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男性権力の神話――《男性差別》の可視化と撤廃のための学問 単行本 – 2014/4/17
男性への性差別の実態を明らかにした、全米30万部のベストセラー。
アメリカを代表する〈男性学〉研究者が、男性も社会の中で差別されているという事実を、様々な具体例やデータによって提示した〈男性研究〉の基本書。世界的なベストセラーとなり、『ワシントン・ポスト』紙において、「新鮮な観点から実世界を見ることを私たちに強いる」と評された。
「生きづらい男性が増え、『男は強い』という考え方が残り続けている日本社会でこそ、この本は必要」――山田昌弘氏(中央大学教授・家族社会学)推薦!
アメリカを代表する〈男性学〉研究者が、男性も社会の中で差別されているという事実を、様々な具体例やデータによって提示した〈男性研究〉の基本書。世界的なベストセラーとなり、『ワシントン・ポスト』紙において、「新鮮な観点から実世界を見ることを私たちに強いる」と評された。
「生きづらい男性が増え、『男は強い』という考え方が残り続けている日本社会でこそ、この本は必要」――山田昌弘氏(中央大学教授・家族社会学)推薦!
- 本の長さ413ページ
- 言語日本語
- 出版社作品社
- 発売日2014/4/17
- 寸法14.2 x 3.2 x 20.2 cm
- ISBN-104861824737
- ISBN-13978-4861824739
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登録情報
- 出版社 : 作品社 (2014/4/17)
- 発売日 : 2014/4/17
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 413ページ
- ISBN-10 : 4861824737
- ISBN-13 : 978-4861824739
- 寸法 : 14.2 x 3.2 x 20.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 660,684位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,164位社会と文化
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
オットーヴァイニンガーの「性と性格」から人種理論を抜いて、なぜ男と女は支配/被支配関係になるのか‥という考察の青臭い感じを抜き去り、純粋な権力ゲームとして、主人と奴隷の関係としてとらえなおせばこうなる・・というような中身で非常に面白い。男は女に食い物にされる(しかも進んで食い物になる英雄たち)という構図が頭に入ると世界の見え方が変わること間違いなし。
2014年9月5日に日本でレビュー済み
本の帯を見る限り、原著は ”The Myth of Male Power” というタイトルで1993年に出版されたようだ。アマゾンでその本を検索したところ、アメリカの出版事情について詳しくは分からないが、何度か再版のような感じのことが行われていたらしいことが分かった。
既に20年以上前に出版された本なのになぜ今頃になって・・・と思った。遅すぎる。もっと早く日本語訳版が出てほしかった。でも、それでも日本語訳版を出版してくれたことはとてもありがたい。今後も外国の
【男性差別問題を扱い、その解消を求めるような書籍】
の日本語訳や、
日本国内・日本人等による
【男性差別問題を採り上げ、その解消を求めるような書籍】
を多く出版して売れてほしいものです。
このレビューを書いた2014年9月6日土曜日の時点では、まだざっとしか読んでおらず、私はこの時点ではこの本に対してのレビューをする資格はないかもしれません。ですがざっと読んだ限りだと、アメリカでの「男性差別」の事例とそれに関連するマスキュリズム的考察が続いていました。 それが本書の大雑把な内容だと捉えていただいてもよいと思います。
ページ数は400ページを超えるうえ、文字も小さめ、文章は英語を訳したもので日本語の感覚からするとまわりくどい(英語の文法・語彙の関係で、英語を訳した文章は独特のまわりくどさがある傾向を感じる)。読むのは大変そうだ。だが、この本は「男性差別」をなくそうという意図が感じられる内容だった。男性の弱者性・被害者性をきちんと認識し、それを男性の責任だけにせず、きちんと男性にかかっている性差別も女性にかかっている性差別もなくそうという意図を感じられた。
既に20年以上前に出版された本なのになぜ今頃になって・・・と思った。遅すぎる。もっと早く日本語訳版が出てほしかった。でも、それでも日本語訳版を出版してくれたことはとてもありがたい。今後も外国の
【男性差別問題を扱い、その解消を求めるような書籍】
の日本語訳や、
日本国内・日本人等による
【男性差別問題を採り上げ、その解消を求めるような書籍】
を多く出版して売れてほしいものです。
