「ショコラ」や「ココノカの魔女」など、この作者はなぜか装丁デザインに
恵まれないようです。本作の表紙イラストには、変なデザインにされないための
涙ぐましいほどの工夫のあとが見えますが、結局はイマイチ感覚ただよう
デザインにされてしまっているのが気の毒です。前2作よりはマシですが。
版面のいちばん上に作者名が、でんと鎮座しているなんてのはデザイン性云々
以前に社会常識の問題ですし、せっかくの金も、全く映えていません。
見ている方が悲しくなります。
表紙は作品の顔です。ゆきずりの読者を獲得するための重要な手段でもあります。
もう少し神経を使ってほしいです。
BLADE COMICS自体が表紙デザインに無頓着なのか、出来不出来の差が非常に
激しいので、そのあたりが改善されれば書店での印象はもっと強くなるのでは
ないでしょうか。
「ひとひら」のカバーデザインは、シンプルな中にもみずみずしい爽やかさが
感じられてなかなか良いと思うのですが。
表紙はともかく、肝心の中身の方は、勢いとノリの良さがうまく噛み合っていて、
今までとは違った作風のとても面白い話になっています。
じゃじゃ馬ぶりが災いして異世界から放り出されたヒロインの白雪が、恋人役に
抜擢された少年の家に居候することになり、更には学校にまで通うことに。
彼女にはこの世界の常識がなく、しかも短気で攻撃的な性格の上に強力な魔法使い
でもあるため、主人公の少年は相当に振り回されることになります。もっとも、
彼以外の人物はわりとあっさり順応しているのですが。
主人公の名前が男の子には珍しい“緑”なのは、“白雪”との対比なのだろうか?
とか、彼の妹の真子は、本当は魔子にしたかったんじゃないか? とか、
3人目の仲間の名前は秋の花なのか? とか、名前ひとつとってもいろいろと
想像できるのが楽しいです。
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白雪ぱにみくす! 1 (BLADEコミックス) コミック – 2007/7/10
桐原 いづみ
(著)
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購入オプションとあわせ買い
足蹴にするぞ下僕ども! ながーい眠りから覚めて現代に蘇ったのは、かなり凶暴なツンデレプリンセス、白雪! 彼女を目覚めさせてしまったばっかりに、振り回される主人公ミドリに、その妹の不思議霊感少女シンコたちとの、波乱な日々が始まります!
- 本の長さ176ページ
- 言語日本語
- 出版社マッグガーデン
- 発売日2007/7/10
- ISBN-10486127396X
- ISBN-13978-4861273964
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登録情報
- 出版社 : マッグガーデン (2007/7/10)
- 発売日 : 2007/7/10
- 言語 : 日本語
- コミック : 176ページ
- ISBN-10 : 486127396X
- ISBN-13 : 978-4861273964
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上位レビュー、対象国: 日本
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2010年2月21日に日本でレビュー済み
『ひとひら』が非常に良かったので、読んでみたが・・・
今回は学園+異世界ファンタジーか。
本作を手にとり、表紙を見て、「うーん・・・?」と思った。
というのは、私の本の選び方に関係している。
本を買うとき、あらかじめ買うと決めている本以外、例えば新規開拓するときは書店に入る前に精神を集中してから本棚と対峙する。端から見ていって、存在感のある(オーラが感じられる)もの(このへんは直感重視)を手にとる。表紙や(あれば)紹介文に目を通す。注意することとして、「第○位」とか「大好評発売(連載)中」とかいった文句はスルー(無視)。
で、「うーん・・・?」だったことで、合わないか?とも思ったが、勝負。
まあ、たまにはこんなのもいいかな、と思った。
個人的には、(黒髪ではないが)サバゲー?の人が気に入った。勿論(黒髪の)白雪さんはそれ以上に。ゲーム的な要素もあり、個性的なキャラクターたち(属性もいろいろ)だが、好き嫌いがはっきりしそうな作品である。
今回は学園+異世界ファンタジーか。
本作を手にとり、表紙を見て、「うーん・・・?」と思った。
というのは、私の本の選び方に関係している。
本を買うとき、あらかじめ買うと決めている本以外、例えば新規開拓するときは書店に入る前に精神を集中してから本棚と対峙する。端から見ていって、存在感のある(オーラが感じられる)もの(このへんは直感重視)を手にとる。表紙や(あれば)紹介文に目を通す。注意することとして、「第○位」とか「大好評発売(連載)中」とかいった文句はスルー(無視)。
で、「うーん・・・?」だったことで、合わないか?とも思ったが、勝負。
まあ、たまにはこんなのもいいかな、と思った。
個人的には、(黒髪ではないが)サバゲー?の人が気に入った。勿論(黒髪の)白雪さんはそれ以上に。ゲーム的な要素もあり、個性的なキャラクターたち(属性もいろいろ)だが、好き嫌いがはっきりしそうな作品である。
2008年1月26日に日本でレビュー済み
ひとひらで桐原さんの漫画を知り、絵が好きだったので他の作品も買おうとこの漫画を購入しました
この作品ですが、表情が上手く描かれていて絵は悪くない
登場人物も個性豊かで内容も面白くニヤッと出来るような会話も多々ある
文句なしの星5です
この作品ですが、表情が上手く描かれていて絵は悪くない
登場人物も個性豊かで内容も面白くニヤッと出来るような会話も多々ある
文句なしの星5です
2015年8月12日に日本でレビュー済み
2巻まで読んだけどそれで限界でした。
話がよくあるパターンのものなのに差別化、目新しさに欠けていること、
キャラの性格の詰めが甘いので、特に主人公ですが
言動が話の前後でチグハグとなることが多く
読んでて違和感を感じることが多いことなどから、
読み続ける気力を奪われました。
話の展開に魅力があればまだよかったんだけど
それすらないと続刊を購入する気にはなれません。
わざわざ金払って読むほどのものではありませんので
絵が好きな人にしか勧められませんね。
話がよくあるパターンのものなのに差別化、目新しさに欠けていること、
キャラの性格の詰めが甘いので、特に主人公ですが
言動が話の前後でチグハグとなることが多く
読んでて違和感を感じることが多いことなどから、
読み続ける気力を奪われました。
話の展開に魅力があればまだよかったんだけど
それすらないと続刊を購入する気にはなれません。
わざわざ金払って読むほどのものではありませんので
絵が好きな人にしか勧められませんね。