樹生かなめ先生、と言えば、フツーじゃないBL小説を書かれることで有名だと思うのですが、
このお話もフツーじゃない!
これは「限りなく~」というシリーズ(全3冊)の番外編にあたり、
本編の方に脇役で出ていた二人のお話です。
本編から入らないと、突然ものすごいシーンから始まって、
人物像や人間関係の把握に苦しむかもです。
が、そうやって読み解いていくのもアリかもしれません。
いつも押せ押せなのに今回に限ってはたじたじになるのは、
目つきの悪い警察官・甲斐。
いつも飄々としているのに今回に限っては押せ押せになるのは、
優雅な貴公子・設楽。二人は高校時代からの悪友です。
どんな悪友というか、どんな悪いことをしてきたのかは、小説の中で確認してください。
とにかく、「甘い純愛ラブストーリーじゃ物足りないのよ、最近!」という貴女にオススメの一冊です!
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貴公子の理不尽な愛情 [新装版] (ダリア文庫) 文庫 – 2005/4/13
刃物を感じさせる警察キャリアの甲斐と貴公子然とした会社社長の設楽は中学時代からの悪友。 ゲイの甲斐は気に入った男を落とすのに手段を選ばず、結果いつも長続きしない。 だが、設楽が甲斐に抱かれたいと言い出してから状況が一変。 言い出したら聞かない設楽は押しの一手。 それでも設楽に落ちない甲斐にしまいには薬を盛って監禁という強硬手段に出て…! 『限りなく』シリーズ番外編登場!!
- 本の長さ244ページ
- 言語日本語
- 出版社フロンティアワークス
- 発売日2005/4/13
- ISBN-104861340713
- ISBN-13978-4861340710
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登録情報
- 出版社 : フロンティアワークス (2005/4/13)
- 発売日 : 2005/4/13
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 244ページ
- ISBN-10 : 4861340713
- ISBN-13 : 978-4861340710
- Amazon 売れ筋ランキング: - 917,820位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 8,747位ボーイズラブノベルス (本)
- - 20,910位日本文学
- - 187,440位文庫
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年7月20日に日本でレビュー済み
押して押して押しまくり、果ては拉致監禁の末に狙った相手を落とす金満家。れっきとした犯罪ですが、BL界ではよくある話。
さて、その王道ストーリーをクセ者作家樹生かなめが料理するとどうなるか。「お約束」に囚われない奔放な氏のこと、やはり王道からは激しく脱線、ちょっと類をみない話に仕上がっております。従来の攻受の位置を逆転、受けが攻めを追いかけまわしてます。お坊ちゃまの設楽(受)に「抱け」と迫られて逃げる甲斐(攻)の不幸には、同情しつつもそれ以上に感じるのは小気味よさ。因果応報、自業自得。
気になるのは、甲斐の過去のヒドイ所業。思い出の人、との話は珍しくもドシリアスになりそう。読んでみたいものです。
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気になるのは、甲斐の過去のヒドイ所業。思い出の人、との話は珍しくもドシリアスになりそう。読んでみたいものです。