高いなぁ〜、と購入をためらっている写真を愛するあなた。
発売時の何倍もの値段になることを考えると、これは買いだと思う。
さて、この本、寝る前の慰みになんぞハナっからならない。鑑賞するのであればそれなりに体調を整えてみることが必要だ。
まず、この本をエイ、ヤっ!っと持ち上げるだけでも一苦労。そしてページを繰ると、今度は心と脳みそをぐちゃぐちゃに刺激される。
しかし、フォトジャーナリズムの、現在の世界最高集団である彼らの写真をこれだけのサイズで見られるのは僥倖としか言いようがない。
この写真集を見ると「レンズの歪曲周差が」「デジタルかアナログか?」なんて議論が陳腐に思える。要は「どこか、事件のある場所に行ってシャッターを押すこと」それ以外、写真家に必要なことなんかない、と思えることが、一番のメリットかもしれない。
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MAGNUM MAGNUM マグナム・マグナム (日本語版) 大型本 – 2007/12/20
マグナム・フォト創設60周年記念出版。世界最高の写真家集団の全貌をあきらかにする究極の一冊、日本上陸!
1947年、ロバート・キャパなど7名の写真家の提唱により創設された世界最高峰の報道写真家集団、マグナムは、途方もなく創造的な集団として、世界の動向をあらゆる角度から活写し、歴史の変革、転換を露わにしてきました。
本書では、総勢69名、400点に及ぶ代表作品を、超大型図版で紹介する迫力に満ちた一冊です。また、会員同士が互いの写真をセレクトし、テキストを施すという興味溢れる内容となっています。フォト・ジャーナリズム史、写真史において究極の書を完全日本語版で刊行いたします。日・英・米・仏・ドイツ・イタリア・スペインなど世界同時発売
◎主な収録作家
ロバート・キャパ(アメリカ)/アンリ・カルティエ=ブレッソン(フランス) /ジョージ・ロジャー(イギリス)/デビッド・シーモア(アメリカ) /ワーナー・ビショフ(スイス) /イヴ・アーノルド(アメリカ)/エリオット・アーウィット(アメリカ)/ユージン・スミス/マーティン・パー(イギリス)/ジョナス・ベンディクセン(ロシア)など
1947年、ロバート・キャパなど7名の写真家の提唱により創設された世界最高峰の報道写真家集団、マグナムは、途方もなく創造的な集団として、世界の動向をあらゆる角度から活写し、歴史の変革、転換を露わにしてきました。
本書では、総勢69名、400点に及ぶ代表作品を、超大型図版で紹介する迫力に満ちた一冊です。また、会員同士が互いの写真をセレクトし、テキストを施すという興味溢れる内容となっています。フォト・ジャーナリズム史、写真史において究極の書を完全日本語版で刊行いたします。日・英・米・仏・ドイツ・イタリア・スペインなど世界同時発売
◎主な収録作家
ロバート・キャパ(アメリカ)/アンリ・カルティエ=ブレッソン(フランス) /ジョージ・ロジャー(イギリス)/デビッド・シーモア(アメリカ) /ワーナー・ビショフ(スイス) /イヴ・アーノルド(アメリカ)/エリオット・アーウィット(アメリカ)/ユージン・スミス/マーティン・パー(イギリス)/ジョナス・ベンディクセン(ロシア)など
- 本の長さ564ページ
- 言語日本語
- 出版社青幻舎
- 発売日2007/12/20
- ISBN-104861521130
- ISBN-13978-4861521133
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商品の説明
レビュー
マグナム同士による決闘写真集!!
