振り飛車しかできない、しかも角道を閉ざしたい私が行き着いたのは、相手より固く囲う振り飛車穴熊
色々戦術を覚えることは大事ですが、強くなるならまず一つ、得意戦術を作ることで強い人と対戦回数が増え良いかと
ただそれが振り飛車穴熊だとネットなら良いですがリアルだと友人に嫌われそうですねw
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四間飛車穴熊の急所 (最強将棋21 #) 単行本 – 2011/4/1
広瀬 章人
(著)
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- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社浅川書房
- 発売日2011/4/1
- ISBN-104861370302
- ISBN-13978-4861370304
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登録情報
- 出版社 : 浅川書房 (2011/4/1)
- 発売日 : 2011/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 222ページ
- ISBN-10 : 4861370302
- ISBN-13 : 978-4861370304
- Amazon 売れ筋ランキング: - 454,713位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,320位将棋 (本)
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2016年9月18日に日本でレビュー済み
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息子にプレゼントに買いました。大会前によく読んでます。参考になっているようです。
2017年11月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
対急戦がほぼ半部、残りが左美濃です。
対居飛穴は、一切ありません。(続編で紹介)
対急戦は、後手目線、対左美濃は先手目線です。
お勧めの読者レベルは、初段以上となります。
前半の急戦は、必携。斜め棒銀、山田流、鷺宮、棒銀と全て撃破できます。
後半の左美濃は、大苦戦。互角がやっとです。対左美濃は、研究か他書で補完する必要があるでしょう。
大事なの穴熊特有の考え方で、急戦なら4六歩と突いて飛車のさばきを優先。
左美濃に玉頭戦は苦戦。単純飛車交換は不利などです。
これが本書では、語られます。
満点でないのは、左美濃に勝てないこともありますが、
文字が多くて読み憎いのと。構成です。
アマ向けの本で良いのは、
相手がこんな手ならコレで撃破、こんな手ならこれで撃破。
となっている本です。最後は互角でも構いません。
そのようなベストの構成が多いのが戸辺さんの本です。
この本は特に左美濃が逆に、自分がこんな手を指すと、居飛車優勢、
こんな手を指すと居飛車優勢、振り飛車が正しく指すと互角。という作りになってます。
これは逆なんです。
相手がミスした時に、こうすれば良くなると書いてある本を読むほうが勝てるんです。
正確に言うと、アマは相手のミスが分かりません。それが分かる本が名著です。
よって良い本ですが、満点ではありません。
対居飛穴は、一切ありません。(続編で紹介)
対急戦は、後手目線、対左美濃は先手目線です。
お勧めの読者レベルは、初段以上となります。
前半の急戦は、必携。斜め棒銀、山田流、鷺宮、棒銀と全て撃破できます。
後半の左美濃は、大苦戦。互角がやっとです。対左美濃は、研究か他書で補完する必要があるでしょう。
大事なの穴熊特有の考え方で、急戦なら4六歩と突いて飛車のさばきを優先。
左美濃に玉頭戦は苦戦。単純飛車交換は不利などです。
これが本書では、語られます。
満点でないのは、左美濃に勝てないこともありますが、
文字が多くて読み憎いのと。構成です。
アマ向けの本で良いのは、
相手がこんな手ならコレで撃破、こんな手ならこれで撃破。
となっている本です。最後は互角でも構いません。
そのようなベストの構成が多いのが戸辺さんの本です。
この本は特に左美濃が逆に、自分がこんな手を指すと、居飛車優勢、
こんな手を指すと居飛車優勢、振り飛車が正しく指すと互角。という作りになってます。
これは逆なんです。
相手がミスした時に、こうすれば良くなると書いてある本を読むほうが勝てるんです。
正確に言うと、アマは相手のミスが分かりません。それが分かる本が名著です。
よって良い本ですが、満点ではありません。
2011年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「四間飛車穴熊」の定跡書、「急戦編」と「銀冠編」の章に分けて書かれています。
手順を示すだけで無く、指し手の意味や考え方が解り易く言語化されていて高度な内容が理解し易い良書です!(^^)
【急戦編】
囲いに手数のかかる穴熊が未完成のうちに潰してしまおう!という思想で居飛車が先手で船囲いまで組み、後は端歩を突いたり等の手を省いて、最短手数で仕掛けた場合の攻防について書かれてます。
