1960年代生まれで家電カタログマニアを自負する私にとっても、素晴らしい1冊です。
私の10代は電気屋さんに行くたびにラジオ、ラジカセ、ステレオのカタログを持って帰る
のが趣味でした。
気がつけば、1000枚以上になり、3段ボックスがその重みに耐え切れず、壊れることも
しばしばでした。
大学で一人暮らしをすることになり、カタログを実家に残していったら、いつの間にか捨て
られていて、かなり落ち込みました。
その後クーガ、スカイセンサー、ナショナルマック、ソニースタジオシリーズなど有名シリ
ーズのカタログは、オークションでなんとか手に入れることができましたが、マイナーな
カタログは、二度と見ることはできないだろうと思っていました。
この本は、500枚以上の家電カタログがバランスよくまとめられており、永久保存版と
して非常に価値のある1冊になっています。
同著者で2009年に発刊された「ラジカセのデザイン」も素晴らしい1冊ではありますが、
昔のラジカセやコンポはリサイクルショップに行けば、触ることができるし、オークション
をチェックしていれば、色々な機種を見ることもできます。
ところが、こんなにも多種多様な家電カタログ、特にナショナルとソニーだけでなく、東芝、
日立、シャープ、サンヨー、ビクターなどの家電カタログを見ることはほぼ不可能なので、
これはもう買うしかないでしょう。
第2弾、期待してます。

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メイド・イン・ジャパンのデザイン! 70 年代 アナログ家電カタログ 単行本(ソフトカバー) – 2013/6/21
松崎 順一
(著)
いつまでも色褪せない、ニッポン家電〝黄金期〟の魅力。
大阪万博で幕を開け、大衆消費ブームに沸いた1970年代、
家電各メーカーは、競って新しい商品を世に送り出しました。
本書では、オーディオ、テレビ、冷蔵庫、掃除機、電話、デジタル時計、ゲーム…など、
1970年代前後に生まれた家電の製品カタログを約550点収録。
名品家電の数々が、貴重なカタログから蘇ります。
各社の多彩なオリジナルデザインや技術の遷移など、
希代の家電蒐集家・松崎順一氏によるカタログを楽しく読み解く解説付き。
メイド・イン・ジャパン家電の魅力をたっぷり知ることができる内容です。
大阪万博で幕を開け、大衆消費ブームに沸いた1970年代、
家電各メーカーは、競って新しい商品を世に送り出しました。
本書では、オーディオ、テレビ、冷蔵庫、掃除機、電話、デジタル時計、ゲーム…など、
1970年代前後に生まれた家電の製品カタログを約550点収録。
名品家電の数々が、貴重なカタログから蘇ります。
各社の多彩なオリジナルデザインや技術の遷移など、
希代の家電蒐集家・松崎順一氏によるカタログを楽しく読み解く解説付き。
メイド・イン・ジャパン家電の魅力をたっぷり知ることができる内容です。
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社青幻舎
- 発売日2013/6/21
- ISBN-104861523796
- ISBN-13978-4861523793
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商品の説明
著者について
家電蒐集家。デザインアンダーグラウンド工場長。
1960年東京生まれ。2002年デザイン会社を退職し、2003年にデザインアンダーグラウンドを設立。
東京・足立区内にファクトリーを構える。
日本製ラジカセやレトロ家電の魅力を伝える〝レトロフィッター〟として、
主に1970年以降の近代工業製品を発掘・蒐集し、整備・カスタマイズしてイベントやアート展を企画。
「タモリ倶楽部」「高城剛の家電ワールド」等、テレビや雑誌でもその活動を展開している。
著書に『ラジカセのデザイン! 』(小社刊)。
同名のDVDもユニバーサルミュージックジャパンより発売中。
1960年東京生まれ。2002年デザイン会社を退職し、2003年にデザインアンダーグラウンドを設立。
東京・足立区内にファクトリーを構える。
日本製ラジカセやレトロ家電の魅力を伝える〝レトロフィッター〟として、
主に1970年以降の近代工業製品を発掘・蒐集し、整備・カスタマイズしてイベントやアート展を企画。
「タモリ倶楽部」「高城剛の家電ワールド」等、テレビや雑誌でもその活動を展開している。
著書に『ラジカセのデザイン! 』(小社刊)。
同名のDVDもユニバーサルミュージックジャパンより発売中。
登録情報
- 出版社 : 青幻舎 (2013/6/21)
- 発売日 : 2013/6/21
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 336ページ
- ISBN-10 : 4861523796
- ISBN-13 : 978-4861523793
- Amazon 売れ筋ランキング: - 624,136位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,213位グラフィックデザイン (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年1月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2021年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図書館で通常版と文庫版をそれぞれ借りて読んでいましたが、手元に置きたくなり購入しました。
他のレビューのとおり、文庫版は文字の判読が不可能に近いのでおすすめできません。
内容は貴重な家電カタログを大量に収録してあり、そのカタログからは、家電があこがれの存在であった時代の空気が伝わってくるようです。
特にAV機器関係が3分の2近くを占めますが、個人的には生活家電をもっと充実させてもらえたらというところです。