このレビューを書いた2014年9月6日土曜日の時点では、まだざっとしか読んでおらず、私はこの時点ではこの本に対してのレビューをする資格はないかもしれません。ですがざっと読んだ限りだと、アメリカでの「男性差別」の事例とそれに関連するマスキュリズム的考察が続いていました。 それが本書の大雑把な内容だと捉えていただいてもよいと思います。
ページ数は400ページを超えるうえ、文字も小さめ、文章は英語を訳したもので日本語の感覚からするとまわりくどい(英語の文法・語彙の関係で、英語を訳した文章は独特のまわりくどさがある傾向を感じる)。読むのは大変そうだ。だが、この本は「男性差別」をなくそうという意図が感じられる内容だった。男性の弱者性・被害者性をきちんと認識し、それを男性の責任だけにせず、きちんと男性にかかっている性差別も女性にかかっている性差別もなくそうという意図を感じられた。
2016年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いかに男性が差別されているという事実が隠されているのかを統計や調査による数値にもとづき明らかにしていくものである。
男性が権力を持っているという嘘。
女性はいつも被害者であるという嘘。
男性の犠牲の上で、女性が得ている利益。
仕事上の死亡者の94%が男性であること。
(自分の住んでいる家や家具、食べ物が、どれだけの男性の死の危険や体の欠損や障害のリスクの上で当たり前のように提供されているのか)
また、恋愛における男性が置かれている過酷な状況も説明している。
男性は金銭的負担や心理的な拒絶されるリスクを負って積極的に女性にアプローチしなければならないのに対して、
女性が自分の意思で男性の部屋に行き、酒を飲み、セックスすることに対して「イエス」と口頭で答えていても、
翌日考え直して「レイプされた」として告訴することができる。
フェミニズムが女性の性を神格化し、女性の意思は絶対であるとしてきたことで、男性が過度の負担と人生を破壊されるリスクを負っていることを明らかにしている。
この本は1993年、すなわち今から20年以上前に書かれたものであることが衝撃的である。
アメリカの社会的な潮流は20年遅れて日本にやってくるという。
フェミニズム(女性学)に対抗するマスキュリズム(男性学)の第一人者として、この著作の翻訳者である久米 泰介氏がフェミニズムに汚染された日本社会に風穴を開けてくれると信じたい。
男性が権力を持っているという嘘。
女性はいつも被害者であるという嘘。
男性の犠牲の上で、女性が得ている利益。
仕事上の死亡者の94%が男性であること。
(自分の住んでいる家や家具、食べ物が、どれだけの男性の死の危険や体の欠損や障害のリスクの上で当たり前のように提供されているのか)
また、恋愛における男性が置かれている過酷な状況も説明している。
男性は金銭的負担や心理的な拒絶されるリスクを負って積極的に女性にアプローチしなければならないのに対して、
女性が自分の意思で男性の部屋に行き、酒を飲み、セックスすることに対して「イエス」と口頭で答えていても、
翌日考え直して「レイプされた」として告訴することができる。
フェミニズムが女性の性を神格化し、女性の意思は絶対であるとしてきたことで、男性が過度の負担と人生を破壊されるリスクを負っていることを明らかにしている。
この本は1993年、すなわち今から20年以上前に書かれたものであることが衝撃的である。
アメリカの社会的な潮流は20年遅れて日本にやってくるという。
フェミニズム(女性学)に対抗するマスキュリズム(男性学)の第一人者として、この著作の翻訳者である久米 泰介氏がフェミニズムに汚染された日本社会に風穴を開けてくれると信じたい。
2015年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
山田昌弘氏の序文が最悪である。この本は男性差別についてかかれた本である。それなのに、「男性が生きにくい社会」とオブラートでくるんでしまい、問題をぼやかそうとしてしまっている。こんなバカ丸出しの裏切り者に序文を書かせてしまったのは、編集者の落ち度であろう。彼の序文は男性差別と一言でも言おうものなら、「そんなことないよ」というデマゴーグが大量に発信されなかったことにされてしまう現代日本を象徴している。本自体はとてもいい本だ。
2015年5月6日に日本でレビュー済み
女性差別についてはさまざまな撤廃運動が存在し、法制度的にも様々な措置が取られている。
本書はそれに対し、あまり表で取りざたされることのない「男性差別」の実態について取り上げる。
我々は「男性=強者」というイメージを持っているがゆえに、男性が差別され弱い立場に立つということは見逃されやすい。
しかし、例えば精神的に極限まで追い詰められている度合いを表す自殺率は男性の方が有意に高く、また路上生活者率も男性の方が圧倒的に多い。
また、工事現場や消防士などの身体に危険を伴う職業も9割以上が男性であり、しかしそれが男性によって担われているという事実は例えば「fireman」という表現が「fireperson」に直されるなど、むしろ隠される傾向にある。