振り飛車側は四間飛車3二銀型に組んだ後は一直線に囲いを進めて行くだけのシンプルな駒組み、それに対して居飛車側の7通りの仕掛けについて解説されてます。
3二銀型は反発力も強く、居飛車側の型を見てから4三銀型を選択出来る柔軟性もあり、居飛車が色々と工夫を凝らして仕掛けて、一応・・・互角の結論で終わる変化も有るのですが、3ニ銀型に急戦を仕掛けるのは実戦的にも居飛車の苦労が多そう。
【銀冠編】
カテゴリでは持久戦に分類されるのでしょうが、駒がぶつかるのは意外に早く先後の差がシビアな戦型。
まず先手四間飛車に、後手居飛車が銀冠で対抗する定跡の解説をされた後、居飛車先手の場合は一手の差がどのように影響するのか?といふ順で書かれてます。
四間飛車側の理想型とその破壊力を示した上で理想型に組みに行った瞬間、それを阻止する為に強く反発する居飛車側との攻防がメインテーマ。
この定跡は数年前に別書にて調べた時は居飛車側が勝ちにくいイメージを持ち、あまりやる気がしませんでしたが、銀冠側の対応も進化していて研究してみる価値を感じました。
一応先手四間飛車は振り飛車有利の結論で書かれてますが、まだ対策の”いたちごっこ”の過程な印象を受けました。
手順を示すだけで無く、指し手の意味や考え方が解り易く言語化されていて高度な内容が理解し易い良書です!(^^)
【急戦編】
囲いに手数のかかる穴熊が未完成のうちに潰してしまおう!という思想で居飛車が先手で船囲いまで組み、後は端歩を突いたり等の手を省いて、最短手数で仕掛けた場合の攻防について書かれてます。
振り飛車側は四間飛車3二銀型に組んだ後は一直線に囲いを進めて行くだけのシンプルな駒組み、それに対して居飛車側の7通りの仕掛けについて解説されてます。
3二銀型は反発力も強く、居飛車側の型を見てから4三銀型を選択出来る柔軟性もあり、居飛車が色々と工夫を凝らして仕掛けて、一応・・・互角の結論で終わる変化も有るのですが、3ニ銀型に急戦を仕掛けるのは実戦的にも居飛車の苦労が多そう。
【銀冠編】
カテゴリでは持久戦に分類されるのでしょうが、駒がぶつかるのは意外に早く先後の差がシビアな戦型。
まず先手四間飛車に、後手居飛車が銀冠で対抗する定跡の解説をされた後、居飛車先手の場合は一手の差がどのように影響するのか?といふ順で書かれてます。
四間飛車側の理想型とその破壊力を示した上で理想型に組みに行った瞬間、それを阻止する為に強く反発する居飛車側との攻防がメインテーマ。
この定跡は数年前に別書にて調べた時は居飛車側が勝ちにくいイメージを持ち、あまりやる気がしませんでしたが、銀冠側の対応も進化していて研究してみる価値を感じました。
一応先手四間飛車は振り飛車有利の結論で書かれてますが、まだ対策の”いたちごっこ”の過程な印象を受けました。
2012年1月23日に日本でレビュー済み
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プロ棋戦ではほとんど出現しない為、アマチュアでも恐らくあまり機会がないであろう急戦も詳しく解説しています。
しかし実戦に現れないからと言っても急戦の対応は必須であり、また急戦がプロで現れないかも解る。
銀冠編では手順だけではなく、考え方をきちんと示しているので大変参考になります。
文章も読み易いですが内容はやや難しいので、上級者〜有段者が対象だと思います。
しかし実戦に現れないからと言っても急戦の対応は必須であり、また急戦がプロで現れないかも解る。
銀冠編では手順だけではなく、考え方をきちんと示しているので大変参考になります。
文章も読み易いですが内容はやや難しいので、上級者〜有段者が対象だと思います。
2011年4月24日に日本でレビュー済み
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浅川書房の著書には、○○を指してみる本という次の一手を解いて学んでいくシリーズと○○の急所という戦形を詳しく解説していくシリーズがあるが後者にあたる。
対急戦と対銀冠偏のこの本は、各戦形のポイント(急所)を非常にわかりやすく解説している。
他の穴熊の解説書によっては、穴熊側を先手に持って後手からの急戦を軽く解説という本が、ままあるが この本は、先手側が急戦を仕掛けそれも手順を尽くしての攻めに対して対処法を解説している点は、非常に参考になるところ。同じような形でも美濃囲い四間飛車と穴熊四間飛車では、応手が違うのは、見逃せないところ。
銀冠に関しては、穴熊が先手を持った場合と後手を持った場合と両方解説も良心的です。この戦形の急所は、穴熊側が▲6六銀形(後手番では、△4四銀)を理想とするのに対して居飛車側がそれをすんなり許さないようになかなか角道を止めないで駒組を進めて、角道を止めた瞬間に穴熊側としては、何をすべきかということといつまでも止めない場合は、何をすべきかという対処法も解説してくれている。
また単純穴熊(一目散に金銀3枚で穴熊に入る形)は、どうしてだめなのかという理論的な解説も見逃せない。
要するに長く使える理論的好著です。有段者向けとは思いますが、有段者を目指す級位者にも非常に参考になると思います。最近の本の中では、一番優れていると思いました。
対急戦と対銀冠偏のこの本は、各戦形のポイント(急所)を非常にわかりやすく解説している。
