タイトルは、ほたる館物語ですが、内容は、旅館の娘 一子(小学生)の周りで起こる様々な出来事が中心になっています。
今回は、同級生の柳井君が、旅館でバイトをすることになったり、山ばあさんが、自分の山で採れた季節はずれの松茸を売りに来たことから、一子のおばあちゃんの辛い初恋や、戦争で亡くなった山ばあさんの一人息子の話などが中心です。
3巻で終わりなのかな、もう少し読んでみたいような気がしますが。
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ほたる館物語 3 (ピュアフル文庫 あ 1-6) 文庫 – 2007/5/1
あさの あつこ
(著)
冬休み----一子と柳井くんは、おばあちゃんから「バイト」を頼まれ、繁忙期のほたる館を手伝っていた。そんな暮れのある日、山菜などを商う「山ばあさん」が久しぶりに訪ねてくる。彼女が金木犀を嫌う理由を聞いた一子たちは、おばあちゃんの悲しい「初恋」についても知ることとなった......。
今もっとも注目を集める作家の好評デビュー作シリーズ、待望の第三弾!
[解説:森絵都]
今もっとも注目を集める作家の好評デビュー作シリーズ、待望の第三弾!
[解説:森絵都]
- 本の長さ175ページ
- 言語日本語
- 出版社ジャイブ
- 発売日2007/5/1
- ISBN-104861763967
- ISBN-13978-4861763960
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登録情報
- 出版社 : ジャイブ (2007/5/1)
- 発売日 : 2007/5/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 175ページ
- ISBN-10 : 4861763967
- ISBN-13 : 978-4861763960
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,740,083位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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岡山県生まれ。大学在学中より児童文学を書き始める。
『ほたる館物語』で作家デビュー。『バッテリー』およびその続編で
野間児童文芸賞、日本児童文学者協会賞、小学館児童出版文化賞を受賞。
「ヴィヴァーチェ」シリーズ(角川書店)、「No.6」シリーズ(講談社)、
『ガールズ・ストーリー』(PHP研究所)、『木練柿』(光文社)他著作多数。
カスタマーレビュー
星5つ中4つ
5つのうち4つ
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年5月21日に日本でレビュー済み
今回は柳井くんがほたる館を手伝ったり、
ほたる館に行商に来る「山ばあさん」の話があったり、
おばあちゃんの初恋の話があったり、と盛りだくさんですが、
今回は特に
「戦争」について描かれています。
その「山ばあさん」の息子は戦争に出兵し遠い大陸で戦死した。
その息子に若かりしおばあちゃんは恋心を抱いていた。
「山ばあさん」は息子に「死なないで帰ってきてくれ」と言えず、
それを今の今まで悔やんでいる。
その話を聞いた一子たちは戦争について壁新聞を作ろうと決める。
「山ばあさん」の気持ちは実際に同じような体験をした人でないと
分からないだろう。
息子に本当は生きて帰ってきて欲しいのに、
国のために死んでこいといって送り出した「山ばあさん」
本当に戦死してしまった息子にあの世で合わす顔がないと
悔やむ「山ばあさん」
切ないです。
でもどんなに思ってもその当時「山ばあさん」と同じような経験をした人の
気持ちは本当のところ分かりません。
想像でしか思いを馳せることはできません。
しかし、そんな思いを持たせてくれたこの作品には感謝です。
戦争のことを調べようとした一子たちを冷たく追い返す
町の職員のお役所的な態度に
腹立ちを覚えます。
多分、これは実際にあることだろうな、と思ったりもして。
続きが気になる作品です。
ほたる館に行商に来る「山ばあさん」の話があったり、
おばあちゃんの初恋の話があったり、と盛りだくさんですが、
今回は特に
「戦争」について描かれています。
その「山ばあさん」の息子は戦争に出兵し遠い大陸で戦死した。
その息子に若かりしおばあちゃんは恋心を抱いていた。
「山ばあさん」は息子に「死なないで帰ってきてくれ」と言えず、
それを今の今まで悔やんでいる。
その話を聞いた一子たちは戦争について壁新聞を作ろうと決める。
「山ばあさん」の気持ちは実際に同じような体験をした人でないと
分からないだろう。
息子に本当は生きて帰ってきて欲しいのに、
国のために死んでこいといって送り出した「山ばあさん」
本当に戦死してしまった息子にあの世で合わす顔がないと
悔やむ「山ばあさん」
切ないです。
でもどんなに思ってもその当時「山ばあさん」と同じような経験をした人の
気持ちは本当のところ分かりません。
想像でしか思いを馳せることはできません。
しかし、そんな思いを持たせてくれたこの作品には感謝です。
戦争のことを調べようとした一子たちを冷たく追い返す
町の職員のお役所的な態度に
腹立ちを覚えます。
多分、これは実際にあることだろうな、と思ったりもして。
続きが気になる作品です。