最も顕著なのは軍隊で、戦闘に女性が参加することは皆無であり、死のリスクはすべて男性が負わされる。
また、刑務所収監率、死刑率(判決も執行も)も男性が有意に高い。
上記の戦争の場合も含め、これはしばしば「男性の凶暴性」の論拠として挙げられるが、筆者はむしろ男性が底辺に追いやられて困窮していると見るべきだという。
例えば、ある地域で黒人の犯罪率が高かったとして、それは「黒人が経済的に恵まれないことによる」と捉えられることが普通で「黒人の凶暴性」などと見るのはむしろ黒人差別の証とみなされる。これと同じである。
そして、同一の犯罪を犯しても、男性の方が明らかに刑期が重くなり、また正当防衛等も男性には認められにくく女性は認められやすいことが指摘されている。
男性への負荷のもう一つの要素に経済的支柱となることを要求されるということを挙げている。
これはデート代を誰が持つかというレベルから、家計が苦しいときにだれの責任でだれが無理をしなければならないとみなされるか、といった深刻なレベルまでさまざまに存在する。
そのため男性には「働かない」という選択肢が与えられず、すでに述べたような危険な仕事をせざるを得なくなったり、あるいは追いつめられて自殺してしまうこともある。
そして、このような背景があっても、子供と接する時間が仕事によって取れないと「育児をしない父親」と批判的に見られ、一方で経済的に支えているから「父親の方が権力者」と言われたりする。
これは権力者ではなく、むしろ「嫌々負わされた役割」と見るべきという。
他にも、DVやレイプ被害が男性も相当程度あっていること(しかし我々はそれをほとんど認識しない)、離婚時の親権要求がほとんど通らない一方で養育費負担は負わされること、等々、さまざまな具体例を挙げている。
ただし、これは「反フェミニズム」であるというよりも、男女の役割分担を「強者である男性による抑圧」とみなして攻撃していたフェミニストの姿勢を批判し「男女が共に不利益をこうむるシステム」と見て男女ともによい環境になるような改善を訴えているのであり、これはフェミニズムと補完的な位置にあるといった方がいいであろう。
あえてカウンターの位置にするためにいささか強引な議論もある(ギリシャ神話を引くのは正直論拠にもならないし、事例一つで話を進める部分もあったりする)が、見落としがちな視点を指摘する場所も多く、なかなか新鮮である。
ジェンダーに関心のある人は、むしろフェミニストであればこそ、本書を読むべきだと思う。
本書はそれに対し、あまり表で取りざたされることのない「男性差別」の実態について取り上げる。
我々は「男性=強者」というイメージを持っているがゆえに、男性が差別され弱い立場に立つということは見逃されやすい。
しかし、例えば精神的に極限まで追い詰められている度合いを表す自殺率は男性の方が有意に高く、また路上生活者率も男性の方が圧倒的に多い。
また、工事現場や消防士などの身体に危険を伴う職業も9割以上が男性であり、しかしそれが男性によって担われているという事実は例えば「fireman」という表現が「fireperson」に直されるなど、むしろ隠される傾向にある。
最も顕著なのは軍隊で、戦闘に女性が参加することは皆無であり、死のリスクはすべて男性が負わされる。
また、刑務所収監率、死刑率(判決も執行も)も男性が有意に高い。
上記の戦争の場合も含め、これはしばしば「男性の凶暴性」の論拠として挙げられるが、筆者はむしろ男性が底辺に追いやられて困窮していると見るべきだという。
例えば、ある地域で黒人の犯罪率が高かったとして、それは「黒人が経済的に恵まれないことによる」と捉えられることが普通で「黒人の凶暴性」などと見るのはむしろ黒人差別の証とみなされる。これと同じである。
そして、同一の犯罪を犯しても、男性の方が明らかに刑期が重くなり、また正当防衛等も男性には認められにくく女性は認められやすいことが指摘されている。
男性への負荷のもう一つの要素に経済的支柱となることを要求されるということを挙げている。
これはデート代を誰が持つかというレベルから、家計が苦しいときにだれの責任でだれが無理をしなければならないとみなされるか、といった深刻なレベルまでさまざまに存在する。
そのため男性には「働かない」という選択肢が与えられず、すでに述べたような危険な仕事をせざるを得なくなったり、あるいは追いつめられて自殺してしまうこともある。
そして、このような背景があっても、子供と接する時間が仕事によって取れないと「育児をしない父親」と批判的に見られ、一方で経済的に支えているから「父親の方が権力者」と言われたりする。
これは権力者ではなく、むしろ「嫌々負わされた役割」と見るべきという。
他にも、DVやレイプ被害が男性も相当程度あっていること(しかし我々はそれをほとんど認識しない)、離婚時の親権要求がほとんど通らない一方で養育費負担は負わされること、等々、さまざまな具体例を挙げている。
ただし、これは「反フェミニズム」であるというよりも、男女の役割分担を「強者である男性による抑圧」とみなして攻撃していたフェミニストの姿勢を批判し「男女が共に不利益をこうむるシステム」と見て男女ともによい環境になるような改善を訴えているのであり、これはフェミニズムと補完的な位置にあるといった方がいいであろう。