増田健一さんのレトロ家電シリーズとは対照的に、ひとつひとつ誌面を割いて細かい解説がされるのではなく、あくまでカタログに簡素なコメントが添えられる形式となっています。
気になったのは、タイトルと異なり80年代製品も結構出てくる点でした。
(ナショナル扇風機”ジャンバラヤ”、東芝テレビ”IDEA”、パナソニック”ピエドラ”等々)
80年代家電には、マイコン制御の多用やパーソナル化、バブル期らしさといった特有の面白さがあると思いますので、80年代版(90年代とまとめてもよいですが)の刊行を期待します。
とまれ、当時の各社の想いが詰まった家電たちを眺めて楽しめるという点では、他にない素晴らしい本です。
他のレビューのとおり、文庫版は文字の判読が不可能に近いのでおすすめできません。
内容は貴重な家電カタログを大量に収録してあり、そのカタログからは、家電があこがれの存在であった時代の空気が伝わってくるようです。
特にAV機器関係が3分の2近くを占めますが、個人的には生活家電をもっと充実させてもらえたらというところです。
増田健一さんのレトロ家電シリーズとは対照的に、ひとつひとつ誌面を割いて細かい解説がされるのではなく、あくまでカタログに簡素なコメントが添えられる形式となっています。
気になったのは、タイトルと異なり80年代製品も結構出てくる点でした。
(ナショナル扇風機”ジャンバラヤ”、東芝テレビ”IDEA”、パナソニック”ピエドラ”等々)
80年代家電には、マイコン制御の多用やパーソナル化、バブル期らしさといった特有の面白さがあると思いますので、80年代版(90年代とまとめてもよいですが)の刊行を期待します。
とまれ、当時の各社の想いが詰まった家電たちを眺めて楽しめるという点では、他にない素晴らしい本です。
2017年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
説明の書籍サイズからある程度予測はしてましたが、カタログの文字は読み取ることができません。
この当時の家電が懐かしいと思う年代、カタログ情報も読んで楽しみたい方にはちょっと不満が残るかもしれません。
製品やカタログの雰囲気を眺めて楽しむには十分です。
この当時の家電が懐かしいと思う年代、カタログ情報も読んで楽しみたい方にはちょっと不満が残るかもしれません。
製品やカタログの雰囲気を眺めて楽しむには十分です。
2013年7月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1970年代の家電製品のカタログの写真集です。
掲載順番は、'@オーディオ機器 'Aテレビ 'B白物家電+ホーム家電になっており、ほとんどの製品のジャンルをカバーしています。
当時の日本のメーカがいかにチャレンジ的で素晴らしいアイデアの製品の世の中に送る続けたかよく分かります。
昭和30年〜60年生まれの人には、子供ころの家電製品が見つかり、いろんな思い出に包まれならが読めると思います。
個人の望みとしては、1980年代の家電製品のカダログの本も出たらと思うくらいです。
掲載順番は、'@オーディオ機器 'Aテレビ 'B白物家電+ホーム家電になっており、ほとんどの製品のジャンルをカバーしています。
当時の日本のメーカがいかにチャレンジ的で素晴らしいアイデアの製品の世の中に送る続けたかよく分かります。
昭和30年〜60年生まれの人には、子供ころの家電製品が見つかり、いろんな思い出に包まれならが読めると思います。
個人の望みとしては、1980年代の家電製品のカダログの本も出たらと思うくらいです。
2017年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
掲載してあるカタログの文字が1ミリあるか無いかで、読むのが苦痛です。
2020年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
懐かしい家電の広告が網羅されています。
自分が子供の頃に見ていた広告やポスターか満載。
昔の家電のポスターは、かなりエッチでした。今なら許されないだろうなぁ・・・そんな感想も。
自分が子供の頃に見ていた広告やポスターか満載。
昔の家電のポスターは、かなりエッチでした。今なら許されないだろうなぁ・・・そんな感想も。
2013年12月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ある人によっては懐かしい、またある人によっては新鮮なカタログ本。
本の厚さから量もかなりあり、「おかしいなこの時代に生きてたはずなのにこんなの知らない」と思えるモノまであれこれと収録されてます。
そして各社それぞれの「スタンス」がはっきり分かるのがこの本を通して感じ取れます。
本体のカラーリングに拘ったナショナル、持ち運べる小ささに拘ったソニー、チャンネル表示など今の当たり前をいち早く取り入れたシャープなど、そういう発見が今になって分かる貴重な資料だらけです。
あと製品の値段も今じゃ考えられないくらいというのもこの時代を知らない方に知って欲しいポイントですね。
本の厚さから量もかなりあり、「おかしいなこの時代に生きてたはずなのにこんなの知らない」と思えるモノまであれこれと収録されてます。
そして各社それぞれの「スタンス」がはっきり分かるのがこの本を通して感じ取れます。
本体のカラーリングに拘ったナショナル、持ち運べる小ささに拘ったソニー、チャンネル表示など今の当たり前をいち早く取り入れたシャープなど、そういう発見が今になって分かる貴重な資料だらけです。
あと製品の値段も今じゃ考えられないくらいというのもこの時代を知らない方に知って欲しいポイントですね。
2013年8月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素晴らしい。これだけの物量のカタログをフルカラーで見ることができるのは感激する。非常に分厚く、ベッドで腕が痛くなるほど。欲を言えば、縮小されているので文字が見えにくいが、致し方ないだろう。
このオンライン版が出たら、間違いなく買いである。
このオンライン版が出たら、間違いなく買いである。