ミステリ小説などを読んだあとには
その映画作品をよく見るのですが
自分が脳内でイメージしたものが
鮮明に映像化されているだけで
十分楽しめます。
その意味で、原作小説を読んだ
この月光ゲームも漫画で読みたい、
と手にしました。
本書では、探偵役の江神さんも
主人公の有栖もイケメンに描かれているので
その点はとても良かったです。
特に本作ではクローズドサークルの
ミステリなのに登場人物が多すぎる。
原作では登場人物の多くが印象に残らなかったのですが
こちらは絵の力で、登場人物が
一度に観ることが出来るのが魅力です。
原作から割愛されたエピソードもあるので
そこに不満を感じる方もいるかとは思いますが
すくなくとも「登場人物全員をイメージしやすい」という
1点だけでも本書の価値は大きいです。
漫画版から原作、という流れも
登場人物をイメージしやすいし
より作品世界を知ることが出来るので
良いかもしれません。
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月光ゲーム (BLADEコミックス) コミック – 2006/4/10
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社マッグガーデン
- 発売日2006/4/10
- ISBN-104861272661
- ISBN-13978-4861272660
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登録情報
- 出版社 : マッグガーデン (2006/4/10)
- 発売日 : 2006/4/10
- 言語 : 日本語
- コミック : 205ページ
- ISBN-10 : 4861272661
- ISBN-13 : 978-4861272660
- Amazon 売れ筋ランキング: - 318,915位コミック
- カスタマーレビュー:
著者について
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1959年、大阪生まれ。1989年、『月光ゲーム』で鮮烈なデビューを飾る。以後、精力的に作品を発表し、2003年『マレー鉄道の謎』で第56回日本 推理作家協会賞を受賞。2008年には『女王国の城』で第8回本格ミステリ大賞を受賞した。精緻なロジックを積み重ね、構築した世界そのものをひっくり返 してみせる鮮やかな手腕と、物語性豊かなその作品は、世代を問わず常に読み手を魅了しつづけている(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 闇の喇叭 (ISBN-13: 978-4652086353 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2006年6月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作を読んだのはもの凄く昔なので、細かいところは忘れていたためかなり新鮮な気持ちで
読む事が出来ました。原作の持つミステリとしての側面と青春小説としての側面をうまく
表現されていたと思います。良くも悪くも原作通りだと思ったのは、犯人の動機の弱さと
人物が多すぎるため一人一人のキャラクターが弱いということです。いや、ルナは好きな
んですが、ルナは!(笑)アリスはともかく江神さん、若すぎで格好よすぎなのだけが、
個人的にイメージと違ったので星一つ減らしました、すみません。
理代みたいな思わせぶりな行動する女の子、現実に結構いるよなあ・・・(ぼそっ)
読む事が出来ました。原作の持つミステリとしての側面と青春小説としての側面をうまく
表現されていたと思います。良くも悪くも原作通りだと思ったのは、犯人の動機の弱さと
人物が多すぎるため一人一人のキャラクターが弱いということです。いや、ルナは好きな
んですが、ルナは!(笑)アリスはともかく江神さん、若すぎで格好よすぎなのだけが、
個人的にイメージと違ったので星一つ減らしました、すみません。
理代みたいな思わせぶりな行動する女の子、現実に結構いるよなあ・・・(ぼそっ)
2014年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鈴木有布子さんのマンガを読むのは初めてでした。
もちろん有栖川有栖の小説「月光ゲーム」から入ったクチですが…
たぶん、この作品を独立した物として楽しむのは難しいのかもしれませんが、
あくまで小説のコミカライズと考えると私は120%満足しました。
小説版の人物像をとても魅力的に描いていると思います。
もちろん有栖川有栖の小説「月光ゲーム」から入ったクチですが…
たぶん、この作品を独立した物として楽しむのは難しいのかもしれませんが、
あくまで小説のコミカライズと考えると私は120%満足しました。
小説版の人物像をとても魅力的に描いていると思います。
2013年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
孤島パズルにも言えた事ですが鈴木氏のこれまでの作風を考慮すると若干の違和感が拭えなかったが正直な感想です。ただ、これを読んで有栖川氏の最新作が読みたくなったのも事実。
2006年12月11日に日本でレビュー済み
本格ミステリ小説のコミック化です
有栖と江神先輩が表紙に登場、怪しい月の光が印象的なかんじで
原作を読んだのがかなり前なので、大まかなところしか覚えていなくて
「そうだったそうだった!」といちいち相槌をうってしまいました。