あえてカウンターの位置にするためにいささか強引な議論もある(ギリシャ神話を引くのは正直論拠にもならないし、事例一つで話を進める部分もあったりする)が、見落としがちな視点を指摘する場所も多く、なかなか新鮮である。
ジェンダーに関心のある人は、むしろフェミニストであればこそ、本書を読むべきだと思う。
2020年7月24日に日本でレビュー済み
なぜ男性ばかり徴兵されるのか。
なぜ男性ばかり前線へ派遣されるのか。
なぜ男性ばかり戦死しなければならないのか。
男性が戦争の犠牲になるのは当たり前のことだと思っていましたが、本書を読んで自らの思い込みに気づかされました。
なぜ男性ばかり前線へ派遣されるのか。
なぜ男性ばかり戦死しなければならないのか。
男性が戦争の犠牲になるのは当たり前のことだと思っていましたが、本書を読んで自らの思い込みに気づかされました。
2014年5月7日に日本でレビュー済み
訳されたのが遅すぎるとも言える、男性差別に関する本。ジェンダーを学ぶ者としては女性差別、セクシュアル・マイノリティに関する本と並ぶ必携の書。ジェンダー論、社会学が専門の者は全員本書を読むべきと言っても過言ではない。
ジェンダー論と言えば、女性やセクシュアル・マイノリティの問題しか語られないことが多いが、男性が犯罪者など悪者にされる偏見、徴兵や犯罪で暴力の対象になっても被害者として認知されにくい問題など、男性差別について論じられている。
日本においても女性専用車両やレディースデーなどといった男性差別が平然と行われ、それが人権侵害だということがほとんど語られずにいるが、多くの人が本書を読んで、本当の意味での性の平等が実現されればと思う。
星を一つ減らした理由は以下の通り。
1.訳されずに省略された個所があること
2.差別の事例ばかりで理論的な考察が乏しかったこと(評者は原著未読のため、原著の省略された部分にはあるかもしれない)
3.山田昌弘氏の推薦文で差別という社会問題を表す語を一切使わずに「生きづらさ」という個人の内面に関する語しか利用していないことが「男性は社会的に差別されているわけではない」という印象を持つようミスリーディングしているように見えること
ジェンダー論と言えば、女性やセクシュアル・マイノリティの問題しか語られないことが多いが、男性が犯罪者など悪者にされる偏見、徴兵や犯罪で暴力の対象になっても被害者として認知されにくい問題など、男性差別について論じられている。
日本においても女性専用車両やレディースデーなどといった男性差別が平然と行われ、それが人権侵害だということがほとんど語られずにいるが、多くの人が本書を読んで、本当の意味での性の平等が実現されればと思う。
星を一つ減らした理由は以下の通り。
1.訳されずに省略された個所があること
2.差別の事例ばかりで理論的な考察が乏しかったこと(評者は原著未読のため、原著の省略された部分にはあるかもしれない)
3.山田昌弘氏の推薦文で差別という社会問題を表す語を一切使わずに「生きづらさ」という個人の内面に関する語しか利用していないことが「男性は社会的に差別されているわけではない」という印象を持つようミスリーディングしているように見えること
2022年2月26日に日本でレビュー済み
内容は興味深いです。男性であるがゆえにふりかかる不利益はたくさんありますが、あまり語られません。女性差別の改善は社会全体で取り組まれていますが、男性差別はそうではありません。
男性差別の実例がウンザリするほど載っています。男性はここまで虐げられていたのかと目が開かれます。「男性はいつも加害者、女性はいつも被害者」は正しくありません。その逆というのも違います。
「男性差別」も「女性差別」もあるのです。それらを分けて考えるのではなく、ひとまとめに「性差別」として考えるべきだと思います。
☆3としたのは、翻訳が悪すぎるからです。一例を挙げます。
「もし私たちが、本当に男性に女性と同じくらい滅多に犯罪に加わらないで欲しければ、私たちは女性よりも多く、男性に女性のためにお金を与えることを期待するのを止めることから始められる。」(220ページ)
一読して理解できますか? 私はできません。何度も読み返さなければなりませんでした。全面的に翻訳し直してほしいです。
男性差別の実例がウンザリするほど載っています。男性はここまで虐げられていたのかと目が開かれます。「男性はいつも加害者、女性はいつも被害者」は正しくありません。その逆というのも違います。
「男性差別」も「女性差別」もあるのです。それらを分けて考えるのではなく、ひとまとめに「性差別」として考えるべきだと思います。
☆3としたのは、翻訳が悪すぎるからです。一例を挙げます。
「もし私たちが、本当に男性に女性と同じくらい滅多に犯罪に加わらないで欲しければ、私たちは女性よりも多く、男性に女性のためにお金を与えることを期待するのを止めることから始められる。」(220ページ)
一読して理解できますか? 私はできません。何度も読み返さなければなりませんでした。全面的に翻訳し直してほしいです。