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別にいやらしい意味じゃなくて一緒に住んでも構わないよマー 1 (BLADEコミックス) コミック – 2012/5/10

4.7 5つ星のうち4.7 2個の評価

青い霧に閉ざされた世界で「しあわせ」を巡り、展開される様々な人間模様!
そして、真実が映すものは…。「しあわせ」を知るファンタジー、開幕!!!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ マッグガーデン (2012/5/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/5/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • コミック ‏ : ‎ 176ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 486127995X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4861279959
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 2個の評価

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二階堂 ヒカル
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上位レビュー、対象国: 日本

2012年5月13日に日本でレビュー済み
突如全世界の大地から溢れ出た謎の青い霧。
その青い霧を浴びた生き物はなぜか不老不死になるという。
そして、物語の舞台は生きとし生ける全てのものが不老不死になってしまった世界。

ある老婆は老婆のまま、ある少年も少年のまま。
妊娠した女性は妊娠したまま。
病気の者は病気のまま。

必要な生産もない。必要な消費もない。

それはある意味、時が止まった世界。

主人公・パゼはそんな世界にあるブリュッセルアクロポリスと呼ばれる街で、
青い煙を巡らせるダクトや煙突などといった青い煙に関わるインフラを管理する"煙突公務員"を、
青い霧を浴びてから300年ほど続けていた。
死なないことは幸せなのかもしれない。
しかし、パゼはいつしかこの不死によって繰り返される日々が同じもののように感じ始め、
本当の幸せとは何かを考え、そんな答えのないものを求めるようになった。

そんな中、ある日パゼは"しあわせの青い鳥"を探している少女・マーガレットに出会う。
それが、パゼがこの青い霧が蔓延した世界の謎に迫る最初の一歩であった。

いやぁ、タイトルがこれほど本筋においてそれほど重要ではない、
及びこれから絡んでくる可能性も感じられない作品も正直あまりないかもしれません。
しかし、実はこのタイトルがパゼ自身が求めていた幸せだということも考えれらえますし、
実はかなり意図があってのタイトル?とかつい勘ぐってしまったり・・・・・・。

それにしても、作者自身も巻末ページで述べられているのですが、
『別に いやらしい意味じゃなくて 一緒に住んでも 構わないよ マーガレット』
って確かに今の流行りのライトノベルっぽい感じがしますね(笑)

ただ、中身は"青い霧による不死者の手で廻る世界"という特殊な世界の細かい設定にはご都合主義的なところはあまり感じられず、
なるほどライトな絵柄とは反して骨太なファンタジーに個人的には感じました。

1巻では世界観の説明がメインといった感じで、
作者である二階堂先生なりの幸せに対する哲学などがまだ見られない段階ですので、
2巻からはどんな物語になっていくのかだけでなく、
物語を通してそれを登場人物達がどのように読者に訴えかけてきてくれるのかも非常に楽しみです。

ただし、今巻で唯一疑問として残ったのが、
豚や牛、鶏などの家畜も不老不死となったために肉や卵が生産されなくなったというのには非常に納得できたのですが、
その代わりに生まれた"植物や海藻を加工して肉や卵を生産する技術"に私は違和感を感じました。
というのも、私の中では植物や海藻も生き物だと思っているからなのです。
なので、どうしても「植物や海藻も死ぬことはできないのだから加工は無理じゃないのか?」と思わざるを得ないのです。
もちろん、私と二階堂先生の「何が生き物なのか?」ということに対する見識の相違で片づけることもできますが、
折角ここまで練られた世界観ですので、
やはり「人それぞれ」で片づけて欲しくないなという個人的な思いはあったりします。

なので、本筋とはあまり関係はないのかもしれませんが、
今後どこかでこの技術についても深く掘り下げてくれることも、
2巻以降の楽しみの一つにしようと思います。
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