私は絵がこの方でよかったと思います
とにかく読みやすかったです!基本的に原作があるものはイメージが先行してしまうのですが、ほとんど違和感なく入っていけました。
登場人物がものすごく多かったので(17人!)、原作のときは戻って確認したり
そこんとこがすんなりいけて、二回目に読むのには最適でした。
活字苦手な方も、本格派を楽しめる一冊ではないでしょうか
個人的にはマーダーゲームのシーンが好きです(キャンプの楽しい雰囲気が★)
密かに続巻を希望してます(願)
カバーをめくってみてください、素敵なことがありますよ(笑)
有栖と江神先輩が表紙に登場、怪しい月の光が印象的なかんじで
原作を読んだのがかなり前なので、大まかなところしか覚えていなくて
「そうだったそうだった!」といちいち相槌をうってしまいました。
私は絵がこの方でよかったと思います
とにかく読みやすかったです!基本的に原作があるものはイメージが先行してしまうのですが、ほとんど違和感なく入っていけました。
登場人物がものすごく多かったので(17人!)、原作のときは戻って確認したり
そこんとこがすんなりいけて、二回目に読むのには最適でした。
活字苦手な方も、本格派を楽しめる一冊ではないでしょうか
個人的にはマーダーゲームのシーンが好きです(キャンプの楽しい雰囲気が★)
密かに続巻を希望してます(願)
カバーをめくってみてください、素敵なことがありますよ(笑)
2007年10月12日に日本でレビュー済み
有栖川氏の原作が好きで手に取りました。
途中端折られている箇所はありますが、
台詞などは割りと原作に忠実に出来上がっていると思います。
本格ミステリーが原作の場合、やたらと文字が多く、説明的になってしまうものが
多いと思っていたのですが、この作品はすっきりとまとまっていて大変読みやすいです。
原作のこのシリーズを読む限り、もう少しシリアスな印象が
あったのですが、むしろ安心した感じです。
年の割りに、やたらと達観してしまっているような江神さんが
結構楽しそうに普通の学生生活を送ってる感じに仕上がっていたので・・・。
巻末の短編も結構好きです。
他の学生編も書いて欲しいです。
途中端折られている箇所はありますが、
台詞などは割りと原作に忠実に出来上がっていると思います。
本格ミステリーが原作の場合、やたらと文字が多く、説明的になってしまうものが
多いと思っていたのですが、この作品はすっきりとまとまっていて大変読みやすいです。
原作のこのシリーズを読む限り、もう少しシリアスな印象が
あったのですが、むしろ安心した感じです。
年の割りに、やたらと達観してしまっているような江神さんが
結構楽しそうに普通の学生生活を送ってる感じに仕上がっていたので・・・。
巻末の短編も結構好きです。
他の学生編も書いて欲しいです。
2007年4月5日に日本でレビュー済み
原作の『月光ゲーム』は大変な佳作であり、それゆえに
漫画化作品である当書を買い求めたのですが
残念ながら期待に沿える出来ではありませんでした。
絵はスッキリして見易いのですが、肝心のシナリオや演出が駄目で
原作の面白い点を悉く逃してしまっており、単に皮相的な箇所を淡々となぞっただけの、
平仄の無い単調な作品に堕してしまっていると思います。
原作にあったフィルム盗難や冩眞のトリックに関する話、
細かな心理描写等も丸々省かれているのも物足りなく感じました。
おまけとして『月光ゲーム』本編の登場人物を出演者とする劇中劇
『殺刃の家』も収録されています。
こちらは短く纏められた快作ではありますが、ところどころ
現実世界からの茶々が入り、テンポの悪い作品と映りました。
ちなみに作者の分身とも言える主人公・有栖川有栖は、作者の有栖川有栖氏と
似ても似つかぬ顔に描かれています。
漫画化作品である当書を買い求めたのですが
残念ながら期待に沿える出来ではありませんでした。
絵はスッキリして見易いのですが、肝心のシナリオや演出が駄目で
原作の面白い点を悉く逃してしまっており、単に皮相的な箇所を淡々となぞっただけの、
平仄の無い単調な作品に堕してしまっていると思います。
原作にあったフィルム盗難や冩眞のトリックに関する話、
細かな心理描写等も丸々省かれているのも物足りなく感じました。
おまけとして『月光ゲーム』本編の登場人物を出演者とする劇中劇
『殺刃の家』も収録されています。
こちらは短く纏められた快作ではありますが、ところどころ
現実世界からの茶々が入り、テンポの悪い作品と映りました。
ちなみに作者の分身とも言える主人公・有栖川有栖は、作者の有栖川有栖氏と
似ても似つかぬ顔に描かれています。
2007年6月5日に日本でレビュー済み
月光ゲームのコミカライズと聞いて、一番気になっていたのは絵柄でした。特に江神さん。イメージと違っていたら読む気にならないので。
でも、この江神さんなら○
すっきりと見やすい絵で、アリスも可愛く描かれていました。
物語は1冊で終わっているので、原作の素晴らしさがいまいち伝わっていないのが残念。
ストーリーが整理できてわかり易いのは良かったけれども、推理か青春ものかどっちつかずな気がしました。もう少し長い話にして、推理も青春も、2本柱としてしっかり立ったものになれば良かったと思うのですが。
でも、この江神さんなら○
すっきりと見やすい絵で、アリスも可愛く描かれていました。
物語は1冊で終わっているので、原作の素晴らしさがいまいち伝わっていないのが残念。
ストーリーが整理できてわかり易いのは良かったけれども、推理か青春ものかどっちつかずな気がしました。もう少し長い話にして、推理も青春も、2本柱としてしっかり立ったものになれば良かったと思うのですが。