ヤマシタさんも冊数を重ねてこられ、安定感を感じられるようです。これに関しては良くも悪くも思う方が多くいらっしゃることでしょう。
ただ、素直に★5をつけさせて頂きました。加保さんがどんな気持ちでカレーだけは頑なに作らなかったのか、胸が潰れるような思いが巡ります。
特別奇抜な展開があるわけでもエロに偏るわけでもキラキラ華々しい訳でもありません。そんな飄々とした作風を相容れない方もいらっしゃるでしょう。しかし少ない台詞やシンプルな画面から伝わる人間くさい感情の波を、一人噛み締めながら読み味わうには最高な作品だと思います。
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ジュテーム、カフェ・ノワール (Dariaコミックス) コミック – 2009/7/22
ヤマシタトモコ
(著)
- 本の長さ195ページ
- 言語日本語
- 出版社フロンティアワークス
- 発売日2009/7/22
- ISBN-104861343496
- ISBN-13978-4861343490
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登録情報
- 出版社 : フロンティアワークス (2009/7/22)
- 発売日 : 2009/7/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 195ページ
- ISBN-10 : 4861343496
- ISBN-13 : 978-4861343490
- Amazon 売れ筋ランキング: - 25,568位ボーイズラブコミックス
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2009年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この作家さんはどのお話も凄く評価が良いので、こちらの本を含めまとめて三冊購入しました。
しかし非常に残念、私には胸がキュンキュンする場面が一つもありませんでした。
短編が数話入っていて、どのお話もスローテンポの上、微妙な終わり方をしています。
それを余韻を残した美しい終わり方だと思う人は、きっとこの作品の評価も高いんじゃないでしょうか。
表情の一つ一つや言葉の運び方は上手いのに、短編ではそこに感情移入する前に終わってしまっているので、どちらかというとこの作家さんは長編向きのような気がします。
BLでしか味わえない”胸キュン”や”萌え”を楽しみたい方には正直、お勧めできません。
心情は丁寧に書かれているのに、BLという要素で見た場合、足りないものが多過ぎます。
私のように他の人の評価を読んで突っ走る前に、まずは一冊、手に取って見て下さい。
この作家さんが万人受けしないという事は、自分の目でしか確かめてみる事はできませんからね。
でも、この作家さんの長編が出たら、私は購入しちゃうんだろうなぁ(笑)
しかし非常に残念、私には胸がキュンキュンする場面が一つもありませんでした。
短編が数話入っていて、どのお話もスローテンポの上、微妙な終わり方をしています。
それを余韻を残した美しい終わり方だと思う人は、きっとこの作品の評価も高いんじゃないでしょうか。
表情の一つ一つや言葉の運び方は上手いのに、短編ではそこに感情移入する前に終わってしまっているので、どちらかというとこの作家さんは長編向きのような気がします。
BLでしか味わえない”胸キュン”や”萌え”を楽しみたい方には正直、お勧めできません。
心情は丁寧に書かれているのに、BLという要素で見た場合、足りないものが多過ぎます。
私のように他の人の評価を読んで突っ走る前に、まずは一冊、手に取って見て下さい。
この作家さんが万人受けしないという事は、自分の目でしか確かめてみる事はできませんからね。
でも、この作家さんの長編が出たら、私は購入しちゃうんだろうなぁ(笑)
2010年11月9日に日本でレビュー済み
BL愛好家の方々、申し訳ございません。
これ、BLじゃなくて普通の少女マンガとして面白いと思います!(笑)
カフェでの人物描写は特に笑えます。
1年経った今、うっかり読み返し、こんなに評価が低いのに驚いて、ついついレビューを書いてしまいました。
人物が薄いとの評ですが、女キャラと、草食系男子に関しての的確な描写は的確!(と思う)
でもまあ、カテゴリーはBLですものねえ……。むむー。
いい短編集なのにな〜。そっち系のトキメキは薄いのですね。
世の中って難しいですねえ。
これ、BLじゃなくて普通の少女マンガとして面白いと思います!(笑)
カフェでの人物描写は特に笑えます。
1年経った今、うっかり読み返し、こんなに評価が低いのに驚いて、ついついレビューを書いてしまいました。
人物が薄いとの評ですが、女キャラと、草食系男子に関しての的確な描写は的確!(と思う)
でもまあ、カテゴリーはBLですものねえ……。むむー。
いい短編集なのにな〜。そっち系のトキメキは薄いのですね。
世の中って難しいですねえ。
2009年7月25日に日本でレビュー済み
やはりヤマシタ先生の作品はいいですね。
毎回作家買いをさせてくれます。
特別ロマンチックな話だとか、超美形の登場人物がいるとかそういう事はないのだけれども、ありきたりの日常の中にあるドラマチックな部分とか小さな出来事がスパイスになってたりとか、書き出すのが凄くうまいんですよね。
私はどちらかというとヤマシタ先生の切ない余韻のある話が好きなので、今巻の表紙を見て“どうかな?”と少し躊躇っていたのですがやはりアタリでした。
切ない話もあり、悲恋もあり、コメディチックなのもあり。特に女の子が出る話もあり、好きです。決してストーリー上無意味でなく女の子がいい感じにスパイスになってくれる。
最近はBL以外の作品も書いているそうなので、更に楽しみです!