他の穴熊の解説書によっては、穴熊側を先手に持って後手からの急戦を軽く解説という本が、ままあるが この本は、先手側が急戦を仕掛けそれも手順を尽くしての攻めに対して対処法を解説している点は、非常に参考になるところ。同じような形でも美濃囲い四間飛車と穴熊四間飛車では、応手が違うのは、見逃せないところ。
銀冠に関しては、穴熊が先手を持った場合と後手を持った場合と両方解説も良心的です。この戦形の急所は、穴熊側が▲6六銀形(後手番では、△4四銀)を理想とするのに対して居飛車側がそれをすんなり許さないようになかなか角道を止めないで駒組を進めて、角道を止めた瞬間に穴熊側としては、何をすべきかということといつまでも止めない場合は、何をすべきかという対処法も解説してくれている。
また単純穴熊(一目散に金銀3枚で穴熊に入る形)は、どうしてだめなのかという理論的な解説も見逃せない。
要するに長く使える理論的好著です。有段者向けとは思いますが、有段者を目指す級位者にも非常に参考になると思います。最近の本の中では、一番優れていると思いました。
2012年3月15日に日本でレビュー済み
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この本では、「四間飛車穴熊対急戦」と「四間飛車穴熊対銀冠」がメインになっています。相穴熊を勉強したい人は、広瀬先生の実戦集がいいでしょう。
対四間飛車穴熊と、自分が四間飛車穴熊という両方を指す私にとっては、とても価値が高い本です。ただ、かなりレベルが高いので、アマでも最低三、四段の実力が必要かな、という感じがしています。ただ、分かりやすく書いてあるので、熱心に勉強すれば、上級者から初段クラスでも大丈夫だと思います。
先手急戦のところでは、58金右とあがらないで57銀左から35歩と仕掛ける変化が面白いです。私は、居飛車側と振り穴側の両方を持ったこともあります。ただ、居飛車側にあの急戦の構えをされたら、91玉とは入りづらいみたいで、私が居飛車を持ったときは72金と指されました。
実際のところ、四間飛車穴熊に急戦は難しく、銀冠か相穴熊が多いですね。振り穴に銀冠で対抗する人や、振り穴を持って、相手の銀冠と戦う場合、本書をきちんとマスターしておけば、有利なのは間違いありません(私はまだまだマスターしていないため、不利になることがありますが)。
ただ、かなり細かいところの変化まで立ち入って解説しているので、どこまで細かく変化を覚えるかは微妙なところです。実戦だと、途中まではこの本の通りにいっても、中盤あたりからは、自分の読みと大局観でたたかうことになると思います。穴熊VS銀冠の感覚を磨くうえで、いまはこの本が、定跡書としてはベストかな、と感じています。穴熊党や対穴熊銀冠党の人は、何度読んでも、損はない、非常にレベルの高い四間飛車穴熊の好著です。
対四間飛車穴熊と、自分が四間飛車穴熊という両方を指す私にとっては、とても価値が高い本です。ただ、かなりレベルが高いので、アマでも最低三、四段の実力が必要かな、という感じがしています。ただ、分かりやすく書いてあるので、熱心に勉強すれば、上級者から初段クラスでも大丈夫だと思います。
先手急戦のところでは、58金右とあがらないで57銀左から35歩と仕掛ける変化が面白いです。私は、居飛車側と振り穴側の両方を持ったこともあります。ただ、居飛車側にあの急戦の構えをされたら、91玉とは入りづらいみたいで、私が居飛車を持ったときは72金と指されました。
実際のところ、四間飛車穴熊に急戦は難しく、銀冠か相穴熊が多いですね。振り穴に銀冠で対抗する人や、振り穴を持って、相手の銀冠と戦う場合、本書をきちんとマスターしておけば、有利なのは間違いありません(私はまだまだマスターしていないため、不利になることがありますが)。
ただ、かなり細かいところの変化まで立ち入って解説しているので、どこまで細かく変化を覚えるかは微妙なところです。実戦だと、途中まではこの本の通りにいっても、中盤あたりからは、自分の読みと大局観でたたかうことになると思います。穴熊VS銀冠の感覚を磨くうえで、いまはこの本が、定跡書としてはベストかな、と感じています。穴熊党や対穴熊銀冠党の人は、何度読んでも、損はない、非常にレベルの高い四間飛車穴熊の好著です。
2014年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
振り飛車での囲いはほとんどの場合、美濃囲いから発展させるか穴熊しかありません。
アマチュア同士での短時間の将棋は堅さが最終的にモノを言うことが多いです。ですが居飛穴対策に見よう見まねで振り飛車穴熊を指そうと思っても最初はうまくいかないものです。
まずはこの本で対急戦を一通り学んでから、相穴熊編も読んでみることをお勧めします。
注意ですが、ほかの方のレビューでもありましたが、この本には相穴熊の内容は一切ありません。
相穴熊だけ知りたいんだよ!急戦は美濃で行くよ!というせっかちな方は二冊目の相穴熊編だけでも大丈夫かと思います。
アマチュア同士での短時間の将棋は堅さが最終的にモノを言うことが多いです。ですが居飛穴対策に見よう見まねで振り飛車穴熊を指そうと思っても最初はうまくいかないものです。
まずはこの本で対急戦を一通り学んでから、相穴熊編も読んでみることをお勧めします。
注意ですが、ほかの方のレビューでもありましたが、この本には相穴熊の内容は一切ありません。
相穴熊だけ知りたいんだよ!急戦は美濃で行くよ!というせっかちな方は二冊目の相穴熊編だけでも大丈夫かと思います。