理にそちらへ寄せている感は否めませんが(特に描き下ろしの辺りに)、ストーリーの構成力や画力や話の雰囲気や世界観を鑑みると、私は今後この著者の話をBLでなくても全く構わないので読みたいなと思うだけの魅力は十分に感じました。
雰囲気のある優しい話ばかりです。独特の世界観に癒やされる方も多いのではないでしょうか。
2012年1月18日に日本でレビュー済み
久々にずっと持っていたいと思わせる本に出会えた。
発色もよく美しい淡色の色彩の表紙から受ける印象と中身に差はなく、
中身の漫画もたいへんに美しく繊細な画風でのびのびと描かれている。
BLというには、あってもキスどまりのはんなりとした関係性の作品だけだが、
相手に向ける憧れの美しさが、心を一足早く春にしてくれる微笑ましさ。
とかく過激な表現に流れがちな昨今のBLからは逆行しているがゆえの
暖かな空気感がある。
なにをせずともキャラクターから滲み出る色気があるので、
ことさら色に走らなくとも十分満たされるのかもしれない。
画面の美しさ、とくに植物やテキスタイルのセンスの良さにも刮目である。
溢れ出るほどにも関わらず、少しも邪魔に感じないバランスの良さ。
ファンタジックな世界を小難しい説明もなしに自然に表現している筆力など、
BLという枠に留まらず羽ばたいてゆける作家さんだと思う。
ぜひ現代劇や本格的なファンタジーものにも取り組んでいただきたい。
今後の作品がとても楽しみです。
発色もよく美しい淡色の色彩の表紙から受ける印象と中身に差はなく、
中身の漫画もたいへんに美しく繊細な画風でのびのびと描かれている。
BLというには、あってもキスどまりのはんなりとした関係性の作品だけだが、
相手に向ける憧れの美しさが、心を一足早く春にしてくれる微笑ましさ。
とかく過激な表現に流れがちな昨今のBLからは逆行しているがゆえの
暖かな空気感がある。
なにをせずともキャラクターから滲み出る色気があるので、
ことさら色に走らなくとも十分満たされるのかもしれない。
画面の美しさ、とくに植物やテキスタイルのセンスの良さにも刮目である。
溢れ出るほどにも関わらず、少しも邪魔に感じないバランスの良さ。
ファンタジックな世界を小難しい説明もなしに自然に表現している筆力など、
BLという枠に留まらず羽ばたいてゆける作家さんだと思う。
ぜひ現代劇や本格的なファンタジーものにも取り組んでいただきたい。
今後の作品がとても楽しみです。
2012年2月5日に日本でレビュー済み
ネットの海をさまよっていたら見つけた作品。
表紙もさることながら内容も表紙を裏切らない作品ばかりです。
表紙を飾っている『ロマンスの箱庭』はルームメイト同士のお話ですが、他の作品は先生と編集者(?)、レターフレンドとその相手の弟、など様々です(この書き方で間違っていそうなくらい登場人物の役柄が抽象的ではあるのですが…)。いろいろな登場人物が出てきて楽しめます。雰囲気はどこか民族的で、抽象的で、芸術的、ファンタジーといろいろなカラーがあるのでBLというジャンルでくくるのは難しい気がします。BLという雰囲気はあるものの、性的な描写はありませんので雰囲気が面白いBLを読みたいという方にはオススメしたい1冊です。
面白いですが、非常に癖がある作品でもあるので、はっきりとBLという作品が読みたい方には薦められません。
キスはありますが、あくまでそこ止まりです。雰囲気もファンタジーで掴みにくいので、そういうBLが嫌いな人は読まないほうがいいと思います。
それでも今年入ってすぐ出版作品ですが、今年1番だと言ってもいい作品だと思います。
これが作者の初めての単行本ですが、これからもいろいろな作品を生み出していって欲しいと思える1冊です。
表紙もさることながら内容も表紙を裏切らない作品ばかりです。
表紙を飾っている『ロマンスの箱庭』はルームメイト同士のお話ですが、他の作品は先生と編集者(?)、レターフレンドとその相手の弟、など様々です(この書き方で間違っていそうなくらい登場人物の役柄が抽象的ではあるのですが…)。いろいろな登場人物が出てきて楽しめます。雰囲気はどこか民族的で、抽象的で、芸術的、ファンタジーといろいろなカラーがあるのでBLというジャンルでくくるのは難しい気がします。BLという雰囲気はあるものの、性的な描写はありませんので雰囲気が面白いBLを読みたいという方にはオススメしたい1冊です。
面白いですが、非常に癖がある作品でもあるので、はっきりとBLという作品が読みたい方には薦められません。
キスはありますが、あくまでそこ止まりです。雰囲気もファンタジーで掴みにくいので、そういうBLが嫌いな人は読まないほうがいいと思います。
それでも今年入ってすぐ出版作品ですが、今年1番だと言ってもいい作品だと思います。
これが作者の初めての単行本ですが、これからもいろいろな作品を生み出していって欲しいと思える1冊です。