全ての話が素晴らしかったんですが、何かもう一息欲しい感じがして★4にしようかと思ったんですが、表題作にやられ★5にしました。新喜劇のようで思わず笑ってしまいました。最高です
これからもヤマシタ先生の作品を期待せずにはいかない、様々な色を持った短編集でした!
毎回作家買いをさせてくれます。
特別ロマンチックな話だとか、超美形の登場人物がいるとかそういう事はないのだけれども、ありきたりの日常の中にあるドラマチックな部分とか小さな出来事がスパイスになってたりとか、書き出すのが凄くうまいんですよね。
私はどちらかというとヤマシタ先生の切ない余韻のある話が好きなので、今巻の表紙を見て“どうかな?”と少し躊躇っていたのですがやはりアタリでした。
切ない話もあり、悲恋もあり、コメディチックなのもあり。特に女の子が出る話もあり、好きです。決してストーリー上無意味でなく女の子がいい感じにスパイスになってくれる。
最近はBL以外の作品も書いているそうなので、更に楽しみです!
全ての話が素晴らしかったんですが、何かもう一息欲しい感じがして★4にしようかと思ったんですが、表題作にやられ★5にしました。新喜劇のようで思わず笑ってしまいました。最高です
これからもヤマシタ先生の作品を期待せずにはいかない、様々な色を持った短編集でした!
2009年7月30日に日本でレビュー済み
BLの、可愛い男の子と格好いい男の子がイチャイチャする話が嫌いです。
画もなんでこんな不必要に目が大きい、身体細過ぎ、ガタイ良すぎ、なのも嫌い。
なので、ヤマシタトモコ作品は、画も作風もバランス良くて安心です。
タイトル作品は、あっさり塩味的に読めるでしょうが、これは私、似た経験をしたことがあったので(ここまであれこれタイミング良くはなかったけど)ツボでした。
日常の一部分であるはずの恋愛、特別じゃない今日、を描けば最高に巧い漫画家だと思います。
画もなんでこんな不必要に目が大きい、身体細過ぎ、ガタイ良すぎ、なのも嫌い。
なので、ヤマシタトモコ作品は、画も作風もバランス良くて安心です。
タイトル作品は、あっさり塩味的に読めるでしょうが、これは私、似た経験をしたことがあったので(ここまであれこれタイミング良くはなかったけど)ツボでした。
日常の一部分であるはずの恋愛、特別じゃない今日、を描けば最高に巧い漫画家だと思います。
2009年7月24日に日本でレビュー済み
ヤマシタトモコの漫画を毎回楽しみにしてます。BL系から、最近ではレディース系の雑誌にもお顔を出している様子。好きなテイストの絵柄なのでいろんなところで見たい人です。
ほぼ当事者のみのキャラが広げる短編の、一冊でした。
キャラが彼らのみなので心情がぎゅっ、と凝縮された話になってます。なので一読して流されるかも、というようなあっさり感はありますね。ああそう?的な。
ヤマシタトモコのBLストーリーはそれにくくるより俺はあんたが好きなんだよ、っと言いたいだけの味なお話だと思ってます。がっつり男オトコしてるわけじゃないので、薄味なんでしょうねー。最初は薄すぎない?と思っていたけれども、この髪の毛の長い三白眼の絵柄が好きなので、いつの間にやら全作品そろってます。
本タイトルにある「ジュテーム、カフェ・ノワール」はみっつ横に並んで卓上での会話を、それぞれちっさなドラマ扱いしているお話。給仕係がすべてを把握して妄想、もとい彼らの気持ちをなぞっていくような。なおかつ自分達の関係にも変化あり、といったところ。
みんな、好きなのかそうじゃないのかはっきりさせたいらしいですよ。知ってて欲しいだけなのか。応えてもらいたいのか。
辛口を言うならば。
小説=活字にしたら買ってまで読もうとは思わないな、というほどの薄味。
なので、漫画だからこそ読めるレンアイものだということで。
ほぼ当事者のみのキャラが広げる短編の、一冊でした。
キャラが彼らのみなので心情がぎゅっ、と凝縮された話になってます。なので一読して流されるかも、というようなあっさり感はありますね。ああそう?的な。
