20年前のことになるが、1992年のアルベールビル五輪、開・閉会式を覚えているだろうか。
サーカスのような大道芸のような全く新しいダンスのような、どこか懐かしくて、
でも見たことのない美しいスペクタクルを創りだしたのはフィリップ・デュクフレ。
本書でもデュクフレとカンパニーDCAについては一章割かれている。
デュクフレの舞台をカテゴライズしづらいように、「コンテンポラリー・ダンス」に明確な定義はない。
長いダンスの歴史を縦軸として、同時代の音楽や現代芸術を横軸として、
その交点に現在花開いているダンスの新しい実験としかいいようがなく、
国によって、カンパニーによって、その「コンテンポラリー」の意味は異なる。
だからガイドと銘打った場合に誰を取り上げるのか難しい判断だと思うが、
ヨーロッパを中心に、各国で起きている新しいダンスの動向をよくまとめて伝えている。
日本にコンテンポラリー・ダンスを網羅的に解説する類書はないので、本書を片手にまずは、見てみよう。
DVD化されている映像作品は少ないけれど、今はYoutubeで世界中のダンスカンパニーの作品がみられるのだから、
その中からお気に入りのカンパニーやダンサーが見つかるはずだ。
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コンテンポラリ-・ダンス徹底ガイドhyper 単行本 – 2006/2/1
乗越 たかお
(著)
“コンテンポラリー・ダンス”を定義づけた名著、待望の大増補! 大改訂!
- 本の長さ270ページ
- 言語日本語
- 出版社作品社
- 発売日2006/2/1
- ISBN-104861820707
- ISBN-13978-4861820700
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商品の説明
出版社からのコメント
世界の超有名ダンサー&カンパニーから、現在注目の若手までを徹底網
羅。コンテンポラリー・ダンスの全体像を知るための必読書。
これを読まなきゃ、モグリです。
羅。コンテンポラリー・ダンスの全体像を知るための必読書。
これを読まなきゃ、モグリです。
【増補改訂版の特徴】
1.2003~06年の新作を一挙解説!
2.期待の若手をまとめて紹介!
3.新図版150点以上追加!
4.旧版より32ページ増!
5.年表/索引、一層充実!
著者について
乗越たかお(のりこし・たかお)ダンス評論家・作家。1963年生まれ。
ダンス関連の著作に『ダンシング・オールライフ——中川三郎物語』、
『ドメイン——熊川哲也120日間のバトル』(以上集英社)、『アリス
——ブロードウェイを魅了した天才ダンサー 川畑文子物語』(講談
社)、『コンテンポラリー・ダンス徹底ガイド』(作品社)など。
ダンス関連の著作に『ダンシング・オールライフ——中川三郎物語』、
『ドメイン——熊川哲也120日間のバトル』(以上集英社)、『アリス
——ブロードウェイを魅了した天才ダンサー 川畑文子物語』(講談
社)、『コンテンポラリー・ダンス徹底ガイド』(作品社)など。
登録情報
- 出版社 : 作品社 (2006/2/1)
- 発売日 : 2006/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 270ページ
- ISBN-10 : 4861820707
- ISBN-13 : 978-4861820700
- Amazon 売れ筋ランキング: - 252,084位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 171位ダンス・バレエ
- カスタマーレビュー:
著者について
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作家・ヤサぐれ舞踊評論家。ベストセラーとなった「コンテンポラリー・ダンス徹底ガイドHYPER」(作品社刊)は多くの大学などでも採用されており、海外でも翻訳され、世界最高のダンス・ライブラリ、NYリンカーンセンターをはじめ、パリのCentre National de la Danse (CND) にも収蔵されている。
06年にニューヨークのジャパン・ソサエティからの招聘を受けて滞米研究。07年イタリアのダンス・フェスティバル『ジャポネ・ダンツァ』の日本側ディレクター。SPAFソウル・ダンスコレクションとソウル国際振付フェスティバル審査員。
他に戦前のダンサーを発掘する「アリス〜ブロードウェイを魅了した天才ダンサー川畑文子物語」(講談社)、「ダンシング・オールライフ〜中川三郎物語」や「ドメイン〜熊川哲也120日間のバトル」(ともに集英社)など著書多数。