写真の新しい物語の重要性が見直されるべきこの時期、混沌たる世界で本書の意義は小さくない。 --加藤哲郎(編集者・写真評論家)
写真の新しい物語の重要性が見直されるべきこの時期、混沌たる世界で本書の意義は小さくない。 --加藤哲郎(編集者・写真評論家)
登録情報
- 出版社 : 青幻舎; A3変形版 (2007/12/20)
- 発売日 : 2007/12/20
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 564ページ
- ISBN-10 : 4861521130
- ISBN-13 : 978-4861521133
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,645,242位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,434位写真家の本
- - 187,450位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年8月15日に日本でレビュー済み
本書はとにかく、でかくて、分厚くて、重い。A3変形版の600ページ。ひー。
図書館で借りようとしたが、現物を見て、持ち帰りをあきらめ閲覧室で眺めることにした。
マグナムは、ジャーナリスト、ロバート・キャパらが1947年に創設した写真家集団だが、本写真集では、マグナム所属写真家の作品が一人数点から10点程度、他己紹介の様な写真家紹介にもページを割きつつ、400枚超紹介されている。
wikiによると現在のマグナム正会員数は50名程度だそうで、日本語wiki上に個別記事があるのは数人なので、多くの日本人にとっては、写真家集団マグナム?聞いたこともない、という人が大半だろう。
私自身もこれまで写真作品に特に興味があるわけではないので、写真家の中で知っていたのはキャパ兄弟くらいだったが、本書の写真にはさすがに素晴らしいものが多く、ページを繰るたびに様々なイメージが脳内に喚起される。写真には、眺めるだけでも頭を動かせる力があるのだと、あらためて思わされた。
昔はこういう芸術・報道写真的なポートレートを見てもこういう反応が自分に起きたことはなかったので、年輪ということだろうか。
携帯に高画素のカメラが内蔵される現代、現像代を気にしながら撮影していたのは15年も前の話だ。
今や誰でも安くお手軽に「瞬間」を切り取ることができるが、写真家のとった密度の高い作品はやはり違う。
写真集も良いが、写真展にもでかけてみようか、と思う。
蛇足だが、末尾にあるマグナムの運営スタッフ部長による、マグナムがどう運営されているのかという紹介は組織運営という観点からも興味深かった。写真家集団という一匹狼的であろう個性派の面々の作品に作家同士の相互キャプションをいれさせるというのは本当に大仕事だった様で、その苦労話(愚痴)にはニヤリとさせられた。
図書館で借りようとしたが、現物を見て、持ち帰りをあきらめ閲覧室で眺めることにした。
マグナムは、ジャーナリスト、ロバート・キャパらが1947年に創設した写真家集団だが、本写真集では、マグナム所属写真家の作品が一人数点から10点程度、他己紹介の様な写真家紹介にもページを割きつつ、400枚超紹介されている。
wikiによると現在のマグナム正会員数は50名程度だそうで、日本語wiki上に個別記事があるのは数人なので、多くの日本人にとっては、写真家集団マグナム?聞いたこともない、という人が大半だろう。
私自身もこれまで写真作品に特に興味があるわけではないので、写真家の中で知っていたのはキャパ兄弟くらいだったが、本書の写真にはさすがに素晴らしいものが多く、ページを繰るたびに様々なイメージが脳内に喚起される。写真には、眺めるだけでも頭を動かせる力があるのだと、あらためて思わされた。
昔はこういう芸術・報道写真的なポートレートを見てもこういう反応が自分に起きたことはなかったので、年輪ということだろうか。
携帯に高画素のカメラが内蔵される現代、現像代を気にしながら撮影していたのは15年も前の話だ。
今や誰でも安くお手軽に「瞬間」を切り取ることができるが、写真家のとった密度の高い作品はやはり違う。
写真集も良いが、写真展にもでかけてみようか、と思う。
蛇足だが、末尾にあるマグナムの運営スタッフ部長による、マグナムがどう運営されているのかという紹介は組織運営という観点からも興味深かった。写真家集団という一匹狼的であろう個性派の面々の作品に作家同士の相互キャプションをいれさせるというのは本当に大仕事だった様で、その苦労話(愚痴)にはニヤリとさせられた。
2014年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
でかい。写真すきな人は参考になるとおもいます。
ただし、デカいので、扱いが大変かも。
写真は、みたことのあるものが多いのですが、説明文も和訳されていて
読みやすいです。
ただ、紙質がなんだか安っぽい。
しかし、自分は満足しています。
ただし、デカいので、扱いが大変かも。
写真は、みたことのあるものが多いのですが、説明文も和訳されていて
読みやすいです。
ただ、紙質がなんだか安っぽい。
しかし、自分は満足しています。
2008年1月15日に日本でレビュー済み
書店で置いているサンプルを見て圧倒されました。
内容の前に、見開き裁ち落としが半端じゃなく迫力満点です。
本の重量も凄まじく圧巻!
内容の前に、見開き裁ち落としが半端じゃなく迫力満点です。
本の重量も凄まじく圧巻!