ヤマシタトモコのBLストーリーはそれにくくるより俺はあんたが好きなんだよ、っと言いたいだけの味なお話だと思ってます。がっつり男オトコしてるわけじゃないので、薄味なんでしょうねー。最初は薄すぎない?と思っていたけれども、この髪の毛の長い三白眼の絵柄が好きなので、いつの間にやら全作品そろってます。
本タイトルにある「ジュテーム、カフェ・ノワール」はみっつ横に並んで卓上での会話を、それぞれちっさなドラマ扱いしているお話。給仕係がすべてを把握して妄想、もとい彼らの気持ちをなぞっていくような。なおかつ自分達の関係にも変化あり、といったところ。
みんな、好きなのかそうじゃないのかはっきりさせたいらしいですよ。知ってて欲しいだけなのか。応えてもらいたいのか。
辛口を言うならば。
小説=活字にしたら買ってまで読もうとは思わないな、というほどの薄味。
なので、漫画だからこそ読めるレンアイものだということで。
2009年11月3日に日本でレビュー済み
わたしにとってはこの本が初めてのヤマシタ作品ですが、予想以上によかった。何度も読み返しては悶えております。
だけれども、この作品に限らず、やはりBLらしいBLをお求めの方には、ヤマシタさんの本はなかなかオススメできません。
わたしは、BLは一種のファンタジーと思ってる奴です。いやだって世界中にそんなにホモがいるわけないでしょう?もちろん同姓愛者の方々を否定するつもりなど全くございませんが(不快に思われた方がいらっしゃいましたら心からお詫び申し上げます)、やはり少数なのかなと思います。異性愛でも実らない恋があるのですから、同姓愛は更に実りにくいはずです。告白するのにもとても勇気がいるだろうし、むしろ告白すら出来ない方もいらっしゃるでしょう。
ヤマシタさんは、何と言いますか、そういった恋愛に対する葛藤やら切なさやらを信じられないほど上手に描かれているように思うのです。登場人物の仕草でしたり、表情でしたり、そういったものから様々な複雑な心情が伝わってくるように思えます。
特にこの本からは、「お前のことが好きなんだ」という心の叫びが、ひしと伝わってまいりました。どストライクです。メロメロでございます。
こう言うのも何だか複雑なのですが、BLらしからぬBLをお求めの方、ぜひ読んでみてほしいです。ヤマシタさん独特のポエムに、どうか悶えて下さい。
だけれども、この作品に限らず、やはりBLらしいBLをお求めの方には、ヤマシタさんの本はなかなかオススメできません。
わたしは、BLは一種のファンタジーと思ってる奴です。いやだって世界中にそんなにホモがいるわけないでしょう?もちろん同姓愛者の方々を否定するつもりなど全くございませんが(不快に思われた方がいらっしゃいましたら心からお詫び申し上げます)、やはり少数なのかなと思います。異性愛でも実らない恋があるのですから、同姓愛は更に実りにくいはずです。告白するのにもとても勇気がいるだろうし、むしろ告白すら出来ない方もいらっしゃるでしょう。
ヤマシタさんは、何と言いますか、そういった恋愛に対する葛藤やら切なさやらを信じられないほど上手に描かれているように思うのです。登場人物の仕草でしたり、表情でしたり、そういったものから様々な複雑な心情が伝わってくるように思えます。
特にこの本からは、「お前のことが好きなんだ」という心の叫びが、ひしと伝わってまいりました。どストライクです。メロメロでございます。
こう言うのも何だか複雑なのですが、BLらしからぬBLをお求めの方、ぜひ読んでみてほしいです。ヤマシタさん独特のポエムに、どうか悶えて下さい。
2011年7月7日に日本でレビュー済み
深みとかは全くないけれど、
機知に富んでて会話が小気味良くて展開が錯綜して面白い。
表題作なんかは、規模の小さな「ドミノ」(恩田陸)ぽかったです。
機知に富んでて会話が小気味良くて展開が錯綜して面白い。
表題作なんかは、規模の小さな「ドミノ」(恩田陸)ぽかったです。